江端さんの忘備録

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2007年 10月 31日
サラリーマン
毎日、深夜に帰宅する私に、娘が言いました。
「パパ、まるでサラリーマンみたいじゃん」

先日、上司から言われました。
「江端君、君、サラリーマンをやる覚悟があるか?」

・・・、私はサラリーマンじゃないのか?
2007年 10月 30日
何かが切れた
先日、自宅の2台のパソコンの両方に通信不良が発生。

社内VPN環境が壊滅。

電話番号調べようにも、イントラにアクセスできない。

唯一の通信手段は、携帯電話を使った社内セキュアメールシステムのみ。

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『携帯電話による電子メールなど流行る訳がない』という、前世紀の私の未来予想から分かるように、私には未来を見抜く力がありません。

(しかし、Windowsが流行る訳ない、とか、GUIのシステムなんか使える訳がないとか言って、それに反論した人に対して、無礼な言葉で応酬していた当時のfjとかで大暴れしていた馬鹿よりは、私はまだマシな方だと思いますけど)

つまりですね、未来予測というのは、予測する人にとって「都合のよい未来」になるという厳然たる事実なのです。

そう、私は携帯電話の文字入力インターフェースが苦手・・・というか、嫌いなのです。だから使ってこなかったのです。

その癖、キーボードを使えない人には「努力不足だ」と思っている奴なのです。

こういう奴こそ「最低」と言うべきでしょう。

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自分勝手な未来予想に「つけ」を払わされる日がついに来たのです。

業務メールを携帯電話で作成する辛さ。

この辛さを忘れまい。これこそが、始めてPCに接する人の辛さなのである。

と思いながら、普段なら30秒で書けるメッセージを10分以上かけて書いた私でした。

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残念ですが、携帯電話のインターフェースは、もはやあの「50音配列」で決まりでしょう。

私も諦めて、練習します。

そして、いつかエッセイを携帯電話で書けるようになる位まで、技術を磨いてみせませう。
2007年 10月 27日
有能な子供達
姉から、大学受験を控えた子供の英語の勉強を見て欲しいと言われて、送付されてきた2枚のFAXの内容をみて、正直のけぞる程驚きました。

1枚目が、「『いわゆるティーンエイジャの気質が傲慢で自己中心的であり、かつ悲惨である』という米国の10代の青年が記載した書籍に対して、あなたは、どう考えるか日本人の一人として、実例を記載した上で『英文』で論述せよ」と英語で記載された問題文。

2枚目が、その回答を手書きで記載した500ワードからなる英文の論述。

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私は、自分が高校3年生の時、この問題に対して、日本語ですら論述できたかどうか確信が持てないし、第一問題文の英文が読めかどうかすら自信がありません。

いずれにしても、この子供達が、将来どのように伸びていくかと思うと、なにやら恐しい感じすらします。

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入社して十余年が過ぎ、業務として報告書を書き、その中には英文も含まれる今とあっては、それなりの技術はあるし、指導もできますが、それでも、私は、深夜に2時間以上かけて添削を行い、解答例を送り返しました。

翌々日さらに次の英文が送付されてきて、このままでは睡眠不足で死んでしまうと思い、電話による講義に切り替えました。

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いずれにしてもですね、将来の日本は、全然大丈夫です。
こんな有能な子供たちが、こんな近くに普通にいるんですから。
2007年 10月 24日
メールアドレス抹消
私は自分でドメイン名を取得して、小規模ながらもサーバを運営しています。

当然、そのドメイン名を使ったメールアドレスを使って、これをWebで公開していたのですが、、最近、これまで使ってきたメールのスパムが、私の100近いフィルタ設定を抜けてしまうようになってきました。

これまで、自分のメールアドレスが記載されているコンテンツを全部書き直して、メールアドレスが自動エンジンで読み取れないようにするなどの工夫してきました。

しかし、検索エンジン側のキャッシュに残ってしまう等の問題もあり、完全に自分のメールアドレスを公に消すことは難しいようです。

そこで、メールアドレスの完全抹消に踏み切りました。

世界中のキャッシュから私のメールアドレスが消えたと思われる頃に、密かに復活させる予定です。

しかし、私と連絡を取りたい方は、コンピュータには読めなくても、人間なら読めるような態様で公開してありますので、なんとかそれに辿り着いて下さい。

検討を祈ります。
2007年 10月 22日
相当叱られた
>やっぱり、題目変えて提出しよ。

題目変えずに提出してみた。
大騒ぎになった。
相当叱られた。

当たり前の結果を、当たり前のプロセスで確認する、主任がここにいる。
2007年 10月 21日
たった10年で、英語がある程度使えるようになる!
というようなフレーズでは、「喜びの声」を含めた宣伝広告はできないのでしょうね。

この度、大学受験を控えている私の姉の子供達に、私が編集した英語の教材を送付しました。
その時に添付した手紙を公開します。

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もし、この教材で暗記を始めるとしたら、教材のベースとなった本の方も購入して下さい。

当初、この本も送付しようと思ったのですが、私の本も嫁さんの本も、共に風呂の中で溺れ、踏み付けられ、あるいは真夏の自動車の中で放置され、ボロボロの状態になっており、送付が躊躇われました。

正直、この本の暗記は楽ではなかったです。最初の1クールに3〜4箇月かかったと思いますが、この暗記が終わった後、私の中で何か変ったような気がします。

それは、「英語の能力がないやつが闘うには、四の五の言わず、狂ったように暗記すりゃなんとかなる」、または「日常会話で登場してくるフレーズを全部覚えてしまえば、会話は止まることなく成立する」という、無茶苦茶な観念です。

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2007年 10月 20日
The reason why Ebata thinks this device is useless
あるデバイスの活用を推進している外国の某会社に提出する為に、私が纏めたレポートの題目です。

「なぜ、江端はこのデバイスが『使えん』と思っているのか」

後で問題になったら、クビかなあ・・・

やっぱり、題目変えて提出しよ。
2007年 10月 19日
戦略としての「誠実」
時間があるのかどうかはさておきまして、私、本を書いてみたいと思っています。

題目だけは『戦略としての誠実』と決めています。

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これまで「誠実」であるということは、それ自体が美徳であり賞賛されるべきものとして取り扱われてきました。

しかし、実は「誠実」というのは人生の各場面において、最も効率的で、低コスト、低インテリジェンス、また、短期的なタイムスケールでも有効に働く機能であり、つまるところ、一番「楽チン」な人生を生きる上での武器となりうるということを、実証を挙げて説明したいのです。

加えて、その本では、「誠実」の「戦略的」な「使用方法」等についても、言及したいと思っております。

どこぞの出版社の方、お声をおかけ下さりませんか。
2007年 10月 18日
傷だらけのオーラ
私が白板にマインドマップを書きながら、マップを睨みつけていると、会社では同僚が声をかけてこなくなりますし、子供達は書斎から出ていきます。

大抵は資料の内容か、特許ネタを練っているんですが、オーラでも出ているんでしょうか。
2007年 10月 17日
システムエンジニアからみたキッザニア
ディズニーランドとか、ディズニーシーなんぞに出かけると、どんどん不機嫌になってきて、嫁さんや子供に大変評判の悪い私ですが、この「キッザニア」というアミューズメントは、もの凄く気にいりました。
私は終日ご機嫌で、ずっと笑っていました。

これは単なるアミューズメントではなく、完全な一社会の「閉じた系」です。

子供達が、保護者から完全に切り離された環境(大人は施設内部に入れない)で、作業服を着て、調理を行い、本物の建築クレーンで機材を持ち上げ、荷物の配送を専用自動車にのって、さらにその領収書まで貰ってきて、最後に給料を現金(但しキッザニアの中のみで有効)で貰えるという徹底ぶり。

私が特に感心したのは、以下の2点です。

(1)保護者が子供に声をかけると、保護者が注意される。
具体的には、「○○ちゃん。そこじゃなくて、あっちに行きなさい」と声をかけた保護者が、業務を指導している指導員に注意されていた。これには、感動しました。

(2)子供が途中で業務を放棄しようとしても許さない(と言うか、最後まで達成させる)
ロープで牽引されて壁を登るウォールクライミングがあったのですが、これが結構な高さで、大人でも十分怖い高さなのですが、途中で降りたいと泣く子供を、指導員が止めさせなかったこと。
これも感動しました。無事にクライミングを終った子供は、本当に嬉しそうでした。

こうして稼いだ金を、子供達は銀行に預金できるのですが、銀行には保護者は入れませんので、子供が自分で列に並んで、口座を作らなければなりません。
保護者と離れて、泣きながら列を進む幼児であっても、保護者は銀行の窓に張りついて子供を見守るしかありません。
しかし、2〜3歳の子供が自力で口座を開設した時には、周りの保護者の涙を誘わずにはいられませんでした。

加えて、この銀行の金を引き下す「本物の」ATMの存在が、泣かせます。
なににろ、全64種類の業種があり、一日で最大4〜5の業種しか体験できませんので、全てを完了するのに、最低12回はリピートしなければなりません。
従って、銀行の存在が極めて意味を持つ訳です。

このシステムを考案し開発した人間は誰だろうと思って調べたら、やっぱり日本人ではありませんでした。

キッザニアのような素晴しいシステムを、是非私達日本人も開発したいものです。

P.S. ところで、このキッザニアに「日立」がありません。これは、将来の日立製作所の観点からして、非常によろしくないと思ったのですが、日立ならどういうサービスをするべきなのか、私自身よく判りませんでした。
http://www.kidzania.jp/
2007年 10月 13日
「戦争について、おうちの人などに聞いたことを書きましょう」
今日も深夜帰宅であり、子供は寝静まっていたのですが、嫁さんが娘の宿題を持って待っていました。

明日の朝の30分で、私の話を子供に展開するのだそうです

「そりゃ、『戦争』を語れというのであれば、ほとんど一晩中だって語れるけど・・・、この宿題の狙いは何?」

もちろん、宿題のプリントの内容だけで、嫁さんも私も分かる訳はなく、私はいくつか候補を挙げました。

(1)世界恐慌から始まる世界同一不況→高度な世情不安→ 国家社会主義ドイツ労働者党(ナチス)の台頭と、日本の中国における武力利権奪取による国際批判による孤立化を経て、枢軸国への道に進み・・・

  却下

(2)アウシュビッツ、南京、または広島・長崎における、枢軸国、連合国それぞれの民間人、非戦闘員虐殺の背景とその規模・・・

  却下

(3)いわゆる英国の中東におけるダブルスタンダードが、現在のイスラエル・パレスチナ問題に端を発したこと。そもそもシオニズムとは・・・

  却下

(4)日本の平和憲法の成立とは、連合国側主導で作成されたものとは言え、世界に冠たる「平和憲法」を規定し、人類史上初めて、国家が「戦争放棄」を宣言した・・・

  採用

という経緯を経まして、「マインドマップ」を使って、嫁さんの監修下、5分程度で書き上げました。

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1.戦争について
約60年前に世界中を 巻き込んだ大きな戦争があった
れんごう国
アメリカ、他
すうじく国
日本、他

2.世界中で 多くの人が死んだ
3000万人くらい
東京に住んでいる人全部の3倍
へいたいさんだけでなく、普通の家族や子供もたくさん死んだ
 日本の場合
広島というところで「げんしばくだん」で20万人の人が死んだ
おきなわでは、家族や子供も含めて18万人の人がなくなった

3.日本は永久に戦争を しないことを決意した
「けんぽう」といういちばん厳しいきまりで 永久に戦争をしないことを決めた
このような「きまり」があるのは、 世界中で日本だけである
これは日本人が世界に胸をはれる「きまり」である
この「きまり」の後から、日本は一度も戦争をしていない

4.私たちの決意
おじいちゃん、おばあちゃん、おとうさん、おかさんが守ってきたこの「きまり」を  次の子供にも伝えるのが、私たちの「しめい」だとと思う

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こーゆー文章は、私の作ったどの文章よりも難しい、と感じました
2007年 10月 07日
偽善者
阪神大震災の3週間後に、私は被災地ボランティアにでかけて、その被災地の詳細なレポートを社内のネットに流しました。

この文章は多くの人に読まれたようなのですが、その感想は、概ね、被災の実体を知ったことの衝撃、または、私の行為の賞賛等のものでした。

その中で、一人だけ「江端さんって、本当に偽善者ですね」と、笑顔で応えてくれた女性がいました。

『この人、本当に私のことをよく分っているんだなあ』と、嬉しくなったことを覚えています。

"偽善の善も、善は善" --- と言う共通の認識があったからだと思います。

しかし、「その女性が、今の嫁さんです」という話にはならないのですが。
http://www.kobore.net/tex/alone95/node3.html
2007年 10月 06日
さよならジュピター
小松左京先生の数多い名著の中でも、群を抜いて優れている著作「さよならジュピター」を読まないまま、研究所に入所してきた若者がいることを知って、結構ショックを受けています。

すでに入手困難本になっているのかもしれませんし、若い世代には、その世代の代表的なSF作品があるだろうから、上記の評価は的を得ていないと思います。

先日古本屋で文庫本を入手して、十何年ぶりに読んだのですが、まったく時代を感じさせない、本当に見事な作品。

舞台が2200年でありながら、「加速度消滅装置」やら「ワープ」やら「タイムリープ」みたな、エネルギー保存法則を無視するようなデタラメな装置を持ち込まず、この21世紀でも十分通用する、無理のない技術の設定が大好きです。

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余計なお世話かもしれませんが、エンジニアの独身男性の諸君。

君と結婚を渋っている女性に、この本を勧めてみてはどうでしょうか。

『その主人公の「本田英二」は、要するに俺のことだ!』と彼女に言い切っても良いと思うのです(少なくとも私は許します)。

技術を愛する我々は、皆、宇宙の彼方のフロンティアを目指すエンジニアだと思うのです。

ちょっと我々は早く生まれてきてしまいました。

せめて、私達は、次の世代のエンジニアを、地球という楔から解き離すようにがんばりましょう。

エンジニアに「市場調査」だの「長期技術展望」だのという、下らない検討をさせる世界から脱却させる為にも。
2007年 10月 05日
自信満々と戦々恐々
中間管理職になるとですね、上司の意思決定の心証風景が分かるようになって、結構面白いです。

例えば、

(1)自信満々で提案した事項は、上司によって難癖つけられて、潰される、または潰されかけることが多い。

(2)逆に、自信がなくて「成功させる自信がありません」というような弱音を吐くと、プロジェクトリーダを辞めさせてくれない。

てな、場面がよくあります。

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基本的に、上司だって完璧な人間ではありませんので、部下のやっている技術を完全に理解することはできない訳です。

この場合、上司が信じるのは「部下そのもの」しかなく、これは、上司にとっても大きな賭けなのです。
なぜなら、部下の失敗は、巨額の予算を投じて行うプロジェクトを統括する上司の評価に直結するからです。

上司は、自信満々の部下に対しては、どうしても大きな穴を見落しているのではないかと心配になります。

そこで上司は、考えうるあらゆる観点から、その穴を探そうとします(これが部下には、上司が自分を否定しているように感じられるのですが)。

そして、その穴が見つかった場合でも、その対応が論理的に裏付けされていない事項で抗弁する場合には、『これはやっぱり信用できない』という気持になるのです。

一方その逆に、「あそこが心配だ。ここに予算が足りない。ここのシステムが懦弱だ」と叫びながら、頭を抱えている部下に対して、上司は『彼は、プロジェクトの詳細を完全に把握しており、すぐにアラームを発することができるから、安心だ』という評価になる訳なのです。

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同僚:「部長、プロジェクトマネージャの江端が悲鳴を上げています」
部長:「奴が悲鳴を上げている間は、大丈夫だ」

と言う会話が実際にあったそうです。

実話です。
2007年 10月 04日
発明誕生
発明とは「自然法則を利用した技術的思想の創作」(特許法2条1項)と定義されております。

そりゃなんだと言われたら、次には「無体の抽象的観念である」と答えるのですが、さらに訳が分からなくなります。

分かりました。
よろしい。
誤解を恐れずに、言い切りましょう。

発明とは『屁みたいなもの』です。

閑話休題

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企業研究員である私は、職務で発明をしなければならないことになっております。

私の場合、発明の着想と発明の完成までの時間は、コンマ0秒レベル、つまり、一瞬です。

しかし、その発明の着想までにかかる時間は、6時間から半年まで様々です。

私の場合、他の研究員と違って、発明の着想の瞬間に、声が出るんです。

文字通り、「あっ!」と叫んでしまうのです。

しかし不味いことに、これがバスの停留場であったり、最終の電車の中であったり、真夜中の夜道であったりします。

つまり、デスクワークをしている時ということは、極めて稀なのです。

次の瞬間、リュックからノートを引きずりだして、赤ペンでノート全体に、「宇宙人のメモ」のようなものを書きたくります。

書き落として、一安心して周りを見渡すと、そこには、沢山の気持の悪いものを見る目、目、目。

ま、しかたがないんですけどね。

会社の中でも、私のひとりごと「違う!」「そうじゃないだろう!!」と叫ぶものですから、『江端さん、お願いですから、それ止めて貰えませんか』と言われたこともあります。

この場を借りて申し上げたいと思います。

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誠に、申し訳ないと思っています。
しかし、この『あっ!』で、私は今でも研究所で生き延びているのです。
どうか、大目に見てやって下さい。
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2007年 10月 03日
Re: 遠距離恋愛支援システム
昨日の忘備録に関するリプライ

[その1]
なんだかよくわかりませんが,とりあえずお茶の水女子大に行ってみたいと思いました(w

[その2]
> > 愛中の男女(男5人,女4人)へのヒアリング調査を
このアンバランスに意味はあるんだろうかと思ったのは私だけでしょうか。。。
2007年 10月 02日
遠距離恋愛支援システム
X10モジュールの文献調査中に見つけた、真面目な、PLC通信システムの論文です。

http://www.wiss.org/WISS2006Proceedings/papers/SyncDecor_Appliances_to_Arouse_Mutual/syncdecor.pdf

しかし、・・・
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まずはどのような要望があるのか,現在遠距離恋愛中の男女(男5人,女4人)へのヒアリング調査を行った.

すると以下のような要望が非常に多かった.

・いつも一緒にいる感覚がほしい

・距離感を感じたくない

・一緒になにかをがんばっている感覚を共有したい

・天気予報が同じだとうれしい

・彼女のにおいがするとそばにいる気がする
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執筆者は、多分ギャグも入れているんだろうと思う。

それにしても、「彼女のにおい」はどうかと。

せめて、「彼女の香り」くらいには。
http://www.wiss.org/WISS2006Proceedings/papers/SyncDecor_Appliances_to_Arouse_Mutual/syncdecor.pdf
2007年 10月 01日
短所は長所
よく言われることですが、「欠点を指摘されること」は「長所を褒められていること」と同義だったりします。

「落ち着きがない」 = 「アクティブである」

「発想が短絡的で全体の視点がない」 = 「立ち上げが早くてポイントを絞った深い考察がある」

などなど。

欠点を一つ改める度に、あなたは長所を一つ抹消していることになります。

ですから、あなたは誰の言うこともきく必要がないのです。

私の言うことを除いて。