江端さんの忘備録
2012年01月分を表示
- ■2012年
01月 31日
-
- ・マックとマクド
- あるインターネットのサービスで、マクドナルドの割引券が安価に入手できることが分かり、嫁さんに相談しました。
「マックの割引券が入手できるけど、必要かな?」
と言う質問に、嫁さんは、意外な面持ちで応えました。
「『マック』?」
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以下は、フィクションです。
関西の人が関西で、関東から出張に来た人を、殴る蹴るの暴行を加えていたとします。
私は、これを止めに入り、『一体何があったんだ?』と、その暴行を加えていた人に聞きます。
――
だって、こいつ、マクドナルドを「マック」「マック」って、連呼していやがったんだぜ
――
『そうか、そういうことなら、仕方ないな』
と言って、私はそのまま立ち去ることになると思います。
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関西で、マクドナルドは、絶対的な意味において
『マクド』
です。
『マック』などという呼称は、関西の文化を蹂躙する許されざる暴言です。
少なくとも、嫁さんと私の京都に在学中の時代において、マクドナルドのことを「マック」と呼ぶような発想は欠片にも存在せず、そんな非常識な行為自体が想定できないという状況でした。
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しかし、あれから、もう20年もの歳月が流れました。
今は、どうなんでしょう。
関西の皆さんからの連絡をお待ちします。
- ■2012年
01月 30日
-
- ・説教
- 下の娘が、ちょっと看過できない悪さをしたので、説教することにしました。
声を荒げず、水を打つかのごとく、静謐に、滔々と、論理的に、説教をしなければ、と。
単に叱るのではなく、完全にその理由を理解させなければならない、と思ったからです。
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で、久々のマインドマップの登場。
土曜日の朝、歯医者の待合室で、A4用紙に、「説教」の構成とシナリオを作りました。
そして、満を持しての、その日の夕食後。
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『お話があります』
と、食卓テーブルの前に娘を座らせて、その正面に相対する夫婦。
戦々恐々とする娘。
静かに話を始める私。
「後で、話した内容を質問するから、メモを取りながら聞いてね」と前置きして。
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説教開始の一時間後、娘は顔をクシャクシャにして泣いていました。
- ■2012年
01月 29日
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- ・我が国のラマダン
- 前にも書いたかもしれません。
イスラム教原理主義者という
『無知な馬鹿野郎共』
のせいで、イスラム教が誤って認識されているようですが、
イスラム教とは、唯一神アッラーの元、人間全部が平等であることを説く、博愛と喜捨の精神に基づく宗教です。
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私は特に「ラマダン」という風習がとても気にいっています。曙の祈りから日没まで断食をしなければならず、水も唾も飲めません。
その心は「食事を満足に取れない、多くの貧しい人達に思いを馳せよう」です。
分かりやすい。
飯を食いながら、暖い家の中で、テレビで難民キャンプの映像に眉をひそませるだけの行為なんかより、はるかに実践的ではないかと思います。
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で、提案です。
3/11の震災からまだ一年も断っていないし、汚染された土地に帰れない人達がいるのに、我々、色々なこと(エネルギー枯渇の問題等)を、忘れていると思うんですよね。
ラマダンのように、一ヶ月も、とは言わない。
一年で1日だけでも良い。
「電力給電停止の日」というのを実施したらどうでしょうか。
抜き打ちで。
エネルギーに依存している我々を見直す機会にはなると思うのです。
少くとも震災関連グッズは、相当の人が購入することでしょう。
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「M7クラスの地震が、4年以内に70%」
世界的にも未曾有の大災害があって、一年も経過しないうちでの、この発表。
『何の準備もしていない奴までも助けてくれる』とは、思わない方がいい。
- ■2012年
01月 28日
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- ・昨日の続き
- 先日、課長の代理で、主任研修を受けてきました。
テーマは「うつ病」。
なお、守秘義務があるので、背景や目的はお話できません。
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ウソです。説明が面倒なだけです。
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私のもっている「うつ病の症状」のイメージは、基本的に
○ゆううつ、悲観的、取り越し苦労、人に会いたくな等の、気分の低下
○イライラする、落ち着きがない、そわそわする等の、挙動不信
○おっくう、無気力、根気がない、関心、興味の低下、決断力の低下
等の、意欲の低下
などです。
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この症状、私にも出ましたので、理解できるのです。
加えて言うと、私の場合、
「やらなければならないという気持ちがあるのに、『物理的』に体が動かなくなったと」
ということがありました。
言うなれば
『マウスとキーボードとディスプレイのない、電源が入っているだけのパソコン状態』
という感じだったかと、思います。
あれは、怖い経験でした。
私の場合、運よく医者にも行かずに自己治癒したようです。
しかし「うつ病」だったというのは自己申告でしかありませんので、単なる外科的または内科的疾患だったのかもしれません。
-----
さて、話は戻りますが、その研修で「新型うつ」というのを聞いて、驚愕動転しました。
==========説明抜粋==========
日常生活や仕事、友達関係などがうまくいかなくて「自分を責める」という従来型と違って、『周りの環境や他人のせいにする』
特に、仕事場で多く、物事がうまくいかないことを『会社や上司のせい』にして、「会社が悪い」「上司が悪い」などの言葉が口癖のように言うようになる。
==========説明抜粋ここまで==========
『うん?
何故あんた(講師)は、
私(江端)のこと
を、そんなに良く知っているのだるのだ?』
と、その時本気で思った自分がいます。
この説明に、
『そういう不満を、毎日自分の日記で、ぶち上げている』
というフレーズがついたら、間違いなく、自分(江端)ことを言われている、と思ったでしょう。
==========説明抜粋==========
わかりやすく言ってしまえば、
「仕事中にだけうつになり、会社の外では元気」
というのが「新型うつ」。
==========説明抜粋ここまで==========
ん?
ちょっと違うな。
私の場合、
『仕事中に怒っており、会社の外でも怒っている』
なら正しい。
#
しかし、それでも立派な「人格障害」だよなぁとは自分でも思うんだけど。
-----
講師の先生が、最初に
「皆さんは、私の説明を聞いて、腹が立ってくると思いますが、先ずは我慢して私の話を聞いてください」
と前置きをして、話を始めました。
○一見人当たりがよく、会話を好む30代前後の男性。
○会社に対する忠誠心のようなものは持たず、なにか失敗や問題を抱えていても「会社のせいだから」「上司のせいだから」とクールな対処。
○「そもそも、私は、こんなチンケな部署にいるような人間ではないのだ」と、上司や同僚を人を見下す態度を繰り返す。
○体調不良で朝突然連絡をしてきて休むことが常態化している。
○インターネットで調べて、「私はうつ病だから当面休む。会社には私を保護する義務がある」と電話してくる。
○「うつ病」との診断書を持参して、「私はうつ病ですから、がんばれと言ったり、残業しろと言ったりしないでください」とはっきりと言う。
○これをもとに当然のごとく休職する。
○会社を休んで、合コンに出席しているところを同僚に見られてていたり、休職期間中に海外旅行をしていたことが、後で分かったりする。
-----
うん。はっきり言おう。
部下、上司、同僚関係なく、私はこいつを
『殴る』
まあ、法治国家では、暴力は問答無用で否定されるべきなので、言い直そう。
純粋な汚れなき真っ黒な悪意で、あらゆる手を尽して、こいつを
『潰す』
-----
と思っていたところで、講師の先生が、決めつけるように言いました。
『でも、けっして「詐病」ではなく、怠けている訳でもないのです』
『本当に完全な病気で、本人は心底、地獄の中にいるように苦しんでいるのです』
うーん、やるな。この講師。
説明が上手ぞ。
管理職の『管理』の意義と苦しさを、よく分っている。
閑話休題
-----
昨日の日記で私は以下のような文章を書いています。
<抜粋>
この時代にあって、今、我々に求められる力とは、
『あなたには、ついていけません。さいなら』
と言い放って、何もかも放り出して逃げだす勇気、
「逃走力」
かもしれません
</抜粋>
新型うつ病の病症って、私が上で書いている「逃走力」と同じではない、とは言い切れないと思うのです。
私が啓蒙するまでもなく、私の主張していた「停滞主義」「転向力」そして「逃走力」は、
私が望んでいた形とは全く違う方向(絶望的に悪い方向で)で、
しかも、
現代病の病理として、
すでに確実かつ着実に進行していたのだ、と思えるのです。
-----
この病理が着実に広がりつつあるこの社会においては、
○組織的なモラルを規範とし、
○自罰的なルールを自分で勝手に創作し、
○それを守るという律儀さ
なんぞは、もはや欠片もない―――。
「日本赤軍」や「オウム真理教」などの、狂信的なテロ集団は、もうどうやったって、その組織を維持できまい。
構成員は、そのテロ集団の幹部に、
(1)「私はうつ病だから当面休む。日本赤軍/オウム真理教教団には、私を保護する義務がある」と電話してきて、
(2)「うつ病」との診断書を持参して、「私はうつ病ですから、
○がんばれと言ったり、
○誰かを拉致しろと言ったり、
○どこかに爆弾しかけてこいと言ったり、
○誰かを暗殺してこいと言ったり、
しないでください」とはっきりと言う、と。
-----
ありとあらゆる組織は、これから、この病気で活力を失っていくでしょう。
そして、その組織の中には、多分「テロ組織」も含まれる訳で
―
― そして、こんな結論は、身も蓋もないのですが、
世の中の事象は、悪いこともあれば、いくつかは良いこともある、と。
- ■2012年
01月 27日
-
- ・(題名は後で考える)
- 実家に一冊の本が置いてあります
「兵士たちの連合赤軍」という本です。
#
学寮の先輩の部屋にあったものを、拝借し、その後、返却していないだけです。
連合赤軍の兵隊達は著名な大学の出身者であり、基本的に善人であり、世の中の仕組みを変えて、多くの人を助けたいという理想主義者という点で共通しています。オウム真理教にしても同様です。
私は、『革命やら宗教ふぜいに救って貰おうとは思わん。大きなお世話だ』と思うけど、「人を助けたい」と思うそのマインド自体は悪くないと思っています。
----
しかしですね、「人を助けたい」というマインドが、「集団リンチ」や「毒ガス散布」になるという理屈が、よー分からん。
で、私も、それらの組織の「教義」やら「方針」やら「理念」について、ちょこっと調べてみたんですよ。
いわゆるコモンセンスから逸脱すること甚しいのですが、一応、細いながらも「一本の糸」のように論理付けはできているようです。
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無理があるのは、この論理付けの中間に「善意の殺人」という概念が入り込むところです。
『教義に従って死ねば天国に生まれる→教義の名による殺人の肯定』
『革命の敵(身内も含む)を排除すれば人民の救済に繋る→革命の名による殺人の肯定』
こんなこと、今更言うまでもないことですが。布教や革命成就の為の暴力を肯定している宗教や政治結社はゴマンとあるのは、ご存知の通りです。
-----
ようするに、善意で構成されている彼等は、「筋の通った論理」に対抗する力がなかったと言うことです。
「論理」に対しては「論理」でしか立ち向えないというルールを作って、それを守るという律儀さがあった。
集団リンチにしろ、毒ガス散布にしろ、そこに「正当な論理付け」をされ反論ができなければ、それに逆らうことができなかった。
暴力や殺人などのテロを、無条件で「否」と言えない弱さ。
唾棄すべき弱さ。
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この時代にあって、今、我々に求められる力とは、
『あなたには、ついていけません。さいなら』
と言い放って、何もかも放り出して逃げだす勇気、
「逃走力」
かもしれません。
「転向力」といっても良いかもしれません。
-----
と、ここまで読んだ、あなたは、
「また、江端のあの『停滞主義』論か」
と、うんざりされたかもしれませんが、そうではないのです。
ここから、この文章の論旨は、大きく飛躍し、
「新型うつ」
の話にシフトするのです。
(続く)
http://www.amazon.co.jp/兵士たちの連合赤軍/dp/4882026996
- ■2012年
01月 26日
-
- ・最近、貰ったメール
- その1:学習塾の講師をやっていた頃の生徒からメールを貰いました。
<メール1>
今、東北へ向かっております。
遅ればせながら、
ボランティアです。
先生のコンテンツも参考にさせて頂きました。
起こった現実を見て、
少しでも復興に役立てればと思います。
</メール1>
私が、彼の講師であったことは単なる偶然でしょうし、ましてや、彼に何かを教えた、などという傲慢な思いはありません。
#
受験の「技」は教えたかな。
#
「勉強の手の抜き方」とか「教師への媚び方」とか、「天安門事件」とか「チベット騒動」とかは教えたかも。
しかし、私の生徒であった一人が、
まさに今のこの時期に、
ボランティアに出発したことを、
心から誇りに思う。
バイクに乗りながら、旗を振り回して、
『どうだーー!
こいつは、良い奴だろう!!
俺の受講生だったんだぞーーー!!』
と叫び回りたいくらいです。
-----
その2:高校生の時の友人からメールを貰いました。
<メール2>
Q
さあ、私は誰でしょう?(。-_-。)
</メール2>
あまり良い思い出がない、と思っていた高校生時代でした。
でも、このメールを見た瞬間(いや、正直、15分位は思い出せなかったんだけど)、運動会や学園祭や、卒業式の思い出が、大量にフラッシュバックしてきました。
懐しくて、正直、息苦しいくらい。
そうか、こんな私でも、学園物のドラマやアニメで出てくるような場面で、確か生きていた時期があったんだ、と。
-----
なんだか、とても嬉しくて。
今日の私は、いつもより少し元気です。
http://www.kobore.net/tex/alone95/node3.html
- ■2012年
01月 25日
-
- ・「5本のアンテナ」
- 小学生のころにアマチュア無線の免許を取得して、その後も電信級(いわゆるモールス信号)の免許も取得しました。
このモールス信号を書きまくった下敷きで、試験の時にどれだけ助かっ・・
もとい。いえいえ。そのような不正行為は、まったく身に覚えのないことです(万一あったとしても、もう時効)。
-----
電信(モールス信号)は、通信形式が単純なので、もの凄く通信距離が伸びるのです。
スポラディックE層が発生した時に、沖縄の人とモールス信号で通信できたときの感動は、私の人生の中でも、特筆すべき喜びの日でした。
通信距離を伸ばす為に、殆ど毎週のように自宅の屋根に登って、アンテナの方向や高さを調整しておりました。
もうそれは、猿のごとく、ひょいひょいと。
-----
今回の地デジ通信障害に関して、当初、私は自分で屋根に登る気だったのですが、家族に止められたことだけでなく、私自身が、
―
数万円を節約しようとして、数千万の損害になりかねない
―
と本気で思い、断念しました。
仕方のないことです。
-----
しかし、驚いたことに、今や、電気屋さんが屋根に登ってくれないんですよ。
「うちでは、アンテナ設置はやりません」って。
特に、築数年も経過した家屋の屋根は、滑り易くて大変危険な状態にあるのだとか。
そもそも、我が家の地域は、日本でも有名な電波障害発生地区として認定されており、近所にアンテナ立てている家屋が、ほとんどありません。
殆どの家が、ケーブルかFTTHの光回線のサービスでテレビを見ているようです。
そりゃまあ、妥当な選択だとは思います。
-----
しかしですね。
『無料で配信されてるコンテンツ(地デジ・BSデジタル)に、毎月4389円もの金が払えるかーー!!』
って思わないんですかね、皆さんは。
#
年間5万円、10年で50万円だよ。
かつての無線技師の端くれとして、私は、このような暴利とも言える電波の対価に、膝を屈することはできない。
そして、小学生や中学生の自分からの「蔑むような視線」に、私は耐えられないのです。
-----
だから我が家には、「5本のアンテナ」が立っているのです。
たとえ、その内の3本が「ただの飾りもの」になってしまったとしても、です。
- ■2012年
01月 24日
-
- ・私の嫁さん
- 私の嫁さんは、女性としての優れた気品を有し、美しく、聡明で、知的で、非のつけどころがありません。
特に、北朝鮮のニュースの女性アナウンサーを見た後は、この想いが顕著になります。
http://www.kobore.net/cgi-bin/diary/read.cgi?date=20091013
- ■2012年
01月 23日
-
- ・地デジ難民になりました。
- 『3年も前から、地デジ移行を告知されておいて、いざ移行したら泣き言を言う奴。恥を知れ』
というようなことを書いていたような気がする。
いや、書いていた。
-----
地デジが受信できなくなって、すでに一月が経過してしまいました。
特定チャンネルだけが、ある日、突然受信できなくなり、HDDプレーヤの録画も、失敗の連続です。
一応、総務省にも電話したんですけどね(別に大臣に直訴した訳ではありませんが)。
相談の結果は、「我が家の配線にケチをつけられただけ」という対応だったような気がします。
#
地デジ開始前に私の立案した配線プランが良くない、という内容だったように思う。
-----
『あのーですね、私が知りたいのは、地デジ移行後、順調に視聴できていたものが、ある日、突然見えなくなった理由なのですが』
と尋ねたところ、
『そういうことも、確かにあります』
『・・・』
ええっと、気を取りなおして、と。
『あのーーですね。私は、テレビを見えるようにしたいのですが』
『電気屋さんに、ご相談されることをお勧めします』
ふむ、会話が噛みあっていない。
『えっと、私、昔はアマチュア無線技師で、一昨年前まではGPSの研究者だったので、一般的な電波の問題点は、普通の人よりは良く知っているつもりなのですが』
『それは、良いことですね』
ふむ、やっぱり会話が噛みあっていない。
"dB"や"C/S"や"BER"などを会話に散りばめても、アドバイスの内容が「電気屋にご相談」から変わない。
-----
そりゃ、私だって、「電気屋」に丸投げしたいよ。
でも、金がかかるだろうが!
だから、自分で直したいんだよ。
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で、先週末、2つの電気屋を呼んだのですが、回答は「アンテナの立て直し」で、見積5万円コース。そんな金は、我が家にはない。
加えて、いくつも質問すると『お客さん、よくご存知ですねぇ』と感心される始末。
で、昨日の日曜日、我が家で「5本目」のアンテナを自力で立てましたよ。
1本目
旧アナログ放送用アンテナ
2本目 地デジ用アンテナ(東京タワー方向)
3本目 地デジ用アンテナ(弱電地区サポート局方向)
→現在停波
4本目
BSアンテナ
そして、5本目
新設の地域中継局を狙ったアンテナを、二階ベランダに設置。
#
その内、私は、正しい意味で『電波おじさん』と呼ばれるようになるぞ、きっと。
Amazonで2400円のアンテナを購入し、近くのDIYショップでベランダ用のアンテナマウントを3600円で購入しました。
#
痛い出費でした。しかも失敗の可能性もあったし。
そして、GoogleMAPを使って、地域中継局までの距離を算出して、狙い通りの方向にアンテナを固定しました。
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成績は以下の通り
フジ
41CH 56 → 63dB
テレビ東京 44CH 54 → 67dB
TBS 39CH 54 → 68dB
テレビ朝日 43CH
57 → 63dB
日本テレビ 36CH 55 → 66dB
tvk 18CH 64 → 64dB
NHK Eテレ 15CH 46 →
70dB
NHK 総合 13CH 53 → 68dB
TOKYO MX 34CH 40 →
62dB
偏差値的に言うと、伸び悩んでいた生徒が、超難関大学への挑戦の可能性が出てきたような値になりました。
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ただ、これから、このアンテナを、家の5箇所にある全てのケーブルに導通させる為に、新旧のシステムマイグレーションを実施しなければならず、少々面倒です。
そんな訳で、昨日、LEDのヘッドランプを装着して、屋根裏を這いずり回って、我が家の電気工事の配線内容を、概ね把握しました。
思わぬ、「裏ケーブル」も見つけてしまいましたので、『活用』させて頂くことにしました。
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それにしても、地デジは不便ですよ。
今ごろ泣き言を言うのは卑怯と思いますが、
『郵政省(当時)でも、放送行政局の課長が「通信衛星でやれば200億円ですむデジタル放送を1兆円以上かけてやるのは狂気の沙汰だ」と省内で反対し、左遷された』というのは、有名な話。
http://ascii.jp/elem/000/000/508/508367/
この際、政治的なことや利権の問題はどーでも良いとしても、
少くとも衛星放送で済むものなら、5本もアンテナを立てる必要はなかっただろーな、とは思うのです。
http://ascii.jp/elem/000/000/508/508367/
- ■2012年
01月 22日
-
- ・桶狭間
- 出身はどこですか?
と聞かれると、「名古屋」と言ってきました。
しかし、正確には「名古屋市内」ではないので、ちょっと気分的に斜めな感じがしていました。
-----
今年の正月の帰省の際、子ども達の社会勉強を兼ねて、2つの桶狭間古戦場跡の史跡めぐりをしてきました。
#
どっちにも、今川義元の墓または首塚があります(変な話ですが、まあ史跡とはそんなもんです)。
嫁さんは、ダンナの実家の場所を尋ねられると『桶狭間』と応えており、大抵場合、『あの桶狭間!?』驚かれるのだそうです。
「関ヶ原」と「桶狭間」は、日本史の中でも大きな位置を占めているのは事実ですからね。
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我が家は、「2つ」桶狭間古戦場跡の中間地点にあり、どっちも車で3分以内のところにあります。
私も、これから、出身地を尋ねられたら、『名古屋』ではなく、『桶狭間』と応えることにします。
- ■2012年
01月 21日
-
- ・Construction and Use of a Passive Ethernet Tap
(イーサネットタップ)
- 昨年、100baseTのイーサタップの作成に失敗しました。
10BaseTと同じ原理で動くだろう、と考えていた私が甘かったのですが。
先日、たまたま、リンクの記事の回路図を読んで、唖然としました。
<回想シーン>
ああ!
そういうことか!!
どうりで動かない訳だ。
上りと下りを分離するとは、これはまさしく「コロンブスの卵」。
ドブに捨てた材料費(1万円)と思ったけど、今週末に直ぐ作りなおそう!!
</回想シーン>
-----
昔のジャンクを見つけ出して、部品を取りだし、配線をやり直し、稼働を確認しました。
但し、上りと下りパケットのいずれか一方しか取れないので、wiresharkでは、シーケンス番号の対応エラーが出てしまいます。
#
気にしなければ良いのでしょうが。
ちょっとした半導体を噛ませば、一つのポートでもキャプチャできそうです。
しかし、電子回路はちょっと面倒なので、パソコンの中で、2つのNICを纏めて1つの仮想NICを作ってしまおうと考えています。
#
その手の裏技なら、いくらでも。
#
『ネットワーク、騙し続けて、十余年』
----
購入すれば、数万から10万円くらいするものを、数千円でハンドメイドすることは、気持ちが良いものです。
http://www.winsnort.com/index.php?module=Pages&func=display&pageid=8
- ■2012年
01月 20日
-
- ・プロトコル発動
- 昨日の「命短し恋せよ乙女」の続きです。
-----
駅に向う方向とは逆の方向で、人気の少ない道の方にさしかかったところ。
私の前方に、自転車を引いて歩く男子生徒と、その横を歩く女子生徒のカップルがいました。
一瞬『娘か?』と思ったのですが、後ろから見ると体格と歩き方が違うようです。
危うく、「帰宅の娘の後をつける怪しい父親」の構図になってしまうところでした。
-----
帰宅した私は、娘に対して言いました。
『プロトコルを提案したい』
-----
「お前が誰かとデートしている時に、たまたま私と合った時『他人のふりをする』ということをルール化したい」
―
なんで? ―
、と尋ねられたので、
「お前の『彼氏』なんぞと私は親しく話をしたくないし、第一、お前もその『彼氏』も、気まずい。全体的に誰も幸せにならない」
―
パパ帰宅遅いし、そんな機会は今後もないと思うけど ―
、と言う娘に、
「可能性は低いだろうが、絶無ではない。お互い、そのようなトラブルシューティングを想定しておくことは、悪いことではないと思う」
-----
てな話をしていたところに、嫁さんが乱入してきました。
「私は、その『彼氏』と話したいなぁ」
だって。
私には全然理解できない心理ですが、父親と母親のマインドセットの違いなのか、あるいは、我が家特定の事象なのか、判断する術(すべ)はありませんでしたので、
「『おやおや、まあまあ、ウチの娘がお世話になっています』てか。オバサンやんか」
と、一応、突っ込んでおきました。
-----
「ま、何はともあれ、パパとの間では、そのプロトコルを現時点をもって発動する」
「ママとの間では、好きなプロトコルを作りなさい。パパはそっちには興味はないし、干渉もしない」
と言って、自分の部屋に戻りました。
- ■2012年
01月 19日
-
- ・命短し恋せよ乙女
- 昨日、久々に「家族でお食事」ということで、早く帰宅しました。
私の通勤路は、娘の通学している学校の通学路と重複しています。
この学校、「同じ敷地内に、男女別々の学校が収納されている」という不思議な学校です。
#
と思ったんですけど、調べてみると、関東の方では普通にあるようですね。
この学校の生徒が、帰宅時に男女で一緒に歩いている「カップル」として、見かけることは大変難しいです。
『もったいない』と、心底から思う。
-----
『好きな人と一緒に帰宅する』という、稀有な至福の時間は、
君達の
その時間の、
その場所の、
その瞬間で、
しかできなくて、
『これから、100万円出したって買うことはできないくらいに貴重なんだぞーーー!!
』
と一人一人を掴まえて、説教したいくらい。
-----
「命短し恋せよ乙女」は、私の中では、エネルギー保存法則より、自明な真理です。
- ■2012年
01月 18日
-
- ・〈物語〉シリーズ
- 図書館の本も、インターネットで予約できるようになって、格段に利便性が増しています。
以下は、現在の私の貸出・予約の状況です。
-----
あなたに貸出中の資料です。
2
2012/01/28 一般書 傷物語 2012/01/31
あなたが予約中の資料です。
3
2011/12/26
順番待 囮物語 42 7
4
2011/12/26 順番待 鬼物語 41 7
5
2011/12/26 順番待 偽物語
下 2 5
6
2011/12/26 順番待 花物語 33 7
7
2012/01/12 順番待 猫物語 黒 2 7
8
2012/01/12 順番待 猫物語 白 11 7
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年末に、アニメ「化物語」を視聴してから、西尾維新の<物語シリーズ>に嵌っています。
#
正直、家族が引くくらいに。
ティーン向けのライトノベルであろうが、なんと言われようが、面白いものは面白いのです。
特筆すべきは、所謂「名言」と言われているものです。
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<名言1>
『天才は九十九パーセントの努力と一パーセントの才能である、
って。さすが天才、いいこと言うわよね。
でもきっとエジソンは、一パーセントの方が大事だと思っていたに違いないのでしょうね』
(化物語より抜粋)
</名言1>
本当に、この歳になるとですね、私を含めて「1%の才能がない」人達で、世の中は構成されているんだ、と実感します。
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<名言2>
そうだ、こいつ、本、結構読んでんだよな。
『確かお前は、小説だろうと漫画だろうとビジネス書だろうと、何でも読むんだったよな』
『そう。私に読めないのは空気だけ』
(化物語より抜粋)
</名言2>
私も、自虐ネタは結構好きなのですが、この域にはまだ遠く及びません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/〈物語〉シリーズ
- ■2012年
01月 17日
-
- ・思えば遠くに来たもんだ
- あるプロジェクト参加の為に、履歴書(Curriculum
Vitae:CV)を提出する必要にせまられている話を、昨日記載しました。
そのプロジェクトで私が期待されているスキルは、「ネットワークシステム」ですので、以下の研究は、今回の履歴書からは割愛しています。
○電子レンジでのサンマとサバの判定方法
○ドイツの自動車のエンジンの設計
○屋根に取りつけるGPS衛星
○未来や過去に送付する電子メール
-----
結構、色々なことやってますね、私も。
http://www.kobore.net/introduce.txt
- ■2012年
01月 16日
-
- ・My Photo
- あるプロジェクト参加の為に、履歴書(Curriculum
Vitae:CV)を提出する必要にせまられているのですが、例外なく写真の私の顔は、
「怖い」
目付きが悪い。
-----
なにしろ、
『怒りながら歩いている人がいるなーーと思ったら、江端さんだった』という話を、少なくとも3人から聞いたことがある。
顔そのものは良いのですが。
↓
http://www.kobore.net/greeting.txt
のラストセンテンス参照。
ま、それはさておき。
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写真審査だけで、プロジェクトから除外されるかもしれんなぁ・・・と思いつつ、インターネットで自分の顔写真を検索していたら、ちょっと良い感じの写真が見つかりました。
私が、
○不慮の事故で死亡した
○痴漢の容疑で誤認逮捕された
○ノーベル賞や国民栄誉賞を獲得した
その他、写真を開示する必要がある場合に使ってください。
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すでに随分古い写真であり、年齢詐称の疑義はありますが、
『性格のよい、気さくなエンジニア』
を装える、希少な写真であると思います。
http://www.kobore.net/my_photo.JPG
- ■2012年
01月 15日
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- ・ふと思い出したこと
以下の記載は、「裏」を取っていません(その気力もない)し、私の思い違いか、誤認かもしれませんが、
昔、学寮(自治寮)に住んでいた時、寮の先輩が、
「この寮のOBには、『よど号ハイジャック事件』の犯人がいたんだぞ」
と自慢していたことを、ふと思い出しました。
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『そんなもん、自慢になるか!
』
と、当時の私が突っ込んでいたかどうかも、もう思い出せません。
もう、二度と思い出すこともないような気がしたので、今の内にメモ、と。
http://ja.wikipedia.org/wiki/よど号ハイジャック事件
- ■2012年
01月 14日
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- ・悪の世界の甘い管理
- 仮面ライダーでも、プリキュアでも、なんでもいいんですけどね。
悪役って、正義の味方に「毎週」負けていますよね。
1クール3ヶ月で、ざっと12連敗。
日本の一般的な企業であれば、四半期に10回以上も失注やらかしたら、即、解雇の対象ですよ。
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悪役の世界って、相当、甘くノルマが設定されているんだなぁ、と時々羨ましくなります。
- ■2012年
01月 13日
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- ・放置
- テキスト系サイトの雄として君臨した「侍魂」で、ある種の社会現象にまでなった「先行者」。
http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/tamasiitop/robotyuugoku/robotyuugoku.htm
私も自分のページにリンクを張っています。
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ある日、見知らぬ人からメールを貰いました。
『あなたの作られた「先行者」のサイトは最高である』等の大絶賛の内容でした。
「リンク」という概念を知らななったところから、多分、この人、ネットデビューしたところの人だったのだろうと思います。
私は、返事もせずに、そのまま放置しました。
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私が「京都」で学生時代を過したというエッセイだけで、私の在席していた大学が間違って認識されている記事を、ネット上でいくつか見付けています。
別段、不利益もないので、そのまま放置しています。
http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/tamasiitop/robotyuugoku/robotyuugoku.htm
- ■2012年
01月 12日
-
- ・観察者効果
- 『私のブログを読んで、入社してきたという新人がいるらしい』というウワサ話を聞いた時から、肩に重みを感じる日々を過しております。
いや、本来、責任を感じる必要はないはずなんですけどね。
量子力学で言うところの「観察者効果」とか「シュレーディンガーの猫」のような気まずさを拭えないのです。
私の主観(観察)を通じることで、客観性が歪められる、という意味で。
http://ja.wikipedia.org/wiki/観察者効果
- ■2012年
01月 11日
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- ・研究者のサイドビジネス
- 娘が、すでに「夏休みの自由研究」で滅入っているようです。
この寒い中、気の早いことだと思うのですが、人間、嫌なことには憂鬱になるものです。
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話を聞くと、「夏休みの自由研究」の採点を行なう教諭の側も困っているようです。
その理由は「インターネットの濫用」です。
インターネット情報を張り付けて提出するだけの子どもが急増中なのですが、教諭の方に、それを見抜くだけの専門性がないのです。仕方のないことです。
それを聞いた私は、『そうか、それは「ビジネスチャンス」かも』と思いました。
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その業務、私達、プロの研究員に任せて貰えませんか。
なんせ、研究員は、英語ではResearch
Engineer(リサーチエンジニア)と呼ばれており、直訳すれば「検索の技術者」でもあるのです。
自由研究の評価は勿論、インターネットのコピペなんぞ、たちどころに見付けだして、最低・最悪の評価を付けることも可能です。
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先生達は、夏休み開始前に
『○○会社の研究部門に、君達の研究を評価して貰うことにした』
とだけ言えば良いのです。
これで、生徒は「インターネット濫用」の愚を犯すことなく、自力で研究に取り組みます。
また先生も専門でない研究の評価を外注できて、いいことばかりです。
子供達の夏休みの研究のコンサルを行なうことは、「公序良俗」に反する行為と思いますが、学校の先生の研究の評価業務の代行なら、そのようなことはないでしょう。
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と言う訳で、日本中の学校の先生。
御連絡をお待ちしております。
費用はご相談、ということで。
- ■2012年
01月 10日
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- ・「絵馬」観察
- 「趣味が悪い」と言われれば、その通りなのですが、私は、初詣で、見たこともない他人が絵馬に書いた内容を読むのが好きです。
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『○○大学合格!』
というのは定番として、
『お父さんの病気が直りますように』
という絵馬には、思わず私まで一緒に祈ってしまうような、切迫感があります。
一方、
『△△君と、また恋人になれますように』
という復縁を願う絵馬の作成者が、(現時点において)100%女性であるということは、興味深いと思っています。
『△△さん/ちゃんと、また付き合えますように』という、男性が作成した絵馬を見つけた人は、御一報下さい。見に行きます。
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ちょっとググってみたら、結構面白かった。
「〜さんが、奥さんと別れますように」
「神様、私の手を汚すことなく○○(実名)を殺してください」
「JRAを支配したい」
「裁判で執行猶予がつきますように」
http://sagisou.sakura.ne.jp/~sakuchin/kazumi/07/72.html
- ■2012年
01月 09日
-
- ・受験の思い出
- 受験シーズンが始まりました。
昨年、私も娘の受験につきそって、電車を乗りついで、極寒の早朝に受験会場に向いました。
そこで、忘れられない風景に出会いました。
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多くの受験生とその保護者が、一群の流れとなって、受験会場に吸い込まれていく途中のことです。
その道から、ちょっとだけ外れたところの小道で、受験生の子供が道に蹲まりながら、嘔吐していました。
そして、保護者である女性は、不安気に、子供の背中を擦っていました。
私は、この風景が娘の視野に入らないようにする為、死角となる位置に移動しました。
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まだ、本当に小さな子供なのに。
なんて過酷な試練を強いられなければならないのだろうか、と。
- ■2012年
01月 08日
-
- ・「親切」と「義務」
- 原則として、私は「親切」という行為から、14万8000光年程、離れたところに住んでいる住人である、という自覚があります。
その代表的な例としては、
『エレベータに走り込んでくる人間を確認しながら、そのまま後ろを向いて「閉」のボタンを押すこと』
に、良心の呵責を感じません。
しかし、そんな私でも、
○遅刻しそうな受験生がいたら、タクシーを掴まえて、運ちゃんに万札を握らせて、受験会場まで送らせる。
○時計を忘れた受験生がいたら、自分の腕時計を譲渡する。
○受験会場のホテルの予約が取れない受験生がいたら、自宅を前泊に提供する。
は、実施すると思う。
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これは「親切」ではなく「義務」のような気がするからです。
- ■2012年
01月 07日
-
- ・受験シーズン突入
- マスコミやメディアに出ている人達の、若い頃の自伝を読むと、以下のような記載が多いことに気がつきます。
○取り敢えず、大学に願書だけ出して洒落で受験したら合格ってしまった。
○試験の前日は、友人と夜遊びをしていた/一晩中飲んでいた。
-----
メディアに登場する彼等は、根っからの優秀な頭脳を持っているのだと思います。
また、本人も、自慢をしている訳ではなく、事実を淡々と述べているだけだと分かってはいます。
しかし、こういう記述は、
『やたらと腹が立つ』
- ■2012年
01月 06日
-
- ・半分以下になっていたケーキ
- 昨日は嫁さんの誕生日でした。
茨城の工場への出張で、遅く帰宅した私は、私の分のケーキのピースを2割だけ食べて、冷蔵庫に入れておきました。
今朝、朝食としてケーキを食べているのですが、
―
ケーキのサイズが、40%程度まで縮小している
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犯人は分かっている。
そんなに好きか、ケーキ。
- ■2012年
01月 05日
-
- ・誰が岡部倫太郎だ
- 1.
今年の年賀状の文面
-----
あけましておめでとうございます
http://www.kobore.net/
↑
○「地震」と「原発」について自分なりに勉強して、山ほど隨文を書き綴っています。
○昨年はSteins;Gateに嵌りました。おかげで、CERNのLHCに詳しくなり、超光速ニュートリノ(?)に戦慄した年でした。
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2.
友人からの返信
「P.S.
そういやぁ、シュタゲ(Steins;Gate)の主人公は、誰かの若い頃にソックリだね(^^)」
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3.
トライアル
えー。こほん。あーあー。
・・・では。
『我が名は狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真だ。フゥーハハハハハ!』
家族には不評でした。
http://www.kobore.net/cgi-bin/diary/read.cgi?date=20110904
- ■2012年
01月 04日
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- ・その不利益は、当然、私が負う
- 私は仕事で、今、スマホ(スマートフォン)を使って、いわゆる個人情報の共有アプリの検証実験を行っているのですが、これが、
徹頭徹尾つまらん。
基本的に、パソコンでできる以上のことはできないし、両手を使わなければならない不便さに、ウンザリしています。
キー入力も遅いし、不便だし、設定変更も難しい。
SNSであれ、Facebookであれ、Twitterであれ、『「誰かと繋りたい」「情報を共有したい」などと一切思わない』私にとっては、不要なサービスであり、気持ちの悪いアプリです。
私にとって、明確な目的意識のない情報共有は、不気味なのです。
むしろ、私なら、社会インフラ
― 例えば、図書館の書架情報、走っている電車やバス、電力やガスのメータ、道路交通情報や、気象庁の地震・災害データベース ―
の方と「繋りたい」と思う。
ともあれ、私が、今後、歩行者ナビ以外の目的で、スマホを使う可能性は低いように思われます。
-----
勿論、私は、SNSであれ、Facebookであれ、Twitterであれ、多分、使っていない私には決して分からない、凄い価値があるのだと信じています。
私が、これらを真面目に使い込まないことで、これらの利益を享受できないことは、当然でしょう。
その不利益は、当然、私が負うべきものです。
- ■2012年
01月 03日
-
- ・日本中の親たちに告ぐ
- 私たちの親達は、子供の頃の私達の「できない」という言葉に対して、
――
「やらない」うちから、どうして「できないと」決めつける!
と怒鳴ってきたのではないでしょうか。
-----
今になって、
一ページのマニュアルを読むこともなく、一つのボタンも押すこともなく、
『携帯が分からない』
『DVDが分からない』
『地デジが分からない』
と平然と言い放つ、その態度。
私は許さん。
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私達は、親から『困っている人を助ける』ように教えられてきた。
『ここを、こうやってみたが、ここで分からなくなった』という質問であれば、私達は、どんなときでも、必ず優しい。
しかし、
「分からん」→「何をやってみた」→「何もやっとらん」
という、ふざけた態度の人間にまで優しくするようには、教えられていない。
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自らが一歩も歩み寄る態度も見せず、『世の中の進歩が早すぎる』と文句を言っているだけの、日本中の親たちに告ぐ。
○子供は帰省の連絡を、家族全員の一斉メールでしかしなくなるだろう。
○孫たちは、デコメ(デコレーションメール)だけで、年賀状を送るようになるだろう。
○旅行先の宿泊先のホテルや観光地の情報は、URLだけで伝えてくるようになるだろう。
つまり、いずれ、誰からも何の連絡も受けれなくなるだろう。
-----
「メールアドレスを持たない」という生き方は、シンプルで美しい。
悪くない選択だと思う。
但し、その不利益は自分で負え。そして、決して文句は言うな。
- ■2012年
01月 02日
-
- ・適切な自己主張の時代
- 私の努める会社にも、「結婚支援団体」があります。ようするに、結婚相手の紹介をしてくれる団体です。
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残念ながら、私は入会する機会を得られませんでしたが。
入会金が1万円(年間?)、成功報酬が7万円だそうです。
私は、この手のビジネスをあまり良く知りませんが、これは相当に良心価格であると思いました。
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相当詳細な個人情報を記入する必要があるそうです。
まあ、年収までは当然としても、所持品、親や祖父母の職業や病歴(?)までも含まれるという話だったように思われます。
多分、本人の政治的な傾向や、ポリシーなども読み取られるような内容だったのではないかと推測します。
これは、悪いことではない、と思うのです。
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お見合いの第一声が、
「私、子供が欲しいです」
と、女性から言われて、ドン引きしたという、後僚の話を聞きました。
が、同時に、『それはマナー違反ではないのだ』とも言われました。
付き合う前に、自分の結婚へのビジョンを明確に相手に伝えることが、大変重要であり、そのように、団体からも「指導」されるのだそうです。
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仕事だけでなく、人生の全場面において、「自己アピール力」や「プレゼンテーション能力」が要求される時代になってきたんだなぁ、としみじみと実感しました。
- ■2012年
01月 01日
-
- ・「鉄道システム」と「自治寮の理念」
- 昨日の続きの話なのですが、合コンで外す男というのは、大体共通するものらしいです。
合コンで「鉄道システム」について語り出したという、後僚の話を聞きました。
私も学生の頃、合コンで「自治寮の理念」について語り出したという、先輩の話を聞いたことがあります。
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理系男子に多そうなのですが、合コンで「自分の専門分野」の話を始める奴が多いようです。
鉄道、電力などのシステムに興味のある女性は、まあ、そりゃいない訳ではないでしょうが、まあ、概ね興味がないでしょうし、引くでしょうね。。
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私ですら、仕事でさえなければ・・・
合コンで、その手の話が忌避(タブー)であることは、「学生時代」に履修を完了していなければならないのです。
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何だろう。
私は、大学時代に、かなり本気で勉強してきたと自負してるのですが、最近の大学生は、そんな私の自負とは比較にならないくらい、学問に没頭しているのでしょうか。
女性に興味を抱く暇もないほどに。
それはそれで、問題のような気もします。