ラズパイ(Rasberry Pi3)をホームセキュリティサーバとして稼動させて(24時間営業)います。 折角なら、これに、ラズパイにUSBメモリ(128GB)を装着して、ファイルサーバ(ビデオサーバ) としてしまう、と思って随分がんばったのですが、どうにも上手くいかず困っていました。 ■環境 ラズパイには、ubunts16.04を入れて(ディストリビューションを色々使うのが面倒なので ubuntsで統一)います。 ■前提 sambaが動くことは確認していること。 ■結論 原因は、UBSメモリがNTFSフォーマットだったことだったこと(らしい)。 ■対策 [Step.1] WindowsのNTFSでフォーマットしたHDDを使用出来るようにします。 >sudo apt-get -y install ntfs-3g [Step.2] マウントする。 >sudo mount -t ntfs-3g /dev/sda1 /mnt/usb_mount [Step.3] (以下は、まったく関係ないかもしれないけど) >sudo chown -R nobody:nogroup /mnt/usb_mount >sudo chmod 777 /mnt/usb_mount を実行 # 手当たりしだい実行したので、効果があるかどうか分からない。 その証拠に、 ebata@ebata-desktop:/mnt$ ls -la total 48 drwxr-xr-x 3 root root 4096 11月 8 22:22 . drwxr-xr-x 22 root root 4096 4月 21 2016 .. drwxrwxrwx 1 root root 40960 3月 23 20:59 usb_mount とオーナが全然変更していないから。 [Step.4] あとは、"/etc/samba/smb.conf"に以下のような[usb_mount]を作る # Un-comment the following and create the netlogon directory for Domain Logons # (you need to configure Samba to act as a domain controller too.) ;[netlogon] [share] comment = Network Logon Service ; path = /home/samba/netlogon path = /var/samba writeable = true force create mode = 0666 force directory mode = 0777 guest ok = yes guest only = yes [usb_mount] comment = Network Logon Service1 ; path = /media/ebata/7FAD-461E/testtest ← 苦労のあと path = /mnt/usb_mount ; path = /media/ebata/A6F69570F695420B ← 苦労のあと writeable = true force create mode = 0666 force directory mode = 0777 writeable = yes guest ok = yes guest only = yes public = yes # Un-comment the following and create the profiles directory to store [Step.5] 最後に、sambaを再起動します。 >service smbd restart [Step.6] 立ち上げ時に自動的にマウントするには、"/etc/fstab"の最後に以下の一行を加えます。 /dev/sda1 /mnt/usb_mount ntfs-3g locale=ja_JP.UTF-8 0 0 但し、メディアが差し込まれていないままに、これを実行すると、軌道に失敗するみたいなので、使わない時はコメントアウトすることを忘れないように。 ■確認 あとは、Windowsの方で"usb_mount"を叩いて、中身が見えたら成功しています。 (上手く動かない時は、「権限がどーのこーの」と言われる) 以上