●「合計特殊出生率」とは
→ 人口統計上の指標で、一人の女性が出産可能とされる15歳から49歳までに産む子供の数の平均を示す
●問題にされたのではないかと(江端が)推認するコード
double dummy = 0;
for(int i = 15; i < 50; i++){ // 特殊出産率の対象 15歳から49歳までの人口加算
dummy += women[i];
}
// 1.4は、特殊出生率 / 35は特殊出生率の対象期間(35年) / 1.05は男性の出生比率
double mem_new_birth = dummy * 1.44 / 35.0 * 1.05/(1.05+1.00);
double womem_new_birth = dummy * 1.44 / 35.0 * 1.00/(1.05+1.00);
●私のモデル化の考え方
(0)モデルの前提
14歳以下の女性、または50歳以上の女性の出産は考慮しないものとする。
(1)モデルの考え方
例:出生率1.4の場合
15歳から49歳までの女性が、毎年子どもを産む人数は 1.4 人 / 35年 = 0.04人 (少数の子どもというのは変ですが)となり、
35年間合計で1.4人を産む、というモデル化です(1年あたりの出産人数の期待値が0.04人/年、という解釈になります)。
(2)計算方法
次に、上記(1)に応じて、15歳から49歳までの各年齢の女性人口が産む子どもの数を算出しそれを合計します。
15歳の女性の全人口 x 1.4人/35年(0.04人) +
16歳の女性の全人口 x 1.4人/35年(0.04人) +
・
・
49歳の女性の全人口 x 1.4人/35年(0.04人)
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(3)新生児の数の算出方法
ここまでの人数の合計が、その年ので出生する子どもの総数(実数になりますが)となり、これを男女比率で分ければ、
男児の新生児数と、女児の新生児数(いずれも実数)が出てくる ―― という、計算モデルです(これを出生児数として、
0歳人口とします)。
という計算手法です。
これ、統計計算的に見た場合、致命的にまずいところありますでしょうか?
もちろん、乱数確率を用いる方法などもありますが、結局のところ、各年における確率を求めるのであれば、
合計特殊出生率を35年分で割った値の方が、まだ安定した値になるのではないかと思っています(偏差も怖いですし)。
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『ソース見たが合計特殊出生率の定義がそもそも間違っている』とご指摘頂いておりますので、「ソース」が間違って
いるのか、あるいは「合計特殊出生率の考え方」のいずれか、あるいは両方が間違っていると思うのですが、大変申し
訳ありませんが、今の私には理解できていません。
ここからは(かなりずうずうしい)お願いになるのですが、私のモデル化が間違っているとしたら、どのようなモデル
をで算出すべきか、御指導頂けませんでしょうか。
「やり直し.」との御命令通り、一からやり直しさせて頂きたいと考えております。
『省庁発表のデータと2%程度の誤差しかない』という結果で、ちょっと油断していたのかもしれません。
お忙しい中、大変申しわけありませんが、何卒、御指導頂けますようお願い申し上げます。
2018-04-26(木) 01:38:20
江端智一