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2018-09-19 OpenStreetMapに関するちょっとしたメモ

OpenStreetMap

OpenStreetMap

  • 検討の目的
    • OpenStreetMapを使うことで、GISでラクすることはできるか?を検討する
  • 経緯
    • 色々な人から、情報を頂いている最中
  • リンク先(参照情報)
  •  
  • 特徴
    • ユーザーが自由に利用
      • 編集機能
      • 地図検索サービス
    • 無収益型のサービス
      • OpenStreetMap Foundation(OSMF)という団体によって運営
    • 41億のポイントデータ
      • 現在,420万人のマッパーによって,41億のポイントデータとそれらをつなぐラインデータが登録され,OpenStreetMap上の地図を形作っている。
    • 自前でタイルサーバを用意する
      • 広い範囲をカバーする地図を提供するとなると画像ファイルの容量が膨大になり、現実的ではなくなりますが、地域を限定した狭い範囲の地図を提供するだけならば、選択肢として検討する価値がある
  •  
  • 調査結果概要
    • OpenStreetMapは、地図描画としてはとてもhelpful
      • 拡大縮小等もできる
      • GoogleMAPに遜色ない
    • OpenStreetMapのアプリ例は、それほど多くはない
      • ビックリするほど多いという訳ではない
      • 個人で作成するほどのニーズとしては少ないんだろう、と思う。
    • OpenStreetMapには、ナビゲーションに相当するソフトはない
      • あくまでOpenStreetMapは表示ソフト
    • ナビゲーションソフトはOpenStreetMapの外で作って連動させることはできる
      • 例えば、Navitの概要

        • Navitは、OSMデータを使うことが可能なオープンソースのカーナビソフトウェアです。
        • OSM地図データから抽出したbinfileフォーマットを使い、リアルタイムに描画
        • 探索、ルーティング、動的リルーティングが可能であることに加え、地図を3D鳥瞰図として表示することも可能
        • ~ 参考URL

        Navitの限界

        • しかし、あくまでこれは、最短ルート検索ができるだけであり、渋滞も、乗車希望人数も、乗車中の人数も一切考慮しない
        • ソースコードのハックをすれば不可能ではないが、絶望的に訳が分からん上に、その後の展開がない
        • そもそも、今回必要なものは「ナビソフト」ではない
    • OpenStreetMapは任意のオブジェクトをリンクするAPIがない
      • 別のレイヤを使って、表示するにとどまる
    • PostgresSQLと高い親和性あり
      • OpenStreetMapを、丸ごとDBに落して使うことができる
      • 一度落してしまえば便利
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  • ご提供頂いた情報
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  • まとめ
    • OpenStreetMapは、著作権的に問題がない描画地図として、本GISの開発物として利用可能
    • OpenStreetMapには、ルート探索機能はなく、渋滞等の情報を入れこむ手段もなく、オブジェクトをリンクする機能もない
      • 結局、これらについては独自に開発するしかない
      • OpenStreetMapとのリンクを意識すると、開発効率低下する
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  • 結論
    • GISにおいては、OpenStreetMapは、地図画像手段として利用することができそうである。
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