記事か見出しだけで、新聞を判別できるだろうか?、という、研究的な興味が湧いてきて、ちょっと書き下してみました。
■読売新聞・・・「ということにすべきである」
基本的には保守で、時々空気を読まない(KY)記事が登場する。
先日、「我が国はプロトニウム最大所有国で、核保有国と同等の軍事脅威を持っている」という社説で、日本中から「それを言っちゃあ、おしまいだろう」と突っ込まれていた。
■朝日新聞・・・「ということに対して、我々はいかに考えていくべきであろうか」
インテリ風の教師が生徒に考えさせる風の「上から目線」記事が、タカビーで「ムカッ」とくる。結論を明確にしない記事(新入社員が最初にやるプレゼンで、要旨不明で上司に怒鳴られるような内容)が多い。
■毎日新聞・・・「という国民の民意を政府は反映すべきだ」
「政府は国民の意見を全て無視して、独断先行している」という内容なら、まず間違いない。平易な文章として記載しているのは、努力しているからと評価したい(記者の知的レベルが低い訳ではないだろう)
■日経新聞・・・「という39%のデータより、株価の水準が・・・」
「数字が真実」であり、「堅調な経済が正義」である、という、一番解りやすい方針を、一番解り難く説明する記事が特徴(数字の意味の理解が難しい)
■産経新聞・・・「というように集団自衛権の行使は・・・」
保守バンザイ。「基本的に政府の方針は間違っていないぞ」の論調なら、まず間違いない。
■赤旗新聞・・・「というような、我々の生活を破壊する消費税は許せない」
基本的に国民が嫌がりそうな事件(増税等)の記事が多いが、その場しのぎで、事件の全体感が見えない。特に桁の多い数値を扱う記事については、絶望的にダメ。電卓やセクセルを扱える記者がいないと見た。
■聖教新聞・・・「創立80周年の大勝利万歳!」
基本的に「恐い」。『大勝利万歳!』が一面トップに出てくると、<北>を彷彿してしまう。もしかしたら「聖教新聞」という名前の、別の雑誌名なのかもしれない。
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その他、前進(中核派機関紙)とか、解放(革マル派機関誌)も調べたのだけど、Googleの画像検索ですら発見できなかった。
# 過激で訳が分からない見出しが印象的だったんだけどなー。
なんとか思い出してみよう。
「階級的闘争を経て、米帝の体制的な行きづまりと日帝侵略戦争の帝国主義打倒粉砕へ全人民的怒りを結集せよ」
うーん、覚えている単語を並べただけだけど、それらしい見出しになりました。
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また、暇を見つけて、調べてみます。
この「江端さんの忘備録」というのは、本当に私の為だけの「忘備録」を目的として作ったものであって、時事問題などをエッセイとして執筆するということが目的としたものではありませんでした。
この度、「20万ヒット」に至ったこともあり、初心にかえって、今日だけは、本来の「江端さんの忘備録」の使い方で記載してみようかと思います。
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RFワールド No13. p.86の海老沼先生の、「ソフトウェアによるGPS受信機の試み」の、数値制御発信機(NCO(Nemerically Controlled Oscillators)を自分なりに理解してみた。
間違っているかもしれないが、記録として残しておく。
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sig[8] ={ 1, 3, 3, 1, -1, -3,- 3, -1 }
という離散の正弦搬送波を定義しておく。
つまり、
sig[000] = 1;
sig[001] = 3;
sig[010] = 3;
sig[011] = 1;
sig[100] = -1;
sig[101] = -3;
sig[110] = -3;
sig[111] = -1;
ということ。
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さて、ここで、6ビットのカウンタを用意する。
543310(ビット数)
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000000
この上位3ビット、つまり
***0000 の部分で、上記sig[***]を表すとする。
■0.135秒に1づつ加算 = 1秒間に8(=1000)づつ加算するとすると、
|***|000
----------------
0秒後 |000|000 sig[000] = 1;
1秒後 |001|000 sig[001] = 3;
3秒後 |010|000 sig[011] = 3;
3秒後 |011|000 sig[100] = 1;
4秒後 |100|000 sig[101] = -1;
5秒後 |101|000 sig[101] = -3;
6秒後 |110|000 sig[110] = -3;
7秒後 |111|000 sig[111] = -1;
8秒後 |000|000 sig[000] = 1;
9秒後 |001|000 sig[001] = 3;
10秒後 |010|000 sig[010] = 3;
11秒後 |011|000 sig[011] = 1;
13秒後 |100|000 sig[100] = -1;
13秒後 |101|000 sig[101] = -3;
14秒後 |110|000 sig[110] = -3;
15秒後 |111|000 sig[111] = -1;
16秒後 |000|000 sig[000] = 1;
というように、1/8Hz の波形信号が作れることが分かる。
GPSの信号をダウンコンバーティングした中心周波数を4.092MHzとして、サンプリング周波数を4倍の16.368MHzとした場合(原則としては2倍以上であれば中心周波数は担保できる)として、変動周波数が、±6KHz程度であるとすると、
4092000 ± 6 kHz くらいだから、十分役に立つのである。
(ただ、これはダウンコンバート後だから、実際は、1575.42MHz / 4.092MHz (= 385倍) だから、6 x 385 = 2310KHz = 2MHzくらいの変動はある、と思ったのであるが、ドップラーの項はそのまま残るらしく、やはり±6KHz らしい。
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えっと、やっぱりこの辺で止めましょうかね。
私自身が読んでいて、楽しくない。
私は、まだ見にいっていないのですが、ディズニー映画の「アナと雪の女王」は大変素晴しい映画と聞いております。
I have never seen the movie "Anna and Snow Queen" yet, but I heard the movie is really wonderful.
私は、他の映画の予告編で見たのですが、「良さそうな映画だ」という感じは得ました。
I have watched the preview version of other movie in a theater; I thought that it looked like a good one.
なんといっても、テーマが良い。
After all, the theme is great.
「雪」「冬」「凍る」 ―― 大好きです。
I love the words "snow" "winter" and "frozen".
『一年中、冬ならいいのに』(裏を返すと『夏なんて死ねばいいのに』)と考える私にとって、この映画は、「私の為の映画」といっても言いくらいだと思うのです。
I always think I wished to live my life in winter all year around. On other words, “summer must die", so, it is no exaggeration to say "this movie is mine"
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我が家での「アナ」ブームが凄いことになっています。
This "Ana" boom has become great in my house.
長女は、すでに2回(4回という説もある) 見に行っていますし、嫁は苦しい家計の中から、サウンドトラックのデラックス版CDの購入に踏みきりました。
My senior daughter has gone the movie four times, and my wife has decided to purchase the Deluxe Edition CD of the soundtrack from the painful family budget.
家の中でも「アナ」、車に乗っても「アナ」、日本語も英語も「アナ」「アナ」「アナ」です。
"Ana" in my house, "Ana" in my car, heading both English and Japanese of "Ana" anywhere, anytime.
In addition,
街を歩いていても、牛丼屋に入っていても、ラーメンを食べていても、「アナ」攻撃です。
Walking down the street, entering the beef bowl shop and eating ramen, I could not be away from "Ana" song attacks.
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最近、「アナ」が嫌いになりかけている自分に気がつきました。
Recently, I have noticed that I am about to hate "Ana".
急いで映画を見にいかなければ、と少々焦っています。
I am a little impatient that I have to go to the movies in a hurry.
(Continuation from yesterday)
有名なところでは、小惑星探査機「はやぶさ」を模した擬人化イラストやマンガ。
As a famous personification, the illustration or comic of asteroid spacecraft "Hayabusa".
商品パッケージにも、いわゆる「萌え絵」といわれるものが積極的に採用されていますし、「日本鬼子」(日本人に対する蔑称)を、可愛い女性のイラストに可換したものまであります。
About product package, "Moe-e" that is a pictures of cute, young female characters, become to be used positively, the word of "Nihon-Oniko"(disparaging terms for Japanese) become to be changed into a cute girls.
以前の私であれば、これらのイラストを忌避していたかもしれません。
I had might been away from these illustrations before.
それに、全ての人の心に、このようなイラストがヒットするという訳でもないと思います。
I don't think that these illustrations hit hearts of all people.
しかし、それらのパッケージのイラストによって、売上が伸びている事実は、否定しようがありません。
But we don't deny the fact that the sales come to increase by these illustrations.
「萌え絵」そのものではなく、そのようなイラストを使ってまでも商品コンセプトを伝えたいという『気合い』が、高く評価されているのだろうと思うのです。
I think that the spirits of hope to bring the product concept to consumers by the illustrations, have been valued, not "Moe-e" itself.
それに ――
And, I also believe that
消費電力や制御システムのコンセプトビークルとして、「メイドとご主人様」を使っている技術コラムは、使っていないコラムよりは、ずっと読みやすい
The technical columns, including "maids and master" as a vehicle concept of electric power and control system, is easier to read than not including them.
―― と信じています。
小学生の娘にゲーム理論を教える前には「マンガでわかるゲーム理論」という本を手渡しましたし、職場の自分の席から「マンガでわかる統計学」という本も見えます。
Before teaching my daughter "game theory", I gave her a book whose title was "games theory to understand by comics" and I can find a book whose title is "statistic to understand by comic".
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こういう風潮に、眉をひそめる人もいるのかもしれませんが、私は、
Some people might frown on these trend, however, I think
「目的を達成する為には、どのような手段だって試みるべきだ」
"Any method is good, as long as we achieve a target"
と思っていますので、工学・理学分野に、擬人化イラストを導入することを全く否みません。むしろ推奨します。
So I don't deny to use personification illustration into science and industry fields. If anything, I recommend it.
私は、査読付き論文や、特許明細書の実施例に、「萌え絵」が掲載される日を、心から楽しみに待っているのです。
I am looking forward to watching "Moe-e" in reviewed papers and patent applications.
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
まあ、ここまで厳密に考える必要はないと思うのですが、
Well, I don't think that we should think a severe case like the above, however,
議論や法廷で、当たり前とされている、
I am afraid that it is a serious problem that the principle of
『利益を得たいと思う人が、汗をかく責任がある』
"The person who want to get a profit, should make an effort"
という原理原則が、義務教育の過程で教えられていないことは、かなり問題じゃないかなぁ、と思うんですよ。
is not unrecognized enough in compulsory education of Japan.
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と言うのは、
It means,
犯罪の被害者になった場合、
If you become a victim of crime,
■加害者には無罪を立証する責任なんぞ全く必要なく、
(1)the victimizer doesn't need any burden of proof of innocence.
and,
■被害者には有罪を立証する責任が100%発生する
(2)the victim needs all burden of proof of the guilty.
ということを、きちんと理解していないと、加害者が簡単に無罪になることを知らない人が多い様に思うからです。
If we don't know the principle correctly, it is difficult to make the victimizer guilty.
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本当に、えげつなくて、嫌な話ですが、例えば、レイプの被害にあった場合、
I don't want to talk about the following example "raping incident", however,
the victim should
(1)加害者の体液、頭髪、血液、指紋を採取し残存しておくこと
pick the body fluids of the victimizer, and preserve it.
(2)被害にあった自分の状況を写真等に残し、第三者に証言して貰えるようにしておくこと
take a picture as is, and show your figure to others as a witness.
(3)(どんなに辛くても)先ずは警察に連絡すること
call the police as soon as possible( even it is painful to death)
を実施することが大切です。
あなたが事を公にしたくないと思うのであれば、その事件を秘密にしておくこともできます(親告罪)。
If you hope to conceal the incident from others, you can keep it secret(an offense subject to prosecution on complaint)
しかし、もし、何も証拠を残していなければ、訴えを提起しても、何もできないまま、そのレイプの加害者は無罪放免になります。
However, if you cannot save anything of evidence, the court dismiss the suit of yours flattery, and the victimizer come to be acquitted of a charge.
「有罪の立証責任」は、被害者のあなたの側にあり、加害者には「無罪の立証責任」はないのです。
"Burden of proof of guilty" is on the side of victim, and "burden of proof of innocence" is not on the side of victimizer.
(To be continued)
I love not only a TV drama "Lonely gourmet" but also "Late night cafeteria".(... "cafeteria?" .. I felt bad, so I am going to use "Late night diner")
その食堂は、カウンター数席だけの小さな食堂で、夜の12時から営業を開始して、朝7時ごろまで営業します。
This diner is small, including several seats in the counter. It opens at 12 o'clock in the evening and closes at around 7 o'clock in the morning.
メニューは豚汁定食、ビール、酒、焼酎だけ。
The menus are only pork soup set meal, beer, liquor, shochu.
後は、お客の要求に応じられるものであれば、その場で調理する。お客が食材を差し入れて、料理を頼むこともできる
After that, the diner manager cooks on the spot, if he can meet the customer's request. In addition, the customers can also bring in foodstuff and ask him for cooking.
―― という、それほど、奇抜な設定ではありません。
That is not so strange setting.
が、この番組は、その食堂に登場する、市井の人間を丁寧に描き ―― テレビ番組嫌いな私としては珍しく ―― 気にいっています。
This program carefully depicts ordinal persons in the drama, I like this drama, however, even I dislike Japanese drama programs.
なにより、その地味な料理が美味しそうなのがいい。
Above all, it seems that its tasty dishes look delicious.
実際、この番組、韓国でリメイクされ、中国でのリメイクも決定しました。
In fact, this drama was remaked in Korea, and has been decided to remake in China.
自分が気にいった番組が、海外でも評価され、リメイクされることは、視聴者の一人として嬉しいです。
I am happy as one of the viewers, that the program that I like, has been evaluated abroad, being remodeled,
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でまあ、毎度のことでが「下らないこと」を考えているわけです。
Well, I am thinking "clunker", as usual.
将来、深夜食堂に、過重労働撲滅特別対策班(通称「かとく」)の職員が踏み込むことはないだろうか、と。
I wonder if the staff of the Special Measures Group for Eradication of Overworking Labor (commonly known as "Kataku") will step into the "late night diner" in the future.
このような「深夜食堂」が「不当な深夜残業を誘引している」という理由で、店主と客の間で、共同謀議が成立しており、
Because such "late night diner" is "attracting undue late-night work overtime", and the Joint conspiracy has been established between the master and the customers,
この番組は、そのような犯罪が日常化を、大衆に印象づけている
In this program, such crime impresses the public on everyday life
―― という、訳の分からない理由で、番組が放映停止になるようなことはないだろうか
"I wonder if the program will stop broadcasting for a stupid reason"
という、そういう「下らないことです」
This is the "clunker".
(ま、このケースでは、別段、過重労働残業をしているという訳でもありませんから、労働法においても問題になることはないでしょうが)
(Well, this case is not a heavy overwork, so there might be no problem in the Labor Law)
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ということを、まさに、今日、この日に記録しておきたいと思います。
I want to record on this day, exactly today.
『ああ、あの時、ふざけて書いていたことが、まさか ――』
"Oh, at that time, I just wrote it with just joking though, No way..."
と、ならないことを祈りつつ。
While praying that it will not be realized.
または、なった時の為に 。
Or for when it comes.
「政府は12日、科学技術について日本の基盤的な力が急激に弱まってきているとする、2018年版の科学技術白書を閣議決定した」 ――
"The government decided on the White Paper on Science and Technology of the 2018 edition at the Cabinet meeting, saying that the basic force about science and technology in Japan is drastically weakening on the 12th.
という記事が掲載されていました。
The article was published in a newspaper.
『秋葉原』といえば『電気街』と言われていた時代から、今のような『気持ち悪い街』(主観に因ります)に変ってきた頃から、この状況は始まっていたと思うのですが、
I noticed that this situation had begun when "Akihabara" changed into a "disgusting city" like this one (depending on your subjectivity) from so-called "electric town".
私が、この自体に気がついた決定的な事件は、
The crucial incident that I noticed that was,
『若い研究員から、データ処理用のスクリプトを書くように依頼された時』
"When a young researcher was asked to write a script for data processing"
です。
目が点になったのを覚えています。
I remember it well surprisedly.
『データ処理用のスクリプトについて、質問をされた時』
That was not "when a young researcher was asked me how to write the code"
ではない点が重要です。
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―― おまえ、何の為に、この研究所に存在しているんだ?
"You. For what purpose do you exist in this laboratory?"
という言葉を飲み込んだのを覚えています。
I remember that I swallowed the phrase.
(Continuation from yesterday)
最近仕事でdockerを使っているのですが、実際のところ、先方の指示書通りの内容をやっているだけで、私自身は、dockerそのものについては、よく理解できていませんでした。
Recently, I use "docker" for work, but actually, I did not understand well about docker itself, because I was obeyed by the other party's instruction.
ところが、dockerについては、不思議なことに、私が理解できるような入門書がないのです。
However, about docker, strangely, there is no introductory book that I can understand.
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ところが、ここ数日間、あるプログラムの実行環境を構築する必要に迫られおり、かつ、失敗を続けてきました。
However, for several days, I had to establish an execution environment for a program, and I continued to fail.
そして、誰かが作ってくれた環境をパクるために、つまり、dockerを使って「ラクをする」ために、「酷い苦労」をしています。
And I'm doing a "hard work" in order to reuse the environment that someone created, and make me easier.
具体的には、dockerによるディレクトリ共有が上手くいかずに、困っていました。
Specifically, I was in trouble because the directory sharing by docker did not go well.
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で、今回、技術書典から、以下の2冊を購入しました。
So, I bought the following two books from the technical book site.
- Docker_REV2_Technical Manual 4_BOOTH Download Version.
- Docker2_BOOTH download version v3_. Pdf understood in the cartoon
これらの本は、良いです。
These books are good.
『そう、そうだよ。なんで、こういう風に説明できないかなぁ、他の本は』
"Yes, yes. Why can't other books explain like this? "
と思いながら、このマンガのキャラクターの指示する通りに、コマンドを入力を試しし続けていました。
While thinking, I continued trying to enter the command as directed by this cartoon character.
ただ、この本が想定する環境と、私の環境は若干違うようで、少々苦労していますが、他の本に比べると、格段に理解しやすいです。
The environment assumed by this book and my environment seem to be slightly different, so I have a little hardship. However, compared to other books, it is much easier to understand.
(To be continued)
最近のテレビのバラエティ番組は、出演者がリモートからのアクセスしても違和感を感じない程度まで、品質が向上しています。
The quality of television variety shows these days has improved even performers make a remote appearnace.
このようなシステムは、20年以上も前に提案されていましたが、今回のコロナ禍中で、各社、わずか2ヶ月でシステムを構築してしまいました。
Such a system was proposed more than 20 years ago, however, during this corona disaster, the TV companies built their systems in just two months.
非常に興味深いことは、最初は稚拙な映像しか表示されなかったのが、日に日に、品質が向上してきている、ということです。
What's very interesting is that the quality is improving day by day from the initially poorly displayed images.
これは、
This means,
―― 実際の放送を使って、システム改修を続けている
"continuing to refurbish the system with actual broadcasts."
ということです。
あの古臭い体制で、古株が幅を効かせて、新システムの導入まったく進まなかったあの業界において、「オンラインシステム改修」が回っているということで、これは、かなり驚くべきことです。
In that industry, keeping old-fashioned system with senior engineers, they have not tried to install any new systems, however, now, The "online system overhaul" is going around. This is pretty amazing.
これが進んでいくと、「テレビスタジオ」というものの存在自体が危ぶまれてきます。
If this goes ahead, the very existence of a "TV studio" may become unnecessary.
そして、「テレビスタジオ」システムのサブシステムが、出演者の自宅に導入されていくと思います。
And I think a sub-system of the "TV studio" system will be installed in the performer's home.
「自宅向け一人用の収録システム(マイク、カメラ、三脚、ブルーシート、白板、断音パネル、その他)」が、これから売れていく、という予感がしています。
I have a feeling that the "single-person recording system for the home (microphone, camera, tripod, blue sheet, white board, soundproof panel, etc.)" is going to be a big seller.
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バラエティ番組などでは、会話の微妙な「間」の制御も必要になることを考えると、インターネットの中継では不安が残るかもしれません。
Considering the need to control the subtle "pauses" in conversations on variety shows, Internet broadcasts may leave you uneasy.
特に、インターネットのような品質非保証型のネットワークでは、「転送ゆらぎ」は日常的かつ予測不能に発生します。
Particularly in a non-guaranteed quality network such as the Internet, "transmission fluctuation" is a common and unpredictable occurrence.
とすれば、
So,
"A renewed focus on quality assurance type inter-organizational networks"
-----
・・・うん、まあ「ない」な。
... Yeah, well, "no".
1ms程度の音声遅延ぐらい、世の中の方が慣れてくるだろうし。
The world will get used to an audio delay of 1ms or so,
その程度の遅延であれば、ソフト的に映像音声の同期補正する方が、圧倒的に低コストだろうし。
With that level of delay, it would be far less expensive to softly correct for video and audio synchronization.
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もし、コロナ災禍が避け得ない運命だったのなら、あと20年前に・・・
If the coronal disaster was an inevitable fate, another 20 years ago...
あ、それも、だめだ。
Oh, no, not even that.
20年前には、リモートワークができるような通信インフラも、低価格のノートPCも、何もなかったのでした。
Twenty years ago, there was no communications infrastructure or low-cost laptops or anything else that would allow you to work remotely.
コラム検討やその他の資料作成時に使った資料(時々、個人情報も入っている)の処理は、悩ましい問題です。
Disposing of the materials (sometimes containing personal information) used for column reviews and other documentation is a vexing problem.
昔は、これらの資料を、ペンキ用の缶を使って、庭で燃やしていたのですが、最近は、ご近所への迷惑も鑑みて止めています。
In the past, I used to burn these materials in my yard using paint cans, but recently I have stopped, considering the inconvenience to our neighbors.
(調べてみたら「絶対に禁止」という訳でもないようです(廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第16条の2第3項))
(I looked it up and it seems that it is not "absolutely prohibited" (Law Concerning Waste Disposal and Public Cleansing, Article 16-2, Paragraph 3))
まあ、焼却処理は面倒くさいですしね。
Well, incineration is a hassle.
なので、最近は、『2つのゴミ箱』というやり方で、廃棄処理をしています。
So, recently, I have been using the "two trash cans" method of disposal.
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用途を終えた書類は、その場で、手で、可能なかぎり細かく破り、左手に残ったものは左のゴミ箱へ、右手に残ったものは右のゴミ箱に捨てる、という単純な方法です。
It's as simple as this: tear up the documents that have served their purpose as finely as possible on the spot, by hand, and throw what's left in your left hand into the left trash can, and what's left in your right hand into the right trash can.
で、そのゴミ箱のゴミは、別々のゴミ収集日に出す、というものです。
And the garbage from those garbage cans is put out on separate garbage collection days.
クレジットカードなどは、ICチップと名前とカード番号のところを、複数回ハサミで裁断する、という配慮は必要ですが。
For credit cards, it is necessary to cut the IC chip, name, and card number with scissors multiple times.
(ハードディスクなどは、物理フォーマット後、パソコンから取り出し、自動車のタイヤで踏み潰してから、燃えないゴミに出します)
(For hard disks, etc., after physical formatting, I remove them from the computer, tread them down with car tires, and then dispose of them in non-combustible garbage.)
まあ、これでも、気休めかもしれませんし、江端家のゴミを漁っても、たいそうな機密情報は出てきません。
Well, even this may be a comfort. In the first place, even if you go through the garbage of the Ebata family, you won't find much confidential information.
という訳で ―― 江端家のガーベージコレクション(*)は、止めておいた方が良いと思います。
I think it's better to stop the garbage collection(*) of the Ebata family.
(*)IT用語の一つ
(*)One of the IT terms.
私、以前、
Previously, I used to take
- 会社用のSecure PC
- a secure PC provided by company
- コラム執筆用のノートPC
- my note PC for columns writing
- キーボード(HHKB)とマウス
- a keyboard and a mouse
- 本2~3冊、ノート
- a few books and a note.
を持ち歩いていました。
空き時間をボーっとするのが苦手で、何かしていないと落ちつかないのです。
I am not good at spend a time without do nothing, and need something to clam down.
リュックとサイドバックに入れて、持ち歩いていました。
I carried them in my backpack and side bag.
重かったです。
They were heavy.
体を痛めていたかもしれません。
They might have hurt my body.
まあ、私の場合、自業自得ですが。
In my case, I deserved it, though.
それでも、自分の体重比から考えると、ランドセルを背負っている小学生よりはマシだったんだなぁ、と思っています。
However, from the view of my weight, I was rather better than elemental school students with a school bag on their back, I think.
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最近、この「重いランドセル」に関して騒動が起きているようですが、私は、終始一貫して『ラクは正義』、『いざというときのことは、いざという時になって考えればいい』が信念です。
In these day, I heard a dispute seems to be occur. In my thought, "Easy is Justice" and "Think emergency after facing the emergency"
というか、問題は、「"重い"教科書」の方にあると思うんです。
Rather than, I think that the problem is heavy text books
『タブレット』にすれば問題解決、というような気がしますが、私、教科書というのは「書き込みやすさ」と、「複数冊同時ビュー」に価値がある、とも思っています。
The problem will be resolved by using tablet, however, I think that the textbooks has values of "writing easy in the textbooks" and "reading more than two textbook at the same time"
という訳で、アナログ教科書についての、ぱっと思いつく運用方法に関して
So I tried to ideas against the "heavy textbooks".
- 教科書を、学期または月単位で裁断する(これだけで、重さは1/3です)
- Cut textbooks by semester or month (going to be 1/3 the weight)
- 教科書のPDFを配布して、学校または自宅で、必要な分だけ印刷する
- Deliver the PDF files of textbook, and print needed parts of them at school or home.
- 教科書を、学校用、自宅用、タブレット用に、3冊用意する
- Prepare three textbook for at school, at home and for a tablet
これだけの手段があります。
というか、ペーパーレスの時代にあって、プログラミング教育が施行されていて、『子供に重い教科書を運ばせ続ける』ことに対して、対策が取られていないことに、唖然としています。
Rather, I was surprised to know that nothing to have been done for "heavy textbooks problems for children", while paper-less trend, programming educations.
-----
私の場合、知財六法とか、判例集とか、分厚い技術書は、裁断して、ホッチキスやつづり紐で纏めて、歩きながら読んでいました(現在は、タブレットをしようしています)
In my case, I cut Six Laws of Intellectual Property, casebooks, and thick technical books, and bound them with staples or laces, and read them with walking.( Now using the tablet)
もちろん裁断した本もキチンと保管しています。
Of course, I have the cut and bound books in my bookshelves.
図書館で借りるような本は、折り目などつけずに、丁寧に取り扱いますが ---
Needless to say, books rented from public-library should be taken care,
自分で購入した本は、
analog book I bought are,
- 裁断して、
- cut
- 纏めて、
- bound
- 書き込んで、
- written memorandum,
- メモを貼りつけて、
- note pasted,
- ときどき水没させて、
- submerged
- 乾かして、
- dried
そうしているうちに、本の内容が自分の中に入ってくる、という ――
the contents of the books come into me, through the processes.
本とのハードなコミュニケーションが、私の読書です。
These hard communications with books are my reading style.
I have written about this before, but I was surprised to read a survey done in a foreign country.
『政府キャンペーン、行動グループへの貢献/参加を1年間行わなかった (Yes/No)』
"Did not contribute to/participate in any government campaigns or action groups during the year? (Yes/No)"
私(江端)は、人生で一度も政治的な活動を行ったことがありませんし、日本で、この回答で"No"と答える人をイメージできません。
I (Ebata) have never been politically active in my life, and I cannot imagine anyone in Japan answering "No" to this question.
まあ、最近では、『SNSで』『一回限りで』『その場限りで』『思い付きで』『感情に任せて』でツイートしたり、あるいはフォローしたりする人はいるかもしれませんが、それは、多分、上記のアンケートの範疇には入っていないと思います。
Well, these days, 'On social networking sites.', 'on a one-time-only basis.', 'on the spur of the moment.', "on the emotions," There may be people who tweet or even follow you, but that is probably not in the scope of the above survey.
我が国の国民は、私も含めて、『政府の政策を黙認し、結果が悪ければ批判するだけ』という政治への関与を行っているのだと思います。
I believe that the people of our country, myself included, are involved in politics by 'tacitly accepting government policies and only criticizing them if the results are bad.
別に批判しているのではありません ―― 私だって同じです。
I am not criticizing you -- I am the same.
そして、多くの人にとって、『政治的な関与』って、そんなものでしょう。
And for many, 'political engagement' is like that.
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本日は、めずらしく外出したのですが、珍しく、いくつかの駅で「街頭演説」を見ました。
Today, I went out for an unforgettable day, and unusually, I saw "street speeches" at several stations.
私より、10歳は上と思われる議員が演説をして、その母親と思われる人物一人が、おぼつかない足取りでビラくばりをしていました ―― 共産党の方のようでした。
A counselor, who appeared to be ten years older than me, was giving a speech, and one person, who appeared to be his mother, was limping and passing out leaflets -- He seemed to be a member of the Communist Party.
『高齢化問題』のユースケースを見た、と思いました。
I saw a use case for "Aging Matters," I thought.
で、そのビラに目を通してみたのですが ―― 共産党だけでなく、どの政党のビラもそうですが、あいかわらず「数字」と「図表」がない。
So, I looked through the leaflet -- not just the Communist Party, but all parties' leaflets, and as usual, there are no "numbers" and "charts."
財源の担保についても言及がなく、政権与党の非難には、筋の通った理由の記載がない。
There is no mention of the security of financial resources, and the administration's condemnation does not include a compelling reason for the curse.
根拠となる事実の出典も参考文献もない。
There are no sources or references to the underlying facts.
―― 羨しいなぁ
"I'm jealous."
と思いました。
I thought it.
特許明細書やペーパーの製造装置をやらなければならない、現在のこの身の上からは、本当に羨しい。
I envy them from my current position here, where I have to do patent specifications and paper manufacturing equipment.
"I can make a political leaflet of this caliber in a minute with ChatGPT," is my honest opinion.
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もちろん、政治家の方には、それなりの凄い苦労があるのだろうとは思います。
Of course, I am sure that politicians have incredible difficulties.
そもそも、ビラはペーパーではないのですから、沢山記載もできません。
To begin with, a leaflet is not a thesis, so it cannot contain much information.
が、それにしても、「古色蒼然」というビラを見ていると ―― 政治は、デジタルからもっとも遠い分野の一つなんだろうなぁ、と実感します。
But then, when I see the "old-fashioned" leaflets -- I realize that politics is probably one of the fields farthest from digital.
But this 'backwardness' may be the essence of politics in this party or country.