義務教育の国語に推薦図書というのがありました。
『ありゃ、一体何の為に推薦しているんだろう』と思います。
子ども達から、読書という習慣を「奪う」ことを目的としているのかと邪推してしまいます。
まさかとは思いますが、日本国政府は、
晩年、2度目の革命を試みて、人生の晩秋を汚しまくった阿呆な中国の革命家と、と同じことを考えているのではないかと、
と疑ってしまいます。
# ま、それは、考え過ぎでしょうが。
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私は、高校卒業するまでの間に、夏目、芥川、三島、太宰、川端、谷崎、その他、一通りは目を通しました。
そして今なお、これらの作品のどこがどう面白いのか、私は分からん。
私の感想は、『こいつらの屈折した精神、歪んだ社会観が生みだす阿呆な小説に、苦痛を伴いながら貴重な時間を使われた恨み』の一言につきます。
これを面白いと思える小学生や中学生がいたら、私は、心の底から『気持ち悪い』と思う。
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たった一度でいい。
宿題の読書感想文に、
『この著者は、精神を病んでいると断定する。愚劣なレトリックと、卑俗な人間関係。唾棄の一言に価する、読むに耐えない劣悪な著書である』
と一行書いた、感想文を書いてみたかった。
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面白い本の定義は、単に、「読むことが止められない本」で良いのです。
『まだ、あと◯◯ページもある』と思えるような本は、その場で読むのを止めてしまえば良いのです。
そのままゴミ箱行きでも構いません。いや、むしろ捨ててしまえ、そんな本。
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文学者や文学研究者が、「文豪」を褒め称えるのは構わんが、それを、子ども達に押しつけるな。
間違いなく、彼等は「迷惑」しているのです。もうそろそろ、本気で気がつけ。
中学受験の際に、文学者とその著書を記載される問題を見て、心底私は憤慨しました。
受験生達は、これから、この文学者と著書を「憎悪」の対象とするかもしれない。
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こんな本を紹介するくらいなら、何も紹介しない方が本当にマシです。
「世の中にある全ての本は、全部こんなに楽しくないものか」
と子どもたちが錯誤してしまったとしたら、本当にそれは
『一体、誰が責任を取るんだ? 』
ビートルズの名曲の一つで、高校生の頃、ビートルズファンの友人から、無理矢理テープレコーダカセットを押し付けられて、聞かさせていました。
# 今や、テープレコーダという言葉すらないのかもしれないけど。
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昨日、娘の二人で、以前録画しておいた、伊坂幸太郎原作の、映画「ゴールデンスランバー」を見ていました。
この映画は、国家の意思によって、何の関係もない一人の人間を犠牲にして、国家権力を維持しようとする、いわゆる「国家陰謀物」の一つです。
原作の中にも出てきますが、ケネディ大統領暗殺事件の日本版フィクションリメイクです。
ただ、ここでの「オズワルト」は、国家権力の陰謀に対して、回りの人間から助けられながら、最後に「逃げ切る」という点で異なります。
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娘が怯えながら、「これって、フィクションだよね」と言っていました。
『ま、そろそろ教えていい時期かな』と思いつつ、私は娘に語りました。
「フィクションだけど、国家権力がこういうことを行ったと考えられる事件は、現実に、相当数あるよ。基本的に、国家権力がやろうと思ってできないことなど、ほとんどないからねえ」
と言うと、娘は信じられない、という顔をしていました。
私自身が、『学生の頃、現実に、警察官に嵌められて逮捕された人を知っている』ことは、言いませんでした
まあ、それもいずれ語ろう。
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権力が出張ってきた時、個人の選択は2つしかありません。
「服従」か「逃亡」です。
私は、権力の横暴が受忍限度の範囲内であれば「服従」しますので、ちゃんと事前に警告して下さい。
「家族の安全」なんぞ出すまでもなく、私は自分が「痛い目にあう」だけでも、嫌なのです。
私は、軽い恫喝で、お手軽に「服従」します。
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例えば、私は、このページを封鎖するという判断に、2秒もかかりません。
http://www.amazon.co.jp/ゴールデンスランバー%20[ハードカバー]%20/dp/4104596035