NHKのSONGSの特集を見ていたら、この曲が出ていました。
一昨年でしたか、SMAPが歌ったこの歌は、メガヒットといえる当り方をしたようです。
私も良い曲だな、とは思っていたのですが、それほど騒ぐ程の曲かいな?とも思っていました。
なんで世間と共感できないのかな~~と考えていて、ちょっと歌詞を調べて見たところ、どうも私は以下の部分で引掛っていたようです。
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それなのに僕ら人間は
どうしてこうも比べたがる?
一人一人違うのにその中で
一番になりたがる?
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「比べたがる?」?
「一番になりたがる?」?
そ~か~~?
すくなくとも私は、そういう思考体系を持ちあわせていないので「僕ら人間は」という纏められ方をすると、ちょっとムッとします。
あまりに乱暴な一般化だと思います。
「僕ら人間の一部は」とか
「僕ら人間の中で、一番になりたがる人は」とかに、直して欲しいです。
嫌われ者の嫌われる理由は色々あると思いますが、その最たるものが、「どうせ、俺/私は嫌われているから」という開き直りにあると思うことがあります。
嫌われている人は、「どうせ、俺/私は嫌われているから」と自分で認識、または他言することで、免責されるとでも思っているかのように振る舞うことが多いようです。
なにを勘違いしているのでしょうか。
嫌われている人自身が自分で何を考えようが勝手ですが、私はその程度のことで、『私を不快にさせているという事実』を、免責させるつもりはありません。
臭い匂いがする生ゴミであれば、それをできる限り密封したビニール袋に入れる努力をするのは、当然でしょう。 「俺は生ゴミだから」といえば、生ゴミを放置しても良いという理屈が成立する筈はありません。
生ゴミとして生きることを押し通すのであれば、(1)人のまったくいない場所へ静かに立ち去るか、(2)匂いがしないようの最大限の努力をする、という2つの選択肢しかないはずです。
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私は、立ち去ることを選択しませんでした。
ですから、匂いを発しないように、二重三重のビニールコーティングをする努力をして生きているのです。
下らない理屈で甘えないようにしましょう。