昨日の続きです。
我が国の最高法規である憲法に、「矛盾」があり「ねじれ」がある、というお話をしました。
「矛盾」や「ねじれ」を、それを「ない」状態にしようとすることを、私は、正面から批判することはできません。
でもね ―― と、私は思うのですよ。
日本国憲法は、「我が国の最高法規」であると同時に、「人類の考えうる究極の理想論」でもあるのだ、とか、
あるいは、「日本国憲法第9条は『夢と魔法の国』の話である」とか、「日本国民の共通理念であり、信仰である」とか、
―― それじゃ、ダメですか?
夢だっていいじゃないか。
世界中から嘲笑されたっていいじゃないか
と。
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「今さら、それを言うか!」「卑怯だぞ!!」
これまで、ロジックや法律論で、色々なコラムを寄稿し、反論を封殺してきた江端が、その論旨展開はないだろう、という罵声が、パソコンの前までにも聞こえてきそうです。
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でも、やっぱり、私は「日本国憲法」は、やっぱり「念仏」や「聖書」や「コーラン」であって欲しいと思う。
例えば、新約聖書(の、マルコ福音書)に出てくる、あの超有名で、未だに私には訳が分からないフレーズ
『神よ、神よ、なぜ私をお見捨てになったのですか(エリ、エリ、レマ、サバクタニ)』
を、
「このフレーズを残したままでは、新約聖書の解釈の一貫性を欠く」
「山ほどの解釈があって、面倒だ」
「うん、そうだな。今後は、聖書から、このフレーズは削除しよう」
というくらいの「乱暴さ」を感じるのです。
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「詭弁だ!法律と宗教を一緒くたにするとは、お前こそ乱暴にも程があるぞ!!」
という声も聞こえてきました。
うん、うん。分かっています。
もう少しだけ、我慢して聞いて下さい。
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私は、これまで、一人旅をしてきたアジアの国々で、太平洋戦争中の日本軍による非道行為に関して、うんざりする程、非難(正確には「お前は、日本軍が何をやってきたか知っているか?」という質問を)されてきたのです。
正直、『文句なら、当時の日本人に言ってくれよ』とは思いました。
でも、その国の人達は、無茶ぶりを承知の上で、旅の途中にあった日本人の若者に、どうしても「それ」を伝えたかったのだ、ということは、本当によく分かりました。
その想いが、あまりに、強く、切なく、悲しすぎて、私にそのような発言をすることを躊躇させました。
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私は、以下のように応えていました。
「私自身は『申し訳ない』とは言えません。私はそこにいなかったからです」
「でも、我が国は法治国家の最高法規である憲法で『いかなる形においても、絶対に戦争をしない』ことを明文化しています」
「日本人は、絶対に、この憲法を未来永劫守っていくはずです」
「日本人が、この憲法を守り続けることで、私達日本人の過去の反省と未来の誠意を、どうか信じて貰えないでしょうか」
―― と言ってしまったのですよ。
そう。かなり、たくさんのアジアの人たちに。
だって、私にとって、日本国憲法とは「神聖にして犯されざる法典」と信じ、そして、それを全く疑ったことがなかったからです。
その「法典」の内容を、削除・変更することを、我が国の国民が「支持する時代がくる」など、予想もできなかったのです。
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―― 私は、やっぱり「嘘つき」になるのかなぁ
と思うと、切ない気持になります。
(続く)
大手学習教材会社の顧客の個人情報が流出しました。
Personal information of the customer of the major learning teaching materials company began to leak.
ところで、なぜ私が「大手学習教材会社」などという書き方をしているかというと、その会社のプライバシー ―― なんぞはどうでもよくて―― その会社が、来年あたり存在していない可能性があるからです。
The reason why I wrote "the major learning teaching materials company" is not for the company's privacy but for the possibility that the company becomes extinct.
それはさておき。
Apart from that,
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その会社の教材を利用している、我が家の娘二人の情報は、確実に流出したと思います。
According to my daughters, their information have leaked absolutely, because they use the company materials.
個人名も、学校も、住所も。
Their name, school and address.
あと5年後に、長女に結婚情報誌が届いたら、この流出が原因である可能性は高いでしょう。
After five years, if the senior daughter will catch a marriage information magazine, it will be more likely to be caused by this leaking.
しかし、それを特定する手段は、原則としてありません。
Unfortunately, we don't have a method to specify the cause, in principal.
個人情報は「流出するもの」として、あきらめるしかないのかもしれません。
Though we might have to give up the personal information as "a thing leaking out".
しかし、私はあきらめていません。
I don't give up yet.
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私の場合、流出元を特定する簡単な方法を用いています。
For me, I use a sample method to specify the source of leaking.
例えば、
For example,
■郵便番号の1つを、わざと間違った数値にする。
- I input a wrong number of the zip on purpose.
■住所の一部の漢字をひらがなにする。
- I exchange Katakata with Hiaragana for the part of my address.
■半角と全角を使い分ける
- I use both hankaku and zenkaku character at the same time.
などの方法を使い、この組み合わせを、マメに記録しています(実は、もう少しスマートな方法をつかっているのですが、内緒です)。
I have used the above way and recorded it diligently. (To tell you the truth, I use another intelligent method, but it is secret.)
ですので、その住所の記載を見れば、どの会社が私の個人情報を流出したのか分かる、というものです。
So when I watch my address, I can find out which company leak my private information easily.
ま、これで法廷を維持できるだけの証拠になるかは、なかなか怪しいですが。
It is very doubtful whether it becomes the evidence that I can maintain a court.
しかし、私が、ネットで騒げば、同じ被害者も、名乗りをあげてくれることでしょう。その会社の信用を地に落とすくらいのことはできそうです。
However, another victim might cry out I make noise in a net. It might be possible that the trust of the company drop on the ground.
勿論、こういう情報を公開すれば、名簿を自動修正するソフトなども開発されるでしょうが、名簿業者にとっては、結構な威嚇力にはなると思うのです。
Of course, if I open this information in net, a new software that can avoid my traps automatically, appears. But I think that it becomes a big thread for companies and list suppliers.
名簿の修正って、面倒な上、完全に修復するのは難しいし、そういうことを仕掛けてく奴は、おおむね、
Modification of the list is always annoying them and difficult. Above all, such a person who try to make trick is supposed to
――うっとうしい奴
"Troublesome guy"
と決まっていますから。
先日、飲み会の後でトイレで倒れていた事件 について記載したところ、読者の方から 「精神安定剤(セルシン)との関係」 の指摘を頂きました。
The previous day, I wrote about the accident that I had collapsed onto a toilet stall at train station after drinking party.
A person who had read the diary, gave me an attention of a relationship between drinking party and tranquiliser.
―― うん、思いっきり、思い当たることがある。
Yes, I have the relationship in my mind deeply.
ダイエット、不眠症、安定剤投与。
Diet, insomnia and tranquiliser.
ここに「アルコール爆弾」を突っ込めば、「そりゃ、あっと言う間に引火するだろう」と自分でも思えます。
If I throw "alcohol bomb" into the situation, I think "it is natural to catch fire easily".
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ご存知の方もいるかと思いますが、私は、「睡眠薬 + アルコール」で、 成田空港で大変な事故を起こしています。
Some people might know about my previous stupid accident at the Narita Airport.
皆さんが、私のような「馬鹿者」とは思っておりませんが、それでも、どうかお気をつけ下さい。
Though I don't think that you are fool like me, I hope you should pay attention of these accidents.
(Continuation from yesterday)
この人たちは、相当の確率で英語は通じない。
I am afraid that these people cannot use English at hign rate.
通じない可能性が高い人に声をかけるのは勇気がいります。
I need a courage to speak people who I cannot communicate.
御互い、気不味さがハンパないですし、話が通じなかった時の「会話の落とし所」もよく分かりません。
I make someone feel embarrassed, and I con't know where the conversation is goint, if we cannot understand each other.
しかし、「そのような人達は助けられない」と決めつけて、諦めるのも残念です。
However, I am sorry that I give up helping them from the beginning.
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という訳で、どこかの出版社の方、
Therefore, I want to ask some publishing company to publish the following books
「道案内を、一方的にしゃべるための中国語」
"Chinese conversation to talk a blue streak for a direction."
とか、
or
「相手が何をいっているか分からなくても、しゃべる続けるためのハングル」
"Hangeul conversation to continue talking without understanding the contents"
とか、出版しませんか。
あるいは、小田急電鉄さんが、フレーズを10~20に限定した冊子を無償で配布する、などとしてくれたら、大歓迎です。
If Odakyu-Dentetsu Co. make a free booklet to describe less than 20 phrases of Chinese or Hangeul, it is wonderful for me.
会話の記述は、全て日本語(カタカタ)でO.K.です(どうせ、私は、中国語もハングルも読めないし)
There is no problem that the description of the phrases are Japanese(Katakana-character). I understand neither Chinese nor Hangeul.
そのパンフレットを手に取る人は、そんなに多くないかもしれません。
Not so much people will take the booklet, though,
しかし、合計40フレーズくらいなら、私はなんとか暗記します。
I will try to learn them by heart, even if less than 20 phrases.
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ま、この提案はさておき、これからは、小田急の路線図をA4印刷して、パウチにして持ち歩くことにします。
Well, the proposal sets aside, I am going to take a map of Odakyuu-line (A4 size).
これなら、会話ができなくても、路線図の路線や駅を「指差し」するだけでコミュニケーションできます。
If I take it, I can communcate using "point fingers" on the map.
少くとも、「気不味さ」や「会話の落とし所」を心配しなくてすみそうです。
At least I don't need to "make someone feel embarrassed" to worry about "where the conversation is goint, I think
最近、体のダルさが酷くて、昨日は、スーパー銭湯で、サウナの"3セットマッチ"をやってきました。
Recently, the body's dullness is severe, so yesterday, I went for a sauna "3 set match" with a super public bath.
(このマッチは、逆に体調を悪化させることもあり、ちょっとした「賭け」でもあります)
(This match may degrade the physical condition on the contrary, so it is also a little "betting")
大抵のスーパー銭湯のサウナには、大型テレビが設置されています。
In most of the super-public bathing sauna, a large-sized TV is set up.
昨夜、たまたま私がサウナ室に入った時には、一泊500円の宿舎の、火災の死亡事故のニュースをやっていました。
Last night, when I entered the sauna room, the news of the fire death accident of 500 yen / night accommodation was on the air.
そのニュースでは、その被害者である高齢者の方のプロフィールと、そのネットの反応などが紹介されていました。
In the news, the profile of the elderly who was the victim, and the reaction of the news were introduced.
一人の男性は、他人の連帯保証人となり、数千万円の負債を背負ながら、路上生活者をしつつ、それでも借金を完済し、その直後に今回の火災で死亡しました。
One man, who became a solidarity guarantor of others, were carrying debts of tens of millions of yen, doing street dwellers. Just after he paid off debt, I died of the fire this time.
そのニュースでは、インターネット上での、その男性に対する深い敬意と哀悼と悲しみ、
In that program, deep respect and condolences and sorrow for that man, on the Internet,
そして、
and
―― 優しくて真面目で誠実である生き方が、全く報われない現代社会と、それに対する怨嗟と憎悪
"Gentle, serious and honest way of life that is not rewarded at all in our society, and grudge and hatred against the society"
にが紹介されていました。
were introduced.
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私のように
For me, the opinion of
"honest" is "strategy"
とまで言うことまでは、ギリギリO.K.かもしれませんが
might be badly O.K. however, even if I say
『「誠実」とは、所詮、その人間の属性の一つ』
"Honest" is, after all, one of the attributes of the human being
とまで言えば、本当に身にも蓋もない話になります(嫌な社会になりそうです)。
it becomes a really helpless story, (it seems to be a bad society).
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その番組を見ながら、サウナの中で、私がボンヤリと思っていたことは、
While I was watching the program, what I thought in the sauna, is that
「優しくて真面目で誠実であること」には、
"To be gentle and serious and honest"
『(人間として)価値はある』
"there is value (as human)"
のだけど、
however,
『(経済的に)換金効率はとても悪い』
"(Economically) money efficiency is very bad"
のだろうな、ということでした。
シュタインズゲート/ゼロの牧瀬紅莉栖は、なぜ白衣を着ているのだろう ―― と考えています。
I am thinking why Makise Kurisuu of SteinsGate / Zero is wearing a white suit.
彼女は、ヴィクトル・コンドリア大学の脳科学研究所の研究員なのですが、脳外科の臨床などではなく、情報処理系の研究をしているように見えます。
She is a researcher at the Brain Science Institute at the University of Victor-Condoria, she seems to be doing research on information processing system, not clinical etc of brain surgery.
今回、「脳科学研究所」と名前のついている研究室の写真を探してみたのですが、白衣を着ている研究員を見つけれていません ―― 概ね、私服です。
I tried looking for a photograph named "Brain Science Institute", but I have not found a researcher wearing a white coat - in general they wear private clothing.
白衣の目的をちょっと調べてみたのですが、『衛生、災害予防、制服としての機能」がある、との記載がありました。
I examined the purpose of white coat for a while, but I found that there is "function as sanitation, disaster prevention, uniform."
とすれば、別に「科学、医療」に限定する必要なく、白衣はノンセクションで利用されて良いのだと思います。
If so, I think that it is not necessary to limit it to "science, medical care" separately, and that white coats can be used in non-sections.
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しかし、私は大学のころ、白衣で学食に飯を喰いにくる化学系ゼミの学生が嫌いでした ―― 脱いで来ればいいのに、何故か白衣の集団で闊歩してやってくるんですよ、あいつらは。
However, when I was a university, I disliked students of chemical seminars that came to eat meals for school lunch with white coat. They were going to walk around with white clothes group. I didn't know their intention.
ですから、私は、シュタインズゲートゼロで、白衣を着なくなった岡部倫太郎の方が好きです
So, I like Rintaro Okabe who is Steins Gate Zero, who has not wearing a white coat.
今、私は帰宅の中の新幹線に乗っているのですが、左前の席の人が、ノートPCで映像の編集をしているようです。
Now I'm riding on the Shinkansen on my way home. and I can watch the person in the front seat, are editing images on my laptop.
テレビ番組の編集か、あるいはプロモーションビデオか、どうやら料理に関するビデオクリップのようです。
I'm not sure if it's a TV program or a promotional video. It looks like a video clip about cooking.
私の座席から、『レストラン店舗の料理長が出てきて、調理をしている映像』が丸見えです。
From my seat, "the chef of the restaurant store comes out, and he is cooking" is a complete view.
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―― 私が、この編集作業を録画して、YouTubeに晒したら、会社が損害賠償の請求を受けて、この人はクビになるのかな?
"If I record this editing work and expose it to YouTube, the company will be billed for damages and this person will be fired"
というような、不穏当なことを考えています。
I'm thinking of things that are disturbing.
まあ、同じエンジニアとして、そのようなことは行いませんが。
Well, as the same engineer, I will not do such a thing.
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私も、この日記を新幹線の中で書いている訳ですが、このコンテンツは晒されても、痛くも痒くもありません。
I am also writing this diary in the Shinkansen, even if this content is exposed, I don't feel pain.
時々、コラム用のシミュレーションプログラムを書いたりしていますが、こっちも、まあ、損害はありません(むしろ、プログラム完成させて欲しい)。
Sometimes I write a simulation program for a column, but there is also no damage (in fact, let you complete the program).
しかし、会社の報告書、議事録、特許明細書(特に図面)などが、晒されたら ―― 重い処分を受けると思います。
However, if company reports, minutes, patent specifications (especially drawings), etc. are exposed, I am afraid that they will receive heavy disposal.
そこに、お客さまの情報が含まれていたら、解雇の可能性も出てきます。
If customer information is included, there is also the possibility of being fired.
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まあ、何にしろ、画像や動画の編集を、公の場でやるのは、ちょっとリスクが高すぎると思います。
Well, no matter what it is, I think it's a bit too risky to do image and video editing in public.
これを読んだニイチャンは、ちょっと青冷めた方がいいですよ。
If the person read it, I hope he will become blue.
(Continuation from yesterday)
これについては、以前から言い続けてきましたが、もう一つ言えそうなことは、
I've been saying this for a long time now, but the other thing I could say about this,
―― システム構築のセンスが絶望的にない
"many people are hopelessly lacking in the sense of system configuration"
と人間が多いということです。
私は、この理由がかなり明確に分かっていまいます。
I know the reason pretty clearly.
「モノを作らない/作れない」 ―― この一択です。
'They don't make/can't make things' -- this is one choice.
「情報工学」だの、「システム構築方法」だの、講義を受けたり、How to 本を読んでいる暇があるなら ――
If you have time reading "how to books" and attending lectures on "information engineering" and "how to build systems"
「週末使って、ラズパイを使って、ショボいアプリを一つ自作」した方が、その100倍も知識が得られるし、
You can get 100 times more knowledge if you "create a poor app by yourself using a Raspberry Pi on the weekend."
「寝る時間削って、100行のコードを書く」方が、その100倍も速く理解できる。
"Writing 100 lines of code without sleeping" is 100 times faster than them.
そもそも、モノを作らない/作れない人間に、その技術的な難しさを頭の中でイメージすることができるとは、私には到底思えないのです。
In the first place, it's hard for me to think that a person who doesn't/can't make things can imagine the technical difficulty in their mind.
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まあ、パワーポイントとワードしか使わない人間であっても、イベントプランや、ビジネスモデルを作ることはできるでしょう。
Well, even a person who uses only PowerPoint and Word can make event plans and business models.
しかし、モノを作らない/作れない人間に、発明などできるわけがない。
However, I don't think that a person who does or cannot make things can invent.
発明とは「技術的思想の創作」(特許法第1条)です。
An invention is a "creation of a technical idea" (Patent Law Article 1).
技術的思想は、技術的アプローチを経た経験、つまり「モノを作る経験」から案出されます。
A technical idea is devised from experience through a technical approach, that is, "the experience of making things."
パワーポイントとワードだけで、エンジニアを名乗り、特許発明の業務に携わるものは、
Those involved in the work of patented inventions, self-proclaimed an engineer Just using PowerPoint and Word are
『無銭飲食者よりもタチが悪い』
"it's worse than a cashless person".
と思っています。
I think.
私は、口にしないだけです。
I just don't speak that, because,
サラリーマンですから。
I'm an office worker.
ゴールデンウィーク(GW)の休暇中に、自宅で巣ごもりしながら、ぐだぐだと書き続け、GW明けに投稿した、本年度2本目のカンファレンスペーパー
The second conference paper of the year, which I wrote while holed up at home during the Golden Week vacations, and posted after GW
それが、先日"採択された"といういう連絡を、学会事務局から受けました。
The other day, I was informed by the secretariat of the society that it had been adopted.
しかし、査読者の評価に『英文が拙い』との記載を見つけた瞬間 ―― 私はキレました。
However, the moment I found "poor English" in the reviewer's evaluation -- I lost my temper.
『うっせいわ!それならそれで結構だ! 嗤って"Reject"しやがれ!!』って叫んでいました。
"Shut up! That's fine. Reject my paper with scornful laugh" I shouted.
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で、今、こんな替え歌、作っていました。
And now, I've made up this parody.
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はぁ?うっせえうっせえうっせえわ
Huh? Shut up! Shut up! Shut up!!
あなたが思うより"社畜"です
I'm more "corporate animal" than you expect.
一切合切凡庸な"ネィティブ"ごときじゃ分からないかもね
You can not understand it, if you are just a simple mediocre "native"
嗚呼よく似合う
Ah, it suits you well
その可もなく不可もない"アカデミズム"
That unremarkable "academism"
うっせえうっせえうっせえわ
Shut up! Shut up! Shut up!!
"投稿"は"仕事"なので問題はナシ
"Posting" is just a "work", so there's no problem.
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そして、また、ペーパーの修正(とコラム執筆)に費やされる連休が始まります。
And then the holidays begin again, which will be spent revising papers (and writing columns).
本日の午前、Microsoft Teamsからリモート会議に入ろうとしたら、まったく入れなくなり青冷めていました。
Today's morning, when I tried to login a remote conference, I was rejected from my PC terminal and looked pale.
結局、午前中の会議はわたし(だけ)が入れないままで、会議が終わってしまいました。
After all, it was only me that could not join the morning meeting.
これ、大変な恐怖でした。
I felt the greatest fear.
4つの端末からのログインを試したのですが、全滅。
I tried to login from four terminal, in vain.
チャットも含めてTeamsの全機能が完全に使用できなくなり、世界中から断絶されたような恐怖を味わいました。
I could not use all Teams functions including chat, I felt that I was rejected from all of the world.
メールで『他の人は会議に入れている』という事実を確認して、さらにパニックになりました。
After confirming that other persons could login the meeting, my panic was bigger.
「私のプロファイルだけが破損している」と考えるのに十分な理由だからです。
That is an enough reason I thought that "only my profile has been destroyed"
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まさか、全世界規模での Teamsの障害が発生しているなんて思いつきもしませんでした。
I had no idea that there was a world-wide breakdown of the Teams.
会社の掲示板には、『今障害が発生しているけど、慌てて環境を弄るな』との警告を確認したのですが、当然手遅れでした。
On the company bulletin board, I notice that "Now under the system failures, but don't rush to change your environment", however, it was too late.
私はTeamsのアンインストールまでやってしまっていました(その後、その回復に、えらい苦労しました)。
I had already uninstall the Teams from my PC (and I had to spend harsh time to recover it)
お昼のNHKニュースのトップにこのニュースにもなっていました。
This became a headline of the NHK News at noon.
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当然ですが、「サイバー攻撃」を疑いました。
Of course, I suspected a cyber-attack.
Teamsの利用者は、世界で3億人くらいいるそうなので、相当な被害と言えます。
I heard that the number of the user is almost three billion, so it would have been tremendous damage if it had been a cyber-attack.
実際に、SNS等では、その日の、リモート会議や予定が次々にキャンセルされるなど、大騒ぎになっていました。
According to SNS, In fact, this accident came to a mess, for example cancellations of remote-meeting in the world.
結局、午後1時頃には、Teamsはほぼ復旧しており、その疑いは払拭されたのですが。
However, after all, most of the Teams functions were recovered by the 1 P.M. and the suspicions (cyber-attacks) were dismissed.
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今、この事件のことをググってみたのですが、「Teams」障害で「直さないで!」との声があったと聞き、驚いています。
Now I google about this accident, I was surprised to know that some person said "don't fix it".
これは、「ITシステムの障害は、それほどに深刻に考えなくても良い」という人が、社会の中に一定数いる、ということだからです。
This means that some persons think that "we don't have to be so serious about IT system failure"
なぜなら、停電、断水、その他のエネルギーの障害について、同じことを言える人はいないはずだからです。
Beause nobody says some lines about power outages, water outages, and other energy disruptions.
私は、「悪意を持って破壊されたITシステムは『直せない』」ということを、「システムを作る側」として熟知しています。
As a IT system engineer, I know that any IT system could not be recovered from malice attacks.
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『サイバー攻撃の真の恐しさを理解していない人が、まだこんなにもいる』ということに、震撼しました。
I was astonished to learn that there are still so many people who do not understand the true horror of cyber attacks.
ロシアによるウクライナ侵攻or侵略は、食料でもなく、エネルギーでなく、「自国の安全を担保するための戦争」です。
Russia's invasion or invasion of Ukraine is not about food, not energy, but "a war to ensure its security."
要するに「バッファエリア(緩衝地帯)」を維持しておきたいためだけの戦争です。
In short, it is a war just to maintain a "buffer zone.
これ、歴史的にみて、ロシアの伝統的お家芸の戦争パターンです。
This, historically speaking, is Russia's traditional forte war pattern.
単純な比較ですが、ロシアの領土は、日本の45倍で、人口は日本とほぼ同じです。
As a simple comparison, Russia's territory is 45 times larger than Japan's, and its population is about the same as Japan's.
―― 我が家の家の45倍の土地を、私一人で管理する
"I alone manage a plot of land 45 times the size of my present house."
ことと同じです。
It is the same thing.
たった一人で、1つの町内全部を守るようなもので、考えるだけでゾっとします。
It's like protecting an entire neighborhood with just one person, and I shudder to think about it.
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自分の町(ロシア)に不法または違法占拠者が入ってこないようにするには、周辺の町内会(ウクライナ)とタッグを組みたいところです。
To prevent illegal or squatters from entering my town (Russia), I would like to tag team with the surrounding neighborhood associations (Ukraine).
ところが、私(の町(ロシア))は、平素から著名な先祖や歴史を自慢して、潤沢なエネルギーを算出しており、他の町内会(ウクライナ)の運営に口を出し、私(の町は)すっかり、周りの町内会(ウクライナ、フィンランド、スウェーデン、スイス)からも、すっかり嫌われものになっていました。
However, my town (Russia) has always boasted about its prominent ancestors and history. It has been calculating abundant energy and interfering in the management of other neighborhood associations (Ukraine). As a result, My town (Russia) was hated by the surrounding neighborhood associations (Ukraine, Finland, Sweden, and Switzerland).
そんなこともあって、ついに、隣りの町内会(ウクライナ)が、別の町の町内会連合(NATO)の同盟の意志を表明し、私の町内(ロシア)と敵対する立場を表明することになります。
Such is the case, finally, that the neighborhood association next door (Ukraine) expressed its willingness to ally with another neighborhood association (NATO) and expressed its hostile position to me (Russia).
私(ロシア)の自業自得と言えばそれまでですが、これは、本当に怖いです。
To say that I (Russia) deserved it would be an understatement, but this was really scary.
なにしろ、私(ロシア)は、たった一人で45軒の家を管理しているんですから、どこで何をされるか分かったものではありません。
After all, I (Russia) am the only one managing 45 houses, so I don't know what they will do to me.
てっとり早い方法は、となりの町内会(ウクライナ)の会長(大統領)を、自分の知り合いの人間にすげかえてしまうことです。
The quickest way is to replace the president of the next neighborhood association (in Ukraine) with someone I know.
『知り合いの暴力団(ワグネル)に頼んで、おどしをかければ、3日もあれば十分』と思っていたんですけどね、隣町の町内会長は、結構、胆の座ったやつでして ―― これが、私(ロシア)の誤算だったのです。
I thought, 'If I ask a gangster (Wagnel) I know and scare him, three days will be enough,' but the neighborhood chairman of the neighboring town is a pretty bold guy -- this was my town (Russian) miscalculation.
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小さい国で、こじんまりと生きていく ―― 私のような器の小さい人間の生き方は「ラク」です。
Living in a small country, living small -- the way of life for a small vessel like me is "easy."
ロシアも、チンギスハーンの時代のモンゴルや、太平洋戦争までのかつての日本帝国のような巨大な領土(占領地域)を手放せば楽にになりますよ ――
"Russia would have an easier time if it gave up huge territories (occupied territories) like Mongolia under Genghis Khan or the former Japanese empire until the Pacific War."
と、ロシアの大統領に進言したいですが、間違いなく、その前に殺害されると思います。
I want to advise the Russian president, but I do not doubt that I will be killed before I can do so.