嫌われ者の嫌われる理由は色々あると思いますが、その最たるものが、「どうせ、俺/私は嫌われているから」という開き直りにあると思うことがあります。
嫌われている人は、「どうせ、俺/私は嫌われているから」と自分で認識、または他言することで、免責されるとでも思っているかのように振る舞うことが多いようです。
なにを勘違いしているのでしょうか。
嫌われている人自身が自分で何を考えようが勝手ですが、私はその程度のことで、『私を不快にさせているという事実』を、免責させるつもりはありません。
臭い匂いがする生ゴミであれば、それをできる限り密封したビニール袋に入れる努力をするのは、当然でしょう。 「俺は生ゴミだから」といえば、生ゴミを放置しても良いという理屈が成立する筈はありません。
生ゴミとして生きることを押し通すのであれば、(1)人のまったくいない場所へ静かに立ち去るか、(2)匂いがしないようの最大限の努力をする、という2つの選択肢しかないはずです。
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私は、立ち去ることを選択しませんでした。
ですから、匂いを発しないように、二重三重のビニールコーティングをする努力をして生きているのです。
下らない理屈で甘えないようにしましょう。
(Continuation from yesterday)
もちろん、そうであったとしても、そこに同情の余地はありません。
上記の「手続」を一言で総括すれば、「かまって欲しかった」に尽きます。
年間3万人の自殺者を出す、自殺大国日本においては、自殺は当事者、身内、関係者を除けば、単なる「数」で「データ」で、そこには「手続」すらない非業の死が、ゴロゴロしています。
多くの人は「手続」が欲かったかもしれないが、それでも、それを求めずに逝っている。
この現実を見い出さず、自分勝手な理屈で、全然関係の無い第三者を殺傷する者を弁護する言葉は、私にはありません。
そのような狂った理屈を許してやるほど社会は甘くはないし、その程度の命題を乗り超えれなかった弱さを認めてやる程、私も寛容でありません。
万策付きた絶望の漆黒の闇の中でも、「手続なし」を自分の意思で選択することはできたはずですから。
(To be continued)
先日、帰省の帰りの高速道路の車の中で、ノートパソコンで、嫁さんに「魔法少女まどかマギカ」を見せてきました。
娘二人と私の圧力に屈して、仕方なく視聴を開始しました(半分眠っていたようですが)が、このアニメの要件定義「黙って第3話まで見ろ」でも、嫁さんはハマりませんでした。
(おや、嫁さんは、この要件定義に当て嵌らない最初の人物になるのかも)
と思ったのですが、第6話を越えた辺りから、真剣な眼差しになってきました。
そして、第8話を終えた所で、嘔吐感を訴えたので、急いでパーキングエリアで休憩することになりました。
「物凄く、気持ちが悪くなってきた」と言う嫁さんに、私は「もう見るのを止めた方がいいんじゃないのか」と勧めました。
しかし、「ここで止めたら、一生、悪夢で出てきそうで怖い」とのこと。
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「もう一度、確認するけど、本当に『ハッピーエンド』で終わるんだよね」
と嫁さんから念を押されて、パーキングエリアで私は娘達と協議しました。
―― あれって、ハッピーエンドだよね
―― 見方によっては、バットエンドとも言えるかもしれない
―― しかし、「救いが全くない」という訳でもないし
などと、話し合った結果、「条件付きでハッピーエンドと認められる」と見解の一致を見て、嫁さんにその旨を告げました。
ちょうど自宅についた時に、最終話が終了し、実家から自宅までの間に、嫁さんは全12話を視聴を完了しました。
普段アニメを見ない嫁さんではありましたが、「面白かった」との評価を得て、一安心です。
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それにしても、自分の好みのコンテンツが、必ずしも他人の好みと一致しないということは、よくあります。
自分の好みを強制するのもほどほどにしないと、下手をすると一生恨まれる可能性もあります。
皆さんも注意しましょう。
先日、長女から進路の相談を受けているという話しました。
Yesterday, I was an adviser for my first daughter about her course.
彼女の悩みは、彼女の向かいたい未来に対して、それを妨げる教科があるということでした。
Her trouble is that she should face the dislike subject, which is necessary for her course.
―― 数学
Math
数学が嫌いという人の数学の嫌い方は、他の教科より群を抜いて、その嫌い方が大きい、という事実を私は知っています。
I know that person who dislike math really dislike math more than other subjects.
ちなみに、私の場合は、「英語」でした。私は「英語」は好きだったのですが、「英語」は私を好きではなかったのです(御存じでしょうが)。
In my case, it is English. I like English, but English doesn't like me, as you know.
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私は、彼女に、2段階の戦略を授けました。
I gave her two steps strategies.
―― 先ず、最終決定ギリギリまで、現在希望しているコースの為に、数学の勉強を続けてみる。「数学」が愛してくれないのであれば、別のコースを選択すれば良い。
Firstly you keep studying math hard until the deadline of the selecting. If math doesn't like you, you change the course.
ごく普通の、何の変哲もないアドバイスをしただけです。
It is normal and common advice I gave her.
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■かけがえのない自分だけの夢、単数形の夢 ―― そんなものは持たない方がいいぞ。自分を苦しめるだけだから
- Irreplaceable your own dream, singular dream. You should not dispose of the dream, because it is going to annoy you absolutely.
■「自分の叶えたい夢をちゃんと持って、それに向って真っ直ぐに努力できる奴がいたとしたら、それは、『努力でなんとかなる程度の夢』に過ぎない。
- The persons who have one's dream, can expand the effort for the dream, and realized the dream, has a common level dream.
■夢をかなえて得られるコストと、そこに至るまでのコストを、一度考えてみると良いと思う。嫌いな勉強を続けて、そして、これからも続けなければならなくて、そうして得られた「夢」とやらは、本当にコストに見あっているだろうか?
- You may well think over the cost of both the dream and the process of the dream. How do you think to continue the dislike study and keep the study?
■私は、「夢を叶えることが幸せへの道に繋る」と説く奴に、「それを証明してみろ」と、いつでも言ってきたし、とどめは、
I always ask the person who say to us "dream makes us happy" to request a certificate, with saying
―― あなたが、その夢を叶えて幸せになった本人なのですか?
"Do you make you happy by dreaming come true?"
と尋ねてきたよ。
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だから、さあ、まあ、「場当たり」で生きて行こうぜ。
So, come on, let us live in "ad hoc"
御互いにさ。
each other.
(Continued from yesterday)
そんな中にあっても、エンジニア向けの専用装置やソフトウェアのマニュアルは、恐ろしく分かりにくい。
In that air, the manual for the dedicated device and software that engineer use is awful unclear.
「分かって貰おう」という姿勢が絶無に近く、悪意を感じる程に分かりにくいのです。
There is no attitude to have understood the contents, with malicious intentions.
なぜ、こうなるのか。
Why does it happen?
それは、製品の開発者自らが、マニュアルを作るからです。
The reason is that the developer of the product makes the manual.
彼らは「パレートの法則」に忠実に従うマニュアルを作ります。
They make the manuals to depend on the Pareto principle faithfully.
一度も使うことがない20%の機能の説明が、マニュアルの全体の80%を占めるのです。
The explanation of 20% of functions that we never use, occupies 80% of the whole of manuals.
しかも、その開発者は、最も簡単な使用方法「だけ」を説明することができず、全ての例外事項を漏らさず記載しようとします。
Besides, the developer cannot explain only the simplest usage, and she/he is going to list them without leaking all exception matters.
(自分で作った製品の全てを説明したいと思うのは、開発者の性(さが)でしょう)。
(For the developer, there is no help for trying to explain all of the function of the products.)
その結果、もっとも簡単な動かし方すら分からないマニュアルが完成する、という訳です。
As a result, the manual not to make understand even simplest work is completed.
なぜ、こうなるのか。
Why is it like that?
ユーザ数が少ないからです。
This is because there is little number of the users.
全世界に数千万人もいるユーザがいる訳ではありません。
There is not tens of millions of user in the whole world.
日本に100人もいないだろうユーザに対して、素晴しいマニュアルを作る手間暇をかけるくらいならば、クレーム対応した方が、コストが安い、とも言えます。
For less than one hundred users in Japan, the cost of user's objections, become lower than making splendid manuals.
それに「エンジニアなんだから、自分でなんとかできるだろう」という態度も垣間見られます。
In addition, the manner of "you are an engineer, so you can do something by yourself" seems to be confirmed.
だから、エンジニア向けの専用装置やソフトウェアのマニュアルは、恐ろしく分かりにくくなるのです。
In conclusion, the manuals for the dedicated device and software that engineer use, becomes awful unclear.
(To be continued)
昨日、コラムのレビューを頼んでいた後輩(いわゆる「無礼な後輩」)から電話がありました。
Yesterday, I talked to the "rude junior co-worker" by phone about the review of my new column.
いつもの通り、一通り、コラムに対する無礼な批評を聞かさせてから、 先日の「お土産事件」に関しても、言及されました。
As usual, he gave me many critics against the column, and he started to tell me about the "souvenir affair".
後輩:「江端さんが、今になって『転向する』ことが、私達に対する『大きな裏切り』である、ということをちゃんと理解していますか?」
Junior:"Do you really understand that you have betrayed us tremendously by your turnabout."
江端:「そんな、高々『お土産のお菓子』程度のことで、大袈裟な・・・」
Ebata:"Too swollen. It is just a snack box at most isn't it?"
後輩:「ご存知でしょうが、私達は、江端さんの生き方や考えかたに対して、これっぽちも、憧れてはいません」
Junior:"You know, we don't envy your life style and thought at all"
江端:「・・・」
Ebata:"..."
後輩:「しかしながら、江端さんが、訳の分からない主義主張を貫き、その結果、酷い目に遭っている日常を、心の底から楽しんで見ている ―― そういう私達の立ち位置を、分っていますか?」
Junior:"However, we always enjoy your behaviour based on your unreasonable theory and policy. Can you understand that we all are observers of watching your daily troublesome with pleasure.
江端:「よく分からんが、それって、私が理解しなければならんことか?」
Ebata:"I can't understand what you said , but do I have to understand it?"
後輩:「江端さんが、今さら主義主張を変えるというのであれば、これまで私達が受けとれなかったお土産の損害を、私の入社時まで遡って、補償して頂けるのですよね?」
Junior:"After all these years, if you want to change your policy, you can indemnify me for the damage of souvenir, in compensation for retrogressive snacks, can't you?""
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今一つ、理解できていないのですが ――
I can't understand what he wanted to say, however,
私が「お土産を買ってくるようになったこと」が、彼にとっての「大事件」だった ―― ということだけは、理解しました。
my "souvenir affair" seems to be one of the most important accidents in his life.
(Continuation from yesterday)
秋葉原のジャンク屋で、まだ動くかもしれないセンサや監視カメラやステッピングモータがあれば
Whenever I find a sensor or monitoring camera that could be reactivated in a junk shop in Akihabara area.
―― まだ動くのかい? じゃあ、ウチにくるかい?
"Do you want to work more? so why not come with me?"
と、それを自宅に持ち帰って、我が家(や実家)のセキュリティシステムに組み込んでしまいます(デバイスのいくつかは、稼動せず、我が家でゴミ山を形成しますが)
I take them to my house, and I try to embed them to my (or my parent's) home security system. ( and some devices cannot be reactivated, they come to be pile of paving machine.
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「買い物依存症」という病があるそうですが、私の場合、
I hear that there is a mental disease whose name is "Shopping dependence syndrome", and in my case,
「ジャンク収集癖」に加えて、「動くか、動かないか」というギャンブル依存症と、「何が何でもお前を動かしてやる」というストーカーのような心理も加わって、
I have mental diseases of "digital gadget collecting mania", "gambling addiction" to try to check "reactivate or not" and "habitual stalker" to insist on make them reactivate.
After all, I am afraid that this is a
―― 立派な心の病
"commendable mental diseases"
と言えそうです。
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人間も含め、全ての有体物は、時間軸方向にかならず機能停止する運命にあります。
All tangible things, including human being, are destined to be breakdown in future.
以前、遺伝子のことについて調べていた時に、DNAの中に「機能停止(死)のプログラム」が、運命的に組み込まれていることを知って ―― 驚いたいものです。
A long time ago, when I studied about gene, I was amazed that I knew that the breakdown(death) program is embedded in all creatures.
いずれ壊れて死に至るのなら、「何もしなくても同じだ」と考えることも、「そこまでに、やりたいことやるぞ」と考えることも、どちらも価値があるとも言えるし、同時に、どうだって良いとも言えます。
"We all lead to death" means "it's the same without doing anything." and "I will do what I want to do before". I think that both are worth, and both are meaningless.
(To be continued)
先日、嫁さんと、DIYホームセンタで待ち合わせをすることになりました。
I decided to meet with my wife at the DIY shop the other day.
嫁さん:「私の到着時間が、ずれるかもしれないけど」
Wife: "My arrival time may be delayed"
江端:「構わん、構わん。ホームセンタなら、一日中、待たされても楽しめる」
Ebata: "Well, I don't care it at all. I can waiting all day at DIY shop"
嫁さんも、なるほど、という顔をしていました。
My wife also had a face of saying "I see."
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私としては、
For me,
●ユニディ ディズニーランド店
"Unidy Store at Disney Land "
とか、
or
●秋月電子通商 ディズニーランド店
"Akitsuki Electronics Trade Store at Disney Land "
とかがあったら、ディズニーランドを楽しめると思うのです。
Those stores will make me enjoy it, even if it is "Disney Land "
かなりの数の(エンジニアの)父親が、家族とディズニーランドに行こう、という、モチベーションにはなると思う。
I think that a considerable number of father (of engineers) will have a motivation to go to Disneyland with their families.
先日、突然、リモートコンピュータの共有フォルダにアクセスできない症状が発生して、リモートに置いてある作業中のファイルで仕事ができなくなってしまいました。
The other day, suddenly I could not access the shared folder on the remote computer, and I could no longer work with remote working files.
その後、『Windows Updateの更新プログラム(KB4480970)に不具合が含まれいたこと』が原因であることが分かりましたが ―― 私は、正直かなり青ざめました。
After that, it turned out that it was caused by "Windows Update update program (KB 4480970) included a problem", however I became pale honestly.
私は、結構な頻度でコンピュータのOSなどに、変な仕掛けを組み込むので、コンピュータに不具合が発生した場合、その原因のほとんどは「私自身」であることが多いからです。
I sometimes embed funny programs into my computer operating systems quite frequently. When a problem occurs in the computer, most of the reason will often return to "myself".
しかし、今回は、Windows Updateの更新プログラム(KB4480970)が招いた事故であり、私の無罪は確定です。
However, this time, it was an accident invited by Windows Update update program (KB 4480970), my innocence has been definite.
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しかし、更新プログラムに、不具合を組込まれた、ということは ―― このOSを販売している会社が、自社の製品に対してコンピュータウイルスを仕込こみ、私たちの業務妨害をしたことと同じです。
However, distributing the update program that a problem was embedded, is that the company selling this OS, puts computer virus into their company products, and interferes with our business.
それは、世界のありとあらゆる場所でも、私と同じトラブルに遭っている人が大量にいる、ということです。
That means that there are lots of people in the same trouble as I am, in every part of the world.
I thought that
■今頃は、テレビのニュース速報で、「Windows Update(KB4480970)後に共有フォルダにアクセスできない不具合発生中」というテロップが流れて、
- By this time, breaking news on TV, the following telop has been shown "a problem has occurred that The shared folder can not be accessed after Windows Update (KB 4480970)"
■ネットではユーザからの怨嗟のメッセージが山ほど書き込まれ続け
- On the net, a lot of grudge messages from users continue to be written
■マイクロソフト社の株価が暴落し続け、社長が引責辞職の記者会見をしている
- the stock price of Microsoft continues to crash, and the president hold a press conference for the resignation
と思っていたのですが、いずれも私の予想は外れました。
However, my expectation has gone away.
(To be continued)
米津さんというお名前の歌手の方の歌が、「とても良い」と家族から聞かされました。
I heard that songs by a singer named Yonezu-san are "very good" from my family.
そんなに良い歌を作る人なら、東京オリンピックの主題歌(テーマソング)を作って貰えばいいね ―― と、言ったところ、
He can make good songs, I think that we can ask him to to make a theme song for the Tokyo Olympics 2020
However, my juniro daughter said,
『それは、ちょっと違うと思う』
"I think it's a bit different"
と、次女に言われました。
以下は、私が、次女にヒアリングして、この方の作る歌の歌詞のフレーズを推測したものです。
The following is what I heard from my second daughter and guessed the phrase of the lyrics of the song he will make.
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『オリンピックが終った後、僕は何をしていればいいのだろう』
"What should I do after the Olympics?"
『オリンピックはメダルの色で決まる。その後の人生の色は、何色になるのだろう』
"The Olympics are determined by the color of the medals. Then what will be the color of life after that?"
『オリンピックの後に、恐しい不況がやってくることを、僕たちは知っていたのに』
"We knew a terrible recession would come after the Olympics."
『参加することに意義のあると言われるスポーツの祭典の中にあって、皆が意義を認めるのは3つの色だけ』
"In a sports festival that is said to be meaningful to participate in, however, only three colors are of value to everyone."
『"40代がもっとも輝くと言われる人生"にあって、僕はもう一度輝くことができるのかな』
"Is it possible to shine again" in the people life that my forties are shining the most? "
『4年間待って、3週間だけスポットライトが当たり、その後、思い出しても貰えない ―― そういう人生が、怖くない人間がいるだろうか』
"After waiting for four years, the spotlight hits for only three weeks, and after that, everyone can not remember me. Is there someone who is not afraid of such a life?"
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江端:「―― と、まあ、こんな感じ?」
Ebata:"Well, how is it like this?"
次女:「概ね正しい」
Daughter: "Generally correct"
ふむ、なるほど。
Hmm, I see.
米津さんに、東京オリンピックの主題歌(テーマソング)をお願いすることは、少々「難しい」のかもしれません。
It may be a bit difficult to ask Yonezu-san for the theme song of the Tokyo Olympics 2020.
私、現在進行中の国際紛争についての知識は、ほぼ「ゴルゴ13」から習得しています。
I have acquired most of my knowledge about ongoing international conflicts from "Golgo 13".
もちろん、「ゴルゴ13」はフィクションストーリーですので、それらを全てを丸ごと信じることはできません。
Of course, "Golgo 13" is a fictional story, so I cannot believe them all in their entirety.
国際情勢の専門家から見れば、「ゴルゴ13」の描く国際舞台の裏表には、噴飯ものの内容もあると思います。
From the point of view of an expert on international affairs, some of the ins and outs of the international arena as depicted in "Golgo 13" are frothing at the mouth.
加えて、私個人は、国際情勢を正しく判断するだけの、情報や人脈、そしてインテリジェンスがありません。
In addition, I personally do not have the information, connections, or intelligence to correctly judge the international situation.
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しかし、技術分野、その中でも、コンピュータ、ネットワーク、その他のIT分野に限って言えば、それらに実際に関わっている人間として、判断できることもあります。
However, when it comes to technical fields, especially computers, networks, and other IT fields, as an engineer who has actually been involved in these fields, I can make judgments.
「ゴルゴ13」には、科学技術の解釈について、正確ではない記載が散見されます。
There are a number of inaccurate descriptions of the interpretation of science and technology in the "Golgo 13" story.
しかし、私は、それらに目くじらを立てるようなことはしません。
But I am not going to be blindsided by them.
私たち、科学技術の世界の住人は、こういうことに慣れています。
We, the inhabitants of the world of science and technology, are used to this kind of thing.
むしろ逆に、『ああ、この技術は、世の中からは、こういう風に見えているんだ』ということを知る機会を得ていると言えます。
Rather, on the contrary, I can say that I am getting an opportunity to know, 'Oh, this is how the world sees this technology.
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「ゴルゴ13」というのは、基本的には、「良い奴」と「悪い奴」と「愚かな奴」を分けて、その3人を対立構造で描くストーリとして構成されています。
Golgo 13 is basically a story that divides the good guys, the bad guys, and the stupid guys, and portrays the three of them in an opposing structure.
ここで「良い」「悪い」「愚か」というのは、社会通念上の「正義」「悪」「無知」とは違うものです。
Here, "good", "bad", and "stupid" are different from the socially accepted "righteous", "evil", and "ignorant".
ストーリーの中での「善意の者」と「悪意の者」と、そして「愚かな者」というスタイルで描かれます。
In the story, it is depicted in the style of "the benevolent", "the malevolent", and "the foolish".
「良い奴」は「善人顔」で描かれていて、「悪い奴」は「悪人顔」で描かれていて、「愚かな奴」は「愚かな顔」で描かれていますので、すぐに判断することができます。
The "good guys" are depicted with a "good face," the "bad guys" with a "bad face," and the "stupid guys" with a "stupid face," so I can easily judge them.
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で、先日、コンビニで「ゴルゴ13」の新刊にざっと目を通していたのですが、ちょっとした違和感を感じました。
So, the other day, I was skimming through the new issue of "Golgo 13" at a convenience store, and I felt something strange.
―― 現時点の現職の米国大統領が「愚かな奴」として描かれている
"The current sitting President of the United States is portrayed as a 'stupid guy'"
(To be continued)
父親の時にも実施しましたが、今回の母の死去に伴った、除籍謄本リレーをやっていました。
We had done the same thing with my father, and now I am doing the relay of the removal of my mother's name from the register with her death.
母親の人生(の場所)を巡る旅 ―― お役所クルーズです。
A journey through the life (and place) of a mother -- The bureaucratic cruise.
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私:「何の為にこんなことをするんだろう?」
I: "What am I doing this for?"
姉:「私達が知らない兄弟姉妹を探す為だよ」
Sister: "It's to find our brothers and sisters we don't know."
つまり、父や母に「隠し子」がいた場合に、その子供にも財産付与の権利が発生することになります。
In other words, if my father or mother has an "illegitimate child," that child will also have the right to be granted property.
そのような子供がいないことを、「法律的に確定」しないと、たとえ、こずかい程度の預金残高であろうとも、私達は受け取れないのです。
If we don't "legally establish" that we don't have such a child, we won't be able to receive even the smallest amount of money in my mother's bank account!
正直 ―― 面倒くさい、と思います。
Honestly -- it's a hassle, I think.
『その金、いらん』と思うこともあります。
There are times when I think, 'I don't need that money.
しかし、放置しておくと、それらの残金は国庫に回収されます ―― つまり、お国に召し上げられる、と。
However, if left unchecked, the remainder of the money will be collected by the treasury -- in other words, taken by the government.
私が受けとれないのは、全く構わないのですが、それを「国」が受けとることは、絶対に認容できません。
It's perfectly fine if I don't get it, but it is absolutely unacceptable for the "state" to get it.
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私の場合、そう考えるだけで、日本中を車で走り回り、地方に除籍謄本の申請手続をするのも、それほど「苦」と思えないのです。
In my case, just by thinking about it, driving all over Japan and going through the process of applying for a copy of the registry in a local area doesn't seem so "painful" to me.
私、瀬戸口みづきさんの著書が好きなのですが、その中でも「ローカル女子の遠吠え」は特に好きです。
I like Mizuki Setoguchi's books, especially "Howl of a Local Girl".
第9巻に記載されていた番外編の以下のセリフは、胸を打ちました。
The following lines from the extra edition listed in Volume 9 struck a chord.
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『海外で貧困の現実を知りました』
"I learned about the reality of poverty overseas"
「それ国内でわかんなかったの? いいね押す代わりに、目玉に親指入れてやろうか」
"You didn't get that in Japan? I'll put my thumb in your eyeball instead of hitting the 'good' button"
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少なくとも、私のティーンエイジャは、『目玉に親指入れらても文句は言えなかった』と思います。
At least, I think my teenager 'couldn't complain about having his thumb in his eyeball.
そして、"今ごろ"になって、その現実を(資料やデータから)知り、呆然とし、そして、そこから『目を背ける大人』になりました。 T
hen, "around this time", I learned of the reality (from data and documents), was stunned, and became an adult who "turned away" from the serious problem.
子ども達が、私のような大人にならないよう、また、私の大人を量産しないような教育を ―― (私以外のエラい人に)期待しています。
I hope that my children will be educated -- (by great other than myself) so that they will not become adults like me and not mass produce adults like me.
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それと、以下のセリフも好きです。
And I also like the following lines.
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「うーん・・・ 左右とか上下とかじゃなくて、人生ってもっと3Dじゃない?」
"Ummm... isn't life more 3D, not just left to right or up and down?"
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うん、人生の次元は3Dどころか、もっとあると思います。
Yeah, I agree that there are more dimensions to life than just 3D.
ただ、私の場合は、極端に次元数が少ない気がします ―― 「パソコンの前に座っている/座っていない」の軸があるだけです。
However, I feel that I have an extremely low number of dimensions -- I just have a "sitting/not sitting in front of a computer" axis.
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ちなみに、現在、物理学において定説となっている理論(超弦理論)では、宇宙は少なくとも11次元あるそうです。
Incidentally, the currently accepted theory in physics (superstring theory) says that the universe has at least 11 dimensions.
いつか、きちんと勉強して、コラムのネタにしてみたいです。
Someday I would like to study it properly and use it as fodder for a column.
『首相が妙な指導力を発揮すると、救助活動に関わる人や、被災している方に、どえらい迷惑をかけることになる』
"If the prime minister tries to show strange leadership, it will cause a lot of trouble for those involved in the rescue efforts and the people affected by the disaster."
ということは、東日本大震災の際、当時の首相が見事に証明してくれました。
The then Prime Minister beautifully proved this during the Great East Japan Earthquake.
(「総理を落ち着かせてくれ」で検索すると記事が出てきます)
(Search for "calm the PM" to find the article)
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組織のトップは、
The head of the organization is,
(1)どんなにもどかしくても、前線に出でこないで、後方で災害全体を把握し続けなければならない
(1) No matter how frustrating it may be, they must not come out to the front lines but stay in the rear to keep track of the entire disaster.
そして、
and,
(2)我慢して、現場に判断を委ねなければならない
(2) They must be patient and let the field decide.
という姿勢が重要であることを示してくれた、素晴しい反面教師となりました。
The prime minister was a great role model at the time, showing us the importance of such an attitude.
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そういう意味では、私は、今回の災害に対する現首相のスタンスを、それなりに評価しているんです。
In that sense, I appreciate the Prime Minister's stance on this disaster.
これを『指導力がない』と見るかどうかは、人それぞれかと思います。
I guess it depends on whether you see this as a 'lack of leadership' or not.
しかし、下っ端の管理職として、現場仕事を続けてきた私に言わせれれば、「土壇場で割り込み」を出してくる上司というのは、本当に迷惑な存在です。
However, as a lower-level manager who has continued to work in the field, I can say that bosses who offer "last-minute interruptions" are a real nuisance.
上司は、その職務にかかわるチェックをしなければなりませんが、最終フェーズで現場に乗りこまれたり、ましてや「提案」なんぞされると、本当に困るのです。
Supervisors have to check on their duties. However, I don't want them to join in the project's final phase, much less make "suggestions."
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「口を出さないシニア」というのは、それだけで十分に価値があるものです。
A "senior who doesn't talk is well worth it."