先日(3月23日)、福島原発の事故の影響で、東京都の浄水場の水道水から、乳児の摂取制限の規制値を超える放射性ヨウ素が検出されました。
このニュースの第一報は嫁さんの実家からの電話で知りました。
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警告があったのは1歳未満の乳幼児であり、それ以外の子供や大人は、警告対象外だったのですが、嫁さんが、その1時間後にスーパーマーケットに行ったところ、すでに、ミネラルウォータは完売。
お茶のペットボトルがかろうじて手に入る程度だったそうです。
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基本的に利己主義で凝り固まった私ですら、『これは、よろしくないぞ』と思った次第です。
ミルクを作る為に、水だけは、乳幼児に残しておかなければ。
乳幼児以外は、原則として害はない(という発表のよう)のだし、我々の水分摂取は、お茶でもジュースでも何とでもなる。
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しかし、これからのことを考えると、1キロあたり300ベクレル以上の水質汚染が行われることは、十分にありえます。
しかし、放射性ヨウ素は半減期8日と短いので、連続して300ベクレル以上が毎日連続して続く可能性は低いと思います。
とすれば、暫くの間は、少し前に購入した水分で過せば良いということです。
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問題は、食事です。
もっとも原材料をそのまま齧っていれば、生命を維持するのに何の問題もないのですが、ガスや電気に問題がないなら、できるだけ日常の生活を維持したいと思うのは人情です。
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水分はある。
しかしそれは「水」ではなく、「お茶」であったり「オレンジジュース」であったり、あるいは「コーラ」であったりする。
では、「水」以外のもので、食事を作ったらどうなるか?
これは興味深い研究テーマです。
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本日は、第一回の実験結果を報告します。
実験テーマ:
「お茶」で「うどん」を作る
実験プロセス:
麺つゆを、水ではなくお茶(今回は、パック麦茶)で作るだけ。なお、出汁には「追いがつおつゆ」を使ってみた。
実験結果:
味は悪くなかった。麺つゆにお茶の渋みが加わって、なかなか深い味わいとなった。念の為、普通の水を使ったうどんとも食べ比べてみたので、決して誇張したり捏造した結果報告ではない。
考察:
今回は麦茶を使用したが、緑茶であれば、更に良い味になったと思われる。
今後は、
○お茶を使ったインスタントラーメン、
○コカコーラを使ったカレーライス、
○オレンジジュースを使ったビーフシチュウ、
も追加して検証をしてみたいと思う。
が、私個人では限界があるので、本研究の共同研究者同志諸君を募りたい。そして、結果をどんどん私に報告して欲しい。
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結論:
日本の大人達。腹を括れ。
我々は汚染された土地と水の中で生きていくのだ。
それには、なにより、先ず子供達を守ることが必要だ。
「お茶」で「うどん」は作れる。
しかも、旨い。