『私は、愛想悪いし、口悪いし、顔も怖い ―― まあ、ハンサムではあるが』
との認識はあるのですが、それでもインターフェースは比較的コントロールできていると思っています。
なんといっても、これまで、3回程、結婚式の司会者をつとめたとがあるくらいですから。
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幼少の頃から、人前に立つことにプレッシャーを感じない性(たち)です。
結婚式のスピーチなどは2つ返事でO.K.、早く出番にならないかとソワソワする ―― と言う話を嫁さんにすると、本当に「宇宙人」を見るように私を見ます。
私の司会者ぶりを見て、結婚式に出席していた研究ゼミの教授に『あんたは、大物になる』と随分お褒めを頂いたことがありますが、―― まあ、私の器量としては、今の社会人ぶりは十分「大物になった」ことになるのでしょう。
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結婚式の司会というと、花嫁側の親戚の俳句を、詠んで欲しいと言われたことがあります。
が、それがまあ、なんというか、今風にいうと「痛い句」。
五・七・五の「韻律」無視。
「季語」不在。
「切れ」なし。
自由律俳句であると解釈しても、なんとも残念な内容で、これを人前で、
『高らかに、歌い上げなれればならい』
と。
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勿論、笑顔で引き受けましたとも。「美しい歌ですね」などと言いながら。
なんたって、私のインターフェースは完璧ですからね。