私は「自分が嫌い」と思ったことがありません。
だから、色々な歌の中で登場するこの手のフレーズの意味が、よく分からないのです。
失敗をして激しく落ち込みますが、それでも自分が「駄目な奴だなぁ」とは思いますが、決して「嫌い」ではありません。
頭が悪く、要領もよくなく、空気も読めず、浅学、卑怯、狭量でも、「うんうん、お前は『いい奴』だ」と思っています。
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友人に「お前みたいに幸せな奴は見たことがない」と言われたことがありますが、何を言われたのか、今も良く分かりません。
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だから、自分を構成する属性だって大好きです。
それが、悪すぎる目付きや、重すぎる体重や、故障を繰り返す腕や脚、そして、
異様に値の高い、AST(GOT)、γ-GTP(肝機能障害の指標)
すらも、それは私の愛すべき大切な「個性」なのだと信じています。