「『山 山に非ず これを山という(金剛般若経)』
わかるか、岡」(エースをねらえ!)
岡選手が、
(そんなもん分かるか!
まったく、突然、訳の分からんことを言い出す、迷惑なコーチだなぁ)
と、思ったかどうかは、不明です。
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昨夜、嫁さんに、私のツイッターのページを見せながら、ツイッターの仕組みを説明していました。
嫁:「なるほど、この『ツイート』に出てくる発言が、あるテーマについて皆で議論をしている様子な訳ね」
私:「うんにゃ、そうじゃない。これらの発言には、何の関連性もなく、共通のテーマなどない」
嫁:「え、じゃあ、皆が、バラバラに、なんの脈絡もなく、なんの背景の説明もなく、勝手に発言しているだけなの?」
私:「その通り。どういう意図で発言されたかも不明で、その発言の意味を読みとることも、事実上不可能」
嫁:「では、このツイッターの目的は何なの」
私:「目的は、ただ単に自分が『つぶやく』ことと、ただ単に他人の『つぶやき』を見ることだけ」
嫁:「いや、そういうことを尋ねているんではなくて、この『ツイッター』というシステムによって得られる『利用者の利益』のことを質問しているの」
私:「その質問をしたい気持ちはよく分かるよ。でも、敢えていえば、その利益は、『つぶやく』ことと『つぶやき』を見ること、となるんだろうなぁ」
嫁:「あのさ・・・、楽しい?」
私:「いや、全然」
嫁:「もの凄い時間の無駄使い、じゃないの?」
私:「全く、疑いなく、その通りだと思う」
嫁:「なんで、そんなことやっているの?」
私:「『ITの研究員』だから」
嫁:「?」
私:「エンターテーメント性としての価値は、正直、私には全然分からないんだけどね」
と言った後で、以下の様なことを説明しました。
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一つは、私が発明者となっている特許発明との関係を調べる必要があったこと。
そして、もう一つは、利用者としての「ツイッター」(Facebook,
その他、同類のサービスも)を理解する必要があった為です。
我々IT通信のエンジニアは、これまで緊急災害速報のシステムを色々考えてきました。
しかし、これらの全てのシステムは、「ツイッター」の効力の前には、――正直、忸怩たる想いはあるけど
―― 遠く及ばない、と認めざるを得なかった為です。
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という訳で、今の私は、
「ツイート
ツイートに非ず これをツイッターという」
という心境です。