私は自分の著作に対して、ツイッターでコメントをしてきた人に対して、
「それは、どういう意味ですか」
と直接尋ねることがあります ―― って話は、もう何回もしましたっけ?
私は自分の著作に対するコメントは、ほぼ100%読んでいます。
ツイッターでない所までも探し回ることがあります。特にブログはもちろん、そのコメントまで、周到にチェックしています。
そんでもって、よく後悔しています ―― って話もしましたね。
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今でも、体が震える程に怒り狂った内容に、
「30分もあれば書けるようなコラム」
と書かれたツイートがあります。
ツイートは数日を経過すれば無くなる、と思っている人も多いと思いますが、色々な複数のログサイトで、多重に記録されています。
私は、いつでも報復・・・、もとい、真意を伺う為に、あなたに「コメント」という名の弾丸を撃てる位置にいることを、覚えておいて下さい。
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と同時に、ツイッターで不用意な発言をしている人を見ると、「大丈夫かいな」と思うことがあります。
ツイッターが完全なプライバシーを担保していると思ってのことかと思います。
しかし、私の経験から言えば、その道のプロがその気になって、個人を特定できないようなシステムなど「ない」と断言できます。
犯罪予告を書き込んだり、ツイートした人、あんなに簡単に警察に捕まっているじゃないですか。
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多くの人は、「言論の自由とプライバシー」は保証されている、と思っているかもしれませんが、私に言わせりゃ、歴史の授業の時間で居眠りしすぎです。
ちょっとばかし、右傾左傾した政権ができれば、あっというまに、言論統制や思想警察が登場します。
あの自由を掲げるアメリカですら、古くは日系アメリカ人であるというだけで、強制収容所に叩き込み、戦後でもレッドパージで文化人の生活を壊滅させ、つい最近は9・11の後、イスラム系アメリカ人をスパイ扱いしていたのは、記憶に新しいところです。
ましてや、自由主義的思想に、一本ピンと筋が通っている ―― とは、到底思えない、この日本国でですよ。
右であれ左であれ、政治的な発言や、特定の国を侮辱するようなコメント(しかも、品がない上に、論理的でない)を、垂れ流すのって随分危険だと思う。
私のように実名公開を旨としてる方が、まだ幾分安全かと思います。
加えて、私の政治的な発言は非常に少なく、しかも微妙に観点をコントロールしていることは、多分、気がついている人には、気がついている。
「江端さんは卑怯だ」と看破したK君。元気でやっているかな?
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ええっと、何だったっけ。
つまり、公に発言するのであれば、それが、どのようなものであれ、注意した方が良いですよ、と申し上げたかったのです。
私ごとき、権力のないただの個人であっても、あなたのパソコンに向けて「毒矢」を放つ程度のことは、できたりするのですから。
ましてや、権力なら ―― ですよ。