我が家では、嫁さんが「アニメ嫌い」なので、家族全員でアニメを見ることは滅多にありません。
といっても、私の「ドラマ嫌い」程は酷くはないのですが。
ただ、現時点において例外が2つだけあって、それが「宇宙兄弟」と「ちはやふる」です。
「ちはやふる」とは、百人一首の競技カルタを題材にする、文化系スポコン漫画(形容矛盾しているが)です。
一言で言って「面白い」。
原作もよく、アニメはそれ以上に良い。こういう作品が見れるのは大変嬉しいです。
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「ちはやふる」を見ながら、我が家の中学二年生の長女が
『ああ、こういう青春時代を送りたかったなー』
と、呟いたので、家族全員が一斉に突っ込っみました。
―― お前、現役の青春を生きとるだろうが! 過去形で語ってどうする!!
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演劇部で主役張って、叱られて泣きながら帰宅して、人間関係に悩んで、と、そういうものを「青春時代」と呼ばずに、何と呼ぶ。
―― と言うことに気がつくのは、もっと後なのかもしれない。
「青春時代」は、外側からでしか観測できないものなのかもしれません。