保護者の方々が、幼稚園や小学校の学芸会で、必死に写真やビデオを取る為に席を確保し、コンテンツを残そうとする為に、本当に涙ぐましい努力をしています。
この気持は分かるのですが、私の場合、ちょっと視点が違います。
私は、幼稚園であろうが小学校であろうが、
―― 人様にお見せするものである以上、私を感動させるようなコンテンツ
であることを、期待してしまいます。
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幼稚園児が、打楽器を、「ぶーすか、がっちゃか」やっていても、私は楽しくない。
この場合、私の批判は、幼稚園児に向かずに、その教諭に向きます。
―― 演出がなっとらん。もっと保護者を感動させるツボを持ってくるようなイベントやサプライズを用意できんのか
小学校の学芸会に至っては、この批判は、役者(つまり小学生本人)にも及びます。
―― 発声練習が不十分である。音楽のバランスが悪い。セリフの間がなっていない。脚本を理解していない。
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いつぞやは、「パパは、イベントに参加すると、いつでも不機嫌な顔しているよね」と、小学生4年生の次女に看破されました。
『え、そんなとないよ。実に楽しかったとも』
と惚けているのですが、流石に父親の考えていることは、娘には見抜けるようです。