今、ピアプロキャラクターライセンス(PCL)関係の書類の山の中に囲まれています。
クリプトン社さん、ライセンス規約の「字が小さい」です。全力で全文読み倒している老眼ビギナーにはきついです(というか、そういう人って、多分、日本で数えるほどしかいないんだろうが)。
「なんで、休日まで、こんな大量の書類を読み倒して、うめいているんだろー」とは、できるだけ考えないようにしています。
悲しくなるから。
ともあれ、今度ツイッターで「30分で書ける程度のコラム」などと、ふざけたことを書いてきた奴がいたら、
―― 今度は、絶対に許さん
その真意を聞き出までは、一日、数十通の返信ツイートで質問を続ける。たとえ、返信がなくても。
それはさておき。
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「こんな大量のライセンス条項、いくら読んでも分らんわーい」と断念して、ついさっき、ピアプロに入会しました。
入会サンプルの生年月日が「1989年」であったとしても、もう傷つかないようにしています。
この歳で、サブカルチャーの調査を堂々とできることは、「技術コラムを寄稿している者の特権だ」と、前向きに考えるようにしています。
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で、ピアプロの話に戻りますが、前回インタビューさせて頂いたボカロPさんの、楽曲が置いてあったので、今回、じっくりと聞かせて頂きました。
初めて、ボカロ楽曲が「美しい」と思いました。
美しいピアノジャズの調べに合わせて歌う初音ミクの大人風な歌い方は、なかなか良いです。
ビルエバンス、キースジャレット、そして、アルゲリッチ先生のピアノで、20代を生きてきた私にとっては、こういうボカロ楽曲なら、すっと心に入ってくるのです。
今迄、どの曲を聞いても、全然琴線に触れてこなかったのですが(特に娘が紹介するボカロ曲は全滅)、
―― ようやく「ボカロ」のきっかけを掴んだかな
という気になってきております。
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踊り回ることも、羽をつけて飛び上ることも、いりません。
ただ椅子に座りながら、静かにピアノジャズの調べを奏でる、という「初音ミクコンサート」なら、是非チケットを手に入れたい。