先週の金曜日、会社の隣にある小学校で入学式があったようです。
正装したお父さんやお母さんに連れられた子供達が、正門の前に並んでいました。
目的は、正門前に立てられている「入学式」の看板をバックに記念写真を取ることです。
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私、結婚するまで、このようなテンプレート的なイベント写真が嫌いだったのですが、結婚後、嫁さんが纒めているアルバムを見て、認識を改めました。
このようなテンプレ的な写真がないと、そのイベントを識別できないことに気がついたからです。
「これ、いつの、何のイベントの写真だったっけ?」という混乱なく、一発で理解可能。要するに、アルバムのインデックスとしての役割を果しているのです。
観光写真の「◯◯岬」「△△湖」「××遊園地」にしても同様です。このようなテンプレートイベント写真を侮ってはなりません。
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とは言え、「入学式」の看板の前の長蛇の列は頂けません。ご家族も、折角のチャンスですので、子供だけ、お父さんと子供、お母さんと子供、家族全員と、色々なバリエーションで写真を取るものだから、列の長さが全然短くなりません。
「『入学式の看板を10箇所に配置する』という案はどうかな」と嫁さんに相談してみたところ、
「学校正門とセットになっていないと意味がない」と直ちに却下されました。
「じゃあ、合成写真だ。青色シートのバックの前で写真を取って、気にいった背景を選んで貰って、CGで埋め込めば良い」
「それを、わざわざ入学式当日にやる意味は、なに?」と逆に質問されました。
うむ。確かに、入学式の思い出が合成写真を生成するスタジオでの撮影の記憶というのは頂けない、と私でも思える。
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まあ、入学式の記念写真というのは、「長蛇の列」の思い出とセットとなっている、ということで良いのかなと思うこととして、この改善の検討は打ち切ることにしました。