今回の「英語コラム」のイラストでは、「ダメ出し」バージョンも表示しています。
私がダメ出しをしたとき、「どこがいけないのか、ちゃんと説明してよ!」という娘に対して、
「迫力がない」「映像がこっち側に飛び込んでこない」と説明したのですが、
「その説明では修正ができない」と文句を言われました。
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至極、もっともだ、と思いました。
上記の私の批評は、論理的な説明になっていません。これで修正しろというのは、論理的に無理だと、私でも思います。
ただ、今回、娘は初版を作っていたとき、パソコンでアニメ映画を見ながらやっていたという事実は、ちょっと注目に値します(私は気がつかなかったのですが)。
「ながら」で作っている作品には、「魂が籠らない」というのは、確かに本当なのだなぁ、と実感しました。
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私は、「ながら」が生活の全般を占めていますので、娘を叱責するようなことはしませんでした。
■本を読みながら、駅まで歩いていますし、
■部屋掃除しながら、ラジオ英会話聞いていますし、
■風呂に入りながら、エッセイやプログラミングしていますし、
とくに、最近は「風呂」に節操がなくなってきており、「風呂でビール」「風呂で熱燗」、最近では「風呂で御飯」というのもやっています。
家族からのクレームについては、私の帰宅時に「誰も起きていない」というのが、必要かつ十分条件となります。
それはさておき。
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「どこがいけないのか、ちゃんと説明してよ!」という娘に対して、私がどうしたかというと、
色を指定し、ディテイルを細かく指示し、そして、自らを題材としたのですよ。
つまり、娘の為に何度も「踊った」のですよ、あのプレゼンテータのごとく。
正直申し上げて、コラム書くより大変でした。
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ですから、あそこに描かれている「踊るプレゼンテータ」は、紛れもなく「私」なのです。