昨日のバイキングの話の続編です。
バイキングにでかける前、家長である私は家族に訓示を与えました。
■まず、肉だ。一番高価なものから狙え。基本的には牛肉で、豚、鶏は後回しにしろ。
■判断に迷ったら、体積辺り単価の高いものを少量づつ狙え。単価が分からない場合は、パパとママを頼れ。単独行動は禁ずる。
■間違っても、初回から、パン、米類を食べてはならない。麺類は論外である。徒らに、満腹感を早めるだけである。
■デザート等の甘味などは論外だ。あれは、満腹後でも対応ができる。「デザートは別腹」というのは、概ね間違っていない。
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「いいか!分かったな!!」 と、私が確認の声を掛けたら、
家族全員が、目と拳で「わかった」と応えました。
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で、まあ、予想通りなのですが、最終的に、レストランで、全員が気分が悪くなりました。
ある者は、長椅子の上で横になり、ある者はトイレに立ち、ある者は特に理由もなく、そのバイキングの入っているホテルの最上階に夜景を見に行くなど、
最後は、家族全員が、バラバラに行動するに至っていました。
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「それにしても、一度でいいから、バイキングで、『今日はサラダを一皿だけ』というような優雅な食べかたをしてみたいものだ」と呟いたところ、
「そんな日は、少くとも我が家においては、永遠にやってこない日だ」と嫁さんに返されました。