先日、私としては、驚異的に短いコラムを掲載して貰いました。
私は、「2ページの依頼に13ページの原稿を納品する」ことを特徴とする文章作成マシンなので、違和感を感じた方もいるのではないかと思います。
タネを明かすと、これ、実は、本編の付録の文章だったのです。
私のコラムのスタイルは、「前文:自分の体験(さわりの部分)」→「本編」→「付録:自分の体験(全文)」という構成をしているのですが、今回は、付録に該当する部分のネタがなかったのです。
じゃあ、ちょっと「軽いネタ」を付録に付けるか、と思ったのです。
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しかし、プロの編集担当者の方は違いますね。
『「英語に愛されているか否か」を客観的に検証することとは、このコラムの本質ではありませんか?』と言われて(説得されて?)、
―― そうかもしれない
と思うに至り、今回、番外編として立てて貰いました。
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さて、その「驚異的に短いコラム」で登場してくる、
『女性は自分の顔の自己評価が低い』
は、単に話題から拾っただけでなくて、実はちょっとした逸話があって、私の中で、ひっかっかていたのです。
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『私は自分の顔の自己評価が高い』のですよ、とても。
私、自分の顔を気にいっているんです。自分の顔が嫌だ、などと思ったことは、生れて一度もありません。
無愛想で、暗くて、意地悪い目付きなんかも含めて、全部気にいっています。
歩いているところにしゃべりかけてくる、保険のセールスレディを一瞥して、黙らせてしまうような表情が簡単に「作成」できるあたりも気にいっています。
電車の中で、その人の方向を見ただけで「謝罪された」こともあります。
「なんで、怒りながら歩いているの?」と言われた人は、これまで3人います。
この顔、とても便利です。
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という話を、以前、この話を友人にしたことがあるのですが、
―― お前みたいな、幸せな人間、見たことない
と、言い放たれました。
実感したことはりませんが、『自分の顔の自己評価』について、私は幸せなのでしょう。