会社に、コーヒーをつくってくれる自動販売機が導入されました。
缶コーヒーをポンと投げつけてくるのではなく、ボタンの投入後、60秒の製作時間(ドリップとかしているのだろうと思う)を要求する、本格的なコーヒーメーカーです。
このコヒーが、本当に美味しくてですね、私は、特にシナモン入りのコーヒーが特にお気に入りです。
値段は少々高い(180円)のですが、それでもスタバ(スターバックス)よりは安くて、美味しいと感じます。
今や、出社が憂鬱な朝に、私の背中を押してくれる大切な「機械」です。
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自販機で、ここまでのコーヒーを作ってくれるのであれば、もう人間はいらなくなるかもしれないなぁ、と本気で思います。
現在のところ、機械では、店の雰囲気作りや、店舗のメンテナンスはできませんが、それももう時間の問題だけかもしれません。
初音ミクコンサートに使われているような3Dディスプレイ表示のインターフェースや、掃除ロボットなどは、十分実用レベルに達しています。
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今、図書館に「機械との競争」という本を予約しているのですが、製造分野だけでなく、サービス分野にも「機械」が入ってきたら、我々の雇用はさらに脅かされることになるのでしょう。
今のところ、人間が雇用されているのは、「安い」からです。
機械の初期導入コストとメンテナンスコストが、それを下回れば、その理由がなくなります。
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「人間味のない機械など」というセリフは、過去全てのパターンで敗北しています。
まず、自動販売機は勿論ですが、レジスターしかないスーパーマーケットは小売店に対して圧勝しています。
駅の自動改札などは、国鉄労組が存在していなかったら、もう20年早く導入できたと言われています。
近未来では、バスの運転手はいなくなり、自動運転は間違いなく実現されるでしょう。
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で、その流れを止めることは、誰にもできないのだろうな、と。