女性役員、女性管理者を増やすという、国策(?)について色々読んでいるのですが、「現時点で、私は、理解できていないな」と思っています。
夫婦別姓問題は、ほぼ100%、腹にストンと落ちたという実感があり、同性婚については、理論面からの理解が50%程度という感じです。
特に、夫婦別姓問題にについては、「賛成側」「反対側」どちらからでも論じることができて、かつ、ディベートに持ちこめば、どっちの側に立っても「勝てる」というレベルにあると思っています。
「同性婚」については、まだ、このレベルに至っておらず、「女性役員、女性管理者 増強計画」に関しては、まったく何も論じられないと思っています。
字面(じずら)としては分かるし、別段反対する理由もなく、メリットも理解できる。
しかし、仮に、自分がリーダーとなって、この計画を積極的に進めれるか、というと自信がありません。
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この根底にあるものは、私の意識です。
女性であろうが男性であろうが
『「役員」やら「管理者」なんぞに、本当に成りたい人がいるのか』
という、私の個人的かつ本質的な疑問です。
私は、ティーンの時に、身の丈に合わない責任のある立場(学級委員とか、生徒会長とか)をやらされて(もっぱら、大人たちの陰謀で)、
「リーダーは、全く割に合わない」
ということを、身に染みて感じているからです。
「リーダーを行うことで、人間として成長するのだ」
と言われれば、
「なんで、成長する必要があるの?」
と、つぶらな瞳で質問し返してしまうくらい、本当によく分からんのです。
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私には、「女性役員、女性管理者 増強計画」というのは、
「不幸な人間を量産するプロセスを、女性のエリアまで拡大する」
という風に読めてしまうのですよ。
ですから、「不幸な女性を量産」しても、得るべき利益がどっかに(国家か、組織か、企業か、なんだかか知らんが)あるのだろうなー、というくらいの意識しかないのです。
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分かっています。
今回も、間違っているのは私です。
そこで、ご相談です。
誰か(特に女性でキャリア指向の方)、私の誤った認識の修正を施してくれませんでしょうか?
私は、「上」を目指したいという人がいれば、それが女性であれ、男性であれ、「助けたい」という気持はあります。
少くとも、私は、あなたたちの「邪魔」にはならない程度の、理論武装はしておきたいのです。
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で、昨夜、この話を嫁さんと長女に話したら、面白いレスポンスを貰いました。後日続けます。