以前、私は、海外の案件の、ごく一部の検討をさせて頂いたことがあります。
ちょうど、そのタイミングで、その海外のお客様の「別の」案件の大型受注が決まり、業界で大騒ぎになったことがあります。
受注金額比にすると、数十倍から百倍程度の案件だったかなぁ、と、記憶しておりますが、もう忘れました。
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「あの受注案件って、江端さんが担当された案件ですよね」
と、色々な人に言われました。メールでも問い合わせがらいました。
全くの誤解なので、正直に、こう言っています。
「いや、私なんか、今回の受注には何の貢献もしていないよ」
遠慮がちに、伏せ目がちに、少し照れた風に「言う」または「メールを書く」ことがミソです。
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いや、実際に案件が違うので「全く何の貢献もしていない」のですよ。
ですから、
『江端さんって、自分の成果を吹聴することもなく、何て謙虚な方なんだろう』
と勘違いされても、それは私の責任ではありません。
―― 単に事実を語っていただけですよ、私は。