私は「ビッグデータ」という言葉は分かるのですが、その内容が分かりません。
私が理解できて、かつ利用している「ビッグデータ」とは、私が10年以上保持しつづけてきた、約15万通の電子メールだけです。
分からないことがあると、昔の自分に聞いて(過去のメールを検索して)、その時、検討した内容をパクればなんとなる場合があります。
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例えば、私のメールで「ビッグデータ」という言葉が登場したのは、2011年2月16日ということが分かります。
「屋内GPS」の研究はいつごろやっていたかな、という疑問にも、メールの検索ツールがすぐに答えてくれます。
なんといっても、自分が受けとったメールですから、思い出すこともそんなに難しくありません。
「ビッグデータ専用解析ツール」とかいうのも、私には、よく理解できません。
私はエクセルのようなスプレッドシートが2万程度のデータでもパンクしないでくれたら十分です。
100万カラムくらい入力可能になって、マクロプログラムが使えれば、「ビッグデータ」用の専用ツールなんぞ、別になくてもいいと思っています。
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もう一つ言わせて貰えれば、「ビッグデータ」を、国、地方公共団体、それに属する組織が、国民に開示してくれません。
道路交通情報なんぞ、整形不要、不細工な生データのままで良いので過去または現在のリアルタイムで開示してくれれば、ユーザの方で渋滞情報解析なんぞ、こっちでなんぼでもします。
データ補完や、異常値データを除去する程度の処理くらい、チャッチャとやります。
そうしてくれるだけで、例えば、JHの渋滞情報用システムは、(あってもいいですが)、別になくてもいいです。
このように、我々の血税で作られたシステムのデータを、組織が貯め込むのではなく、きちんと開放すれば、ビッグデータ研究やビジネスが、累積的に進歩することは間違いないのですが。
このような話をすると、賭けてもいいですが、かならず「サイバーテロリスト脅威論」を語ってくる人がいます。この論「潰せます」が、別の機会に。
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実は私、静かに怒っています。
週末研究員で、あるシステムの研究しているのですが、それに不可欠なリアルタイム情報の入手に困っているからです。
これを苦労して探してみた結果、ある国に属する組織が、その情報を、DVDで販売していることを突き止めました。
しかし、12.5分後には意味のないゴミとなるデータを、DVDで販売するという、あの訳の分からん発想が、私には全然理解できないのです。
米国では、それらの情報は無料でWeb経由で開示されているようですが、米国で観測された情報では、全然役に立ちません。
―― 一体、何を恐れているんだ、彼らは?
我が国の公的機関のデータに対する閉鎖主義は、私の理解を軽く越えてしまいます。
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まあ、いい。
この情報、我が家(×会社)で観測して、江端家サーバから、世界に発信してやる。
もう、国、地方公共団体、それに属する組織のデータなどは、もう当てにはせん。
―― とまあ、今の私は、「データ」や「ビックデータ」と名前の付く全てに関して、私は「切れて」いるのです。
結婚して、子をなし、社会的責任を全うする大人になること、ということが、唯一の価値観であること ――
"Marriage, child birth and care, and becoming an adult to fulfill the social responsibility"
という時代が終わりを告げているのは明らかなのですが、しかし、この価値観自体は、廃れない。
Though it is clear that the period have already ended with a sense of value, I know that the value itself is not going to be ruined.
なぜなら、保護者は、(自分の半生がどうであったかを棚において)、自分の子供には、そういう分かりやすい価値観で動いて欲しいのです。
Many guardians want their children to act with understandable value, leaving half their life.
ラクできるからです。
It is easy for them.
以前にも話しましたが、初音ミクとか、痛車とか、コミケとか、アイドルを理解するのは、そのような文化を知らない人間にとっては、恐ろしく面倒で、苦痛であるからです。
Still I told you that, it is very hard and painful for some persons to understand "Hatune-MIKU", "funny painted car","Comic market" and "idol group" and so on.
少なくとも、私はそれらを文章に落し込むために、恐ろしい程の時間をかけて調査し、勉強しなければなりませんでした。
At least for my case, I spend much time to research and study the objects in order to write as columns.
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ただ、私は、それらのもの(サブカルチャーと言われるもの)を、「追っかける」行為が、無価値とは思っていません。
I don't think that they, that were sub-culture groupie, are meaningless at all.
というか、「同じ穴のムジナだ」と思っています。
In fact, I am same with them.
例えば、私は、新しい解析手法や制御手法の「マニア」です。
As for me, I am a mania of new analysis and technologies.
ファジイ推論、ニューラルネットワーク、遺伝的アルゴリズム、オブジェクト指向から、最近では、ベイジアンネットワーク、ビッグデータ解析手法、まで、なんでも試しています。
I have tried and am trying new technologies, for example, "Fuzzy reasoning", "Neural network", "Genetic algorithm", and "Object oriented programming" , recently, "Bayesian network" and "Big data analysis"
これは、おにゃんこクラブ、、、、(もうわからん)、、、AKB等を追いかけ続けることと、
"Onyanko-club"....( sorry, I don't know more) ... "AKB"
―― そんな大差があるだろうか?
I think that "Is there big difference between above two?"
と思えるのです。
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私が「自分は幸せだなぁ」と感じるのは、
However I feel that I am happier than them.
私の「『新しい技術』の追っかけ」は、
Because new technology groupies are
■職場で受け入れられ、
- To accept them in office,
■家族にも理解してもらえ、
- To understand them from my family,
■社会的にも意義があると、
- To be recognized as a social actions
(誤解も含めて)理解してもらえる点にあります。
一方、例えば「『アイドル』追っかけ」は、あるいは年齢的に上昇するほど、社会的に厳しい状況になっていくだろうことは、想像に難くありません。
On the other hand, idol group groupies are going to get the cold shoulder and to suffer persecution, as much as their age.
中年の「『アイドル』追っかけ」という、自分の行動を貫き通すためには、強靭な意志と、自己完結の閉じた世界を作った上で、常に補修し続ける必要がある、と思うのです。
Middle aged idol group groupies should make strong will and become to modify perfect their own closed-world against the real world.
そういう人を私は、心からエラいと思う。
I think sincerely that they are really great.
たとえ、彼等がその「追っかけ」を極めた所で、なんの社会的な成果も名声も得られないことが運命的に確定しているモノを、打算なく「追っかけ」続けることは ――
Even if they master the groupie, it has finalized fateful that they never get any social fruit and fame.
「結婚して、子をなし、会社的責任を全うする大人になること」という価値観に対する、強烈なアンチテーゼです。
Their actions are one of the strong antitheses against the value of ""Marriage, child birth and care, and becoming an adult to fulfill the social responsibility"
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しかし、同時に、私は、
At the same time, I will tell them that
「お前たちに、私の娘はやらん」
"I never give you my daughter".
と思っています。
それとこれとは話が別、です。
It is another cup of tea.
そして、これは、(自分の半生がどうであったかを棚においても)保護者の多数派の意見だと思います。ベイズ推定するまでもなく。
And unfortunately, my opinion might be same with other guardians’ one. No need of basin estimation.
I want to leave the following lines for them.
「『自分の意志を貫きながら、思い通りに生きることができる』などと、思い上がったことを考えるんじゃねーぞ」
"Do not think that you can keep living your life with your wish"
「誰もが何かを犠牲にしながら生きているんだからな。腹ぁ括っとけよ」
"Everybody is living at the expense of something. Prepare yourself for the worst"
とだけは、言っておきたいと思います。
最近、娘に頼らずに、自分でイラストを描くようになってきた為か、色々な技が使えるようになってきました。
In these day, I can use some tips for drawing. I think that I often have chances to draw illustrations by myself.
しかし、市販されているドローツールの教本って、私のような人間には、全く役に立ちません。
But the commerce instruction book of the drawing tool is not useful for me.
グラデーションの方法とか、陰影の付け方、立体感の表し方とか ―― そんな技は、私には必要ないのです。
I don't need the tips, how to make gradation, shading, and spatial effect, at all.
私のような人間には、「なめらかな線画がマウスで描ければ十分」で、「その線画に『塗り絵』ができれば上等」なんですよ。
For me, it is enough for me to know "how to make line drawing by mouse", and "how to paint color in the line art".
調べて頂ければ分かることですが、このような教本は絶無です。
I believe that you cannot find these instrument books out. It make clear, if you try to search.
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一番時間がかかるのはイメージ作りなのですが、これが決まった後の時間が凄く短くなりました。
Though I have to take much time for the concept of the drawing, I can shorten the time after that.
3時間くらいで、一枚上がるようになりました。
Three hours are enough for me to make a drawing.
3時間は「長い」という人もいるかもしれませんが、画才ゼロの私にとってみれば、これは驚異的な進歩なんです。
You might say "it is too long", however for me who have no gift for drawing, I think that this is tremendous progress.
というか、私の誇るべき成果は、『画才ゼロでも絵を描く方法を(自分なりに)立ち上げた』という点だと思っています。
I mean, what I am proud of , is to build up the method of drawing without gift for drawing.
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ですので、「画才が無くても絵が描ける」という本を書こうかとも思っているのですが、ここに一つのジレンマがあります。
I think that I might write the book whose title "you can draw even if you have no gift". But there is a big contradiction here.
『画才が無いと思っている人が、自ら絵を描こうと思うだろうか』
"Do the person who thinks that there is not artistic skill want to draw ?"
ということです。
(To be continued)
Previously, I wrote the story how to make the "Hokkyoku-ramen mock (Ebata Edition) at home".
その話を、会社の同僚にしたところ、
When I talked the story in my office, they asked me to
―― 作り方を開示して欲しい
"open the recipe"
という要望を受けました。
そんな訳で、今週末、再度「北極ラーメンもどき(江端版)」を調理し、
This is why, I tried "Hokkyoku-ramen mock (Ebata Edition) at home" again this weekend,
I have just uploaded the video chip to Youtube.
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今週末の私のアクティビティの狙いは、
However, the aiming of this weekend activity of mine is not
■「北極ラーメンもどき(江端版)」の作り方
how to make the "Hokkyoku-ramen mock (Ebata Edition) at home"
ではなく、
but,
■ビデオクリップの作り方
how to make video clips by myself
の学習でした。
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そろそろ、自力で「ワークプロトのデモクリップ」くらい作れるようになりたい、と思うようになりまして。
I come to think that it is time to make "video clips for work prototype demonstration" by myself.
先日、出張で研究所に立ち寄った、無礼な後輩から、
The other day, I was said from the rude junior fellow.
『江端さんは、多くの人から愛されていることが分からないのですか』
"Ebata-san, why you cannot understand how many people are loving you"
と、言われました ―― が、
However, I want to say distinctly
はっきり言って
―― 分からない
"I cannot understand"
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思い出すと、このセリフ、私の人生の中では結構な頻度で登場することに気がつきました。
As far back as my memory goes, the above phrase has appeared high-frequency in my life.
大学在学中のゼミ室、会社の飲み会、恩師の退官の謝恩会などです。
For example the scenes of the lab in my college, drinking party of my office, and thank-you party for the teachers who had retired from the Lab.
共通点は、このセリフの主体者が、全部「後輩」である、ということです。
The common point is that all subjects of this dialogue are "juniors".
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江端(E):「分からないよ。どこをどうしたら、『私は愛されている』というフレーズが登場するんだ?」
Ebata(E):"I don't understand what you say. How do you come to think the phrase "I am loved" ?
無礼な後輩(B):「私達は、全身全霊で『江端さんを愛している』ということを、体現しているじゃないですか。
Rude junior(B):"We are embodying "I love you, Ebata-san" at the bottom of our heart.
E:「私には、『江端さんをいじって遊んでいる』としか思えないんだが。たちの悪い『いじめ』だとすら思うぞ」
E:"For me, I can only imagine" I'm playing with Mr.Ebata ". I even think that they are bad "bullies"
B:「相変わらずの理系脳ですね。『言葉として現われないもの』を認識することができないのですか」
B: "As usual the science brain you have. Can not you recognize "things that do not appear as words?"
E:「そこそこ、認識はできていると思うぞ。場の空気を読んで、心にもない追従を抵抗なく言えるし、その場で、軽いギャグネタを発動することもできていると思う」
E: "Somewhere, I think I can do it. reading the air of the place, I can say mindless compliments, and I think that I have been able to activate a light gag on the spot. "
B:「とすれば、江端さんの『受容体』の方に問題がある、ということですね」
B: "If that's the case, there's a problem with Mr. Ebata's "receptor", isn't it?"
E:「はい?」
E: "What?"
B:「江端さんには、他人からの愛を感じる能力が、著しく欠損している、ということです。もしかしたら、生まれつき、その能力自体が存在していないんじゃ・・・」
B: "Ebata-san, you are missing the ability to feel love from others. Perhaps, by nature, that ability itself does not exist ... "
E:「もし、それが真実だったとしたら、私は、誰からの愛も感じられないまま、一生を終える、ということか」
E: "If it is true, I will end my life without feeling love from anyone"
B:「そうですね」
B: "That's right."
E:「理不尽じゃないか。私は、自分からはちゃんと『愛』を発動させて、人と対峙しているつもりなのに」
E: "It's unreasonable, I think that I activate "love" properly by myself and confront others."
B:「そうですね」
B: "That's right."
E: "I am "a perpetual love machine to just keep turning around without any energy ?"
B:「そうですね」
B: "That's right."
E:「いや、『そうですね』じゃなくてだなぁ・・・」
E: Try to make another phrase, instead of "That's right."
B:「『エネルギー無供給の愛の永久機関』こそ、江端さんが、愛され続ける理由なのでしょう」
B:"The perpetual love machine without energy" is the reason why Ebata-san keeps being loved"
E:「・・・うるさいよ」
E:"Shut up"
私は、小さな町工場の工場長の息子で、よく父の仕事を手伝っていました。
I was the son of chief of a small town factory and I was often helping my father's work.
父の仕事は、大手の下請けがほとんどでした。
My father's work was largely subcontracted.
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だから、私は、高校生の時には知っていました。
So, I knew the following, when I was a high school student.
■世の中には、「力の弱い立場にいる人間をぞんざいに扱う人間」と「そういうことをしない人間」の2種類がいること
- There are two kinds of people, "a person who doesn't respect a person in a weak position" and "a person who respects anyone" in the world
■そして、「力の弱い立場の人間」は、「自分たちをぞんざいに扱う人間」に対して、その能力の最大眼を発揮しようなどとは、絶対に思わないことを
- And "the person is in a weak position" never do their best against "a person who doesn't respect them"
■それどころか、そういう相手に、可能であれば損害を与えてやりたい、とすら思っていること、を。
- On the contrary, they also want to give such opponents damage if possible.
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で、どうも、私の回りには、そういうことに無頓着な人間が多いような気がするのです。
So, I feel that there are many people indifferent to such things around me.
私は、『外注にやらせればいい』などというフレーズは、「仕事をお願いする人間」に対して発するものではない、と思っています。
I think. the phrase of "we can just use outsource" is not proper for "a person we will ask works"
仕事をお願いする人も、お願いされる人も、そういうことを気にしないかもしれませんが ―― すくなくとも「私」は、カチンときています。
Even both people asking work and people who are asked work, might not care. thought, At least "I" feel to get angry.
―― あなたは、身近に、面倒で、鬱陶しい敵を作っているかもしれません
"You might make troublesome and annoying enemies around you"
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私の視点は、いつだって「零細町工場の工場長の息子」です。
My view position is always "a son of chief of a small town factory".
私は、「力の弱い立場にいる人間をぞんざいに扱う人間」を許すほど、人間ができていませんし ―― その予定もありません。
I have no intention to allow "a person who doesn't respect a person in a weak position" and I am going to have it in the future.
(Continuation from yesterday)
慣れない鉄道路線を使うと、どうしても乗り換えミスが発生します。
When I use an unfamiliar railway route, I inevitably get a transfer error.
その日、遅くまで会社にいた私は、乗る電車を間違え、気がつくと深夜の鎌倉にいました。
That day I was in the office until late, I made a mistake on the train to ride, and when I noticed I was in the late night in Kamakura.
家に電話しました。
I called my wife.
江端:「今、鎌倉です」
Ebata: "Now, I am in Kamakura"
嫁さん:「はい?」
Wife: "What?"
江端:「夜の鎌倉は、空気が凛としています。星は見えますが、人は見えません」
Ebata: "In the night Kamakura, the air is clear. I can see stars but not people"
嫁さん:「なんで?」
Wife: "Why?"
江端:「乗り間違えました。次の電車は20分後です。今から戻ります。今日は、最寄り駅まで車でピックアップして欲しいです」
Ebata: "I got on the wrong train. The next train will be in 20 minutes. I will return from now. Today I would like you to pick me up at the nearest station"
嫁さん:「O.K.」
Wife: "I got it"
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この後、私は、更なる乗り換えの失敗をします。
After this I made another transfer failure.
そして、毎日電車の中のアナウンスの中で聞く駅名「片瀬江ノ島海岸駅」への初到着を果たすことになります。
And I made my first arrival at the station whose name is "Katase-Enoshima Kaigan Station" which I have heard in the announcement on the train every day.
江端:「潮の香りがします」
Ebata: "I smell the tide."
嫁さん:「はい?」
Wife: "What?"
江端:「今、片瀬江ノ島海岸駅です」
Ebata: "Now, Katase Enoshima Kaigan Station"
嫁さん:「・・・今日帰れるの?」
Wife:"... Can you return today?"
江端:「かなり厳しくなってきたと思います」
Ebata: "I think it's getting tougher"
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まあ、なんとか帰宅できましたけどね。
Well, somehow I was able to come home.
ええ、分かっています。
Yes, I know.
この事件、『私がマヌケ』の一択です。他に解答はありえないでしょう。
This case is a choice of "I'm stupid". There may be no other answer.
しかし、『マヌケな私』を起動したのは横浜市営地下鉄です。横浜市営地下鉄には、その責任があるのです。
However, it was Yokohama municipal subway that launched "Stupid Ebata". So the Yokohama Municipal Subway is responsible for that.
(To be continued)
「遊ぶ金欲しさ」の、金額は一体いくらくらいんだんろう?
I wonder how much of that money was spent on "greed for money to play"?
とか考えています。
I think it.
これは「遊ぶ」の内容によっても変わってくると思います。
This will depend on what they "play" with.
しかし、「遊ぶ金欲しさ」のフレーズと一緒に登場してくる人間は、大抵の場合、窃盗、強盗などの犯罪と紐付いています。
However, people who appear with the phrase "greed for money to play" are usually tied to theft, robbery and other crimes.
I have not able to hear the following phrases.
「遊ぶ金欲しさ」で「サラリーマン」やっているとか、
I am "salaryman" for a greed for money to play.
「遊ぶ金欲しさ」で「会社経営」やっているとか、
I am a management of the company for a greed for money to play.
―― という文脈では見たことがありません。
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私にとっての「遊ぶ金」は、窃盗、強盗の金額より、かなり低めのようです。
The "greed for money to play" seems to be much lower than the amount of money for theft and robbery.
It's cheaper than most technical books and, sometimes cheaper than a beef bowl at Yoshinoya.
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そんなものより、私は、「新しい目」が欲しい。
I'd rather have "new eyes" than such things.
裸眼で、電子キットの半田付けができるくらいの、生れて40年間不動の"2.0"であった、あの視力の「目」が。
That sight "eye", that are, with the naked eye, I could solder an electronic kit, and I've been a steadfast "2.0" for 40 years of my life.
自宅に設置した監視カメラの映像が取れなくなって、暫く放置していました。
I couldn't get any video from the surveillance camera I had installed in my house and left it for a while.
先日、ようやく時間が取れて、修理することにしました。
The other day, I finally found the time to fix it.
我が家の場合、窓から窓へと、屋外でLANケーブルを渡しているので、当初、私はLANケーブルの断線を疑っていました。
In our house, I initially suspected a broken LAN cable, since I have passed LAN cables from window to window, outdoors.
ノートPCを抱えて、梯子をかけて、玄関の天井によじ登って、設置されているカメラのLANケーブルのモジュールを外し、ノートPCで接続テストをしてみたところ、接続を確認しました。
Holding my laptop, I climbed up a ladder to the ceiling of the entrance, disconnected the LAN cable module of the installed camera, and tested the connection with the laptop to confirm the connection.
『LANケーブルって凄いな』と感心してしまいました。
I was impressed with the durability of the LAN cable.
すでに10年以上、フラットLANケーブルを、ドアに挟んだ状態で屋外に野晒しにしているのに、まだケーブルは生きていたのです。
I had already left my flat LAN cable exposed outdoors, tucked in window frames for more than 10 years, and the cable was still alive.
これで、「監視カメラの故障」が確定したので、別のカメラに取り替えることにしました。
Now that the "failure of the surveillance camera" was confirmed, I decided to replace it with another camera.
このカメラは、10年間屋外で動き続けてくれたので、十分役目を果たしてくれたと思っています。
This camera has been working outdoors for 10 years, so I believe it has served its purpose well.
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調べてみたら、このカメラの最初の製造年は、2004年でした。
I did some research and found that the first year of production for this camera was 2004.
当然ながら、このカメラには、現在では常識である、セキュア通信対策のTLS(https)とか、SFTPとかが実装されていません。
Naturally, this camera does not implement TLS (https) or SFTP, which are now common sense measures for secure communication.
少々不安ではありますが、まあ、江端家LANに侵入されない限りは問題ありません。
I'm a little worried, but well, however, it's not a problem, as long as they don't break into Ebata's LAN.
江端家のサーバは、今、殆どクラウドに移行しており、踏み台にできるサーバもありません。
The Ebata family's PC server has now been moved to the cloud, and there is no server that can be used as a stepping stone.
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まあ、TLS対応でないサーバにアクセスすると、ブラウザから『保護されていない通信』と名指しで批判されるような未来が来るとは思いませんでした。
Well, I never thought I would see a future where browsers would criticize me by name for 'unprotected communication' when I access a server that is not TLS-enabled.
最近は、Windows10でもpingに応答してくれないので、自宅のPCのIPアドレスすら簡単に探れなくて、面倒になりました。
Recently, it has become troublesome to even find the IP address of my home PC easily because Windows 10 does not respond to pings.
Dockerなどの仮想環境や、AWSなどのクラウドパッケージ化も入ってきて、総じて、最近は、ネットワークシステムの構築やメンテの作業がやりにくいです。
Virtual environments such as Docker and cloud packaging such as AWS have also entered as network elements, and in general, it is difficult to work on building and maintaining network systems these days.
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最近、ある会社が、『ネットワークインテグレータをビジネスにする』という方針を打ち出したという話を聞きました。
Recently, I heard that a company has announced a policy of "making network integrators a business.
正直、最初、何のことやら分かりませんでした。
To be honest, I didn't know what it was at first.
少なくとも、IPネットワークの構築は、SIer(*)の範疇の話と思っていたからです。
At least, I thought that building IP networks was in the realm of SIers(*).
(*)ソフトウェアの設計や運用、コンサルティングに至るまで様々な仕事を請け負う会社のこと(SIer(エスアイヤー))
(*)A company that undertakes a variety of tasks ranging from software design and operation to consulting (SIer)
しかし、今や、IPネットワークの構築は、十分に面倒くさいものになっています。
But now, building an IP network has become a hassle.
これからは、"SIer"ならぬ、"NWer(エヌワイヤー:Network Integratorの略語?)"なる職種は、ソフトウェア開発と離れて、単独で存在する時代になるかもしれない、と思っています。
I believe that from now on, there will be a new type of job called "NWer" (an abbreviation of Network Integrator), not "SIer". I think it may be the time when "NWer" will exist independently from software development.
私のブログのコラムは英文併記になっております。
My columns in my blog are described in both Japanese and English.
これについては、当初賛否の意見がありました。
About these descriptions, there were con and pro action from readers.
反対意見は「雰囲気が壊れる」「読み憎い」で、これは納得できる理由です。
The con opinions are, for example "it breaks the atmosphere", "hard to read", and I thought that it was reasonable.
私が記載しているのでは、イングリシュ(英語)ではなく、エバンゲリッシュ(江端英語) ――
Because the language I have used is not English but Ebangelish(Ebata's English) ----
『スペルミス、時制、文法、慣用句、100%無視 の英語で、対象としている読者は江端本人のみ』
The language is 100% free of spelling errors, tenses, grammar, and idioms, and the only reader is Ebata himself.
という、特殊な言語だからです。
That means, "a special language"
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しかし、賛成意見もあったのです。
However, there was the pro opinion, too.
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「江端さんの忘備録」の英訳はぜひ続けてください。私の想像力や常識の欠如から原文の解釈に迷うことが稀にあり、そんな際に文意を正しく把握する助けになっています。
Please continue English phrases too. They help me to understand the correct contents, when I am sometimes trouble in interpreting Japanese contents by lucking my imagination and common senses.
=====
江端意訳:『江端の日本語は、時々訳が分からん。そんな時には英訳が役に立つ』
Ebata's translation: "Ebata's Japanese is sometimes hard o understand, so the English phrases are helpful for me"
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「もの書き」としては、思わず考え込んでしまう賛成意見でした。
As a "writer", I couldn't help but think about it deeply.
『何かを始める前に人に相談する』というのは、『悪手』だなぁ、と思います。
It is a 'bad idea' to 'consult with others before starting something.'
自分より専門知識を持つ人に相談することにはリスクもリターンもありますが、専門知識を持たない人に相談するのは、最悪です。
There are risks and rewards in consulting with someone with more expertise than you, but consulting with someone without knowledge is a terrible idea.
なぜなら、
Because,
(1)相談された人は『いいね』を言うだけでは足りないと考えて、色々批評をしなければならないと思ってしまい、
(1) The person who was consulted thought it was not enough to say 'good,' and he/she tends to give a lot of reviews,
(2)批評を受けた人は、それを「批判」または「非難」と取らえてしまい、
(2) The person receiving the review tends to take it as "criticism" or "condemnation,
Win-Win ではなく、Lost-Lost の関係になってしまうからです。
This is not a "Win-Win" but a "Lost-Lost."
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本人の器量にも因ると思いますが、やはり私は、
I guess it depends on the caliber of the person, but I still think
「世界は一人で動かす」
"I run the world alone."
がいいです。
It is good for me.