小惑星探査衛星「はやぶさ」は、突然、地球との通信を絶ってしまいます。
しかし、「はやぶさ」は、自律的に一定の運動に収束していくように設計されており、47日目についに、地球で、その生存信号が確認されるに至りました。
その後、「1ビット通信」という気の遠くなるような低速通信(1文字送信するのに16秒かかる)を行い情報を送り続け、ついに正常状態まで復帰するに至りました。
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私の腕時計、CASIOのWAVE CEPTOPは、突然、自宅の中で姿を消しました。
しかし、一定の時刻(15:00)になると、アラームが鳴るように設計していたエンジニア(私のことだ)には、先見の明がありました。
同時刻に、全ての家の中にあるテレビ、ラジオを停止して、沈黙の中で、僅か10秒間のアラームの音より、"WAVE CEPTOP"の位置を特定することができました
# 本棚の下で発見。
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2つ嘘つきました。
○時計を見つけたのは、掃除をしていた嫁さん。
○毎日15時には、出社していますので、15時のアラームを聞くことができません(今週末に探すつもりではあったのですが)
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こんな、チンケな紛失物の発見と、宇宙空間を彷徨う探査衛星の探索を一緒にされては、「JAXA」も「はやぶさ」も怒ることでしょう。