先日、帰省の帰りの高速道路の車の中で、ノートパソコンで、嫁さんに「魔法少女まどかマギカ」を見せてきました。
娘二人と私の圧力に屈して、仕方なく視聴を開始しました(半分眠っていたようですが)が、このアニメの要件定義「黙って第3話まで見ろ」でも、嫁さんはハマりませんでした。
(おや、嫁さんは、この要件定義に当て嵌らない最初の人物になるのかも)
と思ったのですが、第6話を越えた辺りから、真剣な眼差しになってきました。
そして、第8話を終えた所で、嘔吐感を訴えたので、急いでパーキングエリアで休憩することになりました。
「物凄く、気持ちが悪くなってきた」と言う嫁さんに、私は「もう見るのを止めた方がいいんじゃないのか」と勧めました。
しかし、「ここで止めたら、一生、悪夢で出てきそうで怖い」とのこと。
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「もう一度、確認するけど、本当に『ハッピーエンド』で終わるんだよね」
と嫁さんから念を押されて、パーキングエリアで私は娘達と協議しました。
―― あれって、ハッピーエンドだよね
―― 見方によっては、バットエンドとも言えるかもしれない
―― しかし、「救いが全くない」という訳でもないし
などと、話し合った結果、「条件付きでハッピーエンドと認められる」と見解の一致を見て、嫁さんにその旨を告げました。
ちょうど自宅についた時に、最終話が終了し、実家から自宅までの間に、嫁さんは全12話を視聴を完了しました。
普段アニメを見ない嫁さんではありましたが、「面白かった」との評価を得て、一安心です。
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それにしても、自分の好みのコンテンツが、必ずしも他人の好みと一致しないということは、よくあります。
自分の好みを強制するのもほどほどにしないと、下手をすると一生恨まれる可能性もあります。
皆さんも注意しましょう。