次回のコラムは「ライセンス」で書く予定です。
そろそろ、法律の話から、技術の話に戻りたいのですが、初音ミクのライセンスのことを書いている内に、色々な情報が集るし、面白い人にインタビューさせて貰えるし、と。
もう2回分(実質4回分)くらい書けそうなので、この勢いで書いてしまおうかなぁ、と。
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話は変わりますが、「ツンデレ」という言葉をご存知でしょうか。
「ツンデレ」とは、(私も最近知ったところですが)、主に「ツンツン」している時と「デレデレ」する時を併せ持つ性格やそういう性格の人間を指す用語、だそうです。
具体例に落すと、本当は好きな人の前でデレデレしたいのに、その人の前だとなぜかツンツンした態度を取ってしまう、という、まあ、なんというか、ティーンエイジャの通過儀礼的な挙動、または、思春期特有の属性、です。
テンプレート的フレーズとしては、「べ、別に◯◯◯という訳じゃないんだからね」、「勘違いしないでね。たまたま◯◯◯というだけよ。」「あんたのことなんて◯◯◯なんだからね」等々。
まあ、若い人はいいですよ。
まだ「ツンデレ」なんて発想できるだけ、人生に余裕があります。
大人で「ツンデレ」やったら、間違いなく社会的に終りですよ。
ツンツンした態度を取れば、誰であろうとも当然に「悪意」と取られること間違いありませんし、その後に、デレデレした態度を取れば「知能(×知性)」を疑われます。
まあ、それはさておき。
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実は、こんかいのコラム執筆している内に、「ライセンス」と「ツンデレ」は、かなり親和性の高い属性を持っていることに、気がつきました。
いや「親和性が高い」などいうレベルではなく、もはや
「ライセンスとはツンデレである」
と断定しても良いくらいではないかと、思うようになってきました。
コラムのネタバレになるので、これ以上は書きませんが、そもそも、ライ センスの本質とは、こういうことですから。
―― 勘違いしないでよね。別にあなただけに『許諾』する訳じゃないんだからね
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次回のコラムは、この辺の表現に挑戦してみようかと思っています。
お楽しみに。