先ず、これを読んで頂こうかと思います。
次にこの連載のページを見て頂きたいと思います。このように「発芽ミロ」と「初出ミレバ」のシルエット画は登場しています。
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描いたんです。
この私が。
自分で。
小、中、高の全期間を通じて、「美術」に5段階評価で3以上の評価を付けられたことのない、この私が、ですよ。
娘が使っている、ペイントツールSAIを使って、見様見真似(みようみまね)で。
開始した時間は覚えていませんが、終了した時間は午前4時30分だったのを覚えています。
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曲線の一本が思うように引けない。体のバランスが変。線の大きさが不揃い。そして、思うようにSAIが動いてくれない。
深夜に「ウォーーーー」と叫びながら、パソコンの前で発狂していました。
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私は、この時に自分のぼんやりとした考えが、確信に変わり、そして信念まで昇華したことを確認したのでした。
「創作された絵画の著作物とその創作者は、何がなんでも保護しなければらなない」
「最優先して保護すべき知的財産は『特許発明』ではなく、我が国で日々量産されている豊富な『絵画コンテンツ』だ」
「マンガ、コミックの製作者は、メジャー、マイナーの区別なく、最大の敬意をもって遇されるべきである」
「ライセンス制度を充実させることで著作物と著作者を守り、そして、不法な創作物を根こそぎ叩き潰してくれるわ、フゥーッハッハッハッハッハ!!」
「あえてもう一度言おう!! この私は狂気のただの企業主任研究員、江端智一。世界は、この私の手の中にある―――」
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本日は、「発芽ミロ」と「初出ミレバ」の創作エピソードでした。