東京都議会選挙の結果は、どうでも良いのですが、その投票率を見て愕然としました。
"30%"に達していない。
このことをもって、「未来を放棄している」と非難するのは簡単ですが、有権者にも言い分はあります。
「お前たち(立候補者、各政党)の言っていることは、分からん」
起きている時間の大半を、政治的な活動をしている政治家たちと違って、有権者である私達は、日々仕事や育児、子どもの教育などで、毎日忙しいのです。
候補者が投票して欲しいのであれば、政治について考える時間が「一日5分以下」の我々に向けた「プレゼンテーション」を考えろ、ということです。
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この「プレゼンテーション」で一番効率的なやり方は、「経済効果」です。
「経済効果」は、「一日5分以下」どころか、「一日の時間のほぼ全部の時間」に対するアピールになるからです。
「経済効果」とは、詰るところ「金」です。
原発問題でも、高齢者福祉問題でも、少子化問題でも、若者の就労問題でも、全部「金額」に換算して計算すれば助かるのですけどね。
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そうなると、有権者側にも、金額に対するスケール感が必要になります。
これは「教育」が担当する範囲になります。
例えば、・・・
と書き出してから、ちょっと国家予算について、調べてみたのですが、これが良く分からんのです。
一般会計とか特別会計とか、ぐちゃぐちゃで、一度、自分で理解してみないと、とても、書けそうにありません(ので、また別の機会に)。
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前にも書きましたが、娘たちには、「国家に関する金であれば、とにかく、1億(人分)で割ってみろ」とは言っています。
■日本のGDPが、だいたい500兆円だから、国民一人あたりが稼いでいるとみなせるお金は、年間500万円
■日本の国債発行残高が、だいたい1000兆円だから、国民一人あたりの借金は1000万円
■「宇宙兄弟」で有名になった、JAXA(宇宙航空研究開発機構)の3,390億円は、国民一人あたりの負担でいうと、年間3390円くらい、―― 映画館に年2回いく位の感じ。
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街頭演説は、「あなたの財布から○○円貰います」「でも△△の為に有効に使います」と、数値で語れ。
政治に関しても、いつまでも、「1円、2円、3円、・・・たくさん」では、立候補者も有権者も、恥かしい。