先程、4コママンガを読んでいたら、「日曜大工で『マイ棺桶』を作ったら?」というネタが出てきました。
―― おお、これは良いアイデアだ !
と思わず、膝を叩いてしまいました。
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以前にもお話しましたと思いますが、私は無神論者ではありません。
「神または超越者は存在すると思うが、私には何の役にも立たないどうでもいい奴」という、独自の信仰を持っています。
霊魂やあの世は、「そういう物や場所はあると思うが、私とは無関係の物や場所」という考え方で、固定されています。
一言でいうと、
■「存在」は認めるが、その「効力」は(少くとも私には及ば)ない。
という感じです。
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ですので、私にとって「葬式」とはイベントであり(現時点で、開催予定なし)、「棺桶」とは、日本国の埋葬の法律に従い、死体を焼却処分をする為の「木箱」です。
「棺桶」は、最低でも5万円はするそうです。高いものになると、30万以上ももなるとか。
値段が高い上に、工夫がない。そんなことに金を使うくらいなら、回転寿司のスシローに、残った家族で、10回でも20回でも行って貰いたい。
私なら、1800mmx900mmのコンパネ2枚(2000円)で自作してみせる。
焼却処分を目的とするようなものに、「檜(ひのき)」なんぞを使ってどーする。そういう高価で良い香りのする木材は、家屋や風呂桶に使って貰いたい。
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できれば、祭壇も自作したい。
鉄パイプをジョイントで固定すれば十分だろう。鉄パイプは、DIYショップでレンタルして貰えば良いだろう。近所のDIYショップなら、「顔」が効くかもしれない。
故人の写真は、当然私が選んだ、100枚画像ファイルをプレゼンテーションモードでクルクル回す、と。
うん、考え出すと、色々アイデアが出てきて、大変楽しい。
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ただ、葬式で、私が陣頭指揮を執りたくても、当の私が「遺体」であるという点が問題です。
祭壇の自作は諦めるしかないとしても、コンパネ製の「マイ棺桶」は、諦めたくありません。
とは言え、今から作ると、かさばるし、置場もないので、嫁さんが怒るだろうと思います。
とすると、パーツ化しておき、ネジ穴等も空けておき、そして、組立説明書を添付しておくのが、良さそうです。
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問題は「誰がそれを組み立てるか」です。
電球の交換すらできないあの家族では、例え遺言を残しても、誰一人として、絶対に組み立てない。「面倒だから、一番安い、棺桶買っちゃおう」となるはず ―― これは、確信できます。
とすると、やっぱり「私」か。私が作るしかないか。
死期を悟り、かつ、マイ棺桶を製作できる体力が残存している期間の終日とは、いつだろう。
ネットで調べてみたのですが、この情報に関しては、なかなか良いネタが集まらずに困っています。