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2013-09-22 プログラミング教育を、高等教育プロセスへ [長年日記]

自分の部屋の小掃除をしています。

作成資料や、ネタ帳などを保管していたのですが、もう、流石に不要かと思い、処分することにしました。

でもちょっと未練があるので、ノードの一部を写真に取りました。

それはさておき。

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先日のアンケートへのご協力を頂き、ありがとうございます。

暫くの間、続けさせて頂きたいと思いますので、是非ご協力頂けますよう、お願い申し上げます。

それにしても、人口減少問題が、これほど「目の前にある危機」とは思いませんでした。

領土問題なんぞ、屁でもありません。あちらは、最悪でも領土の一部をぶん取られるだけのことです。人口減少問題は、確実に起こり、解決方法が絶望的に難しい問題なのです。

多くの人が、課題の優先順位を間違っているのではないかと思うのですよ。

はっきりいって、外国と戦争したってこんなに人口減りません。

こういう比較は、不適切であり、不遜傲岸であることを承知の上で書かせて頂きますが、太平洋戦争の犠牲者が、軍人230万人、民間人80万人の合計310万人ですが、同程度の人口減少は、2020年(7年後)に達成可能です。

第二次大戦の犠牲者数は、ざっくり5500万人ですが、それと同程度の人口減少が、日本一国だけで、2073年(60年後)に達成可能です。

(色々な意味で)凄いぞ、日本。

とは言え、これは寄稿コラムネタなので、今日はここまでにしておきます。

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やっぱり自分で電卓を叩いてみる、ということは大切だと思いました。

といっても、今回は「電卓」ではなくて「パソコン」を使いましたが。

この今回の人口減少のシミュレーションを「電卓」でやったとしたら、たった、一年の人口の変動を調べるのに、ざっと、電卓を

「2000回以上」

は、叩かなければならなかったことになります。

100年間の計算で、20万回。 私は一回の電卓の操作をするのに、最低でも5秒かかるから、合計時間で100万秒、277時間。一日8時間の作業をするとして、34日。

2000年間の計算であれば、680日、2年弱程度になります。

今回の計算ですが、最初は、1年分づつをエクセル表を作ってやっていたのですが、10年くらい計算していたら「うんざり」してしまいました。

プログラム、というか、ノイマン型コンピュータの概念に至ったジョン・フォン・ノイマンさんは、本当に凄い人だと思います。

それを、私の自宅のパソコンで計算できるようにしてくれた、偉大な、あるいは、それほど偉大でもない、多くの科学者や技術者に感謝せざるをえません。

同時に、コンピュータも使わないで、太平洋戦争開戦前に「日本必敗」という机上シミュレーデョン結果を出していた、「内閣総力戦研究所」の話を聞くと、「やはり、この人たち、化け物なみに、頭が良かったんだな」と思い知ります。

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で、本日の結論ですが、

全ての人間が、電卓を使うように、コンピュータプログラムを使えるようになると、きっと、「いいことがある」と思うのです。

人口減少のシミュレーションプログラムの作成は、久々に私を「恐怖のどん底に叩き落した」という「いいこと」がありました。

サラ金のCMの利息計算から、政府発表のデータに至るまで、我々が納得できる形で、自分自身で、計算結果の「裏」を取れれば、良いと思うのですよ。

できれば、高等教育過程に組み込れれば良いなぁ、と思っています。

カリキュラムとしては、プログラミング教育の替わりに、「数列」「微分」「積分」の教育を取り止めてしまう。もう、そういう数学的概念がなくても、コンピュータプログラムで「力づく」で計算してしまえば良い。

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だって、「数列」「微分」「積分」をどんなに勉強したって、誰も、それを使って、

■サラ金の利息計算や、

■放射能の半減期の計算や

■GPSの位置測位の非線形計算を、

「自分でやってみた」という話を、未だかつて、一度も聞いたことがないのです。

そもそも、生まれてから死ぬまでの間に、「微分」「積分」を使ったことがある人って、どの程度、存在しているのでしょうか?

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幸いなことに、プログラムを組むということは、「数列」「微分」「積分」を、現実の数値を使って計算することを意味します。つまり、それらの概念を包含できるのです。

私は、テスト以外で登場することのない数式を弄くって、別の式を考え出す能力よりも、電卓を20万回叩く計算を、1秒以内で完了する道具の使い方を、教育プロセスで教える方が、ずっと利益があると思うのです。

皆さんは、どう思われますか?