毎日、MindManagerというソフトを使って、マインドマップを作成しております。
私は今会社でこれを使い倒して、他の人にも読ませていますが、これは私がある程度の年齢になったからできていると思っています。
つまり、年齢を重ねた私に、正面切ってケチをつけにくくなったということです。
私が若いことであれば、「どうせまた江端が変なツールを使い始めやがった」ということで一蹴されたか、または使用を邪魔されたと思います。
実際にこれまで、そういうことが沢山ありました(特に特許発明のネタ)。
しかし、私自身も、気がつかない内に良い提案を潰して続けていただろうと思っています。
残念ながら、多分、これからも。
私自身は、いつでもそういう振舞いをしないようにと、心がけてはいるのですが、必ずそうしないということは保証できません。
私の言うことを信じてはいけません。
なぜなら、私の世界観は私だけで閉じており、私はあなたの成功や失敗に全然興味がないからです。
あなたがそれを信じるのであれば、あなた自身の努力で、あなた自身の時間の中で、それを続けるのです。
すなわち『継続したければ継続する』のみです。
それは失敗するかも成功するか判りませんが、少なくとも「江端に潰された」と恨むことから逃れられるし、江端もそういう恨みから逃げられることになり、お互いに幸せになれます。
自分の部屋の小掃除をしています。
作成資料や、ネタ帳などを保管していたのですが、もう、流石に不要かと思い、処分することにしました。
でもちょっと未練があるので、ノードの一部を写真に取りました。
それはさておき。
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先日のアンケートへのご協力を頂き、ありがとうございます。
暫くの間、続けさせて頂きたいと思いますので、是非ご協力頂けますよう、お願い申し上げます。
それにしても、人口減少問題が、これほど「目の前にある危機」とは思いませんでした。
領土問題なんぞ、屁でもありません。あちらは、最悪でも領土の一部をぶん取られるだけのことです。人口減少問題は、確実に起こり、解決方法が絶望的に難しい問題なのです。
多くの人が、課題の優先順位を間違っているのではないかと思うのですよ。
はっきりいって、外国と戦争したってこんなに人口減りません。
こういう比較は、不適切であり、不遜傲岸であることを承知の上で書かせて頂きますが、太平洋戦争の犠牲者が、軍人230万人、民間人80万人の合計310万人ですが、同程度の人口減少は、2020年(7年後)に達成可能です。
第二次大戦の犠牲者数は、ざっくり5500万人ですが、それと同程度の人口減少が、日本一国だけで、2073年(60年後)に達成可能です。
(色々な意味で)凄いぞ、日本。
とは言え、これは寄稿コラムネタなので、今日はここまでにしておきます。
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やっぱり自分で電卓を叩いてみる、ということは大切だと思いました。
といっても、今回は「電卓」ではなくて「パソコン」を使いましたが。
この今回の人口減少のシミュレーションを「電卓」でやったとしたら、たった、一年の人口の変動を調べるのに、ざっと、電卓を
「2000回以上」
は、叩かなければならなかったことになります。
100年間の計算で、20万回。 私は一回の電卓の操作をするのに、最低でも5秒かかるから、合計時間で100万秒、277時間。一日8時間の作業をするとして、34日。
2000年間の計算であれば、680日、2年弱程度になります。
今回の計算ですが、最初は、1年分づつをエクセル表を作ってやっていたのですが、10年くらい計算していたら「うんざり」してしまいました。
プログラム、というか、ノイマン型コンピュータの概念に至ったジョン・フォン・ノイマンさんは、本当に凄い人だと思います。
それを、私の自宅のパソコンで計算できるようにしてくれた、偉大な、あるいは、それほど偉大でもない、多くの科学者や技術者に感謝せざるをえません。
同時に、コンピュータも使わないで、太平洋戦争開戦前に「日本必敗」という机上シミュレーデョン結果を出していた、
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で、本日の結論ですが、
全ての人間が、電卓を使うように、コンピュータプログラムを使えるようになると、きっと、「いいことがある」と思うのです。
人口減少のシミュレーションプログラムの作成は、久々に私を「恐怖のどん底に叩き落した」という「いいこと」がありました。
サラ金のCMの利息計算から、政府発表のデータに至るまで、我々が納得できる形で、自分自身で、計算結果の「裏」を取れれば、良いと思うのですよ。
できれば、高等教育過程に組み込れれば良いなぁ、と思っています。
カリキュラムとしては、プログラミング教育の替わりに、「数列」「微分」「積分」の教育を取り止めてしまう。もう、そういう数学的概念がなくても、コンピュータプログラムで「力づく」で計算してしまえば良い。
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だって、「数列」「微分」「積分」をどんなに勉強したって、誰も、それを使って、
■サラ金の利息計算や、
■放射能の半減期の計算や
■GPSの位置測位の非線形計算を、
「自分でやってみた」という話を、未だかつて、一度も聞いたことがないのです。
そもそも、生まれてから死ぬまでの間に、「微分」「積分」を使ったことがある人って、どの程度、存在しているのでしょうか?
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幸いなことに、プログラムを組むということは、「数列」「微分」「積分」を、現実の数値を使って計算することを意味します。つまり、それらの概念を包含できるのです。
私は、テスト以外で登場することのない数式を弄くって、別の式を考え出す能力よりも、電卓を20万回叩く計算を、1秒以内で完了する道具の使い方を、教育プロセスで教える方が、ずっと利益があると思うのです。
皆さんは、どう思われますか?
今、私は所用で新幹線に乗っています。
I get on the Shinkansen by business now.
新幹線の操業開始は、昭和39年(1964年)になります。
The operation start of the Shinkansen was in 1964.
当時、東京ー大阪は、最速の急行列車で12時間かかっていました。
Tokyo - Osaka took 12 hours in the fastest express train in those days.
当時の、新聞の読者欄には、
In the reader's column of the then newspaper,
「東京―大阪の間を、わずか4時間弱で移動する必要が一体どこにある。新幹線などは、無用の長物である」
"Who needs the mobility that can move just four hours between Tokyo and Osaka? The Shinkansen is a useless thing."
と記載されていたそうです。
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「早く移動することに、何の価値があるか?」の理屈は、いつの時代にも、どこの場所でもあったようです。
There has been opinions of "what the value of moving so fast?" everywhere every time.
19世紀末の英国の学会では、「人間は、時速37Km以上で移動すると、早死にする」という報告がされ、自動車の存在が否定される論文が提出されているそうです。
In the British an academic society of the end of 19th century, I heard that the paper was published that "If the human being moves more than 37km per an hour, they will die soon"
(To be continued)
映画「天空の蜂」を見にいってきました。
I went to a movie of "a bee of the heavens".
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この原作を読んだのは、まだ主任になる前の研究員の頃だったと思います。
When I was a research engineer before becoming the chief, I read this original book.
パソコン7台を愛知県の大きな会社に送り込んで、大掛かりなデモをやる前日でした。
I remember the day before I sent seven PCs into the big company of Aichi pref, in order to hold the large-scale demonstration.
夜中ビジネスホテルを出て、フラフラと本屋で手に取った本が、この「天空の蜂」でした。
At the night, I went to the downtown ,leaving the budget hotel, and I bought the book.
その本のおかげで、次の日のデモは睡魔との闘いでした。
Thanks to the book, I had to struggle against sandman during the demonstration.
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私、「原発」「原爆」に関しては素人なんですが、そういう素人が、それでも、 こんな記事を書くに至っているのは、
To tell you the truth, I am a amateur about atomic bombs and nuclear power plants, however, the reason I could write about them is for following two books.
この2冊の本が、その根っこにあります。
- "Fire of god"
- "A bee of the heavens"
いや、まあ、そんなことは、どうでもよいことです。
Well, let it go.
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我々は、原子力発電システムを、我々の完全なコントロール下に置くことができるようになります。
I am convinced that we can control any nuclear power plants under safe condition with our intentions eventually.
私は、それを確信しています。
ただし、その為には、"3・11の原発事故"を繰り返す覚悟がいるのです。
But we also are mentally prepared for repeating the disaster of 3.11.
何回、繰り返えせばいいのか?
How many times should we face the tragedy ?
人類がこれまで起こしてきた飛行機事故や鉄道事故と同じ回数です。
I think that might be the same times of airplane and train hazard in human history.
(To be continued)
最近仕事で、事務局の窓口のトップをやっています。
Recently, I am working for a top of several head offices.
事務局長です。
It is a "Secretary General"
基本的には、 「国際連合事務総長」と同じなのかなーと思って、このページの「国際連合事務総長」の仕事を、自分の仕事にあてはめてみました。
I think that it is basically same as the work of the Secretary-General of United Nations(UN), and I try to apply my work for this case.
■プロジェクトやイベントの組織運営
- Organizational management of projects and events
■プロジェクトメンバ間における紛争調停
- Disputing mediation between project members
■プロジェクトが扱う諸問題についての発言
- Project handles remarks on various issues
似ている。
It is similar.
『家族(という組織)を上手く取り纏めるお母さん』のイメージに近いかなぁ。
It is closer to the image of mother who manages her family isn't it?
少なくとも「お父さん」のイメージは、私にはないな。
At least I don't have the image of the "father".
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というか、今になって気がついたのですが、
It is too late to notice it, however,
―― 「国際連合事務総長」って「権力」何もないじゃん?
The Secretary-General of United Nations(UN) don' have any power, do them?
(Continuation from yesterday)
以前、バファローDVRーW1V2/1.0T HDDレコーダーのリモコンが壊れ、代用品を注文したことがあるのですが、今度も壊れかけたら ―― 「リモコン発売終了」 P
reviously, when the remote controller(RC) of Buffalo DVR - W1V2 / 1.0T HDD recorder broke, I ordered a substitute RC. This time the RC also broke again but - "The RC "Remote release finished"
真っ青になりました。
I looked pale.
で、あわてて、ラズパイで、学習リモコンを作ることにしました。
So, in haste, I decided to make a learning RC with "Raspverry PI".
久々に、秋葉原の「秋月電子通商」に行ってきましたが、―― 最近、秋葉原は、輪をかけて「気持ち悪く」なっています。
I went to "akizukidenshi company" in Akihabara for a long time. Recently, Akihabara has become "uncomfortable" more and more.
『私は、秋葉原に部品を買いに来ただけです』と記入された、そういうシャツ売っていないかな。
I wonder if someone try to make a shirt, printed "I have just come to buy electric-parts in Akihabara"
メイドさん。お願いですから、私の歩く方向を塞がないで下さい。
Hi, Maid-san . Please do not close my walking direction.
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●欲しい赤外線リモコン受信モジュール"GP1UXC41QS"を1つ ―― だけど、5個セット(250円)だったし
- I wanted one infrared remote control reception module "GP1UXC41QS" - but it was a set of 5 pieces (250 yen) (残り4個)
●欲しい赤外線LED "OSI5LA5113A"は1つ ―― だけど、10個セット(100円)だったし
- I wanted one infrared LED "OSI5LA5113A" - but it was a set of 10 pieces (100 yen) (残り9個)
●欲しいトランジスタ "2SC1815Y"は1つ ―― だけど、10個セット(80円)だったし
- I want one transistor "2SC1815Y" - but it was a set of 10 pieces (80 yen) (残り9個)
●欲しい抵抗1/4W 100Ω、10KΩ は1個づつ ―― だけど、100個セット(100円だし)だったし(残り99個)
- I wanted one 1/4 W 100 Ω, one 10 K Ω - but it was 100 set (100 yen)
誰か、1個づつ1セット部品欲しい人いたら差し上げますので、切手代として100円玉を、私に送付して下さい。
If someone wants one set parts one by one, I will give it, so please send me a 100 yen coin as stamp fee.
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This is the circuit diagram.
This is the circuit picture.
(To be continued)
先日、自宅のネットワークの保守を行う為に、リビングのパソコンでYouTubeの動画を流し続けていました。
Previously, in order to maintain home LAN, I kept displaying a video of Youtube in the living room.
内容は、日本赤軍のテロ事件(ハイジャック事件)に関する古いドキュメンタリ番組でした。
The content was an old docutainment of hijack incident of the Japan Red Army.
私、こういうテロリストを扱った番組が好きです。
I like docutainments like this, about terrorist incidents.
こういう番組を視聴していると、
Whenever I watch such a program, I can understand deeply that
『三流で、凡庸で、自己中である自分が、いかに世界平和に貢献してきたか』
"How have I contributed to world peace, because I am a third-rate, mediocre, self-employed ?"
を実感できるからです。
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『世界の人民を幸せにしたい』 ―― 古今東西、これくらい、迷惑で危険な思想はありません。
"I want to make the people of the world happy" - There is no annoying and dangerous thought of all ages and countries.
オウム真理教も、日本赤軍も、その他、あらゆるテロの思想の根本は「ここ」にありました。
For Aum Shinrikyo, the Red Army of Japan, and other fundamentals, the root thought of terrorism is "here".
正確に言えば、ここにもう一つ、
To be precise, if a thought of
「人民を幸せにする為には、少数の人民の犠牲は止むを得ない」
"In order to make the people happy, the sacrifice of a few people is inevitable"
が、付け加わった時、テロリズムは完成します。
is added, any terrorism will be completed.
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たまたま、リビングで、その番組を見ていた次女が尋ねてきました。
By chance, in the living room, my second daughter(SD) who was watching the program, asked me,
次女:「この人達は、何の為にこんなことやっているの?」
SD: "For what purpose do these people do this?"
江端:「いわゆる『革命』といわれるものの為だな」
Ebata: "That is for the reason of the so-called "revolution""
次女:「『革命』って何?」
SD: "What is "revolution" ?"
私が「革命」という概念を、娘に一通り説明した後、再び次女が尋ねてきました。
After I explained the concept of "revolution" to my daughter, she asked me again.
次女:「なんで、飛行機をハイジャックすることが『革命』になるの?」
SD: "I don't know the reason why hijacking an airplane become "revolution"?"
(To be continued)
最近のアニメは、「異世界モノ」が多いですが、「魔界モノ」は、昔から多くありました。
There are many "different world" in recent anime, but "spirit world" have been for a long time.
というか、つねに、アニメは「魔界モノ」と共にあったといっても良いでしょう。
In other words, animes have also been accompanied by "spirit world".
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異世界モノや魔界モノは、いわゆる日常で実現できないこと ―― 非日常 ―― を、実施できてしまうところに特徴があり、そのギャップが面白いです。
In both "different world" and "spirit world", something strange will be happened in unexpected day. There are features and the gap is interesting.
しかし、異世界モノや魔界モノが、非日常を100%実現できてしまうものであれば、物語として成立しません。
However, if someone in "different world" or "sprit world" realize 100% of extraordinary life, it will not be a story.
アニメは、開始5分後に、主人公の願いが叶って、完了です。
The anime is completed 5 minutes after the hero's wish comes true.
そうならない為には、異世界モノや魔界モノであったとして、その非日常的な世界に「上限」や「制限時間」の概念が加わらなければなりません。
In order not to be so, the concept of "upper limit" and "time limit" must be added to the extraordinary world, even if they are in "different world" or "sprit world"
そして、「努力」とか、下手すると「才能」という概念すら導入されなければなりません。
And not only "effort" but also "talent" must be installed.
So I wonder if
―― それって、異世界や魔界を状況設定とする必要があるのか?
"they need the situation of "different world" or "sprit world?"
という気がします。
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私、今、「ロード・エルメロイII世の事件簿」というアニメを、バックグランドで聞きながら仕事しているのですが、正直に告白します。
I am now working while listening to the anime "The Case of Lord Hermeloy the II" in the background, but I honestly confess.
―― 1mmも内容が分からん
"I don't know the content at all"
です。
背景、状況、課題、課題を解決する手段、各種の制約、などがてんこ盛りで、しかも難しい。
There are a lot of backgrounds, situations, issues, means to solve the issues, various restrictions, etc. Moreover, they are difficult to understand.
ぶっちゃけTOEICのリスニングセションの方が、まだ幾分かは理解できると思います。
I think that the TOEIC listening session is easier than this animation.
もちろん、このアニメ、『なんだか分からないけど、分かる人が見ていればきっと凄く面白いに違いない』という、根拠のない確信はあります。
Of course, there is an unfounded belief that this anime, "I don't know what it is, but it must be very interesting if you know it."
しかし、(少なくとも、私には)きちっとした予習と復習なしには、楽しめるものではなさそうです ―― だから、ボーっと眺めているだけになってしまっています。
But (at least for me) without proper preparation and review, I am afraid that I cannot enjoy this animation. What I do is to watch it.
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I noticed here that I once introduced two animes in a column.
ところが、読者の中には、「このアニメのいずれも、見つづけることできなかった」という人がいて、『そういうもんかな』と思っていたことを思い出しました。
However, I remembered that some of the readers said, "None of this animation could continue to be seen," and thought that it was like that.
私にとって、あのアニメの中で理解できなかった「言葉」は、一つもなかったですが、そうでない人も多かったのかもしれません。
For me, there was no "word" that I could not understand in that anime, but there may be many people who did not.
量子論を説明するのに使われる「シュレーディンガの猫」とか、コンピュータとネットワークの関係を説明する「スタンドアローン」とか「スケーラビリティ」、そして、「アナログハック」とかの言葉は ―― 私にとっては自明です。
"Schrodinga's cat" used to explain quantum theory, "stand-alone" or "scalability" to explain the relationship between computers and networks, and "analog hack" are undestandable for me.
しかし、私は、「占星術」くらいは知っていますが、「聖杯戦争」とか「魔術刻印」とか「魔術協会(学会?)」とか、完全に意味不明です。
I know about "astrology", however, I cannot understand the meaning of words "Holy Grail War", "Magic Stamp", or "Magical Society (Society?)".
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ここで、私の十八番のポリシーが登場する訳です。
Here is my own policy.
―― 私には理解できないけど、理解している人が「いいね」といっている作品なら、きっと「いい」に違いない
"I can't understand it, but if the person who understands says "it is good", it must be "good"
皆、この考え方で、幸せになりましょう。
Let's all be happy with this way of thinking.
(Continuation from yesterday)
攻撃されない為には、セキュリティ対策が重要なのは言うまでありません。
It goes without saying that security measures are important to avoid being attacked.
定期的なセキュリティパッチの更新、ウイスルチェック、不審なメールを開かない、パスワードを定期的に更新する、などの ――
Regularly updating security patches, checking whistles, not opening suspicious emails, updating passwords on a regular basis, etc.
コロナ禍における、「マスク」「手洗い」「3密回避」というような基本的なことが、最強の対策です。
The most powerful countermeasures against corona ravages are basic things such as masks, washing hands, and avoiding the three densities.
さらに、これに加えて、「人から恨みを買わないようにする」とか「穏当な発言を行うようにする」とか「敢えて敗北を装う」などの ――
Furthermore, in addition, "do not buy grudges from people", "make moderate statements", "dare to pretend to be defeated", etc.
そういう、普段のアナログ対応も、サイバー攻撃対策では、結構大切だったりします。
That kind of everyday analog response is also quite important in preventing cyber attacks.
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私のモットーは、
My motto is
『どんなに正論吐こうとも、自宅を燃やされたら負けだ』
"No matter how much of a good argument you have, you'll lose if they burn your house down"
です。
ただし、このモットーは
However, this motto is from
"I'd feel better about killing him, even if it meant getting myself arrested"
という、私のネガティブな感情から導かれていること(そして、実績もあること)に、皆さんは留意しておくべきです。
You should all keep in mind that the above phrase comes from my negative feelings (my track records).
With hearing the following,
ネットワークスペシャリストだの、
Network specialist.
データベーススペシャリストだの、
Database specialists.
組み込み系エンジニアだの、
Embedded systems engineer.
クラウドエンジニアだの、
Cloud engineer.
AIエンジニアだの、
AI engineer.
IoTエンジニアだの、
IoT engineer.
AWSエンジニアだの、
AWS engineer.
仮想化エンジニアだの、
Virtualization engineers.
―― うるせい!
"Shut up!"
と思っています。
I think.
「やらなければならない」ことなら、「やらなければならない」のが、エンジニアです。
"If it has to be done, it has to be done". It is an engineer.
どんな技術だって、どこからでも、膨大な資料を(自費で)購入して、Webを読み倒して、誰にでも(嫌なヤツにでも)頭を下げて、そんでもって、何度だってゼロから始める ―― それがエンジニアという職業です。
No matter what the technology, start from anywhere, buy tons of materials (at my own expense), read the Web, bow down to everyone (even the jerks), and then start from scratch again and again -- that's what being an engineer is all about.
それは、時代と社会と技術とからなる多次元の空間の中を、可能な限りつき進み続け、『ここが終わり』というものが『ない』世界です。
It is a world in which there is no 'end', in which I keep moving forward as far as possible in a multi-dimensional space consisting of time, society, and technology.
今まで、そうしてきましたし、これからも、そうしていくのだろうと思っています。
I have done so until now, and I believe I will continue to do so in the future.
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ちなみに、今、私の会社では、『デジタル人材認定制度』なる制度登録が始まっているようです。
Incidentally, my company is now starting the system called the "Digital Human Resources Certification System".
じっくり観察させて頂くつもりです。
I'm going to observe my co-workers carefully.
最近、体重が増えています。
Recently, my weight is increasing.
I have been confident in "the precision weight control", so I am a bit puzzled.
If I had to guess, I would say "muscle training".
今は、懸垂20回、腹筋20回、背筋50回を、負担を感じない程度に、ダラダラと、不真面目に、一日2セットやっています。
Right now, I'm doing 20 pull-ups, 20 sit-ups, and 50 back-ups, lazily and unseriously, two sets a day, as long as I don't feel overburdened.
体がマッチョ化している訳でないですが、贅肉の下で筋肉が製造されているに違いない、と思っています。
My body is not macho-style at all, but I believe that muscle has been manufactured under the fat.
筋肉は脂肪よりも20%ほど重いそうです。
I heard that muscle is 20% heavier than fat.
この「隠れ筋肉」が理由でないとすると、私の体重管理方式が破綻していることとなり、由々しき問題です。
If this "hidden muscle" is not the reason, then my weight management system is out of order, which is a venerable problem.
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まあ、そう考えないと食事がまずくなるので、そう思い込んでいます。
I believe it, because the meal will be bad if I don't think so.
I have always told my family, "It's too late when the pain is 100%. 'Scream' when it's 70%."
そして、今回、私のメンタル不調を見かねた嫁さんが、何度も『早く上司に報告すべきだ』と言い続けました。
And this time, my wife, who couldn't bear to see my mental illness, kept saying repeatedly, 'You should report this to your boss as soon as possible.
まあ、自分でも、『人に散々語っておきながら、自分は叫べない』では、あまりに「無責任」で「卑怯」だと思いましたので、面談の際に、上司にその旨を報告してきました。
Well, I thought it was too "irresponsible" and "cowardly" for me to "talk a lot to people but not shout myself," so I reported this to my supervisor during the interview.
今、ちょっと、ホッとしています。
Now, I am a bit, relieved.
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まあ、自分の番になって分かったことですが、
Well, I found out when it was my turn,
―― メンタル不調は、報告しにくい
"Difficult to talk to others about one's mental health problems"
ということです。
第1に「はずかしい」。
First, it is "embarrassing.
自分のメンタル不調を、私より若い上司に報告するのは、結構な勇気がいります。
Reporting my mental illness to a younger boss takes a lot of courage.
私より若い上司は、私より優秀です。
My boss, who is younger than me, is better than me.
そのような優秀な人が、「メンタル不調」を理解できるのかにも不安がありました。
There was also concern about whether such a talented person could understand "mental illness."
第2に、「私(江端)のキャラ外れ」ですね。
Second, it is "out of character for me (Ebata).
普段、ブログやコラムで、偉そうに政府、官僚、会社を批判している私が、このようなことを語るのは、この私でさえ『ギャップ』を感じます。
Even I, who usually criticize the government, bureaucrats, and companies in my blog and columns in a pompous manner, feel a 'gap' when I talk about this "mental illness."
この感じを一言で言えば、
This feeling in a word is,
―― どの口が言ってやがる
"Who the hell do you think you are?"
です。
そして、最大の理由は「メンタル不調は、言語化しにくい」ということです。
And the biggest reason is that mental illness is difficult to verbalize.
『憂鬱な気持ちが続く』『不安感に駆られる』『夜眠れず、寝てもすぐ目が覚めてしまう』『一日中、倦怠感と微熱が続く』『食欲がない』『やる気が出てこない』
"I feel continual depression," "I feel anxious," "I can't sleep at night and wake up soon after sleeping," "I feel tired and have a slight fever throughout the day," "I have no appetite," "I don't feel motivated."
そして何より、『この状態がいつまで続くか分かないことが一番辛い』を説明するのが、本当に難しい。
And above all, it is tough to explain 'the most challenging part is not knowing how long this condition will last.
上記の内容は、『客観的事実』なのですが、口にすると『主観的』に聞こえてしまうのです。
The above are 'objective facts' but sound 'subjective' when uttered.
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私もエンジニアですから、メンタル不調については、色々調べました。
I am an engineer myself, so I have done a lot of research on mental illness.
その上で、休憩、食事、気分転換など、メンタル不調に良いと言われていることを試みて、なお、この状況がなかなか改善されないことに、愕然としました。
On top of that, I was astonished to find that even after trying everything suitable for mental illness, such as rest, food, and mood swings, however, this situation still did not improve much.
私の十八番のエンジニアリングアプローチが通用しない ―― メンタル不調、恐るべし
My best engineering approach doesn't work ---- Horrible mental illness
この症状の「手の打ちようのなさ」を痛感するに至りました。
I became acutely aware of the "inaccessibility" of this mental illness.
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今回、私は、私は「通院していることと」と「安定剤と睡眠薬を処方されている」という、分かりやすい「客観的事実」を加えて、上司に説明することにしました。
This time, I decided to explain to my supervisor that I was "going to the hospital" and that I was "prescribed stabilizers and sleeping pills," adding the obvious "objective facts."
私の場合、無事、上司に理解して貰えたように思います。
In my case, I think I have successfully made my boss understand.
結局のところ、上司も私もエンジニアであって、エンジニア同士の言語は、はやり「客観的事実」なんだなぁ、と実感しています。
After all, my boss and I are both engineers, and I realize that the language between engineers is, after all, "objective fact.
その後、仕事の内容や量について配慮して貰えることになり、現在は、メンタル不調から、少しずつ回復している感じを実感できて、ちょっと安心しています。
After that, I was considered for the content and quantity of my work, and now I feel that I am gradually recovering from my mental illness, which is a bit of a relief.
それでも、健康管理と体調管理、そしてメンタル管理には、気を抜かないようにしようと心掛けております。
Nevertheless, I try to stay on top of my health, my physical condition, and my mental health.
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メンタル不調は、報告・連絡・相談(ほうれんそう)が重要と言われています。
It is said that reporting, contacting, and consulting (horenso) are essential for mental illness.
ただ、多くの場合、この「ほうれんそう」は、本人の健康管理をおもんばかる体裁を装いつつ、結局のところ企業や組織の理論で書かれている ―― そんな感じがしています。
However, in many cases, this "horenso" is written under the guise of caring for the individual's health care but ultimately based on the theory of the company or organization -- such is the feeling I get.
ともあれ、メンタル不調の報告は、それ自体が恐しく難しいです。
Regardless, reporting a mental illness of mine was itself frighteningly difficult.
普段、えらそうにしている私(江端)ですら ―― というか、私だからこそ ―― 『はずかしい』『キャラ外れ』『言語化困難』の前に、怯(ひる)んでいました。
Even I (Ebata), who usually makes such a big deal out of it... No, it is this me... was intimidated by the "embarrassing," "out-of-character," and "difficult to verbalize" comments.
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『誰にも何も言わずに、メンタル不調を自力で乗り越えたい』という気持ちは、本当によく分かります。
I understand the feeling of 'I want to get over my mental illness alone without saying anything to anyone.
そして、事実、多くの人が、そうやって何のアクションも取らずにいることは、簡単に推測できます。
And it is easy to guess that many people do so and take no action.
なぜ、私(江端)は、そう言い切れるのか? ―― 自死の半数近くが、メンタル不調を起因とするものであり、その人数が驚くほど多いからです。
Why can I (Ebata) say that? -- Because nearly half of all suicide deaths are caused by mental illness, the number is astonishingly high.
And -- I know all too well that mental illness can lead to suicide with surprising ease.