(Continuation from yesterday)
○『自分の人生が、そこに存在していたかどうか』を、世界の誰からも認識されず、そして、自分自身ですらもよく分からない。
○10秒後に自分がいなくなったところで、そこには何も変わらず続く世界が残り、信号交差点の信号機が切り替わるように、自分という点滅が消えるだけ。
○「自分の死」に幾許(いくばく)かの意味も見い出せず、そして、多分その通りである。
このような認識に至った時、人は、自分の死に対して、飢えるような気持で、「手続」を求めるのではないか、と。
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自分以外の誰かに、身柄を拘束され、自分の人生に評価がなされ、議論がされ(被告と原告での争い)、判断がされる(裁判官の判断)、執行される。
ステップ1→ステップ2→・・・、と順番を付けられ、自分の人生の終結を他人に委ねることになろうとも、そこには「自分の人生」の為の手続がなされ、そ れなりの取り扱いがなされること。
前述した、(1)「自分の人生を終わりにしたかった」→(2)「ついては、死刑になりたかった」の間を埋めるべき「もの」とは、
万策付きた絶望の漆黒の闇の中で、最期の人間としての取り扱いを求めて、彼らが餓えるような思いで求めている
「手続」
なのではないかと。
(To be continued)
ラスベガスで開催されている家電見本市で、日本の家電メーカが「脱テレビ」の基調講演を行ったそうです。
私自身は10年くらい前から「脱テレビ」だったので、今更という感じですが。
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私は自分の部屋に、2万円の地デジチューナに、不要となったHDDと、ヤフオクで購入した5000円のディスプレイを繋いでいます。
ディスプレイは、パソコンとも併用可能で、録画した地デジの映像も十分にきれいです。
もはや、テレビというハードウェアの「箱」を買う理由がないのですよ。
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かつて「インターネットテレビ」という製品がありましたが、自社のポータルを強制的に仲介させるというアホな仕様を組み込み、ユーザに嫌われて、コケました。
また、3Dテレビも、変な眼鏡を装着してまでテレビを見たいというユーザの数を見誤って、コケました。
「テレビなんぞ、飯食いながら見る程度しか価値がない」と言うことは、もちろん家電メーカの人たちも分かっていたと思うのです。
起死回生の一手として、そこに賭けるしかなかった彼等を、同じエンジニアとして、私は批判することなんかできません。
テレビはディスプレイだけあれば良く、本体なんか雲のむこう(クラウド)にあれば良いのです。
我々はコンテンツが欲しいのであって、テレビが欲しい訳ではないのですから。
ま、それはさておき。
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昔、保護者は「テレビを見る=勉強する時間が無くなる」という理由で、子供から、テレビを遠ざけようとしました。
しかし、結局その時間は、PCで見る「ニコ動」や「YouTube」に置き代わっただけで、あまり何も変わっていないように思います。
それならば、家族がコンテンツをシェアする時間があるだけ、まだテレビの方がマシのような気もします。
しかし、世代毎のコンテンツの嗜好は、もう絶望的くらいに隔っており、共有される可能性はないでしょう(初音ミクを出すまでもない)
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発想を転換しましょう。
我々自身がコンテンツになるのです。
お父さん:日曜日には、家族に練習した落語を披露して下さい。
お母さん:土曜日には、カルチャースクールで習ったラテンダンスを披露して下さい。
子供たち:学校のできごとを、毎日紙芝居で披露して下さい。
これを2週間でも続けられたら、大したものです。
うんざりして、げっそりする家族の顔が、ありありと見えてきます。
その後は、家族で見るテレビ番組は「NHKニュース」に限定してしまいます。
もう誰も文句は言えません。
極め言葉は、「好き嫌いいわずになんでも美味しく『見なさい』。そうでないと、お父さんに落語やってもらうわよ」
で、O.K.です。
長女は、中高一貫校に通っており、早くから進路を決めなければならないようです
The first daughter goes to an integrated middle and high school; she seems to decide her course earlier.
この年で、「進路を決めなければならない」ということは気の毒なような気がします。
I am very sorry that she has to annoy the above at her age.
しかし、その年で「結婚を決めなければならない」どころか、「出産しなければならなかった」時代に比べると、まだ、ましな時代なのかもしれません。
But she is better than to be the period that she have to decide her marriage, and pregnant.
アリストテレスは、「女性は17歳で出産することが望ましい」と言っていたそうです。
Aristotle said "it is hopeful for women to be a pregnant at seventeen".
―― まあ、古代ギリシャ(2500年ほど前)の話だからねー
Though I thought that "this is a story of the ancient Greece period",
と思っていた私ですが、ここ2月ばかり、ART(assisted reproductive technologies:生殖保護医療)の妊娠成功率のデータを睨み続けてきて、
I had changed my mind to "Aristotle, you were a keen insight".
Because I have checked a lot of data of ART (assisted reproductive technologies).
―― アリストテレス、慧眼なり
という認識に変わりました。
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高度な文化や技術を支える為の、幅広い知識や教養を、教育という手段で人間に詰め込むには、時間がかかります。
In order to support a high level of culture and technology, it takes time to put a wide range of education and knowledge in human.
「17歳で出産する」という体制に立ち戻れば、現状の文化や科学技術が崩壊するのは、自明でしょうが、「種」を守っている(伝染病や自然災害等)のが、現状の文化や科学技術であるというのも事実です。
"Pregnant at seventeen" means a collapse of present culture and technology, and the culture and technology also protect the human species against natural and infectious diseases.
ジレンマです。
It is a typical dilemma.
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How do you like
少子化を放置→文明の崩壊→退化の促進→原始的な「種」の保存への復帰
"Left to the reversing declining birth rate" → "Collapse of civilization" → "Promotion of degeneration" → "Return to save primitive of "seed""
という、1万年から10万年スパンの視野に立つ、
from the viewpoint of the long term about 10,000 to 100,000 years
「少子化対策をしないという、少子化対策」
"a reversing declining birthrate without the reversing declining birthrate”?
というのはどうでしょうか。
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最近、色々な本や資料を読みすぎて、「少子化対策」とは、一体なにを守るものなのかが、私には、分からなくなってきました。
Recently, I am confused that what the declining birthrate saves, reading a lot of books and materials.
I wrote about a make sent me a email about their product during the first three days of the New Year,
これ、よくよく考えると、―― マニュアルの説明が不親切だった ―― とも言えると思うのです。
But I came to think of it again, the reason was "the unclear manual".
全体を説明する資料がないし、異なるツールの関連も不明、別のツールを使う時には、設定を変更しなければならない等の説明が、全くなかったのです。
There was no explanation and figure of the whole product, relationships between another tools, and setting for another tool.
ただ、エンジニア向けのマニュアルは、ほぼ例外なく不親切です。
In fact, almost of the manuals for engineers are unclear.
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マニュアルを一度も読まないで、「動かん」と怒り出す人は、世の中には沢山います。
There are a lot of people who become to get angry with the product which does not work, without reading the manual.
特に掃除機、洗濯機、冷蔵庫などの家電製品などでは、その傾向が大きいです。
Especially, about the household electrical appliance such as vacuum cleaners, washing machines, and refrigerators, they are apt to do it.
しかし、そのようなユーザに対して、メーカーが「マニュアルを読まないアンタが悪い」という態度を取ったら、そのメーカーはおしまいです。
Even if a maker blame them with saying "You are wrong because you don't read the manual”, the make is going to the end.
そもそも人間は、「機械」が嫌いで、「マニュアルを読む」という行為は、さらに嫌いなのです。
Indeed, human being hates machines, and moreover they hate reading manual for their history.
それにも関わらず、パソコンやスマホがここまで一般に普及してきたことは、これは人類史上の「奇跡」と呼べるほどの事件と考えられます。
In spite of it, PC and Smartphone have spread generally. I think that this is a great achievement of the human history, called, "the miracle".
これは、「マニュアル」を徹底的に排して、GUIだけでサービスを提供できるまでに、精錬なデザインの研究開発を続けてきた、インダストリアルデザイナー達の勝利とも言えましょう。
This is a win of the industrial engineers who have continued studying about refined GUIs that can provide services independently.
(To be continued)
―― この3連休は、3日とも執筆作業だろうな
"I have to spend this "three-day weekend" for writing a column"
と諦めていたのですが、2日目の昼にドラフト版を書き上げることができました。
I gave up having free time for the three days, however, I could finish the draft version until noon of the second day.
かなり、珍しいことです。
It was very unusual for me.
正直に言うと、
To tell you the truth,
『本論に入る前に、ページ数がシャレにならん量になってしまったので、本論を次回分に回さなければならなくなった』
"I could not warp up the main issue because of much volume of the contents, I had to postpone it to the next month.
が真相ですが。
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で、本当に貴重なこの一日をどう使うか?
How I should use the important final day ?
生れて初めてのデートの時のようにドキドキしてしまいました(と、いいつつ、どれが、最初のデートか、もう覚えていないのですが)。
I felt excited like the first date (with a girl) in my life.(But I don't remember what was the first date.)
■久しくやっていない「一人スキー」をやってこようかなぁ
→でも、最近、寒いの辛いなぁ
- Do I go skiing alone after a long time ? But I come to feel tiresome against "cool".
■映画「傷物語」を見に行こうかなぁ
→ でも、つまらなかったら、(私は)怒り出すだろうなぁ。それに、今、<次女>が見にいっているハズだから、そのレビューを待ってからでもいいか
- Do I go the movie "Kizu-monogatari" ? But I will get mad with the movie, even if the movie is bored. And my daughter is watching the movie now, I may wait for her review of the movie.
■あ、イラスト描かなければ
→ でも、イメージしているアングルの写真が見つけられていないしなぁ
- I have to draw an illustration of the column. But I cannot find a picture of my imagination.
と、「でも」「でも」「でも」と繰り返している内に、滅多にない本当に貴重な一日が終ってしまいました。
During repeating "but" "but" "but", this rare important and valued day had gone.
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『何も考えずに、先ず走り始める。走りながら考える』が、私のモットーだったのに ―― と、
"Start without thinking first, and think with running" is my motto.
今朝から、私は、自己嫌悪の塊です。
From this morning, I continue feeling self-hating.
「私の書斎は電車の中」といっていいくらい、私の文章は、電車の中で作られています。
My writings are made in the train as much as saying "My study is in the train."
当然、ノートパソコンを使うとになりますので、座れなければ、お話になりません。
Of course, I have to use a note-PC, so if I cannot get the seat, I can do nothing.
ですので、私は満員の急行列車で早く出社/帰宅するよりも、各駅停車で席に座る方を選びます。
So, I will choose a local train that I can sit down easily, not a crowded express train.
文章を書いている時の方が、圧倒的に時間が短く感じられるからです(そして時々、乗越します)。
I feel that the time when writing is overwhelmingly felt for a short time (and sometimes I get over the destination).
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ところが、最近、この文章作成作業にストレスがかかって仕方ありません。
However, recently, I have felt bad for this writing work in a train.
特に、日々自動更新され続けるウィルスチェッカーが、パソコンのパフォーマンスを奪っているようで、もう、うっとうしくて仕方ありません。
Especially, the virus checker in my PC that keeps updating automatically every day, seems to deprive my note-PC performance, and it is annoying very much.
最近はノートパソコンも安くなってきているのですから、最新機を購入すれば良いのですが、家計の事情もさることながら ―― 私は、動くものを、捨てることができない性格なのです。
Recently note-PCs are getting cheaper, so there is no problem to purchase the latest machine, however, not only for circumstances of my households, but also "I can not throw away good things to work".
衣服や靴も、完全に使えなくなるまで ―― 下着や靴下なら穴があくまで、靴なら雨の日に水が入って、その不快に耐えられなくなるまで ―― 使い倒します。
Even clothes and shoes become completely usable -- underwear or socks that have holes, shoes that water will enter on the rainy day until I can not tolerate that discomfort -- I continue to use them.
こんな私のことを、嫁さんは、すっかり諦めているようです。
My wife seems to give up so much about me.
江端:「一度、出会ったモノであれば、最後まで添い遂げるのが『愛』だろう?」
"Once I have met a thing, it is "true love" to accomplish the end"
江端:「私は、自分の最愛の妻を『動かなくなれば捨てる』などということは、決してしないぞ」
"I will never throw away my beloved wife, even if she becomes bedridden"
と言う私に、嫁さんは「極論すぎる」と言っています。
My wife says "extreme polemics", against my opinions.
まあ、「組織ごと人間を切り捨てる『人間嫌い』が、どの口で『愛』語るか」と言われれば、その通りなのですが。
Well, I think that she is right. "Who says "love" like you who are a typical misanthrope and can break the relationship with the organization".
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
最近、安楽死や尊厳死の話題が、以前にも増して盛り上がっています。
Recently the topics of euthanasia and death with dignity is warming up.
しかし、それらの問題は、必ず法律的な問題「殺人罪」と切り話して語ることができません。
However these topics should be linked with "crime of murder" juristically.
さらに、そのような自殺を助ける行為は「自殺幇助罪」という罪となり、この法律については、法解釈の対立もありません。
In general, helping suicide is a commission whose name is "aiding and abetting suicide", and There is no conflict of law interpretation about this law.
Although the interpretation is broken whether suicide becomes "murderous crime" or not, it is in agreement that suicide is "innocent" or "indecent".
ですから、私は、
Therefore,
「苦痛回避の自殺のみに使用可能となる拳銃」
"Handgun that can be used only for suicide in avoidance of pain"
のようなものが開発、運用できるようにならないものかな、と思っています。
will be hopefully developed and managed legally.
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私は、日本の銃刀法(銃砲刀剣類所持等取締法)は、世界に誇れる法律の一つと思っています。
I think that Japan's firearms sword law (the law on the possession of firearms swords etc.) is one of the laws proud of the world.
拳銃の使用を解禁すれば、拳銃による他殺や自殺が、ホイホイとできる社会になってしまうと、恐れています。
If we are allowed to use of a handgun daily, I am afraid hat murders and suicide will be realized easily in Japan.
それでも、「小指を、左回りに90度回せば、絶命できる」程度で、苦痛回避を担保してくれるデバイスと社会システムがあれば、
However, the device and social system that realize "Turn your little finger 90 degrees counterclockwise, get killed." in order to avoid the unbearable pain,
―― あの激痛に怯えるような日常に、絶大な安心感を与えてくれる
"that gives us a huge sense of security against frightened by intense pain"
とも思うのです。
I also think that.
この話は、「尊厳死」とか「安楽死」とは、次元の違う範囲で語られる方が良いのかもしれません。
In this story, it may be better to speak in different ranges of "dimension of death" or "euthanasia".
民法の「緊急回避」を援用したもので、名付けるのであれば「苦痛回避死」みたいなものになるのかもしれません。
It may become one that cited "emergency evasion" of civil law, and it may be like "death to avoid pain" if I name it.
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この話を家族にしたところ、全員一致の賛成を得ました。
When I made this story a family member, I gained agreement for unanimity.
(江端家は、このような話題を忌避しない家長(私)によって運営されています)。
(The Ebata is operated by a family head (it's me) who does not avoid such topics).
私は、これから、週末エンジニアのモードで、このようなデバイス(拳銃に限らず)の研究開発を始めたいと思います。
From now on, I would like to start research and development of such devices (not limited to handgun) in the weekend engineer's mode.
先日、帰宅後、次女から相談を受けました。
The other day, I got consultation from my second daughter after I came home.
次女:「パパ。学校の課題のことでブレストしたいんだけど」
Second daughter(SD): "Dad, I'd like to brainstorm with my school's tasks"
江端:「構わんが、テーマは?」
Ebata: "Hmm, how about the theme?"
次女:「『遺伝子操作の技術と倫理』」
SD: "Techniques and ethics of genetic manipulation"
江端:「あのなあ、パパが、そのネタでどれだけのコラムを書いてきたと思うんだ」
Ebata: "Well, Don't you know how often I wrote the column with that story?"
次女:「知っている」
SD: "I know"
江端:「じゃあ、先ずコラム読めよ。愛読者じゃなくても、家族の一員としてとして、義務感で読めよ」
Ebata: "Well, first, read the column. Even if you are not a love reader, as a member of your family, read with obligation"
次女:「パパのコラムは、読む前に『読むぞ!』という気合を入れないと、とても読み始められるものじゃないよ」
SD: "The dad's column can not be read very much unless I put in a spirit of" Read!" before reading."
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以前の話です。
It is a previous story.
後輩:「江端さんは、コラムだけでなく、ブログ(日記)すら軽く読めないですからね」
Junior: "Ebata-san's works, not only a column but a blog (a diary), are too hard to read.
江端:「そうかなぁ。そんなつもりはないんだけどな」
Ebata: "So? I do not mean that."
後輩:「テーマが重く、批判が辛辣な上に、表現も過激。理詰めで説教されているように感じことさえあります。少くとも『だれもが楽しく読めるブログ』ではないですよね」
Junior: "The themes are heavy, and their criticisms are bitter, The expressions are too radical. I even feel like being preached in a reasonable way. It is not a blog that "everyone can read with fun" is it?"
江端:「・・・じゃあ、どんなブログだったらいいかな」
Ebata: "... Then, what kind of blog should I write?"
後輩:「そりゃ、もう、昼のランチの写真をアップして、『お肉がジューシーで、とっても美味しかった! お店の雰囲気も最高!!』とだけコメントを付ける。これが、正しいブログの有り様です」
Junior: "Well, you upload the picture of the lunch in the day, and you just added a comment that" the meat is juicy and very delicious! The atmosphere of the shop is also the best!" This is the right blog's presence "
江端:「それは・・・私には難しすぎるな」
Ebata: "That's ... It's too difficult for me"
後輩:「ええ、江端さんには、未知の領域でしょうね」
Junior: "Well, it is an unknown area for Ebata-san"
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私の作品については、何故か、この手の話が多い。
For my work, there are many stories like above for some reason.
(To be continued)
実は、数学の証明を、コンピュータを使ってされたものもあります。
In fact, some proofs of mathematics have been made using computers.
「4色問題」というものです。
It's a "four-color problem."
この問題は、パターンが有限個数に限定できるという珍しいケースであったため、このような証明が可能となりました。
This was a rare case where the pattern could be limited to a finite number, which made this proof possible.
その後もアルゴリズムは改良されてきましたが、現在でもコンピュータを使用しない証明は得られていません。
Although the algorithm has been improved since then, there is no proof that no computer is used.
解空間が有限数である数学の証明問題は、かなりレアケースです。
Mathematical proof problems with a finite number of solution spaces are fairly rare cases.
ですので、このアニメの主人公が取り組んでいる「多項式時間帰着」系の問題は、有限パターン問題として取り扱うことができるものなのかなぁ、と、疑問を持っています。
So I wonder if the problem of the "polynomial time reduction" system that the hero of this animation is working on can be treated as a finite pattern problem.
(もし、そうなら、『それほど、難しいことを訳ではないのかな』とも思ってしまいますが)
(If so, I wonder if his work is not so difficult)
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で、まあ、私は、真面目にこの話をしたいのではなくて、
Well, I don't want to talk about this seriously, however, I think just that
―― このアニメを見ていると、色々な数学の考え方を知ることができそうで楽しみだなぁ
"I am looking forward to seeing various math concepts when watching this anime"
と、思っています。
「多項式時間帰着」とか「ハミルトンパス」は、ともかく、「帰無仮説」という言葉は知らなかったので、直ぐに調べました。
Anyway, I didn't know the term "null hypothesis", but "polynomial time reduction" or "Hamilton pass", so I looked up it immediately.
そして、
So, I noticed that
―― あ、有意検定のことか
"Oh, it is significance test isn't it?"
と、気がつきました。
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現在の現職総理大臣が国会答弁で「そのような事実が"ない"ことを証明する手段はない」と主張していました。
The current Prime Minister has asserted in the Diet defense that "There is no way to prove that there is no such fact."
彼の主張内容は正しいです。
His claim is correct.
これを「悪魔の証明」といいます。
This is called "devil's proof."
この「悪魔の証明」は、どのような手段を用いても証明できないから、悪魔の証明なのです。
This "devil's proof" is a really proof of the devil, because it cannot be proved by any means.
しかし、そこに、統計的手法を持ち込んで、「概ね証明された」と言えるレベルまで持っていく方法が、「有意検定」であり、「帰無仮説」というもの ―― らしいです。
However, it seems to be "significance test" and "null hypothesis", by statistical methods and bringing it to a level of "generally proven"
このアニメは、その内容もキチンと説明していて ―― 少なくとも第1回目は「勉強になりました」。
This anime also explains the contents clearly, and at least for me, it is very helpful at the first time
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Anime can be a good motivation to study, if we can use it well.
現在、私は、ビットコイン(正確にはブロックチェーン)をテーマに、連載を担当しています。
I am currently working on a series of articles on the topic of Bitcoin (Blockchain, to be precise).
この連載の第一回目で、私は『ビットコインの購入と利用の体験をする』と宣言しました。
In the first article of this series, I declared that I would 'experience the purchase and use of Bitcoin'.
この公約を果たすべく、先週の金曜日の深夜に、bitFlyerという仮想通貨取引所にアカウントの作る手続を実施しました。
In order to fulfill this commitment, I went through the process of creating an account with bitFlyer, a virtual currency exchange, late last Friday.
(このプロセスについては、後日の連載でご紹介します)。
(This process will be described in a later series of articles).
日曜日の夜に、メールで住所の記載ミスを指摘されて、現在、再提出中なのですが、その後、全く連絡が来ません。
On Sunday night, I received an email pointing out a mistake in my address, and I was in the process of resubmitting it, but I haven't heard from them at all since then.
"As an anti-Bitcoin group, have I been purged?"
などと邪推しています。
I'm guessing evil.
まあ、そんなことはないでしょうが。
Well, I don't think so.
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そんなこともあって、私、今週末、ビットコインの法定通貨との換金レートをずっと監視し続けていました。
That's why I, this weekend, kept monitoring the exchange rate of Bitcoin to legal tender.
なんだか、今、凄いことになっているようです。
It seems to be a big deal right now.
これを、言語化するのであれば
If you want to put this into words...
『観測史上最大級の台風の接近を、自宅の居間の窓から見ている』
"Watching the approach of one of the largest typhoons in recorded history from the window of my living room"
ような、感じです ―― 他人事のように。
As if it were someone else's problem.
先程、葬儀の全イベントを終えて、実感に帰宅しました。
I just finished the whole funeral event and came home to realize it.
今、私の両親は、実家で、夫婦揃って遺影として飾られています。
Now, my parents are displayed as a couple of posthumous portraits in my parents' home.
コロナ禍中のイベントということもありまして、最小人数開催をお願いしましが、『最後に姉の顔を見たい』というご希望があれば、それは応じなければなりません。
During the Corona disaster, I asked for a minimum number of people to be held, but I had to accept the request to 'see the faces of my mother at the end'.
まあ、そのお陰もありまして、母の出生の話や、それだけでなく、私の幼少期の性格 ―― というか『戦略』―― も色々と知ることができました。
Well, thanks to that, I was able to learn a lot about my mother's birth story, as well as my childhood personality -- or rather, my "strategy.
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母は厳しい人で、なかなか私が欲しいもの(おもちゃ等)を買ってくれない人だったそうです。
My mother was very strict with me and did not buy me what I wanted (toys, etc.).
そして、私は、その母に要求に応じさせるために、『床の上を転げまわって泣いてで要求を通す』というプレゼンテーションを行っていたそうです。
And I heard that I was giving a presentation to my mother, 'rolling around on the floor and crying to get my demands through.
「対"母"決戦戦略」です。
It was a final strategy against my mother.
一方で、私は、母以外の人間にはそんな戦略は実行しない、大人しい子どもだったそうです。
On the other hand, I heard I was a quiet child who would not implement such a strategy on anyone.
私は、そのことを覚えていないのですが、火葬場の待ち時間で、3人の人間が証言していましたので、客観的な事実だと認めざるを得ません。
I don't remember any of this story, but I must admit that it is an objective fact, since three people testified about it, while waiting at the crematorium.
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しかし ―― 私は、問題解決の一つとして、
But -- one way to solve the problem is that a method of
『問題を、恣意的に悪化・炎上させることで、事態を明みにすることで、問題を解決する』
"Arbitrarily exacerbate or inflame the problem to make it go away"
という手段を用います。
つまり、今、私が使っているソリューションは、「母」という「仮想敵」がいたことで、培われてきた、と言って間違いなさそうです。
In other words, the solution I am using now has been cultivated by having a "virtual enemy", my mother.
これまで、私のこのソリューションによって被害にあった人は、少なくはないと思いますが、
I'm sure there are more than a few people who have been affected by this solution of mine.
―― それは、私の責任ではなく、母の責任である
"It's not my fault, but my mother's fault"
と断言して良いと、本日確信しました。
Today, I was convinced of it.
I was watching TV and saw news about the Kamagasaki wintering struggle.
大学の自治寮に住んでいた時に、何度か先輩からボランティア要員としての誘いを受けていたのですが、帰省などもあって、一度も行くことはありませんでした。
When I lived in the university's self-governing dormitory, I had received several invitations from seniors to be volunteer personnel, but I never went because I had to return home.
今ごろになって『行っておけばよかったな』と思っています。
By now I'm thinking, 'I wish I had gone.
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I volunteered at the time of the Great Hanshin-Awaji Earthquake.
電力が完全に途絶えた漆黒の闇の街と、骨の髄まで凍りつくような夜の辛さを、今も覚えています。
I still remember the jet-black darkness of the city with its power completely cut off and the pain of the night that chilled me to the bone.
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最近のウェルビーイングの研究では、ボランティアのような「他利行為」は、自分の幸福度を上げる「自利行為」であることは、常識らしいです。
In recent research on wellbeing, it seems to be common knowledge that "altruistic acts" such as volunteering are "self-interested acts" that increase one's well-being.
―― ボランティアは偽善ではないのか ?
"Isn't volunteering hypocritical? "
などと悩む必要はありません。
You don't have to worry about such things.
それどころか、『ボランティアは、自分の娯楽です』と言い切ってO.K.です。
On the contrary, it is O.K. to say, 'Volunteering is my pastime'
そのようなボランティア活動でも、十分にWin-Winの関係を築くことができるのです。
Even such volunteer work can be a sufficient win-win.
『ボランティア活動参加 = ディズニーランド来園』というレベルまで、意識を軽量化しましょう。
Let's lighten our awareness to the level of "participating in volunteer activities = visiting Disneyland.
ですから、好きな時に始めて、好きな時に止めしまって、全く構いません。
Therefore, you can start whenever you want and stop whenever you want.
「ディズニーランドに来園したら、閉館まで居なければならない」なんてことはないですからね。
"Even if you come to Disneyland, you don't have to stay until the park closes."
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誰かが何かを言ってきたら、私が、ガッチリとあなたを弁護します。
If someone says to you something, I will defend you.
(国際的な観点から)日本の物価が安い ―― これは、地味に私にインパクトを与えています。
The low cost of living in Japan (from an international perspective) -- has had a sobering impact on me.
インバンド需要によって、海外観光客の取り込みという点では良いことでしょう。
This would be a good thing for attracting international tourists due to in-band demand.
しかし、エネルギー輸入大国日本は、ご存知の通り、大打撃を受けています。
However, as you know, Japan, a major energy importer, has been hit hard.
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I have told you several times that about 30 years ago, I was wandering alone in Asia.
未整備なインフラ、清潔とは言えない環境、通じない言葉などの問題はありましたが、アジアは私の心の拠り所でした。
Despite the problems of undeveloped infrastructure, unclean environment, and language barriers, Asia was my spiritual home.
特に中国(大陸の方)は、「私の心の支え」といっても過言ではありませんでした。
In particular, China (the mainland) was "my heart and soul".
―― 何もかもが嫌になったら、中国大陸に逃げて、姉から毎月5000円を送金して貰いながら生きていこう
"If I get sick of everything, I'll run away to mainland China and live off my sister's monthly remittance of 5,000 yen."
当時の中国は、5000円もあれば、一ヶ月間くらいなら、余裕で宿泊と飲食を賄えるほど「安い国」だったのです。
At that time, China was such a "cheap country" that one could afford to stay, eat, and drink for a month or so with as little as \5,000.
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今、凄い勢いで、「私の心の支え」は壊れつつあります。
Now, "my heart and soul" is breaking down at a terrific rate.
今や日本は、経済大国第2位の国から、私の生きている間に、ランク外まで落ち込む可能性も出てきています。
Japan has gone from being the second-largest economy to possibly falling out of the ranks in my lifetime.
私の「換金レート差額を使った不労所得戦略」は完全に瓦解し、もはや逃げ場がないという事実が、今の私を苦しめています。
The fact that my "unearned income strategy using the exchange rate difference" has completely fallen apart, and there is no longer any way out is now hurting me.
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I want to write about the past and present of this "unearned income strategy using the difference in exchange rates" in the "Engineers Unloved by Money" series -- but I don't have time for that right now.