次回の寄稿コラムは、「プレゼンテーション」について記載することになっています。
そんな訳で、最近、プレゼンについて色々考えています。
-----
話はかわりますが。
私は、音楽や語学の学習なんぞ、音が聞こえれば良いと思っています。
ですので、秋葉原で1000円程度で手に入るMP3プレーヤーを購入して、自分と家族に与えています。
ところが娘が、昨年のクリスマスの頃に、自分専用の音楽PODが欲しいと言い出し、親にねだり始めました。
私は、「もし、現状のMP3プレーヤでは実現できない理由を明確にした上で、保護者としてサポートする必然的理由を『プレゼン』できたら、出資する」と言いました。
-----
結局、娘は自分のこずかい(正月のお年玉)で購入するに至りました。
「先ずは、私にプレゼンを試みてみろよ~~」と思ったりしていますが、私もあまり人のことが言えないかと思っています。
-----
例えば、研究提案のプレゼンテーションで、上司から、
――その研究の目的は何か?
と問われて、
――はい、私が楽しむ為です。
と応えたら、どんな企業でも殴られます(色々な意味で)。
ここは、嘘でも、「100億円の儲けになるます」というプレゼンをしなければなりません。
大丈夫。上司だって「100億円」なんて信じていないし、その上司が報告しなければならない幹部だって、信じてはいません。
取り敢えず「100億円」の理屈に筋が通っていれば良いのです。
-----
しかし、この「100億円」の論理付けが一番難しいのですけどね。
それに比べれば、研究そのものは「屁」みたいに簡単です。
我が家では、コラムのイラストを娘に発注しています。
In the Ebata, I used to order my senior daughter to make illustrations.
これまで、ドローソフトに関しては、本当に苦労し続けてきて、そして最終的に、
Both she and I were very tired to operate draw software on the PC, and finally we have decided that
―― 今後はドローソフトを使わない
We don't use any draw software more.
というところに落ちつくことになりそうです。
理由はいくつかあるのですが、基本的には、「ドローソフトでは絵は書き難い」ということが分かってきたからです。
There are some reasons why I have decided. The primary reason is that any draw software is troublesome.
イラストレータとしての娘が言うには、
The daughter as an illustrator said that,
■線を引く場所(手元のパッド)と、線が表示される場所(PCディスプレイ)が異なるということが、凄いストレスになる。
- Enormous stress-out of different place between drawing line, and displaying line,
■ペンの太さを変える、消しゴムで修正する程度のことを、いちいち「ボタン」を押して詳細に指定しなければならず、鬱陶しい。
- Annoying to push bottoms to change pen size and eraser point by point,
■初期イメージから、コンセプトを練り上げていくプロセスで、パソコンの操作を行うことは、面倒くさい
- Painful for operating PC when working of the concept from the beginning,
■色付けも、ちょっとした破線だけで彩色する場所がメチャクチャになり、その調査だけで、恐しい時間がかかる。
- need more time to color and to modify them.
で、イラスト発注者としての私としては、
On the other hand, I as an ordered thought that,
■手書きにしたら、製作時間が2時間を切るまでになった。
- taking less than two hours for the making period.
■不明な操作に対して、Web等で調べる手間がなくなった。
- No need to research the draw software operation we didn't know,
■コンセプトを伝えやすく、修正も指示しやすく、無茶な納期にも応じて貰える。
- Easy to share the concept, and to point out modification, and ask the severe deadline.
そして、とどめは、
And as a finishing stroke,
■ドローソフトの作品より、手書きのイラストの方が、私が好きだ。
- I like hand drawn works of my daughter than that were made by the draw software.
ということに尽きるでしょう。
江端:「今から6時間以内でイラスト描いて」
"Please draw a picture within six hours"
長女:「無理」
"Impossible"
江端:「手書きでいいから」
"You may draw it not to use PC.
私が、このイラスト を見た時に、
When I saw this work, I thought that
―― ドローソフト使う意味ないじゃん?
What is a reason that we have to keep using draw software?
というところに、落ちついてしまったのです。
-----
私は、どうやら「創作」というものを、本質的に勘違いしていたようです。
I misunderstood "creation" fundamentally
私は、ワープロの登場(正確には低価格化)によって、文章を書くという「創作の楽しさ」を知ったのですが、それは全分野の創作に共通する訳ではないようです。
In my case, I could know the pleasure of writing my columns, thanks to word processor. But it is not suitable for all field of "creation".
特に「絵を描く」ということは、恐らく、頭が思うだけではなく、手が感じて、目が感じて、そして、エンピツや筆から戻ってくる筆圧の反応など、全てが噛み合って、始めて「創作の楽しさ」となる ―― のだろう、と。
Especially, the pleasures of drawing are generated by not only making image but also, touching, watching, and feeling the pressure of the pens.
よく考えれば、私自身、自分のコラムを、何度も印刷して、赤ペンで修正を続ける作業を行っています。
On the second thought, I also try to print out my columns and modify some phase with a red pen, again and again.
パソコン上の校正では、全体感が担保できないことを、経験的に知っているからです。
I know experimentally that we could not get whole image of document just on PC's display.
嫁さんは、デジカメで取った写真を、全て自宅で印刷して、アルバムを作っています。
As my wife's case, she always prints out all kind of photos by digital camera, and fixes the pictures in albums.
娘たちの十数年の成長過程を、床いっぱいに広げて見るという、脅威の超高速検索機能つきマルチパーソン向けビューアを実現できるのは、結局のところ「アルバム」だけです。
The albums are multi-purpose viewers that enable us to review our daughter’s growing reports in a few seconds, and show us more than one hundred pictures at the same time.
-----
という訳で、江端家では、今、ダイナミックな「アナログ復古の大号令」がかかっています。
Now, in the Ebata, the nostalgia command to be returned to analog is going.
とりあえず、当面ドローソフトによるイラスト作成の予定はありません。
For the moment, we have no plan to use the draw software again.
唯一可能性があるとすれば、画才絶無のこの私だけが、やむなく利用するくらいのケースでしょう。
The only case might be just for me, because I can't make a picture by my hand.
Continuation from Yesterday.
江端:「先ず名称だな。『納豆同好会』『納豆愛好会』では普通すぎるな。『発酵学研究部』では固いイメージがあるし・・・。ここは逆に『おいしい納豆の会』が、レトロ、シニアっぽくて、逆にいいかも」
Ebata:"First of all, the name is important."Natto club" and "Natto lovers" are common. "Research laboratory of fermentation" feels hard. Contrary, it might be better that "Circle of delicious Natto". it feel old and retro."
長女:「・・・」
Daughter:"..."
江端:「趣意書の内容は、
(1)日本古来の伝統的食材で、
(2)ヘルシーでローカロリーという成人病対応の主要食材の一つであり、
(3)現在もなお、ローコストで日本のエンゲル係数の低下に資する、
納豆を研究する
で、バッチリだろう」
Ebata:"The content of letter of interest is that
(1)Natto has been the most famous traditional food since ancient time of Japan,
(2)Natto is also one of the healthy and low-Carolyn foods, as counter measures for adult diseases,
(3)Natto is the typical and famous low-cost food to help budget and decrease Engel's coefficient.
In the above reason, the purpose of this club is to study Natto.
Um mm, it is perfect!"
長女:「・・・」
Daughter:"..."
江端:「本会の活動内容は3つあり、それぞれのワーキンググループ(WG)で実施する。
The activities of this club are three. Each activity is in the different Working Group(WG).
先ず、WG1は、日本各地の納豆の味覚の特質、製造方法を調査することを目的とする。
Firstly, the first WG works for tastes and production method of Natto around the Japan.
WG2は、納豆の発生とその発展形態を歴史的観点から調査することを目的とする。
The second WG works for the origin and the development process of Natto from the viewpoint of Japanese history.
さらにWG3は、納豆の自主製作を目的とするものである。これにより、納豆という食材を科学的に理解することを目的とする。」
The third GW tries to produce Natto by oneself in order to understand the food from the viewpoint of science.
長女:「・・・」
Daughter:"..."
江端:「なお、本納豆は学園祭等で、本学園の校章を付した販売を行い、本校のブランド価値向上に貢献する予定である」
Ebata:"In addition, these Natto are going to be sold at the school festival by the package putting emblem of our school. This will contribute our school branding.
長女:「・・・」
Daughter:"..."
江端:「うん!うん!うん!! あとは、マスコミへの売り込みだな。パパの持っているコネは技術関係しかないからなぁ・・・、いや待て、逆に技術系だからこそ・・・」
Ebata:"Yes! Yes! Yes!! A remaining issue is to advertise the activities. But I have just a connection of mass communications media of technical field. Wait, wait. It would be preferable."
長女:「うん、じゃあ、パパ。私、もう寝るわー」
Daughter:"Well, Pop. I go to bed now"
江端:「あ、ちょっと待て。まだ、会則と、組織の構成の説明が・・・」
Ebata:"Wait a minutes. I don't finish explaining the club's rules and organization..."
以前、「電波時計の電波が入ってこなくて困っている」という話を致しました。
Previously, I had a story that "I am in trouble not to get radio waves of the radio clock in my office".
そこで、今、、電波時計モジュール(D606C)を購入して、その電波送信用(×受信用)のアンテナとして代用しようとしたのですが、上手く電波が飛んでいないようです。
So now, I had bought the radio clock module (D606C), and I tried to use the receiving antenna as a transmission antenna. Unfortunately the radio wave doesn't seem to fly.
偽の電波情報を、電波時計が受信してくれないようです。
A radio clock seems not to receive the fake radio wave.
―― 安易な発想だったかなぁ
"It is an easy idea isn't it?"
と、がっかりしています。
I am discouraged.
実際にモジュールを受信装置として組んでみたのですが、これもどうやら不調のようで、思い通りの動作してくれません。
I have also tried to make the module as a receiving device, however, it didn't seem to go well.
動かないとなると、ムキになって動かそうとする ―― というのは、私の長所でもあるのでしょうが、多分、大きな短所だとも思います。
When it comes not to go well, I try to go frantically. It is my merit but also a big disadvantage.
自覚しています。
I am aware of it.
(To be continued)
今日は、<長女>の大学の入学式に出席してきました。
Today, I went to a college of my senior daughter to attend the entrance ceremony.
そこで、これから<長女>の通う大学が、プロテスタント系キリスト教を基盤とした教育を方針とすることを知って、ちょっと嬉しかったりしています。
At the ceremony, I was a little glad to know that her college has been based on educations of Protestant denomination.
「プロテスタント」をぶっちゃけて直訳すれば「反体制」です。
"Protestant" roughly means "anti-establishment".
これで、江端家は、<次女>を除き、全員が「反体制」派ということになりました。
At this time, the Ebatas becomes "anti-establishment", except for my junior daughter.
―― ならないか
Or not.
-----
私は、「日本にはプロテスタント系の大学は少ないだろう」と勝手に決めつけていました。
I thought without researches that there is few college of Protestant denomination in Japan.
だって、「反体制」は、昔から「マイノリティ」と決まっているものですから。
Because, It's natural that "anti-establishment" be in a "minority" since olden days
ちょっと興味が出てきて、カソリック系の大学と、プロテスタント系大学の数を調べてみたのですが、驚いたことに、これが、ほぼ同数でした。
A little interest came out, I studied the number of Catholic colleges and Protestant colleges, but surprisingly, this was almost the same number.
まあ、日本は、キリスト教を、かなり最近「輸入した」側の国です。
Well, Japan is a country of "Christianity" quite recently "imported".
それに、そもそも、アカデミズムが「権力側」に立っていたら、それはそれで気持ち悪いです。
Also, if academism stands on the "power side" in the first place, that is disgusting.
だから、それほど驚くことではないのかもしれません。
So, this may not be so surprising.
-----
まあ、日本で、「カソリック」だの「プロテスタント」だのを気にする人は、ほとんどいませんし、そういう話を振ると、皆を白けさせてしまうのも知っています。
Well, in Japan, few people are concerned about "catholic" "Protestant", and moreover, I know I will make everyone soiled.
ですので、昨日は、この話題は振りませんでした。
So, I didn't talk about this topic.
ただ、私は、そういう、普通の人が、「どーでもいい」と思えることに、喜んだり、怒ったりすることが多いです。
However, I often get pleased or angry about what an ordinary person thinks "anything is fine".
(Continuation from yesterday)
基本的に、
Basically,
―― (都合の悪い)過去の情報は持ちたくない
"everyone does not want to have past (and unfortunate) information"
というのは、どんな組織だって ―― 下手すれば個人だって ―― 共通の話だと思うのです。
I think that it is a common story that any organization, even if it is a individual.
大抵の場合、「ITシステムが全てを解決する」なんてことはほとんどなく、システムの効果は、システムを使う人によって大きく変化するものです。
In most cases, "IT systems solve everything" is a rare case, and the effect of the system changes greatly depending on who uses the system.
-----
私の場合は、ブロックチェーンではないのですが、誰か、あるいは何かと闘う時には、その「戦闘用資料」を、知り合いに、一斉同報メールでばら撒いておきます(良い迷惑でしょうが)。
In my case, when fighting someone or something, I will distribute that "battle data" with a simultaneous broadcast e-mail (Of course, it annoys me).
私しか解けない暗号化されたドキュメントが、10人以上に同じ時刻に到着している ――
"Encrypted documents I only can solve are arriving at the same time to more than ten people.
この事実だけで、私がメールを配布した時点において、その資料が存在していたことは、(裁判所であっても)認めるでしょう。
By just this fact, everybody (even court) can accept the material existed when I distributed the mail.
でも、私が、そのメールを送信しなければ、「何もしなかったこと」と同じです。
But, if I do not send the mail, it is the same as "I did not do anything".
-----
私は、「手書き書類」という悪夢の未来がやってくることはない ――
"The nightmare "handwritten document" is not coming"
という保証さえあれば、どんなシステムの導入であれ、私は賛成します。
With that kind of guarantee, I agree to install any system.
先日、次女が、『吉野家の牛丼を一人で食べてきた』と言っていました。
The other day the second daughter said, "I ate the Yoshinoya beef bowl alone."
江端家には、吉野家の牛丼についての逸話が幾つかがあります。
There are several anecdotes about Yoshinoya's beef bowl in the Ebata family.
吉野家の牛丼については、
About Yoshinoya's beef bowl,
■嫁さんは、「牛肉の味がしない」といい、
- My wife said, "I cannot taste beef"
■幼児の頃に、長女は「ごはん(白米)がまずい」といい、
- When my eldest daughter was an infant, she said, "Rice (white rice) is bad",
■私は「吉野家の牛丼」は、「牛丼」とは区別して考えるべきである、と主張し
- I argue that "the Yoshinoya's beef bowl" should be considered separately from "beef bowl"
と、ともあれ、将来、家族全員で、吉野家にいくことはないだろう、と思っています。
I think in the future, I will not go to the Yoshinoya with my whole family.
それはさておき。
That aside.
-----
「女性が、牛丼屋や立ち食いソバ屋に入りにくい」というのは、よく聞く話ですし、実際、店で、客層を見れば明らかな事実でもあります。
"It is hard for women to get into a beef-donkey shop or a standing buckwheat shop" is a famous talk. And it is clear when looking at the customers in the shop.
しかし、現在高校生である次女は、一人でも、それらの飲食店を利用しているそうです。
However, the second daughter who is now a high school student, seems to be using one of those restaurants.
それでも、学校の友人が近くにいそうにない店を選んでいるそうです。
Still, she seems to choose one where school friends are unlikely to be nearby.
江端:「友人に見られると恥しい?」
Ebata: "Are you ashamed to be seen by a friend?"
次女:「パパが『そういう発想に至る』ということ自体が、答えになっていると思う」
Second daughter: "I think that it is the answer that you reach to the thought"
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
しかし、
However,
- 接客側(ホスト)と顧客(ゲスト)が別の席に座り、両者はスマホを使って、テキストで会話する(音声電話も原則禁止)
-The reception side (host) and the customer (guest) sit in different seats, and both use a smartphone to talk by text (voice calls are also prohibited in principle)
- 嬌声や猥褻行為のない、テキストメッセージだけが交差するだけの、静謐なインテリジェント(?)な空間
-A quiet, intelligent space without shyness or obscenity, by text messages intersect only.
のような、メイド喫茶なら、私は、もう一度、挑戦してみたいと思います。
With such a maid cafe, I would like to try again.
-----
この、完全なノンバーバルコミュニケーション(明らかな誤用)を実現する為の手段は、
The means to achieve this complete non-verbal communication (apparent misuse) is, I think,
(1)「耳栓」または「ノイズキャンセラー」の常時装着
(1) Always wearing earplugs or noise cancellers
と合わせて、
in addition,
(2)文部科学省の総力を結集した、全国民向けの「手話の速習プログラム」の実現
(2) Realization of a "Sign Language Rapid Learning Program" for all citizens, bringing together the full power of the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology
です。
■朝礼や昼礼では、リーダーが「手話」でその日の業務内容を説明し、メンバーが「手話」で質問をする
- In morning and luncheons, leaders explain the work of the day in "sign language" and members ask questions in "sign language"
■就職面接では、応募者が、将来の自分の抱負を「手話」で、プレゼンする
- In a job interview, applicants present their future aspirations in sign language
■居酒屋では、十分に席を離して、「手話」でクダを巻き、「手話」で上司の悪口を言いあう
- In an izakaya bar, leave your seat sufficiently, complain in "sign language", and make ill of your boss in "sign language"
(上記の「手話」は、「SNSのテキストメッセージ」としても可)
(The above "sign language" can be converted to "SNS text message")
要するに、私は、そういう世界を見てみたいのです。
In short, I want to see a world in which humans are "lonely" over the world, the "lonely" are connected.
-----
100年前、世界で、最大1億人を殺したとも言われれるスペイン風邪も、2年弱で収束しています。
The Spanish flu, which is said to have killed up to 100 million people worldwide 100 years ago, has converged in just under two years.
当時は、ウイルスの存在も分かっていなかったのです。
At that time, the existence of the virus was unknown.
それに比べれば、今回の、新型コロナ災禍は ―― もちろん、最悪ではありますが ―― スペイン風邪よりはかなりマシな条件下にあります。
By comparison, the new Corona disaster is under much better conditions than the Spanish cold. Of course I know, this is the worst.
だから ―― 2年間くらい、「非会話」を続けるくらいのことなら、大したことではないと思います。
So, I don't think it's a big deal if you have to heep silent about two years.
田村憲久厚生労働相は30日の記者会見で、新型コロナウイルス感染拡大を受けた東京都による営業時間の短縮要請が続いていた24日の深夜、同省職員23人が東京・銀座の飲食店で会食していたと明らかにした。
At a press conference on March 30, Health, Labor and Welfare Minister Norihisa Tamura revealed that 23 employees of the Ministry of Health, Labor and Welfare had a dinner at a restaurant in Ginza, Tokyo late at night on March 24, when the Tokyo Metropolitan Government was still requesting the reduction of business hours in response to the spread of the new coronavirus infection.
田村氏は「国民の信用を裏切り、おわびする」と謝罪。
Mr. Tamura apologized that "I apologize for betraying the public's trust"
-----
いやいや、大臣。「国民の信用を裏切り、おわびする」という言葉、もう外れていると思います。
No, no, no, Mr. Minister. "I think you're out of line of "I apologize for betraying the public's trust".
『国民の"常識"を裏切り、おわびする』
"I apologize for betraying the public's 'common sense'."
の方が、的を得ていると思います。
I think that this one is right on target.
「このような事態の再発を防止するべく・・・」も、違います。
"In order to prevent the recurrence of such a situation..." is also different.
『このような事態が発生するメカニズムの調査研究を、独立した第三者機関に委託し、4月中に構造的原因を明かにし、5月中に組織改造を完了します』
"We have commissioned an independent third party to investigate the mechanisms that cause this situation, and we will identify the structural causes by the end of April and complete the organizational restructuring by the end of May"
という、対象とマイルストーンを明確にした宣言が必要だと思います。
I think it is necessary to make a declaration that clearly states the target and milestone of the project.
-----
官僚や政治家の組織は知りませんが、民間の企業では、この対応が普通です。
I don't know about bureaucratic or political organizations, but in private companies, this is the normal response.
嫁さんが、録画していた、地上波で放送された実写版の「約束のネバーランド」を見ようとしていたのを、すんでのところで止めました。
My wife was about to watch the recorded live-action version of "The Promised Neverland" that aired on terrestrial TV, however I stopped her just in time.
―― あぶなかった。危機一髪のところでした。
"It was a close call"
で、今、強制的にNetFlixで、アニメ版「約束のネバーランド(シーズン1)」を見せています。
So, now, compulsively, I show my wife the animated version of "The Promised Neverland (Season 1)" on NetFlix.
In fact, the reason for the series of PC repairs from yesterday to this morning is that I was trying to get my wife to watch the animated version of "The Promised Neverland" when the PC malfunctioned.
それ故、私には「修理を急ぐ」理由があったのです。
Hence, I had reason to "rush" the repair.
嫁さんは、「実写版を見てから、アニメも見る」と言ったのですが、「ネタバレした後では、ダメだ」と、私は、その順番(アニメ→実写)を讓りませんでした。
My wife said she would watch the live-action version and then the anime, but I did not allow her the order because of stop spoiling it.
私、シーズン1の最終回とその前の回を、10回以上も見なおしたと思います(ちなみに、シーズン2は未視聴です)
I think I rewatched the last episode and the one before of season 1 at least 10 times (by the way, I have not watched season 2 yet).
-----
ちなみに、次女は、コミック「約束のネバーランド」推しのようです。
Incidentally, my second daughter seems to be a "Neverland of Promises" comic book guesser.
江端家は、メディアダイバーシティに富んだ家族です。
The Ebata family is a media-diverse family.
一年でもっとも嫌いな「月」を挙げろと言われれば、私は「4月」を挙げます。
If you ask me to name my least favorite "month" of the year, I will name "April".
■これまで動かなかった人々が、虫のようにわらわらと動き出すをの見るのが不快です。
- I am uncomfortable to see people who have never moved before start moving like insects.
■着なれないスーツを着て緊張した顔をしている若者が、これから挫折していくことになる現実に、気分が暗くなります。
- My mood darkens at the reality that these young men, looking nervous in their ill-fitting suits, are about to fall behind.
- I am depressed that some of these young people will stop coming to work in the not-too-distant future (around Golden Week for) and, at an even higher rate, will suffer from mental illness.
そして、
And
■様々な人事発表で、私よりもはるかに若い人が、偉くなって、壇上から期首方針を述べているのを見るのは、気分の良いものではありません。
- It is not a pleasant feeling to see someone much younger than I am at various personnel announcements, rising to greatness and speaking from the podium about the policy for the term.
その度に、『彼と私は、何が違っていたのだろう?』と考えてしまう自分に自己嫌悪します。
Every time I do, I hate myself for thinking, 'What was so different about him and me?'
いや、判っているんですけどね。
Well, I know the reason well.
「英語に愛されないエンジニア」のための新行動論 ―番外編―:若きエンジニアへのエール~入社後5年間を生き残る、戦略としての「誠実」~→http://t.co/k6mtJnOD
— EE Times Japan編集部 (@eetimes_jp) July 26, 2012
In this column, I also wrote, 'A lot of juniors who are better than you will join the company after you, and they will easily become your boss.
ただ、頭では分かっているのですが、実際に知っている人が、どんどん出世(?)している様を見るのは、そこそこキツいものなのです。
I know this in my head, but it's hard to see someone I actually know moving up in the world.
-----
江端:「ついつい、『彼と私は、何が違っていたのだろう?』と考えてしまうんだよな」
Ebata: "I tend to think, 'What was different about him and me?'
嫁さん:「それは、もう『何もかも』でしょう」
Wife: "Needless to say, that would be 'everything'"
と嫁さんは言います。
My wife says,
「出世をする人は、会社に利益を与える人や、その気概を持っている人だけだよ」
The only people who get ahead are those who benefit the company and have the chutzpah to do so."
4月は、キックオフミーティングの季節ですね。
April is the season for kick-off meetings.
私、これまで何度かキックオフミーティングの司会者をやったことがあります。
I have moderated several kick-off meetings in my career.
このようなミーティングで良く見られるのが「質問が出てこない」という現象です。
A common phenomenon in such meetings is the "no questions asked."
しかし、幹部の出席するミーティングで「質問が出てこない」のは『当たり前』じゃないですか?
But isn't it 'normal' that 'no questions are asked' at meetings attended by executives?
いらんこと言って、幹部から目をつけられるのは怖いです。
I am afraid of saying something terrible and getting noticed by the executives.
特に、私について言えば、『的外れな質問をして、場を白けさせる』ことをやらかしたことがあり、今でもトラウマになっています。
As for me in particular, I once asked a question that was so off the mark that it made the place feel whitewashed, and I'm still traumatized by it.
事実、過去、私はマズい質問をして、幹部からマークされたという"実績"があります。
I have a "track record" of being marked by executives for asking wrong questions in the past.
Well, at international conferences not attended by my boss or company officials, I turn into a "question-making machine.
-----
Now, I employed a "negative lottery" when I was a moderator.
(1)私は、5秒以内に質問が出なければ、課長をランダムに指名すると宣言しておく。
(1) At the start of the meeting, I will declare that if no questions are asked within 5 seconds, I will randomly appoint a section head.
(2)私は、課長を指名してする。指名された課長は質問するか、あるいは、自分の部下を再指定できる(たらい回す)
(2) I shall nominate a section chief. The nominated section chief can ask questions or reassign subordinates.
(3)再指定された部下は、質問をしなければならない
(3) The reassigned subordinate must ask questions
この「負のクジ」によって、「全員が質問できるネタを考えながらミーティングに参加しなければならない」という緊張感で満たされることになりました。
This "negative lottery" filled me with a sense of urgency. I had to attend the meeting, thinking of a story that everyone could ask questions about.
私の後任者は、この方法を継承したようです(今年がどうなっているかは不明です)。
My successor seems to have inherited this method (not sure how this year is going).
-----
この方法のメリットは、
The advantages of this method are,
(1)場が沈黙するのを回避できる
(1) Avoids silencing the field.
(2)指名された人間が、変な質問をしても『仕方がない』と割り切れる気分になれる
(2) The nominated person can feel like they can 'just go along with it' even if they ask strange questions.
ということです(ミーティングにゲーム感覚を取り込める)。
This system brings a sense of game into the meeting.
「幹部が参加しているミーティングで、下っ端が進んで質問はしない」は当然なのですが、この当然を前提とする考え方が欠けているように思えます。
It is evident that "a low-level person will not willingly ask questions at a meeting attended by executives." Still, it seems to me that the concept of assuming this obviousness is lacking.
適度な"強制"と"諦観"を入れることで、ミーティングを適度に運行させることは可能と思います。
It is possible to keep meetings running at a moderate level by adding just the right amount of "compulsion" and "resignation.
-----
ただ、一つ誤解して頂きたくないことは、私は、ミーティングを活性化させ、組織に貢献するという気持ちは、ほとんどなく、
One thing I don't want you to misunderstand, however, is that I have little desire to activate the meeting and contribute to the organization. This is just a?
"method I have devised to complete the mission I have been given."
ということです。