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2013-04-12 広島弁でツイッターに突っ込む私

私の記載する技術コラム(その他、英語と法律)は長いので、しょっちゅう「分割」命令を喰らいます。

私としては、なるべく分割せずに、一気に(たとえ20枚ページでも)掲載して欲しいのですが、

「読者が最後のページに辿りつけません」

と編集部の方に言われたら、グウの音もでません(実際にデータを見たら、そうなっている)。

ところが、ページビュー(PV)の数が稼げなくても、なぜか「印刷をしている人」は多いようなのです。

ここから出てくる結論は明快です。

「会社で印刷して、持ち帰って読む」

-----

コンテンツ作成者としては、これは「よろしくない」のです。

私の記事は、つまるところ「広告へのクリック」に引き込むことが期待されているはずだからです。

この考えは、テレビの視聴率とさして変わりはありません。

「ただ読んで貰えれば良い」ではなく、パソコンやスマホから読んで貰って、広告をクリックして貰う必要があるのです。

印刷して、帰宅の電車の中で読まれてしまっては、広告へのアクセスの可能性が絶無となってしまいます。

-----

この問題を解決する手段は明快でして、

■私のコラムが面白いこと

■私のコラムが短いこと

を両立させれば良いのです。

しかし、片方だけでも十分に難しいのに、両方というのは厳しすぎる要求というものです。

それでも編集さんは、分割命令は出しても、「コラムを短かくして下さい」とは決して言いません(ガマンしているのかもしれませんが)。

また、同僚からは「江端さんの論旨展開は、突っ込みにくい」とも言われています。

「もっと読んで貰いたいなら、敢えて『遊び』の部分がなければ」と忠告されています。

―― そう言われれば、そうかもしれない

と、思い当たること、山程あります。

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私、コラムを「特許明細書」のように記載しているフシがあるのです。

つまり「背景→既存の手段の問題点→課題→課題を解決する手段→実施例」という流れです。

このような記載方法ですと、全部読まないと訳が分からなくなるので、確かに「短かくしてくれ」とは言いにくく、また「スキや遊びがない」コラムになるのは自明です。

しかし、このような文章を「分割」するとですね、(誰かがツイッターで言っていましたが)、確かに「何を言っているのか分からんぞ」という記事になるのも事実なのです。

なぜなら「結論」が見当らないコラムになってしまうからです。

-----

と言う訳で、前後半に分割されたコラムに関しては、

―― ここからじゃけん! ここから盛り上がるんじゃけん!! 次回後半まで、もうちょいと待っとけや!!

と、パソコンの前で、広島弁(?)で、ツイッターに突っ込む私がいる訳です。


2014-04-12 シニアエンジニアを馬鹿にすると、怖い目に会いますよ。

先日、「GUIは滅亡する」とシャーシャーと言い放ちながら、まるでそれを忘れてかのように、―― 一言の自己批判もなく ―― 未だに、自信たっぷりに、 別の将来の技術を語っているヤツがいる ――

The other day, some persons now keep talking big about the future technology, thought they had told us about the wrong predict of "GUI ruin".

という話をしました。

「オブジェクト指向言語」という概念が華やかになりつつ頃、彼らは、同じように、その当時、FORTRANやCOBOLを、あざ嗤っていたのです。

When the object oriented language became a trend twenty years ago, they had burned FORTRAN and COBOL in effigy with saying

―― あんな汚い言語は、直に廃れてなくなる

"Like that dirty languages are going to be ruined."

と。

■ITR社の調査によれば、日本ではJava、Visual Basicに次いで、COBOLは3番目に利用意向が高い

According to ITR report, the use of COBOL is the third after Java and Visual Basic

■IPAのレポートによると、1位のJava(25.4%)に次いでCOBOLは16.8%で2位。

According to IPA report, the existing COBOL code is 16.8% after Java (25.4%).

■ガートナーによれば、COBOLは全プログラム約3,100億行のうちの約65%の約2,000億行あって、毎年約50億行が増えている

According to Gartner report, the code is increasing five billions every year, and the ratio of code make up 65%, two hundred billion of all code of three hundred ten billion

ま、調査というのはその視点や手法によって、自由に結果を調整できるものですから、これを直接信じるかどうかは別問題として、

Though I know well any result of research is controllable from methods and views.

「廃れてなくなる」が、完全に外れたことは、確かでしょう。

It's an indisputable fact that the ruin is out of question.

-----

FORTRANにしても、COBOLにしても、その過去の遺産(ライブラリ群)というのは、物凄い数量でしょう。加えて、何十年に渡る徹底的な利用実績は、他のライブラリ群の比ではありません。

Even if in FORTRAN or COBOL, the legacy of the past (library group), would be enormous quantity. In addition, the experiences in use over several decades are credible.

当時の、私達エンジニアは、この「遺産(レガシー)」という考え方を、徹底的に軽視していたのです。

At the time, we engineer, thoroughly had neglected to this idea "Heritage (Legacy)".

これまで、コンピュータソフトウェアの世界では、様々なイノベーションがありましたが、この圧倒的な「遺産」を淘汰することは、ついにできなかったのです。

In the world of computer software, a lot of innovative technologies have happened, but we finally couldn't cull this overwhelming "heritage" eventually.

-----

つまり、古いものは、「古い」というだけで、「新しい」より莫大な価値がある(こともある)のです

In other words, just say, "Old" in itself (is suppose to) has a huge value than the "New".

古参のエンジニアが、一見、ぼーっとして、なーんにもできない使えない奴のように見えて、彼らは、凄い資産(レガシー)を蓄積しているのです。

At first glance, senior engineers look like to be daydreaming and useless for everything but they have accumulated (Legacy) great assets.

分かりますね。若いエンジニアの諸君。

Mr. /Ms. young engineers. Do you understand?

シニアエンジニアを馬鹿にすると、怖い目に会いますよ。

If you make fun of them, you could encounter dangerous situations.

彼等が本気を出せば、レガシーな技術力に加えて、不当な職位の権力を濫用して、

If they go all out, they use technical legacy skills, abuse the power of unreasonable positions, in addition to,

―― あなたを地獄に落します。

make you land in hell.


2015-04-12 私の今のテーゼは、「営利法人が、営利以外の理由で、戦略的に合併や併合をする」という事例があるだろうか、ということなのです。

人間が行動を起こす時、そのモチベーションは、様々あると思いますが、その一つに「金銭的な利益」以外ものものがあることには、異論はないでしょう。

There are some motivations whenever people make a move. We could agree that there are some reasons except for money.

では、法律によって法的な権利と義務を有する法人 ―― その中でも、特に利益を追求することを目的とした、営利法人にとっては、「金銭的な利益」以外のものがあるだろうか ―― ということを、4月に入ってからずっと考え続けています。

I have been thinking since the beginning of this April, that whether there are some reasons except for money about a corporation as a artificial person, cooperation for profit in particular.

『稚拙で陳腐な議論だ』、『そんなことはとっくに答えが出ている』と言われることは良く分かっているのです。

I know well that I was criticized with saying "It is amateurish and hackneyed argument", "It had been resolved before long time".

私の今のテーゼは、「営利法人が、営利以外の理由で、戦略的に合併や併合をする」という事例があるだろうか、ということなのです。

But my present theme is whether there is a case of strategic merge and takeover with the exception of the profit.

例えば、人間であれば、無体物ある「愛」を目的として、合併や併合(恋愛や結婚のこと)をすることがあります。

For example, people sometimes does merge and takeover(love affair and marriage) for the purpose of in-corporeality "love".

(続く)

(To be continued)


2016-04-12 私の回りにも、山のように本を買っては、机の上に積み上げている「だけ」の人間もいるようです。

コンビニで購入した本「大人の経済学常識」という本を読んでいます。

Now I am reading a book I purchased at a convenience store, whose title is "Adult economics common sense".

コンビニにくるお客の大半は、書籍購入を目的とせずに来店しますので、コンビニの本は「立ち読み」できるレベルの簡易な文章で記載されています。

I think that many customers who come to a convenience store, have no intention to buy any book at all, so the books in the store might be easy to read with simple words and phrases.

「テクニカルライティング」を学ぶなら、コンビニ本は、良い教本になると思います。

Studying "technical writing", the books have displayed in convenience store are good for you.

-----

私の回りにも、山のように本を買っては、机の上に積み上げている「だけ」の人間もいるようです。

I know a person who buys enormous books, and "just" accumulate them on the desk or shelf.

本を買うことで(読まなくても)何かの安心が得られるなら、それは個人の問題ですので、私がとやかく言うことではないものの、個人的に、私は「読まれない本」や「読めない本(洋書等)」の集めるだけのビブロフィリアは嫌悪しております。

Even if the person could get something relief to have the books, it is just private issue. I should not say any comment. But I dislike such persons called "bibliophilia" who just collect books but don't read them at all.

私も、仕事がら私も色々な本を読まなければならないのですが、読みたい本を全部買っていては、本の代金だけで破産してしまいます。

I also must read a variety of books for my work; nevertheless I will be a bankrupt if I buy all books I want to read.

私の場合、公営の図書館に助けられているのですが、2つ問題があります。

In my case, a public library helps me a lot, thouth there are two problems.

(1)書き込みできない

(1) I can never write down in the book.

(2)返却しなければならない

(1) I have to return the book.

もちろん、この2つは当たり前のことなのですが、これができるのとできないのでは、もの凄い差があるのです。

Of course, it is natural. But for me, it has tremendous difference between possible or not.

(続く)

(To be continued)


2017-04-12 ―― 私は、ハードディスクを『革命』したのだ

昨夜、何年かぶりに、誤動作でハードディスクを破壊してしまいました。

Last night, I destroyed my HDD by my mistake for the first time in years.

ラズパイのSDイメージを、ハードディスクに書き込むという、初歩も初歩の失敗で、落ち込んでいます。

I wrote a SD image of Raspberry PI to the HDD. It was an elementary mistake, and I let me down.

唯一、私個人用のハードディスクであったことが幸いでした。

The only consolation is that it was my private HDD.

-----

ハードディスクの大容量化に伴い、バックアップが難しくなりました。

Backups of HDD are going to be difficult because of the enormous disk size.

大抵の場合、ハードディスクは、壊れる時には、全部が壊れます。

In many case, HDDs are crashed, all data become missing.

ですから、完全で安心なバックアップをする為には、全く同じ容量のハードディスクを購入して、定期的に退避しておくことです。

To make a safe and secure backup, I should buy two same capacity of HDD at the same time, and try the backup temporary.

それは、必然的に2倍のコストが発生することを意味します。

This means, twice costs are needed.

また、「大容量化」するということは、データが沢山入ることですので、データを定期的に整理する必要もなく、また、その格納期間も長くなります。

And, "mass storage" can store much data, so there is no need to regularly organize data, and the maintenance period will be long.

ですから、ハードディスクの中身を把握できないようになり、当然に管理もできず、カオス状態となってしまうことは、必然と言えます。

I think it is inevitable and imperative not to grasp the contents of the HDD, not to manage them and to become chaos states

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ハードディスクの破壊は、ある種の「世界の終焉」と言えます。

Destruction of HDD is likely to "the end of the world".

しかし、同時に、過去の柵(しがらみ)を捨てた、「新世界の構築」への契機と言えなくもありません。

However at the same time, the destruction is a change to make a new world, breaking from the past.

これは、現権力を粉砕し、新権力の樹立を促すもの ―― 「革命 」と呼んでも過言はないと思います。

This is to crush the current power and encourage the establishment of new power --- it is "revolution", not an exaggeration.

ですから、私はここに、高らかに宣言したいと思います

So, I'd like to declare the following loudly,

―― 私は、ハードディスクを『破壊』したのではない

"I did not "destroy" the HDD"

―― 私は、ハードディスクを『革命』したのだ

"I've "revolutionized" the hard disk"

造反有理! 世界革命万歳!

Rebels rational!

World revolution Hurray!

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次のゴールデンウィークの大部分は、ハードディスクの復旧作業に費されそうです。

I will have to spend much time to restore this HDD for next long holiday in Japan.


2018-04-12 「シュタインズゲート・ゼロ」 ―― いいぞ

昨夜から始まりました、

It started from last night,

「シュタインズゲート・ゼロ」 ―― いいぞ。

"Steins;Gate 0" ----- Amazing

というか、驚くほど、予想以上。

Surprisingly, more than I expected.

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昨日、外注先の会社に訪問して、担当者の方と、納品物について最後の内容確認をしてきました。

Yesterday, I visited a company of the subcontractor, and I confirmed the last content on the delivered items with the person in charge.

担当者:「ここの値はα世界線における被害者数値です。で、こっちにはβ世界線の結果との比率が出ています」

Person in charge:"The value here is the number of victims in the alpha world line. So here is the ratio with the result with the victim of the beta world line. "

江端:「とすると、γ世界線との比率数値は、こちらですね」

Ebata:"Then, the ratio value with the gamma world line is here, isn't it?"

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もちろん、今回の開発物に、α世界線、β世界線に加えて、γ世界線の概念を挿引して、システムの設計をしたのは、勿論、

Of course, who designed the system by inserting the concept of the gamma world line in addition to the alpha world line, the beta world line, to this developed product, is

―― 私、 江端智一

It is me, Tomoichi Ebata

です。

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夏あたりに、国際学会発表も予定している(採択されれば)ので、暇は人は見に来て下さい。

I will open about this system, at the international conference presentation(if adopted) in this summer, so please feel to free to attend the conference.


2019-04-12 ですから、文系とか理系とかという枠組み、もう必要ないんじゃないかなーと思うのです。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

しかしながら、この理屈で考えていけば、経済学や商学などは、文句なしに理系として分類されるべきです。

However, from the viewpoint, "economics" and "commerce" should be science subjects absolutely.

法理のロジックの組み立てや、判例を照らして考えるという観点からは、法学も理系に入れても良い思います。

"Nomology" is also included in science subjects, because this study needs the assemble of logics through an accumulation of judicial precedents.

自動翻訳の手法などを考えると、外国語や文学も、(かなり強引ですが)"科学"であるとも言えます。

Thinking the technology of machine translation, I think "language" and "literature" are also science even if using strong-arm methods.

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ですから、文系とか理系とかという枠組み、もう必要ないんじゃないかなーと思うのです。

So I sometimes think that we do not need the frameworks of literature and science.

各学部は、それぞれの教育プロセスで、必要と考える教科を、受験科目にすれば良いと思うのです。

Each faculty may decide the subjects of the exam from the view of their necessary subjects in the education process.

で、こういう風に、学問の枠組みが崩れていく理由は、やっぱり、ここ30年間ほど、情報技術(Information Technology(IT))が幅を効かせているからかなぁ、とか考えています。

This is just my opinion, but IT(Information Technology) should have a responsibility to the reason of collapsing frameworks.

-----

こういう風に考える人は、結構いると思います。

I think that many people think the same.

特に、大学の心理学部の先生にとって、学生達にゼロから統計学を教えることは、相当に骨だと思うのです。

Especially, for teachers of 'psychology' department, I am afraid that teaching "statistics" from scratch is very hard.

高校で、統計学の知識や技能を履修してきて貰えば、どれほど助かるかしれません。

If the students have already learned the knowledge and method of "statistics" in high school program, that will make them easier.

------

これが実現できないのは「高校の教育現場が混乱するから」だろうということは、容易に予想できます。

However, I think that the reason why we cannot realize it, is "it will confuse the front of high school education"

また「高校 = 大学の予備校」という非難を免れない、という点もあるとは思います。

Or, the front will be accused of the blame of "high school is not prep-school for college".

そもそも、高校の目的は、全方面の高等教育の履修であって、大学に入る為の手段ではありません。

Above all, the purpose of high school is not a method to pass a college, but to get comprehensive higher learning.

そういう意味では、文系、理系と分離することすらも、「本来の目的から外れている」と言われれば、反論できません。

In the way, we cannot against the logic that even the division between literature and science is out of the philosophy.

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そういう訳で、現在の、文系/理系という考え方は、それぞれの教育現場の「妥協の産物」とも言えると思います。

So, I think that the present thought of the framework is a "result of the compromise".

で、「ぼくたちは勉強ができない」というアニメのような設定が成りたつ訳です。

Therefore, the setting of the anime "we are not good at studying" has been established.


2020-04-12 後輩:「もし江端さんが、冗談と思っていたなら、江端さん、私の話を全然理解していなかった、ということです」

In my last column, I wrote about "New Corona Countermeasures Using Placebo".

その後、後輩から電話がきて、この件について少し話をしました。

Later, my junior called and talked a bit about this.

江端:「この話、私は、シビアな話が続いた後の『息抜きの話』のつもりで書いたのだけど」

Ebata: "I wrote this story in the context of a" breathtaking" after "severe stories".

後輩:「江端さん、何いっているんですか。あれは、今回の対策に関する、本気で本質の話ですよ」

Junior: "Mr. Ebata, what are you talking about? That's a serious and essential story about this measure."

江端:「え? マジ?」

Ebata: "Well? Seriously?"

後輩:「もし江端さんが、冗談と思っていたなら、江端さん、私の話を全然理解していなかった、ということです」

Junior: "If you thought it was a joke, you wouldn't understand my story at all."

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本日、私、仕事で、一日中特許調査をしていたのですが、たまたま凄い特許明細書を見つけてしまいました。

Today, I was searching for a patent all day at work, I happened to find a great patent application.

"Devices, systems, and methods for promoting behavioral change based on mindfulness techniques"

出願人は、米国のベンチャー会社のようです。

The applicant seems to be a US venture company.

患者の日常の行動を変える(行動変容)を促す方法として、「偽薬(プラセボ)マインドフルネス技法」という発明が記載されていて、びっくりしました。

I was astonished that the invention of "placebo mindfulness technique" was described as a way to encourage patients to change their daily behavior.

で、偽薬をテクノロジーとして使っているものを調べてみたのですが、実際に、認知行動療法の一つに「偽薬投与」という手法がありました。

So, I checked what uses placebo as technology. In fact, one of the cognitive-behavioral therapies was a technique called "placebo administration".

うつ病に対する抗うつ薬の臨床試験において、偽薬(有効成分が入っていない)の投与群でも症状がある程度改善することが確認されているそうです(*)。

In clinical trials of antidepressants for depression, it has also been confirmed that symptoms are improved to some extent even in the placebo group (containing no active ingredient) (*).

(*)Marchesi C, De Panfilis C, Tonna M, Ossola P (2013). "Is placebo useful in the treatment of major depression in clinical practice?" Neuropsychiatr Dis Treat 9: 915-20. doi:10.2147/NDT.S44519. PMC: 3699255. PMID 23836976.

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なるほど、後輩がムキになっていたことには、ちゃんと理由があったんだなぁ、と思っています。

I think that there was a reason why he protested too much, indeed.


2021-04-12 『自分はマスクの効果を1mmも信じていないけど、マスクの効果を信じている人の為にマスクをする』という行為

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

ただ、今の私は、現在、信頼できるお医者さんからの情報や、自分なりの全力の文献調査や数値分析の結果として

However, form the information from a doctor that I have trusted, and as a result of my own all-out papers research and numerical analysis,

『マスクは、新型コロナ感染防止に、絶対的な効果がある』

"Masks are absolutely effective in preventing new coronary infections"

ことを、絶対的なレベルで確信しています。

I am absolutely convinced that.

その根拠は、

The reasonings behind this are,

for this, and

for this, and

for this, and

for this, and

for this, and

for this,

構成と校正と調査と執筆です。

they are composition, proofreading, research, and writing.

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人の言うことを鵜呑みにするのではなく、教えて頂き、自分で調べて考えた結果として、自分で記述した結論なのだから、

I don't just believe what people tell me, I've been taught, I've done my own research, I've done my own thinking, and I've written my own conclusions.

『その結果が、未来で笑われるなら、それでもいい』

"If the result is laughed at in the future, I don't mind it"

と、開き直れる自信があります

I will defiantly declare in the future.

逆に、過去の私を嗤う未来の人間たちに対して、

On the other hand, to the people of the future who laugh at me in the past,

『お前たちの、今の常識だって、未来では笑われることになるかもしれない』

"Even your present common sense may be laughed at in the future"

『お前たちは、"常に、自分で考えて行動をした結果だから、それでいい"、と言い切れるだけのことをやっているのか?』

"Are you doing enough to be able to say, "It's always the result of my own thinking and action", so it's okay'?"

と、論争をふっかける準備すらあります。

I am going to be even prepared to argue with them.

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今回のコロナ禍においては、私は「圧倒的にマスクの利用をお勧め」しています。

In the case of the corona disaster, I "overwhelmingly recommend" the use of a mask.

なぜか。

Why am I doing ?

費用対効果がお話にならないくらい高く、サンクコストが果てしなく小さいからです。

This is because the cost-effectiveness is unbelievably high and the sunk costs are endlessly low.

マスクをして得られるメリットと、マスクをしないで失うデメリットが、14万7000光年くらい差があるからです。

This is because there is a difference of about 147,000 light years between the advantages gained by wearing a mask and the disadvantages lost by not wearing a mask.

すなわち、「激烈な苦痛、重篤、最悪死亡」 v.s 「10年後の未来の瞬時(数秒)の嘲笑」です。

In other words, "intense pain, serious illness, and worst death" v.s "instant (seconds) ridicule 10 years in the future".

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まあ、マスクの使用を選ぶのは「あなた」ですが ――

Well, it's "you" who chooses to use the mask, or not -- however,

だからといって、『あなたが、どこでも、自由に、マスクをしない権利がある』という話にはなりません。

that doesn't mean that "you have the right to not wear a mask, anywhere, at your will"

上記の費用対効果の話には、「あなた以外の第三者」が含まれていないからです。

This is because the above cost-benefit discussion does not include "third parties other than you".

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自然な考え方として、

As a natural thought,

『自分はマスクの効果を1mmも信じていないけど、マスクの効果を信じている人の為にマスクをする』という行為は、

The act of "I don't believe in masks at all, however I wear masks for people who do believe in them" is

■別段、自己矛盾でも、自己欺瞞でもなく、

- neithor self-contradictory, nor self-deceptive,

■社会通念上の常識的な行為であり、

- a common act in the socially accepted sense,

■お互いに気持ちの良い社会を構築する、超・超・超低コストなアプローチ

- a super, super, super low-cost approach to building a mutually pleasant society

です。

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とまあ ――

And well...

この程度のロジック(コストと社会通念の計算)もできない「絶望的かつ壊滅的なバカ」が、まだまだ残っているんだなー、と、心底呆れ返っています。

I am truly dismayed that there are still some "hopeless and devastated idiots" left who can't even do this level of logic (calculating costs and social conventions).


2022-04-12 『たった一人の読者に届けばいい』

「できるはず」と「できた」の間には、雲泥の差がある ――

"There is a world of difference between 'can do' and 'done'"

これは、全ての物事に共通することかと思いますが、特に「モノ作り」においては、絶対的な事実です。

I think this is common to all things, but especially in "manufacturing," it is an absolute fact.

『プログラムの構成要素が揃ったから、あとは組み立てるだけ。これでシステムは完成したも同然』という気持ちに浸りたくなります。

The program's components are here. So all I have to do is assemble them. After that, It is tempting to feel as if the system has been completed.

しかし、実際はこれまでのパーツ設計・製造と同じ、あるいは、そのトータルコストを越えるコスト(苦労)が発生します。

In reality, however, the cost (hardship) becomes the same as or exceeds the total cost of conventional parts design and manufacturing.

システムは、動かなければ、ただのゴミです。

If the system does not work, it is just garbage.

―― さて、始めるか(ため息)

-- Well, let's get started (sigh)

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最近は、お風呂にタブレットを持ち来んで、二次創作小説を読んでいます。

Recently, I bring my tablet to the bath to read "side story".

それにしても、二次創作小説には、話を完成させずに、途中で放置しているものが、多数散乱しています。

However, there are numerous scattered items that have been left in the middle of the story without completing it.

広げてしまった話を、収集や回収できなくなって、放り投げてしまう、ということも理解できます。

I can understand how a story the writer spread around, and no longer be collected or recovered, and finally they throwed it out.

それに『完結させないで放置する自由がある』 ―― これがプロとアマの違いでもあるでしょう。

Besides, 'they have the freedom to leave it unfinished' -- this is probably the difference between professionals and amateurs.

と言いつつも、読ませて貰っている身分で、文句を言うのは傲慢ですが ―― どんな結果になろうとも、物語はキチンと完結させて欲しい、と思います。

It is arrogant of me to complain as a reader, but I would like to read the story completed properly, no matter what the outcome.

-----

ただ、感想(賞賛や批判)も全くやってこない中、文章を書き続けるというのは、かなりの苦行であることは、知っています。

However, I know that it is quite a struggle to keep writing when no feedback (praise or criticism) comes at all.

『お前の小説なんか、読みたくない。さっさと止めてしまえ』という暗黙の圧力を受けているような気持ちになります。

"I don't want to read your novels at all. Stop it". You might feel as if you were under unspoken pressure.

よく分かります。

I can understand it well.

これって、本当につらいですよね。

This is really hard.

私も、コラムをリリースする度に、そういう想いに至ることがあります。

I also come to that thought every time I release a column.

そういうあなたに、是非、私の想いを届けたいです。

I would like to share my thoughts with you.

'Reach just one reader'

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私は、こういう気持ちで、毎月コラムを寄稿させて頂いています。

I contribute my monthly column with the thought.


2023-04-12 『他人の作ったプログラムを、安易に流用すると、こういう怖いリスクが待っている』

I was boldly misinterpreting http.HandleFunc() in the GO language.

加えて、長期間ウソを垂れ流してきました。

In addition, I have been lying for a long period of time.

本当に申し訳ありません ―― が、誰からもクレームが付かないということは、もはや「オオカミ少年」と同じ扱いなのかもれれません(単に興味がないだけかも)

I am truly sorry -- but the fact that no one has complained about it suggests that it is now treated like the "boy who warned wolf coming" (or maybe they are just not interested in it).

私、これでも研究員なので、ファクトチェックには気を付けるようにしているです。まあ、努力目標ですが。

I am still a researcher in this, so I try to be careful about fact-checking. Well, it is an effort goal.

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I was able to discover this because of a malfunctioning program I created.

というか、『今まで、よく問題なく動いてきたなぁ』と逆に感心してしまったくらいです。

In fact, I was so impressed that I was even saying to myself, 'How has it been working without any problems up to now?

これまで専用端末として使っていたものを、公開サービスに作りかえようとして、今回の発見に至りました。

I came to this discovery in an attempt to recreate what I had been using as a dedicated terminal into a public service.

ですが、私は、すでに間違った解釈のプログラムを、バラまいています。

But I am already spreading around a program that is misinterpreted.

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『他人の作ったプログラムを、安易に流用すると、こういう怖いリスクが待っている』

"If you easily use a program created by someone else, this kind of scary risk awaits you."

ということは、覚えておいて欲しいです。

So, please keep that in mind.

決して『言い訳』ではありません。

It is never an 'excuse'.


2024-04-12 ―― 平城京 → 長岡京 → 平安京のように頻繁に遷都をやらかした、桓武天皇の官吏(官僚)よりはマシ

新年度に入って、色々な新しい施策が打ち出されて、試されています。

Various new measures have been put and tested in place in the new fiscal year.

私は『会社の犬』なので、発言は差控えますが、

I am a "company dog," so I will refrain from speaking out,

―― 平城京 → 長岡京 → 平安京のように頻繁に遷都をやらかした、桓武天皇の官吏(官僚)よりはマシ

"Better than Emperor Kanmu's officials (bureaucrats) who frequently moved the capital from Heijo-kyo to Nagaoka-kyo to Heian-Kyo."

と、思うことにしています。

I'm going to think about it.

(Reference: Choice of Heroes - NHK "Series: Heian Period (1) The Thousand Year Capital Begins Here: Emperor Kanmu's Ambition to Move the Capital to Heian Japan")