日本中で大ブームにになった、韓国ドラマ「冬のソナタ」で、「ヨンさま」は、我が国で著名になりました。
私の「冬のソナタ」の連続試聴時間は、最終回の7分だけなので、このドラマを評価する資格はありません。
大体、私は、恋愛ドラマが嫌いなので、仕方ありません。
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しかし、今年の1月から、我が家では「ヨンさま」ブームを、この『私』が牽引しております。
「大王四神記」の第1回目を視聴した時の衝撃は、これまでの歴史ドラマの概念を吹き飛ばすものでした。
その後、NHK BS2で再放送されけたこの歴史ドラマは、嫁さんと私のダブルチェックの元、厳重に録画管理され、現在も、ハードディクレコーダからの削除が許されていません。
我が家では、同一ドラマの第2クールが始まっております。
6歳と10歳の娘と嫁さんと私が、1時間10分の間、無言でテレビに見入っています。
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NHKも大河ドラマで、日本書紀をテーマに、この程度の壮大な規模の作品を作ってみましょうよ。
受信料問題を吹き飛ばすくらいの勢いで。
私、ドラマが嫌いで、アニメを見るのが好きです。
嫁さんは、この真逆です。
従って、夫婦でテレビを見るというのは、かなりのレアケースです。
「なんでかな」と考えてみたのですが、アニメというのは、結構いい技術研究ネタが仕込まれているからかもしれない、と考えてみました。
ロボットとか、戦艦とかでは、それなりの機械工学の知識が含まれていないと、理系男子でなくとも、薄っぺらく感じてしまいます。
時空間(タイムトラベル)ものにいたっては、相対論やら量子論までもを配慮したシナリオが記載されているし、遺伝子関係についても相当の専門分野の話が入ってきています。
『見ていると、なんか賢くなった気がする(正確には、分かったような気がする)』という魔力が、(ある一部の)アニメにはあるのです。
特に、私のように、技術ネタでコラムを書く人間にとっては、ネタ元としては、結構、舐めてかかれない程の情報が含まれているんですよ。
・・・というのは、多分建前で、まあ、好きなんですよ、私は。特にSFのアニメは。
ただ、私の嗜好が強すぎて、同時に2つ以上のアニメを継続して見る、ということが滅多にありません。
もっと技術的に難しくて、専門的で、基本的には筋が通っていて、技術者が主人公である。そういうアニメは、なかなかないものでしょうか。
# イメージとしては「さよならジュピター」だけど、映画化だけでなく、アニ化メまで失敗されたら、私は立ち直れない。
さて、それはさておき。
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SF以外のアニメの設定では、「不良」「部活」そして「生徒会役員」を扱うものが多いようです。
部活も、かつてはスポーツ部と決まっていたものです。
しかし、最近では、文系も多くなっていますね。漫研、文芸部、ブラスバンドなどはあったのですが、軽音、古典部、かるた部とか、(すみません。ちゃんと見ていません)
―― すごいダイバーシティだ、と思います。
私の世代から見ると、このダイバーシティ(またはバラエティ)は、とてもうらやましい。
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ダイバーシティと言えば、今や「武装する図書館のアニメ」まであるくらい(すみません。見ていません)なのですから、どうでしょう、いっそうのこと、
○政権党(内閣を含む)と野党を取り扱うアニメ
○島の領有権を争う多国間の思惑を取り扱うアニメ
○列強によって分断された国家を取り扱うアニメ
など、誰か企画してみませんか。
なんか、ツイッターを追ってみると、どうもこの手の話題になると、表層的な感情論で、簡単にヒートアップする内容が多くて、正直うんざりしています。
なんの為に、私達は義務教育や受験で、世界史や日本史の勉強をさせられてきたのやら、と溜息がでてきます。
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「歴史」という教科の存在意義は
(1)過去において、この手の隣国間のトラブルなんぞ腐る程あり、
(2)概ね時間の経過(まあ、3ヶ月も必要ない)で軽く忘れ去られ、
(3)忘れ去られる前に、一部の馬鹿が火をつけて、時々回復不能な事態(戦争等)に発展させてしまったこともあり、
加えて、
(4)外交上「白黒はっきりさせない」という戦略が、過去において相当有効に働いてきた
という史実(歴史的事実)を学ぶものだと、私は思っています。
「いい国(1192)作れず、鎌倉幕府」などという、下らない暗記をすることが、歴史の勉強の目的ではないと思っています。
『今回の事件は、過去のあの事件に似ているなぁ』と冷静に把握し、可能な限りの背景事実を収集した上で、筋の通った論理的な主張をすることは、正しいかどうかはさておき
―― かっこいい、とは思う。
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ジオン公国と地球連邦政府(すみません。ガンダムのストーリー全く知りません)の歴史を知る、その気力の1/10で十分です。
隣国と自国の歴史を勉強してみることは、結構良い方法であるし、現実に必要であると思うのです。
でも、多分そんな、楽しくもないこと、誰もやりゃしませんよ。
ならば、いっそ、アニメという手段で、国際政治な動きの裏側を、軽いノリと笑いで表現して、隣国を理解するというのは、良い方法だと思うのですよ。
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いや、難しくないですよ。
我が国の首相や内閣のメンバ、隣国の大統領や中央政治局常務委員を、全員、
「美少女アニメキャラクター」
として制作すれば足ります(多分)。
半分くらいは、真面目な提案です。
私は、ITの研究員ではあるのですが、「スマホ」という名前の電話機能付きの小型情報端末が、好きではありません。
私は、これまでありとあらゆる情報端末を使ってきましたが、その中でも、突出して使いたくないデバイスが「スマホ」です。
殆どなにも生産しないのに、電気喰うは、時間喰うは、デバイス熱いは、そもそもサイズがデカイく、持ち難い上ので、電話として使うには、最低最悪。
最近、会社でも、管理職から「スマホ」の配給が始まったのですが、当然、そんなもの貰っても困るので、断わっています。
私がどこまで「ガラケー」を持ち続けられているのかは、電話機メーカの努力にかかっています。
しかし、もうどのメーカーも、「ガラケー」にやる気がないのはミエミエでして、私は、今の携帯電話を非常に大切に取り扱っています。多分、この携帯が壊れた後、私は、「スマホ」に追いやられることになるからです。
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私は、マニュアルを一度も読みもしないで、「使えない」と言い張る見苦しい中高年から老人の一群とは違い、きっちり検証した上で、「これはダメだ」と認定したのです。
ですから、私のような「スマホ忌避組」というのは、結構な人口があると思っています。
今、メインフレームビジネスが復権していますし、記録テープが海外でバカ売れしているようです。
「ガラケー」の復権は、必ずある。電話機メーカは、私を信じて下さい。
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と、実はここまでは、単に前フリで、ここから本論。
現在、「スマホ」を手に入れたい長女と私の間で、静かな戦争が展開されています。
名付けて「コールド・スマホ・ワー」
ちなみに、私は、小学生低学年の長女に、無理矢理携帯電話を持たせた保護者です。
学校が所持を認めていなくても、ランドセルの奥に押し込むように、持たせていました。
学校が禁止を強要してきたら、行政訴訟の裁判を起こすくらいの覚悟がありました。
私は、子供に電話を持たせることを、積極的に推奨している保護者なのです。
しかし、それは「ガラケー」で十分であり、「スマホ」である必要はありません。ですので、長女からの「スマホ購入」の要求にはガンとして応じていません。
『「スマホ」を買って欲しいなら、私を論破してみろ!』と言い続けています。
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最近、長女が、反撃に転じてきました。論旨は以下の通り。
■リアルタイム天気予報というアプリがある。
■これは、リアルタイムで雨雲の動きを把握するアプリであり、雨の降っている場所を、1km単位で把握できるものである。
■このアプリがあれば、自転車で、図書館から自宅に帰る時に、「雨の降っていないルート」を選んで、帰ってくることができる。
―― え? 本当にそんなことできるの?
―― そんなことが、本当にできるなら、確かに「スマホ」を所持する価値がある。
―― でも、本当か、それ?
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という話を、先日、職場で話したら、同僚たちが、その「天気予報アプリ」に関する情報を ―― 頼みもしないのに、送ってくるようになりました。
今、私の周りの同僚は、私の長女の弁護団となって、私の「スマホ不要論」のロジックを、脅かしています。
I make a home security system at my house by myself.
このシステムのコア技術は、20年近く前に特許権が消滅した、超レトロな通信システムを使っているのですが、十分に役に立ってくれています。
The core technology of this system is a super-classic communication protocol whose patent right had already expired. However this is useful for my system.
プラットフォームは、ネットワークから完全に切り離したXP上で動いているのですが、10年以上使っているうちに、デバイスの方がへばってきました。
The plat home is the Windows XP whose network connection is cut from the internet perfectly. However the devices of the system become to drop from exhaustion.
デバイスの故障の連続で、最近のシステムの稼働率は、低いレベルで推移しており、セキュリティの信頼性が、日々低下しています。
The system reliability becomes law and down day by day because of the series of the devices faults.
デバイスを新たに購入すれば良いのですが、日本の代理店が取り扱わなくなってきました。
If I get buy new one, there is no problem. However the distributor in Japan becomes not to deal with the device.
海外から輸入すれば良いのですが、そのコストが上乗せになるのが嫌ですし、規格の違う日本で動作しない可能性は高く、その場合に、返品に応じて貰えるとは到底思えんのです。
If I try to import them from abroad, I don't like to pay the additional fee. Then it is doubtful that the devices work well in Japan, because the specification of the device may not fit with Japan.
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それで、今、全く別の新しいシステムを考えています。
Therefore I am thinking over another new system.
概ねコンセプトも纏まったのですが、最近、それを構築するのが、
Thought I can finish the concept of the system, recently, I am going to feel
―― 面倒だなぁ
"Too much of a bother"
と感じるようになりました。
週末は、執筆に時間を持っていかれているし、システムの構築時間だけでなく、安定稼働を確認するのにも、結構な時間が必要なのです。
At every weekend, I have to spend my time for writing columns. Moreover the time is needed for not only system construction but also the maintenance.
検証用の機器も必要なので、色々な製造メーカに相談持ちかけているのですが、返事も頂けません。
In addition, I have to get a special instrument for the system validation. Though I sent mail to the maker company, unfortunately I cannot get reply at all.
「100万円程度の装置を、無償で1ヶ月貸して。壊さないから」という、ささやかなお願いしているだけなのですが。
I have just asked the company with this line “Please borrow me the instrument for a month for free. I am not going to destroy it".
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I think that
―― 関わりたくないんだろうなぁ
"They don't want to build up the relationship with me."
と思います。
「私の属している組織」とならともかく、「私個人」と関わりたい会社は、やっぱりないみたいです。
There seems to be no company that wants to make the relationship with me, as opposed to an organization I belong.
今朝、電車に乗っていると、吊革のバンドに
This morning I found a phrase
「スマホを捨てて、勉強環境を得る」
"discard smart-phone and get you learning environment"
at band of the hands-trap.
と書かれた予備校の広告が見えました。
It was an advertisement of a prep-school.
スマホ、携帯、PDA、はてはポケベル、ちょっと外れれば、飲み会、同窓会だのに至るまで、誰かとコネクションを維持したいという気持は、人間の本能みたいなものなのでしょう。
From smart-phone, cell-phone, PDA, Pocket bell, to drinking party, reunion party, people is like to keep connecting others, and it might be a kind of instinct.
だから「スマホを止めろ」といっても無駄なのでしょう。
So, any message of "Stop smart-phone" is going to be in vain.
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発想を逆転すればいいんですよ。
Let throw the concept in reverse.
スマホに現実世界を流しこんでしまえばいいんです。
We try to input our real world toward smart-phone.
■学生は、勉強時間に相当する間には、勉学に関する情報アクセスにしかできなくなるようにしてしまい、就寝時間がくれば、自動的にログオフしてしまう。
- Any students can only access information about their study during day time. and smart-phone is going to shutdown automatically at bedtime.
■交友関係も、教師や保護者の監視下状態におき、妙な人間からのアクセスは、バッチリログに残るようにする。
- According to communication about their community, their talks should be under the teachers and parents monitoring. Even if suspicious individual tries to communicate them, the log information is recorded perfectly.
■娘にかかってきた男からの電話は、(一定の確率で)父親に自動転送される。
-The call to a girl is going to transfer to her fathers phone at a certain rate.(It is a really gambling)
この程度のことは、現在のIT技術で、容易に可能です。
These function is easier to realize by present IT technology.
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だれが(特にティーンエイジャ)が、そんなスマホを使おうと思うものか。
Who (teenagers, in special) wants to use such smart-phone?
(To be continued)
ふと思い出しました。
I remembered a story suddenly.
随分昔の話になりますが、
This was much old story,
以前、安室奈美恵さんのヒット曲
After hearing Amuro Namie's hit song whose title was
"Can you celebrate?"
"Can you celebrate?"
という曲を、その曲の題目だけから、
From the title, when I said to my wife,
江端:「これってさあ、
"This song is, that
■結婚の決まった女性が、
- A woman who decide to marry a man,
■なかなか結婚を承諾してくれなかった元カレに対して
-tells an ex-boyfriend that had not quite accepted the marriage,
■『あんたさあ、私のこと祝ってくれるわよね、当然』といいながら、
-saying, "Needless to say, can you celebrate me, of course"
■結婚式披露宴に招待する、
-will invite to her wedding reception,
という、
■報復の哀歌(エレジー)、
-As a result, it is a song of retaliation of Lamentations (Elegy)
という理解でいいんだよね?」
isn't it?"
と、嫁さんに尋ねたら、
―― 嫁さんは、深いためいきを付いていました。
She gave a deep sigh.
お盆を過ぎるころから、心に黒いシミなっていた、夏休みの宿題。
From the end of the Bon event, I am afraid a black stain, that is called "homework for summer vacation" become spread out your mind.
そして、今、ようやく宿題の全体の量を見て、青くなっているティンーンエイジャの皆さん。
Dear you, of the teenager who looks pale with looking at the whole amount of homework.
その宿題が、夏休み中に実施不可能であったことを立証して、
Why do not you prove that you cannot complete homework during a summer vacation, and
―― 教師と紛争を起して、トラブルを法廷に持ち込んでみませんか
"would you try to conflict with your teacher, and cause a lawsuit
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実際のところ、無茶苦茶な量の宿題を出してくる、定量的計算のできない、教師は結構な数います。
As a matter of fact, there are quite a few low-teachers who can not quantitatively calculate a casual amount of homework.
実際、私は、
In fact,
■1日6時間、30日かけないとできないような、膨大な量の漢字の書取りをやらせた、中学時代の「ミヤモト」という創意工夫の能力のない教師と、
- A teacher named "Miyamoto" of junior high school teacher without creative ingenuity, who had done writing of an enormous amount of kanji, which can not be done unless it took six hours a day, 30 days a day,
■自分ですらできないような、英語の原書の翻訳をやらせた、高校時代の「シズカ」という、世界史以外のことは何も知らない教師
- a teachers named "Shizuka", who do not know anything other than world history of high school, made us translate the original book of words,
を、今でも、「憎悪」の想いで記憶しています。
I still "hate" them even now.
ティーンエイジャの頃、生真面目だった私は、この宿題を真面目に取り組んで、夏休みに、夏休みらしいことを何もできませんでした。
When I was a teenager who was serious, and working on this homework seriously, I could not do anything to play during summer vacation.
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
オーディエンスが一人もいない場所で、延々と一人自説を語り続ける狂人 ――
"A mad man preaching on the street above the heads of an audience"
それが私であり、私はそれがいいのです。
It is me, and it is good for me.
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"SNS"というのは、"町内会"みたいなものだと思います。
I think "SNS" look like "neighborhood association(NA)"
でもって、
And, both
「SNSに投稿する写真を見せつけられること」
"To be shown the posted picture from the SNS"
は、
and
「町内会の飲み会のカラオケで素人(しろうと)の歌を聞かされること」
"To be listened a song of an amateur in the drinking party of NA"
と等価であると思うのです。
are almost same.
素人(しろうと)の歌なんぞを聞かされるのは、正直、苦痛以外の何物でもありません。
To be honest, "to be listened a song of an amateur" is nothing but pain.
実際『これって、何に対する罪?』と誰かに聞きたくなりますが、「それを言ったらおしまい」です。
I always want to ask someone "What guilt of mine?",however, we have no future after the query.
それは言わないのが約束です。
"The less said about it the better."
歌っている人を責めるのは筋違いです。
It is irrelevant to blame the singer.
その飲み会を「欠席する」勇気がなかった、あなたが悪いのです。
You are wrong, because you have no guts to be absent from the drinking party.
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SNSとは、相手の都合を「一切考慮しない」情報発信システムであることが前提のシステムです。
I think that "SNS" is a information broadcasting system with anyone's convenience.
だから、SNSに参加しておいて、このようなこと(空港の写真)を非難するのは、
So I also think, after joining the system, blaming the picture like this(in an airport) is
―― ちょっとズルくないか?
"to behave dishonestly ?"
と、私には思えるのです。
(Continuation from yesterday)
人の話なんか聞かなくても、「数字」が、たくさんのことを教えてくれます。
Even if I don't listen to people, "numbers" tell me a lot.
そして、数字を使った「シミュレーション」は、比較的、精度の高い未来を教えてくれます。
"Simulation" using the numbers tells me the relatively accurate future.
数字の素晴しい点は、
The great thing about the numbers is
■不愉快な奴(矛盾を指摘されるとキレる奴)と会話しなくてよい
- I don't need to talk with unpleasant guys (who gets angry when their contradictions are pointed out)
■信念とか希望とか願望とか、そういうものを排除した結果が得られる
- I can get results that exclude beliefs, hopes, desires, etc.
それと、
In additon,
■山のように本や資料を読まなくて済む(仮説モデルが作れれば足る)
- I don't have to read a lot of books and materials (it's enough to create a hypothesis model)
という点にあります
但し、
However,
■計算前に徹底的な検討と、仮説モデルのデザインが必要となる
- I have to do thorough study and hypothetical model design that are required for calculation.
という点は、全く素晴しくありません。
It is a bad point.
しかし、そうしないと、プログラムが組めないので、そこは諦めるしかありません。
But if not, I can't build a program, so I have to give up.
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どうも、世の中には「シミュレーション」を勘違いしている人が多いようなので、この機会に説明します。
It seems that there are many people who misunderstand "simulation" in the world, so I will explain it.
私は、パソコンで「未来予知」している訳ではありません。
I'm not "predicting the future" with a personal computer.
『今後も変わらず、現在の状況を続けていったら未来がどうなるか』について、ただひたすら数字を回しているだけです。
I'm just turning the numbers about "what will happen in the future if we continue the current situation to the future".
これには、膨大な計算が必要なので、私が電卓を叩く代わりに、パソコンにやってもらっているだけです。
This requires enormous calculations, so I'm just using my computer to do it, instead of hitting the calculator.
もし、私が、1秒間に100万回電卓を叩けるのであれば、パソコンを使う必要はないのです。
If I can hit the calculator one million times a second, I don't need to use my computer.
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ですので ―― 『江端の未来予知は信じない』とかSNSに書き込んでいる人に、
So, for those who write on SNS, such as "I don't believe Ebata's future predictions", I want to say
『バカ言ってんじゃねーぞ。私は"予知"なんぞ、一度だってやったつもりはないぞ』
"You're stupid. I have never predicted a future before"
『私のやっているのは、単なる"(沢山の)計算"だ。本質は小学生の夏休みの宿題の計算ドリルと同じだ』
"What I'm doing is just many calculations. The essence is the same as the calculation drill for elementary school summer homework."
『私の計算結果を信じない? バカかお前は? 未来が計算通りにならないことは、この私が一番知っとるわ』
"I don't believe Ebata's future predictions", Are you kidding? I know that the future will not be as calculated.
と、申し上げます
(To be continued)
私は、一人で仕事をするのが好きです。
I like to work alone.
ですから、コラムの執筆は、私の性癖にあっているようです。
So, writing the column seems to be in my nature.
しかし、現在のコラムの執筆に関しては ――
But as for writing the current column,
編集担当者のMさん、量子コンピュータの監修者のTさん、そして、いわゆる「無礼な後輩」の御三方の支援なくしては、成立しません。
It wouldn't be possible without the support of Ms. M. as the editor, Mr. T as the supervisor of quantum computer, and the three so-called "rude junior".
ところが、Mさんを除いては、無償でご協力頂いている(クレジットの表示もご辞退されています)ので、大変心苦しいと思っています。
However, with the exception of Mr. M., I am very distressed by the fact that they has cooperated with me free of charge (and have declined to show credit).
だから、監修や査読のお願いに対して、締切等を申し上げられない立場です。
So it is hard for me ask them for deadline about supervision and peer review
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今回、「無礼な後輩」に対して、3回ほど、立て続けにフォローメールをしたところ、
This time, I sent three follow-up emails in a row to the "rude junior, and the call came back and
開口一番、
His first words are
『江端さん、嫌がらせですか』
"Ebata-san, are you harassing me?"
と、電話がかかってきました。
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そんな、ボランティアでご協力頂いている恩人に、事もあろうに『嫌がらせ』なんて、そんな不遜な気持ち ――
I don't like the idea of "harassment" for a benefactor who has volunteered to help me. Such irreverence is
「半分くらい」
"only the half".
しか、ありません。
私は、あらゆる、専制的、独裁的な国家が嫌い(×批判)です。
I hate (not "criticize") any, tyrannical, autocratic state.
その中でも、ポルポト、チャウチェスク、毛沢東、ナチス、が突出して嫌いです。
Among them, I dislike Pol Pot, Ceau Chesco, Mao Zedong, and the Nazis.
こいつらは、全部「子どもを利用した」からです。
Because these guys took advantage of the children.
ポルポトは、家族を引き裂いて、子どもを国家の施設にまとめて突っ込みましたし、チェウチェスクも同様のことをしました。
Pol Pot tore families apart and thrust their children together into state institutions, and Ceau Chesco did the same.
毛沢東は、文化大革命という「狂った内乱」を作り出し、思想的に未成熟な若者を暴徒(革命戦士(?))にすることで、自己の権力を保持しようとしました。
Mao Zedong tried to maintain his power by creating a "crazy civil war" called the Cultural Revolution and turning ideologically immature young people into mobs (revolutionary fighters?).
ナチスは、国内の子どもの洗脳によって、ヒトラーユーゲントという狂信的な少年兵を作り出しました。
By brainwashing children in Germany, the Nazis created a fanatical boy soldier named Hitlerjugend.
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家族とは、子どもを保護して、成人にさせるまでの養育プロセスを、金銭的利害とはかけ離れた観念『愛情』で行う実施主体です。
The family is the entity that carries out the process of protecting and nurturing a child to adulthood with a concept of "love" that is far removed from financial interests.
国家ごときに、ましてや、権力闘争に明け暮れる腐った為政者の手に、子どもを渡してなるものか ―― と、そう思っています。
I don't want my child to be in the hands of the state, much less corrupt politicians who spend all their time fighting for power.
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そう思ってはいるのですが ―― 『家族が子どもを殺している』という事実の前に、呆然と立ち竦みます。
I'm thinking it, however I'm stunned by the fact that family is killing their children.
"Ministry of Health, Labor and Welfare reports record number of child abuse cases, over 200,000 last fiscal year"
「虐待死57人、約半数が0歳児」の前に声を失います。
I was stunned that "57 abusive deaths, about half of them of 0-year-olds.
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「育児のストレス」、特に「子どもに対する怒り」というのは、理解できます。
"I understand the stress of raising children, especially the anger towards them.
正直に言って、あれは『愛情』なんぞを100倍の係数で軽く越える『憎悪』です。
Honestly speaking, that is "hatred" that surpasses "love" by a factor of 100.
―― この子を殺して、ぐっすり眠りたい
"I want to kill my baby, and get a good night's sleep"
と、一度も思ったことがない親がいたとしたら、是非お目にかかりたいものです。
If there are any parents who have never thought about such things, I would like to meet them.
"Parenting is torture" is as true as "Caregiving is hell".
ただ「育児拷問(睡眠系に限れば)」は、時限付きです。どんなに長くても2年。
However, "childcare torture (as long as it is sleep-related)" is timed. Two years at the most.
その日は、突然、靄(もや)が晴れるようにやってくきます。それは、お約束できると思います。
That day will come like a sudden clearing of the haze. I can promise you that.
どうか、その日を信じて、自分の子どもを殺す(あるいは虐待する)のは、留まって下さい。
Please believe in that day, and stay away from killing (or abusing) your own children.
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閉じられた密室の中で、子どもが殺されたり、虐待されている日常と比べれば
Compared to the daily life where children are killed or abused in a closed, locked room.
『まだ、ポルポトの方がマシなのか』
"Was Pol Pot still better?
などと、私に、一瞬でも思わせるようなことは、どうか勘弁して下さい。
Please don't make me think, even for a moment.
The matter of a chat discussion with Amazon's customer center
カスタマーセンタの『後ほど連絡します』を許さずに、「今すぐ調べろ」とゴネると、解決は早いです。
If you don't allow the customer center to say 'I'll call you later' and gong to 'check it up now', the solution will be reached soon.
メンタルヘルスに対する研究や理解は、日々進んでいると思います。
I believe that research and understanding of mental health is advancing every day.
もちろん、まだまだ十分ではないことは分かっています。
Of course, I know that it is still not enough.
メンタル疾患が誰にでも簡単に発生することは、「自分」で理解しています。
I understand that mental illness can easily occur in anyone.
In addition, I am aware that I have been both a victim and a perpetrator of mental illness.
現在のメンタルヘルス研究は、『加害者としての自己』という観点がスッポリ抜けているような気がします。
I feel that current mental health research is missing the perspective of 'self as perpetrator.'
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私、最近、
I, recently, I want someone to try
―― 歴史上の人物(特に日本史)における、特に戦国武将のメンタル疾患についての研究
"Research on mental illness in historical figures (especially Japanese history), especially warlords of the Warring States period"
を、誰かにやってもらいたいと思っています。
一応、Google Scholarで調べてみたのですが、ドンピシャと思われる研究論文は見つけられませんでした。
In the meantime, I checked Google Scholar but could not find any research papers that seemed to be downloadable.
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YouTubeで、大河ドラマのビデオクリップを見ているのですが、戦国武将の日常は、殺戮と裏切りと身内の粛清のオンパレードです。
I have been watching video clips of the Taiga drama on YouTube, and the daily life of the warlords was a parade of carnage, betrayal, and purges of their team.
そんな状態で、「武士道」だの「武人の誉れ」などと、綺麗ごとを言えるメンタルが、全然理解できません。
In such a state, I cannot understand at all the mentality to have said beautiful words such as "bushido" and "honor of the warrior."
ダブルスタンダードもいいところです。
That was typical double standards.
戦国武将は、多重人格障害をデフォルトで持っているとしか思えないです。
I can only assume that warlords have dissociative identity disorder by default.
I have determined that the most famous warlord in Japan was "bipolar," but I am curious to know what other warlords were like.
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限られた歴史文献だけを使って、戦国武将たちのメンタルを推定する、というのは、相当難しい研究だとは思います。
I think it is quite a problematic study to estimate the mentality of warlords using only limited historical documents.
しかし、その研究は、現在の私たちのメンタル疾患の治療法に寄与する、と思っています。
However, I believe that the research contributes to the current treatment of our mental illnesses.