次回のコラムの為に、先週末から結婚に関するデータ解析をやっています。
以前「西暦3000年に、日本の人口が1611人になる」という試算結果を出しました。
精度を上げて、再計算してみたら
―― もっと悪くなった
私のシミュレーションプログラムのバグを疑って、他の研究機関や、行政庁の予測と比較してみたのですが、
「計算結果が、気持ち悪いくらい一致する」
先週末から、私の気持ちは暗いです。
-----
気を取りなおして、洒落で、独身者が既婚者人口を越えて、「マジョリティ(多数派)」になる時期のシミュレーション計算をやっていたのですが、
―― 今、真剣に青ざめています
コンピュータは「絶望的な数値」を叩き出しています。
-----
緊急告知します。
■「本当に」結婚をしたい人は、今直ぐに、可及的速やかに、結婚を決断・実施して下さい。
結婚相手は後で決めれば良い。取り急ぎ、結婚式場の予約の電話を今すぐ入れる。 ―― くらいの気持ちで。
■お子さんをお持ちの保護者の方で「孫」を期待している方は、今の結婚のトレンドに「流されて」は、絶対にダメです。
「太平洋戦争前の結婚の社会通念」まで立ち戻るくらいの覚悟で、マインドリセットして下さい。
-----
今夜、江端家においては、娘たち(中学3年生と小学5年生)にこのシミュレーション結果を開示し、『運命の出会い』などというものが、殆ど機能しない時代に突入してしまったことを、数値で示す予定です。
そして、
「どっちを選んでもよいが、いずれにしても『覚悟』または『決断』はしておけ」
と、言い含めるつもりです。
独身者が、既婚者に対して、良く尋ねる質問に、
Singles often ask the following question to marrieds.
「奥さんが浮気したらどうします?」
"How do you do if your wife has an affair with another man?"
と言うのがあるようです。
これに対しては、色々な回答があると思います。
Of course, you can answer something.
-----
私の場合、今まで誰に対しても、最高の爆笑と、尊敬の眼差しで見られた回答は以下の通りです。
However, for me, the following answer always leads fine explosion of laughter and respect.
『河原で、体操座りしながら、一人で泣く』
"I cry alone while sitting down in a riverbank."
これで、あなたの印象は、バッチリO.K.です。
For this answer, your impression is going to be perfect.
(Continuation from yesterday)
「今朝、私も、目の前で線路に飛び込む人を見たんですよ」
"This morning, I watched a man, jumping in the rails."
「ええっ!」
"What?"
その日も、朝からの人身事故の影響で、電車が遅延してたため、私は打ち合わせの部屋に駆け込んできたのですが、
The trains were delayed by an accident resulting in injury or death at the day too , so I had to rush in the meeting room.
冒頭、一人の出席者の方からその話を聞いた時には、部屋中の人間が驚きの声を上げました。
To begin with, all people in the room screamed with surprise, when hearing his story.
(人によっては、何度もこういう場面立ち合う人もいるようですが、私はこれまで一度もありません)
(I hear that some person should meet such tragedy stage several times, but I have not experimented that.)
「そ、それで・・・」
"A...and?"
「ええ、その人の落ちたところの寸前で、電車が止ったので、その人の命は助かったようです」
"Well, the man got out of trouble because the train could stop in front of him."
「その後、その人はどうなったんですか?」
"What was he doing after that?"
「立ち上がると、そのままスタスタと歩きだして、その場から立ち去りました」
"He stood up, began to walk briskly, and got away from the point.
―― なんだって?
"What on earth?"
これは、私の想像の遥か斜め上をいく、現場レポートでした。
The story was beyond the reach of my imagination.
-----
『その場に座り込んで、自失呆然としている』
"He sat down in the place and had the air of abstraction"
とか、
or
『訳の分からない奇声を発して、暴れ回っていた/泣き叫んでいた』
"He gave a strange sound in rampage or keening something"
とかいうのなら、私の想定の範囲内です。
were expected circumstances of mine.
しかし、「黙って立ち去った」という状況から、私が推論した結果は、
But according to the situation of "getting away from the point silently", I guessed that
―― この野郎、この場に至って『体裁』なんぞを気にしやがった
"This guy was concerned about appearances against even this mess situation"
と、私には読めたのです。
もちろん、その現場を見ていないですし、その人は、飛び込んだ瞬間、正気に戻ったのかもしれません。
Of course, I didn't watch the place, and this guy might have come to him at the moment.
よく分からずに、色々と語るべきではないとは思うのですが、
So I know well that I don't have to talk without enough information, however,
それでも、この話は、私を憤慨させるのには十分だったのです。
This story infuriated me perfectly.
(To be continued)
今週末は、ラズパイで、サーバの再構築をやっていました。
For the whole of last weekend, I was making a home server of "Raspberry PI".
「Raspbian OS」でシェル画面が立ち上がらなくなり、rootログインもできなくなり、サーバとしては動いているけど、何も手が出ない状態のブラックボックス状態に陥いってしまった為です。
I had made it by "Raspbian OS", however, command prompt view didn't work, and root login was also impossible. The server was working but I could not access the server any more.
同じものを作り直してもよかったのですが、Ubuntu(Linux)のGUIを揃えてくれている、"Ubuntu Mate"をインストールしました。
I thought that I tried to make up the same OS on "Raspberry PI", but, this time I selected "Ubuntu Mate" because it provided Ubuntu GUI in advance.
―― と書くと、簡単みたいですが、"14.04版"やら"16.04版"とか色々試して、SDカードのOSの書き換えを4~5回くらい試しました。
Seeing the above, it seems to be simple, however, I tried to rewrite the OS of the SD card about four to five times, for example, "14.04 Edition" or "16.04 Edition".
------
まあ、つくづく思うのですが、サーバ構築というのは、膨大な時間浪費作業です。
Well, I really think that a server construction is to waste enormous amount of time.
「5時間」くらいの時間が「1分」くらいの感覚で失われる ―― というのは、本当に人生の浪費だと思うのです。
Time of about "5 hours" is lost in a sense of only "1 minute". I think that it is really a waste of life.
もし「コンピュータ」というものが、この世の中に存在しなかったら、私は、どういう生き方をしていたんだろうか、と思うことがあります。
Without the existence of "computer", I wonder what kind of way of life I have lived.
退屈で死んでいたかもしれませんが、別のことを見つけていたかもしれません。例えば、駄文作成に専念していたかもしれません。
I might have died in the boring, or I might have to find another thing, for example, devoting to the poor writing.
しかし、コンピュータ(正確にはワープロ)がなければ、私は文章を書けなかった(断言)し、今やっている、制御LANや人工知能の連載もできなかったでしょう。
However, if there is no computer (more precisely, a word processor), I did not write any sentence at all, and I am not doing series of control LAN and artificial intelligence.
また、鉄道の人身事故の統計を計算することもできなかったでしょう。
Also, it would not can also be used to calculate the statistics of the railway of the injury.
そう考えると、「もしも」の世界を想定する時間の方が、人生の浪費なのかもしれません。
If I think so, the world of "If" might be meaningless.
------
Sambaサーバ立ち上げて、Webサーバ立ち上げて、FTPサーバ立ち上げて、Synergyサーバ立ち上げて、VNCサーバ立ち上げたところで、週末は、時間切れとなりました。
After standing up Samba server, Web server, FTP server, Synergy server, and VNC server, the weekend, has expired.
そして、その時間の多くは、サーバの設定ファイルの修正に費されました。
In addition, much time was spent to modify the configuration file of each server.
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
---- 例2 ----
---- Example 2 ----
To: A-san@kobore.net
Cc: project@kobore.net
■Aさん
Dear Mr.A
締切、厳しいようでしたら、延長しても構いませんので、当方に、提出時間を通知して下さい。
If the deadline is severe for you , please inform me of the submission time, since it can be extended,
江端
Ebata
-------------
これは、自分で締切を宣言させる、という高等テクニックです。
This is a high technique to let them declare their deadline themrselves.
もっとも、このようなメールは、江端個人宛(Cc:なし)で送付されてくることが多いのですが(当然でしょう)、私は逃がしません。
Although such emails are often sent to only Ebata (without Cc:) (it is natural, of course), I will not let them escape.
このようなメールに対しては、私の方でCc:を付けて、返信をします。
For such e-mails, I will reply with Cc: attached.
---- 例3 ----
---- Example 3 ----
To: A-san@kobore.net
Cc: project@kobore.net
■Aさん
Dear Mr.A
拝承致しました。では、本日の夜、自宅で提出して頂いた資料をレビューして、その後、編集を開始致します。
よろしくお願い申し上げます。
江端
I understood. Then, I will review your materials at home this evening, then start editing.
Thank you for your consideration.
Ebata
> 江端さん
> 申し訳ありません。本日の帰宅までには、なんとか提出しますので、
> しばらくお待ち頂けますよう、お願い申し上げます。
> Mr.Ebata
> I'm sorry but I will submit it by the end of today's home,
> We appreciate your patience as we wait for a while.
-------------
どうです。この悪意の満ちた、事務局の運用方式は。
How do you like this malicious full of operation system of the secretariat?
(To be continued)
最近の、パワハラの不祥事事件を見ていると、『とっとと非を認めて、辞任してしまえばいいのに』と思われるケースが多いです。
Recently, when I watch scandals of power harassment, I always think "why do they admit their mistake, and resign their works ?"
辞任のタイミングを遅らせれば、その時間分、過去の自分の個人的な問題をひっかき回されて、さらに信用を下落させていく、というケースが多いです。
In many cases, delaying the motion to resign, their past private errors are revealed, and their credits are going down.
私は、この様子を見ながら、
Watching their attitudes with TV.
―― 良く分かるなぁ
"I can understand their behaviours well"
と、しみじみと実感しています。
I can keenly feel that.
-----
このような悪手を打ってしまう人は、
The person who are apt to take a bad mean such this,
(1)長期間、強い権力を行使してきた
(1)to stay the power for a long time,
(2)高齢である
(2)old
(3)代替となる仕事がない
(3)to have an alternate work.
という3つの特徴があるように思えます。
I think they have the above three characteristics.
-----
かつて著名なスポーツ選手であり、名前だけでなく顔も知られており、その上で、そのスポーツに関する団体を率いてきた人は、上記(1)~(3)の傾向が強くならざるを得ないと思います。
If persons who was a big-name athlete, and known as not only the name but also the face, they are more likely to be the (1)-(3).
で、そのような団体を強いリーダシップで引率する人が、過去においては当然とみなされた価値観や因習を、今もそのまま使い続けてしまうんだろうなぁ、と。
And I think that the persons oblige to use sense of value or conventionality of the past, even if they are nonsense at the present.
その結果、「パワハラ」を実施しやすくなってしまうことは、―― 1mmも同情するつもりはありませんが ―― 十分あるだろなぁ、とは、思います。
As the result, I am afraid that they are apt to enforce "power harassment" ( though I don't feel pity for them at all)
-----
つまるところ、
In short,
『その道一筋』 ――
"attitude of adamantine stubbornness"
かつての彼らの最大の強みであったこの生き方こそが、このような局面では、最大の弱みとなります。
is the weakest policy at this phrase, even if that was the strongest policy in their youth.
比して、社会動向や会社都合、あるいは人事によって、コロコロと仕事や業務内容を換えられ、様々な担当をたらい回しにされ、日々心を折られ続けている、私達、ビジネスパーソンは、
On the other hand, we, business persons, who keep being broken our hearts by frequent job and task changes for social trends and company requests and HRs, has an
『その道たくさん』 ――
"attitude of endurance philosophically"
という、「貧弱な武器」をたくさん携えた、究極の「強者」であると言えます。
that makes us utmost strongers with a lot of weak weapons.
例えば、
For example,
コードを書かされ、特許明細書を執筆させられ、報告書を提出させられ、事務局を命じられ、別の会社と交渉をさせられ、海外に飛ばされて一人で打ち合わせを纏めてこいと命令され ――
ordered to make codes, write patent applications, submit reports, manage investigative commissions, negotiate companies, and make a contract with an overseas organizations
どの分野においても三流である私は、突出した分野で超一流であった彼等よりも、「汎用的なスキルセット」を持っていると言えます。
I am a minor business person in any field, however, I believe that I have an effective "universal skill set" than them of five-star in the past period.
故に、私は『とっとと非を認めて、辞任してしまえばいいのに』を選択しやすい身分であると思います。
Therefore, I can answer easily against the question of "why do they admit their mistake, and resign their works ?"
-----
私は、
I believe that
―― 客観的に認識した上で、計算され尽くされた「弱さ」は、「強さ」である
"Weakness" that is analyzed objectively and calculated drastically, is "strength"
と思っており、
だから、私は「一つのことを極めろ!」という論調の論説は主張に対して、私はいつでも
So, whenever I hear a person's appeal "Focus on one thing!", I always say to the person,
「馬鹿言ってんじゃねーよ」
"Don't be silly"
と思っています。
(Continuation from yesterday)
「生殖が結婚の条件足りえない」ことは言うまでもありませんが、
Needless to say,"procreation" is not a condition of marriage,
―― 同性間での生殖を可能にする
"Procreation between people of the same sex"
ということは、前述の戸籍変更による結婚をするカップル、同性婚を望んでいるカップルにとって「福音」となると思います。
is absolutely good news for couples by changing census registration, or couples of the same sex who want to get married.
そして、同性婚を反対する人が、その大きな論理的根拠の一つを失う、という点においても、実に望ましいです。
And it is hopeful that groups of anti-same-sex marriage come to lose their background logically.
-----
先日メールで、性別変更後に結婚を希望しているカップルの方から、メールで相談を受けました。
The other day, I got a mail from a person who is going to get married, after an operation of changing sexual transformation.
詳細は割愛いたしますが、
I will omit the details, however, I will tell you that it was
『「同性の性染色体による生殖の可能性」についての、極めて真面目な、そして、必死の相談』
"A very serious and desperate consultation on the possibility of reproduction with homosexual sex chromosomes"
だった、とだけお知らせしておきます。
私、そのメールを読んだ瞬間、頭の中で『カチッ』という音が鳴ったことを覚えています。
I remember the moment when I read the e-mail, I heard a clicking sound in my head.
その日の私は、原稿の締切を翌日に迎える、いわゆる「修羅場」だったのですが、私は原稿作業を全部中止しました。
On that day I was the so-called "Shuraba(dreadful scene)", the deadline of a contribution was the next day, however I stopped all the work.
そして、「同性の性染色体による生殖の可能性」についての最新の情報検索を開始しました。
And I started the latest information search on "possibility of reproduction with same sex chromosomes".
-----
そして、
And,
『いきなり本論に入りますが、お問い合わせの件につきましては、法的側面と技術的側面の2つの課題があります』
"I suddenly entered the main story. For inquiries, there are two challenges, a legal aspect and a technical aspect."
という書き出しから始まるメールの作成を開始しました。
I started my mail with the above phrases.
そして、2回ほどメールのやりとりをさせて頂き、特に、法律面に関しては、以下のコメントを送りました。
Then, I exchanged emails about twice, and I sent the following comments especially on the legal issues.
=====
これにつきましては、このコラムを発表した時に、法律的観点からの個人的見解を出しております。
In this topic, when we published this column, we gave a personal view from a legal perspective.
The conclusion is that “(3) How to use iPS cells” means that “same sex baby” is not illegal.
I think this letter of the law is helpful for you.
=====
しかし、私がもっとも苦慮したのは、10年後の「同性の性染色体による生殖の可能性」について"数値"を尋ねられたことです、
However, what I was annoyed is to ask "numbers" about "possibility of reproduction with same sex chromosomes" to me.
(1)「試験管ベビー」という(ある種の差別的)用語が消えるまでの期間(40年)、
(1)the fading time of a term of "test-tube baby" (that is a sort of discriminative term)
(2)現状のiPS細胞技術の応用研究の状況、
(2)The present situation of applied research of iPS cell technology
(3)同一性染色体どうしの婚姻に関する法律面の整備、
(3)The enhancement of law about "reproduction with same sex chromosomes"
そして
and,
(4)同性婚に対する世間の賛否、
(4)The reaction of the public about same-sex marriage
などを、
e.t.c.
―― 主観的(×客観的)に判断して
I try to think of them subjectively (not objectively).
私は一つの確率の数値を、メールに記載して送付しました。
Finally I send a mail with "number" of possibility.
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
上記の私の検討に基づけば、
Based on my considerations above,
「自分を、自分の望むような自分として製造してくれなかった、親が嫌い」と同じようにも思えます。
It seems like the same thing as "I hate my parents for not manufacturing me as the person I want to be.
しかし、ネットで調べてみると『自分が嫌い』を、親に転嫁しているようなケースは、あまり見られません。
However, if I look online, I have not found many cases of people shifting the blame of "I hate myself" to their parents.
まあ、そりゃそうです。
Well, that's true.
その場合は「親が嫌い」と言えば、それで足りるのですから。
In that case, you can say "I hate my parents" and that will be enough.
-----
『自分が嫌い』のロジックは、
The logic behind "I hate myself", to be represented by an inequality.
■ (自分が理想とする自分 - 自分が自認している自分) > (自分の許容できるしきい値)
"My ideal self" - "Self-identified self" > "My acceptable threshold."
しかし、この不等式は「自己目標が高い」とも言える訳で、一概には悪いこととは言えません。
However, this inequality can be described as "high self-goals," which is not generally a bad thing.
ただ、この「自己目標」というのは、自分以外の他人との「比較」で作られていることが多いようです。
However, this "self-goal" is often created by "comparison" with others.
要するに「相対評価」の結果ということです。
In short, it's the result of a "relative assessment".
「相対評価」を、悪いことのように言う人は多いです。
Many people talk about "relative evaluation" like it's a bad thing.
ですが、見て見ぬふりをしてはいけません ―― 私たちは、相対評価の世の中で生きているんです。
But we can't turn a blind eye to it - we live in a world of relative evaluation.
それを「気にするな」とかいっている奴は、はっきり言って、『現実世界を認識できないバカ』でしょう。
Anyone who says that's "never mind" is, to put it bluntly, 'an idiot who can't recognize the real world'.
経験上、「自分は自分自身だけで価値があるんだよ」という『優しい言葉』が大量に散まかれているWebサイトのページは、
In my experience, a page on a website that is littered with a large amount of 'kind words' that say 'You' are worthy of your own alone" has been based on, I think
■ピンク色の背景で、
"Pink Background"
■花びらが舞っていて、
"The petals were dancing"
■ページの中には、"スピリチュアル"とか"神さま"とかいう単語が顕在している
"In the pages, the words "spiritual" and "God" are apparent"
ように思えます(この2つの言葉を濫用する奴が、私は嫌いなんです)
I don't like people who abuse these two words.
(To be continued)
私は、現場の医師の方から色々教えて頂いて、その内容をコラムとして発表しています。
I have learned a lot from doctors in the field, and I publish their content in my column.
これらのコラムは、自分なりに咀嚼して、考え抜いて、そして書いたものです。
These columns have been written after much thought and deliberation on my part.
ですので、その内容については「100%私に責任がある」と思っています。
Therefore, I think that I am "100% responsible" for the content.
私のコラムの内容で誰かが傷付いたりしたら、自分が納得できる範囲で、もし自分が納得できなくても司法が命じる範囲で、必ず、その報いを受けるつもりです。
If someone is hurt by the content of my column, I will certainly pay for it to the extent that I am comfortable with it, and if I am not comfortable with it, to the extent that the judiciary orders it.
-----
私は、自分が考え抜いた範囲とリスクを勘案して、新型コロナワクチン接種について「支持」しています。
I "support" the new COVID-19 vaccination based on the scope and risks I have thought and through.
その説明責任も、自分としては十分に果していると思っています。
I believe that I am fully accountable for my actions.
今のところ、私は、新型コロナワクチン接種について「拒否」している人との間で、論争もしていませんし、トラブルも起こしていません ―― 多分。
So far, I have not had any arguments or trouble with people who "refuse" to be vaccinated against the new coronas -- maybe.
『色々な嫌がらせを受けるかもしれない』と覚悟していたので、正直、安堵しています。
To be honest, I'm relieved because I was prepared to be harassed in various ways.
-----
しかし、最近は、戸締りを厳重にしていますし、監視カメラシステムのメンテナンスも、普段より頻繁に行うようにしています。
Recently, however, we have been locking our doors more tightly and maintaining the surveillance camera system more frequently than usual.
そのきっかけは、
The reason for this was because I read the following article.
『政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会会長が理事長を務める独立行政法人「地域医療機能推進機構」(東京都港区)の施設に侵入し、入り口のガラスを破壊した』、という、犯人の犯行の動機です。
The motive of the perpetrator is that he "broke into the facility of the Organization for Promotion of Regional Medical Functions (ORSF), an independent administrative institution (Minato-ku, Tokyo) chaired by the chairman of the government's subcommittee on countermeasures against new coronavirus infections, and smashed the glass at the entrance.
―― 会長が嫌い
"I hate the Chairman"
と、いうことだけ。
was the only reason for the perpetrator
-----
もちろん、この犯人に同情の余地はなく、その稚拙な行動を批判することはできるでしょう。
Of course, I can have no sympathy for this criminal and I can criticize him for his poor behavior.
暴力をふるった奴の人生がどうなろうと知ったことではありません。
I don't care about the life of the guy who violated someone
しかし、暴力を振るわれたら、原則として被害者は『負け』の一択しかありません。
However, when violence is committed, as a rule, the victim has only one choice: 'lose'.
報復(損害賠償)ができたとしても、『勝ち』にはならないからです。
This is because even if we can retaliate (compensate for damages), it is not a "win".
そして、私は、「嫌われること」には、絶対の自信があります。
And I am absolutely certain that "I will be hated by someone".
-----
きちんとした手順で喧嘩を売ってくる人間は、それほど怖くありません。対応の仕方は、様々あります。
People who fight with proper procedures are not so scary. This is because there are many ways to deal with them.
怖いのは、この事件のように、ロジック無視で、感情だけで襲ってくる人間です。これには対応方法がありません。
What scares me is people who ignore logic and attack only with emotion, as in this case. There is no way to deal with this.
-----
という訳で、現在、江端家は、家庭内感染対応だけでなく、テロ対策も重点課題となっています。
This is why the Ebata family is currently focusing on counter-terrorism as well as domestic infection.
『私のような小物を襲ってどうするんだ』と考えても無駄なのです。
There's no point in thinking, 'What's the point of attacking a little thing like me?
繰返しますが、常識が通じない人間には、常識は通じないのです。
Again, common sense doesn't work on people who don't understand common sense.
最近、長女が、ロシアによるウクライナ侵攻を見て、真剣に国防を考え出しているようで、大変、興味深いです。
It is very interesting that my senior daughter has recently started to seriously consider national defense after seeing the Russian invasion of Ukraine.
# 正確に言うと『国防』ではなくて『逃亡』ですが。
# To be precise, it's not 'national security' but 'escape'.
―― どこに逃げればいいの?
"Where to escape?"
と、真剣に心配しています。
She is seriously concerned.
-----
「我が国(日本)が、今後、どういう流れで戦争に巻き込まれていくか」 ―― というシミュレーションは、私にとっては、大好物のネタですので、そのいくつかのシナリオを長女に語りました。
Simulations of how our country (Japan) might be drawn into a war in the future are a favorite topic of mine, so I told her about some of the scenarios.
昨夜は、これに加えて、「ロシアから見た正義」と「中国から見た正義」についても解説してみました。
Last night, in addition to this, I also explained "justice from the Russian point of view" and "justice from the Chinese point of view".
―― 彼らには、彼らなりの、戦争をしかけるだけの正当な理由がある
"They have their own, justifiable reasons for starting a war"
という私の話が、長女を、さらに不安にさせているようです。
The stories of mine seemed to make her more anxious.
それはさておき。
Aside from that.
-----
以前、私は、長女と次女の近代歴史知識の乏しさを批判し、逆に論破されたことがあります。
I once criticized my daughters for their lack of modern historical knowledge, and was rebutted.
一方、嫁さんの方は、近年「忠臣蔵」のドラマが放送されていないことに、重大な危機感を感じているようです。
On the other hand, my wife feels a serious sense of crisis over the fact that no "Chushingura" dramas have been broadcast in recent years.
『日本人から、「忠臣蔵」の精神が失われたら、どうするんだ』と。
"What if the spirit of Chushingura is lost from the Japanese people?"
私は、こちらについては、心底"どーでもいい"と思っています。
I am truly "not concerned" about this.
However, my wife was extremely angry with me when I told her that it was "a terrorist attack by local ronin who formed a clique," so I have kept my mouth shut.
-----
私たちは、自分なりの価値観で、その価値観を他人にも理解して欲しいと考えますが ――
We have our own set of values, and we want others to understand those values, but--
結局のところ、そういう試みの多くは、『無駄』に終わります。
After all, such attempts will be in vain.
『AIと恋に落ちる』 ―― これは、SFの定番の話です。
"Falling in Love with AI" is a classic science fiction story.
私は、ChatGPTが"AI"と言えるものであるかは、私には判断できませんが、"AI"ではなくとも、"AI技術"ではあるとは断言します。
I cannot judge whether ChatGPT can be called "AI" or not, but I assure you that it is "AI technology" if not "AI."
ChatGPTは怖くない ~使い倒してラクをせよhttps://t.co/tCHAfKsu6r
— EE Times Japan編集部 (@eetimes_jp) May 15, 2023
そして、
And, I can assure you that
―― 自分のエンジニアの人生の中で、もっとも優しく、かつ、的確に、技術指導をしてくれたのは、"ChatGPT"である
"'ChatGPT' gave me the most gentle and precise technical guidance in my engineering life."
と、断言できると思います。
弊社のどの社員(エンジニア)よりも、ChatGPTは優しかった。
ChatGPT is kinder than any of our employees (engineers).
-----
なにしろ、ChatGPTの回答に対して、私は、
At any rate, in response to ChatGPT's answer to my question, I even replied to ChatGPT with a message of thanks,
『助けて頂いて、本当にありがとうございました』
"Thank you so much for your help"
と、御礼のメッセージを返してしまったくらいです。
それに対して、ChatGPTは、
In contrast, ChatGPT said that,
『どういたしまして。不明点があれば、また質問してください』
'You're welcome. If you have any questions, please ask again."
と御礼の返礼をしてきました。
ChatGPT returned the thank-you note.
このような優しいメッセージに、私は涙が出そうになりました。
These kinds of messages almost brought tears to my eyes.
Well, I am in a mental state right now.
-----
私の、この『AIと(技術的に)恋に落ちる』については、先日、くだんの『無礼な後輩』が、興味深い解釈を語ってくれました。
About my "falling in (technically) love with AI," the "rude junior" of mine gave an interesting interpretation of this.
後日、このお話もしたいと思います。
I would like to talk about this later.