先日、カルト宗教のテロ事件の容疑者2名が逮捕されました。
それは良いことなのですが、今回の逮捕で、「指名手配写真の無力さ」を実感した人は、少なくないと思います。
「歳をとる」ということは、内面だけでなく、外見も「別人に変化していく」ということなのでしょう。
とすると、我々は常に異なる沢山の人生を、無段階変速(というか、変化か)しながら生きている、とも言えます。
そういえば、上記2名の容疑者の現在の年齢と思われる似顔絵も出ていましたが、全然、似ていませんでしたね。
まあ、そんなことはよくて、問題は、「指名手配写真の無力さ」を、以下に脱却していくか、ということですね。
これを、残された血痕から取り出されたDNA、生活パターン、心理状態から、適切な老化後の姿をを推定する研究が期待されます。
画像処理だけでは駄目で、医学、行動心理学などとの連携が必要になるのでしょう。
それはさておき。
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昨年、実家に帰省した時に、私の大学時代のアルバムを娘達に見せていました。
「この、かっこいい人がパパ? 嘘だ! 絶対に嘘だよ」と、二人の娘が同時に叫んでいました。
『なんで、私が他人の写真を、自分のアルバムに張らねばならないのだ』
と主張しながら(なんで、私がそんな抗弁する必要があるのだ?)、二人の娘は、ようやく納得したようですが、
―― これ(写真の私を見て)が、
―― これ(私の方を見る)になるのか
と、凄く残念そうに、私を見る視線は痛々しかった。
『月日というのは、本当に残酷なものなんだね』
と二人の娘の目が言っていました。
昨日、長女の大きな演劇大会が終ったとのことです。
昨夜は疲れ果てていたようで、私が帰宅した頃には、フラフラな状態でソファーの上に転がっていました。
今朝、部屋の中に干してあった洗濯物を見たら、
アニメの「魔法少女」(ほどハデではないが)が着るような衣装が、4着吊されていました。
舞台を鑑賞していた嫁さんによれば、早変わりの演出の為に必要だったとか。
―― 変身シーンでも演ったのだろうか?
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娘が何の役を演じたのかは、私は知らないのですが、
「仮想(アニメ)の世界でも、現実の世界でも、いろいろなモノを守る為に、(魔法)少女達は、酷く忙しく大変なのだ」
ということを、その「吊されている衣装」が語っていました。
私は、学生時代、パソコンショップで、店員とパソコンの講師として働いていました。
When I was a college student, I worked for personal computer shop as a sales clerk or a lecturer.
ですので、「恋愛シミュレーションゲーム」というゲームがあるのは知っていました。
So I know well that there is the game called "love simulation game".
そして、先日、「月間少女野崎くん」を見ていた時のことですが、その場面で、私は初めて「恋愛シミュレーションゲーム」なるものの概要を知りました。
The other day, I could know the concept of "love simulation game" when I watched an animation "Nozaki-kun, the monthly girl magazine".
感想。
My impression.
―― これは一体何をシミュレーションしているんだ?
What does this game simulate?
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Wikipediaで「シミュレーション」を調べてみたところ、
When I checked "simulation" by Wikipedia, the definition is
『何らかの実システムの挙動を、それとほぼ同じ法則に支配される他の仮想システムやコンピュータなどによって模擬すること』
"To simulate the behavior of the true system by other virtual systems or computers with the same law"
が定義のようです。
では、この定義を、「恋愛シミュレーション」に当てはめてみると、
I tried to apply this definition to "love simulation".
『ある現実の女性または男性の挙動を、それとほぼ同じ法則に支配される他の女性または男性やコンピュータなどによって模擬すること』
"To simulate the behavior of the true women and men by other virtual systems or computers with the same law"
となります。
細かいことを省きますと、シミュレーションとは、どのような形であれ、最終的には、「現実世界に投影されることを目的とした、仮想世界での検証」なのです。
Apart from the detailed issues, simulation is finally "an inspection in the virtual world to be reflected in the real world".
しかし、あのゲームの中に出てくるキャラクター達は、どこをどう見たって、現実世界に投影できるとは思えません。
However the characters in the game are not be able to be reflected in the real world.
あんな女性や男性が現実に存在したら ―― 恐いよ。
To begin with, it is fear if the characters exist in the real world.
(続く)
(To be continued)
昨日の続きの文章を、別のPCに忘れてきてしまいましたので、ちょっと別の話を。
I left today diary in another PC, so I will offer another small talk to you.
私は今「ダイエット」に関する連載を持っているのですが、そこで、
Now I have a serialisation of "diet" on the web site, and in the latest,
読者の皆さんに、
I asked readers of the serialisation to contribute the reasonable hypothesis of
「『痩身ダイエットは種の存続の危険があるのにもかかわらず痩身が美しいと認識されてしまう理由』を合理的に説明する仮説」
"the reason why we build an awareness that "diet body is beautiful" even the over-diet has a risk of continued existence of a species"
の寄稿をお願いしました。
名付けて
The title is
『私は読者に挑戦する!』
"I will challenge your logic"
です。
それはさておき。
By the way.
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週末、私は自分の仮説を、旧石器時代の古代人の体格データで検証していたのですが、その結果、
Last weekend, I studied about the data of Paleolithic man and woman body, and finally I decided
―― 江端仮説は棄却される
"My hypothesis must be rejected"
ことを確認しました。
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うーん、この後始末どうしよう。
Well, what should I do in the upcoming column ?
ちゃんと検証もしないで、仮説だけで大見得を切ると、こういう恥をかくことになります。
We are also going to stultify ourselves, if you gesture flamboyantly without verification activities.
直感は、多くの場合外れます。みなさんも、気をつけて下さい。
Please take care, because sixth sense doesn't work well in many case.
(Continuation from yesterday)
昔、聞いた話ですが、
The old day, I heard the following story,
それは、甲信越、北陸、あるいは、東北、諸説あるのですが、その「ある県」において、
in an election zone of a prefecture, some people say it is belonging Shin-Etsu, Hokuriku, or Touhoku area.
「今太閤」と呼ばれ、そして総理大臣に登りつけ、戦後最大級の疑獄事件で逮捕されるという、国会議員を輩出した、選挙区での話です。
In that area, there was a member of the Diet, who had climbed the promotion ladder to the prime minister, called a contemporary Taiko
そこでは、当時、テイッシュ(だったか、煙草の箱だったか)に、1000円札が捩じ込んで、有権者に渡すという、実にシンプルな選挙活動があったそうです。
I heard that there was a simple election campaign using tissue or tobacco box that inserted a bill, and distributing them to voters.
一言で言えば「賄賂」ですが、「投票したいと思う人が絶無」という状態にある私のような人間には、誠に、有効な手段だったろうとは思います。
It was "bribe" in a nutshell, and this method seemed to be attractive to a person who didn't have any candidate in their mind actually.
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まあ。「賄賂」は論外としても、投票率の低下は深刻な問題だと思っています。
"Bribe" is out of question, however, I am afraid that the decreasing vote rate is serious problem.
とにかく、私のような人間を、投票所まで運ばなければなりません。
At any rate, a special method is needed to bring the person like me, to a voting place.
■落選投票制度(落選させたい人間にマイナスの一票を投じることができる)とか、
- negative election( that means that giving minus one vote to make the loser)
■投票に来た人に便益を図る(お弁当を配る等)とか、
- providing facilities to the person who come to a voting place (for example, giving a lunch box to them)
色々な施策も考えられるのですが、
Or we can come to think other methods, however,
本来あるべき民主主義の投票制度の趣旨から考えると、
from the viewpoint of fundamental democratic election, I can understand
―― 何もしない
"nothing"
が正解だろう、というのは私にも分かります。
is a right answer.
(To be continued)
先日、浜松の学会の最終日に、ホテル地下のインド料理屋にいったのですが、
At the last day of the academic conference in Hamamatsu, I went to Indian restaurant at the underground town of the hotel.
そうとう念入りに、「私は、そこらの日本人とは違うので」と断わって、全ての料理を激辛にして貰う旨、お願いしました。
At the restaurant. I asked the waiter to make all dishes super-spicy with saying "I am different from ordinal Japanese".
料理長が出てきて、感想を聞いてきたので、『美味しですが、もっと辛ければ、もっと美味しいと思う』と言ったところ、
When the master chief came to me and asking how I like the dishes, I said to him "these are very great, however, if the more they are hotter, the more I can enjoy them".
その後、彼は、真っ赤な液体と、真っ黒なゲル状の、香辛料を出してきてくれました。
After that, he put both a cardinal red liquid and a jetty gelled mass to me.
それらの香辛料は、単に「辛い」だけはなく「旨」かったです。
The spices condiments were not only "hot" but "delicious".
これを、カレーに混ぜたり、スパイシーチキンに付けて、口いっぱいにほうばり、
I mixed them in curry, added them to spicy chicken, and stuffed them into my mouth.
I could pass the time away, with feeling
―― 至福の時
"hour of bliss"
を過してきました。
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最近の私の「辛い食べ物」への指向(嗜好)は、ちょっと度を超えていると思います。
Recently, I think my orientation and preference to spicy-food is going to be excessive.
そば、うどん、ラーメンには、おおさじ1杯以上の、赤唐辛子の粉末をぶっかけていますし、
I sprinkle more than one cup of red chili powder with soba, udon and ramen.
食料品店で、辛み成分を含む珍しい食材を見つければ、必ず購入しています。
If I find unusual foodstuff including spicy ingredients at the grocery store, I are always purchasing.
(To be continued)
(1)通夜の喪主挨拶
(1)Greetings of my father's wake
『本日はお忙しいところ、お集り頂き誠にありがとうございます』
"Thank you very much for your time, even you are busy today"
『生前は、父、江端一夫と、親しくして頂き、本当にありがとうございました』
"I really appreciated it that you had a close relationship with my father, Kazuo Ebata"
『ここで、少し父の最期の様子を皆さんにお知らせさせて頂きたいと思います』
"Here, I would like to let you know a little story about my father's final appearance"
『父は、昨日、午前6時に、静かに息を引き取りました』
"My father quietly took his last breath at 6 AM yesterday.
『まだ、寝ているだけではないのかな? と疑ってしまうほど、大変・・・健やかな顔で・・苦しんでいる様子も・・・』
"Is not he just sleeping?" It is hard for me to believe it ... He was a healthy face and did not seem to suffer... "
この時、私は、昨日の朝、病院に到着し、『1分間だけ』と決めて、病室ですでに息を引きとった父の顔に抱きついて、大声で泣いたことを、思い出していました。
At this time, I remembered that I arrived at the hospital yesterday morning, I cried out loudly, hugging my father's death face, decided to be "only one minute".
私は、次の言葉を発することができなくなり、10秒以上も嗚咽をし続けるという ―― 私としては、滅多にない経験をすることになりました。
I was unable to put the following words out, and kept choking up for more than 10 seconds --- For me, I got rare experiences.
私は、司会もプレゼンも学会発表も、全く緊張せずに、ベラベラとしゃべり続けることができる、非典型的な日本人なのですが ―― 私の記憶している限り、生まれて初めて「スピーチの中断」をしてしまいました。
I am a non-typical Japanese who can continue talking by several presentations at conferences or ceremonies. However, as long as I remember, I had "interrupted my speech" for the first time in my life.
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その後、2~3回、深く深呼吸をした後、私は、挨拶を再開しました。
After that, I took a deep breath a couple of times, I resumed my greetings.
『お見苦しいところをお見せして、大変失礼致しました』
"I was very sorry that I showed you something ugly"
『父が酷く苦しむことはなく、息を引き取りましたことを、ここにご報告申し上げます。皆様には、どうか御安心頂きたいと思います』
"I will tell you here that my father never suffered seriously and he took my breath. I would like to have peace of mind for you"
『簡単ではございますが、喪主の御礼と挨拶とさせて頂きたいと思います』
"It is easy, however I would like to express my gratitude and greetings to you"
『本日は誠にありがとうございました』
"Thank you very much for today"
私が御礼の挨拶を終えて、顔を上げると、多くの参列者の方が目を潤ませており、親戚もハンカチを目に当て、私の家族に至っては ―― 私以上の状態になっているようでした。
When I finish my greetings and raise my face, many participants got misty-eyed, relatives also held a handkerchief to their eyes, and my family were --- more than me
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通夜の後、私は喪主として、葬儀会場に宿泊することになっていたのですが、その前に、家族を車に載せて、宿泊先の実家に送り届けました。
After the evening, as a mourner, I had to stay at the funeral hall. Before that, I put my family on the car and sent it to my parents' house.
その時、嫁さんからは、
At that time, from the wife, she pointed out
「パパ。『健やかな顔』じゃなくて『安らかな顔』」
"Not a "healthy face" but a "peaceful face"
と、指摘され、
娘からは、
From my daughter, she said
「パパが人前で泣くとは思わなかったので、本当にビックリした」
"I really was surprised because I did not think you would cry in public"
と言われました。
(Continuation from yesterday)
私は「もったいない精神」の(というか、単なる「ケチ」の)神です。
I am a god of spirit of "Mottainai".(Correctly speaking, I am just stingy)
秋葉原でも、新品のPCではなく、あやしげなジャンク屋のPCのパーツに恍惚感を感じる人間です。
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In the Akihabara area, I don't want to go to PC shop, but feel ecstasy in the part of PC of a dangerous junk store.
私は、自分の死後、体全体の献体(髪の毛から爪の一本に至るまで)(*)を希望しているくらいです。
After my death, I hope for the whole body's dedication (from hair to one nail) (*).
大部分が壊れていないテレビを廃棄することは、なんともやりきれません。
I should have an unreasonable feeling to discard the TV that is largely unbroken.
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(*)但し、絶対的な意味において、実験用献体としての提供を拒否します(1mm^3 たりとも)。
However, in an absolute sense, I refuse to provide as an experimental dedication (at least 1 mm ^ 3).
(*)私は「体の一部だけでも延命」するという野望を達成したいだけで、誰かの役に立とうという善意は絶無です。
I just want to achieve the ambition to "last life even with only part of the body", and I have no intention of someone's help.
(*)加えて、知性や知能の程の分からぬ、見たこともない若造の、勉学や研究の為に「触られる」と考えるだけで、おぞましい不快を感じます。
In addition, I feel terrible and unpleasant just by thinking that my body will be "touched" by young people for their studying and researching, whose intelligence or intelligence is unknown.
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しかし、私も、そこそこのITのプロフェッショナル。
However, I am an IT professional.
「もしかしたら」と、クーラーの冷気をテレビに直撃させたら、機能の一部が回復しました。
I felt "maybe it is...", I let the TV hit the cooler air directly, and some of the functions were restored.
『やはりそうか』と思いました。
I thought, "it is sure"
これは、いわゆる「熱暴走」という奴です。
This is a so-called "heat runaway".
これは、パソコンでは良く出会う現象で、夏場に多く発生します。
This is famous phenomenons, encountered on personal computers, which often occurs in summer.
もっとも、熱暴走が発生するということ自体、すでに、コンピュータがヘタってきている証拠です。
However, the occurrence of heat runaway itself is evidence that computers have already gone down.
このような冷却方式は、場当たりの対処ではあります。
Such cooling methods are ad hoc.
しかし、少なくとも、「江端家の次期メインテレビ」を選定するまでの、時間かせぎにはなっています。
However it's a time for me to select the Ebata's Next Main TV, at least.
自動車であれ、バイクであれ、事故に遭遇する確率が、運転時間や運転距離に比例して大きくなることは、当然のことです。
It's natural that the probability of encountering an accident, whether in a car or on a motorcycle, increases in proportion to the amount of time you drive and the distance you drive.
もちろん、運転時間や運転距離に比例して、運転技術が向上することもありますが、その値には上限があります。
Of course, your driving skills may improve in proportion to the amount of time you drive and the distance you drive, but there is an upper limit to that value.
「無限に運転技術が向上し続ける」ということはありません。
There is no such thing as "improving driving technology endlessly".
ですので「交通事故を起こさない為には、運転時間と距離の値をできるだけ小さくすること」が正解です。
Therefore, the correct answer is "to keep driving time and distance as small as possible in order to prevent traffic accidents."
これは、単純に確率の問題です。
It's just a matter of probability.
コロナ禍における感染リスクも、同じことです。
The same is true for the risk of infection in corona disasters.
The correct answer is "a mask and hand washing are important to prevent infection, but more than that, do not contact people as much as possible."
これも、単純に確率の問題です。
It's just a matter of probability too.
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思うように外出できないというだけで、多くの人にはストレスが溜る日々だと思います。
It's a stressful day for many people just because they can't go out as much as they'd like.
人間は社会的存在 ―― つまり、集団として存在することを前提 ―― とされているからです。
This is because humans are supposed to be social beings -- that is, they are supposed to exist as a group.
しかし、今や、「集団」ではなく、「個」として行動することが推奨される状況になっております。
However, we are now encouraged to act as "individual" rather than as a "group".
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ところで、私、昔から「個」というか「孤」に抵抗がなかったように思えます。
By the way, I don't think I've always been resistant to "individual" or "loneliness".
小学生の頃から、下校時は、頭の中で色々な(中二病的な)ことを考えながら、一人で歩いて帰るのが好きでした。
Ever since I was in elementary school, I liked to walk home alone when I left school, with all sorts of (pretentious behavior) thoughts in my head.
友人と一緒に帰らなければならない時は、「今日は、(頭の中で)話を作れない」とガッカリしたものです。
When I had to leave with a friend, I was disappointed that I couldn't make up a story (in my head) today.
そもそも「複数の友人と遊ぶ」というのも、あまり得意ではなかったように思います。
I don't think I was very good at "playing with more than one friend" in the first place.
集団を纏めなければならない立場(例:生徒会会長)にあったときでさえ、「自分は一人」という意識が離れることはありませんでした。
Even when I was in a position where I had to organize a group of people (e.g., student council president), the sense of "I am alone" never left me.
デートの後の計画(例:深夜のゼミの研究室に戻ってデータ解析をする)を、デートの最中に考えていました。
I was thinking about a post-dating plan (eg going back to my lab at midnight to do data analysis) during the dating.
そして、コロナ禍が始まる以前から「孤食(ぼっち飯)」「孤読(ぼっち読書)」「孤考(一人ブレスト)」について、日記に書いてきました。
And before the Coronal began, I wrote in my diary about "eating alone", "reading alone", and "thinking alone".
つまるところ、私は「孤」であるということに、他の人よりも高い耐性がありそうだ、ということです。
After all, I am more likely to be more tolerant of being "lonely" than others.
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ただ、私は、これまで、その「弧」を自分の意志で選択してきました。
However, until now, I have chosen that "loneliness" at my own will.
「弧」以外の選択肢がなくなったときにも、同じ様に考えることができるのか、全く自信がありません。
I'm not really confident that I will be able to think in the same way when I have no choice but to be "alone".
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ともあれ、今や、「「孤」であるということ」が、望ましいこととして、社会から要請されています。
In any case, society is now demanding "to be a lone" as a desirable thing.
―― 私の半生は、このコロナ禍の時代に向けた準備期間であったのかもしれない
"My half-life may have been the preparation period for this coronal era"
と思うと、なんとも言えない皮肉を感じます。
When I think about it, I feel an indescribable irony.
I described the cervical cancer vaccine before (Dr. Shibata told me about it).
次女が、いわゆる「ワクチン騒動」に巻き込まれて、未接種になっていましたので、この夏休みに接種して来るように行ってあります。
My second daughter was caught up in the so-called "vaccine frenzy" and was not vaccinated, so I told her to get vaccinated during this summer vacation.
"As for the cervical cancer vaccine, I told my second daughter, who is the only one in our family who hasn't been vaccinated, to 'go get vaccinated now, go right away.
に記載している通りです。
as I wrote.
しかし、かつて工学部所属だった私からみても、次女の大学講義のスケジュールと内容が過酷すぎて、目も当てられず、「夏休みまで延期でOK」となっていました。
However, as a former member of the engineering department, I found the schedule and content of my second daughter's university lectures so demanding that I couldn't even look at them and said, "I'll just postpone it until summer vacation.
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子宮頸がんワクチン接種は、小学6年生~高校1年生までは無料ですが、それ以外は有料となります。
Cervical cancer vaccination is free of charge for 6th graders to 1st graders of high school, but there is a fee for all others.
といっても、「数千円程度だろう」と思っていたのですが、ざっと調べたところ、
However, I thought, "It's probably only a few thousand yen," but after a quick check...
"Approximately 50,000 yen for all three vaccinations"
でした。
正直、その金額のショックを受けました。
To be honest, I was shocked by the amount of money.
しかし、これは「ゼニカネ」の問題ではありませんので、「はよ行け」と言っています。
However, this is not a "money" issue, so I say to her, "Go ahead".
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I declare the following to my second daughter.
『費用は、当然、私(江端)が全額出す』
"Naturally, I (Ebata) will pay all the expenses".
『もし、副反応で障がい者になってしまったら、私(江端)が、お前(次女)を一生面倒を見る。
"If you become disabled due to an adverse reaction, I (Ebata) will take care of you (the second daughter) for the rest of your life."
「お前(次女)が死ぬまでは、私(江端)が死なないこと」を、最大の目標とする
"I (Ebata) will take care of you (the second daughter) for the rest of my life, and I (Ebata) will never die until you (the second daughter) die.
過食、飲酒、喫煙等は、今後も一切しない。毎日運動して、北極ラーメンも、年4回以内にする』
I will not overeat, drink, smoke, etc. in the future. I will exercise every day and limit my consumption of Hokkyoku-Ramen to no more than four times a year.
『副反応がでたら、お前は、一生涯、私(江端)に、呪詛の言葉をかけ続けて、生き続けろ』
"If you get an adverse reaction, you can continue to curse me (Ebata) for the rest of your life and stay alive.
と、宣言しています。
-----
年間3000人(30年間に換算すれば、ざっくり10万人)の女性の死者の中に、次女が入らないという保証は、どこにもないのです。
There is no guarantee that the second daughter will not be among the 3,000 women who die annually (roughly 100,000 over 30 years).
子宮頸がんに罹患して、打つ手なく、死んでいく娘を看取ることになるくらいなら、この程度のこと屁でもありません。
This is no big deal rather watching my daughter killed by cervical cancer and being able to do nothing.
コンプライアンスが叫ばれる昨今です。
Now "Compliance" is more and more important in our society.
今日、Twitterをボンヤリ眺めていたら
Today, when I had seeing Twitter's TL vaguely, I read the following line,
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『全然勉強なんかやってないよ」というつよつよエンジニアは、土日もバリバリコード書いてるのにそのことを勉強ではなく「遊び」とか「趣味」とか表現するから、駆け出しエンジニアの人は騙されないでください。
At the time a very strong engineer says "I'm not studying at all,", he/she writes code on weekends as well. They describe it as "fun" or "hobby" instead of studying. Please don't be fooled if you are a novice engineer.
=====
と記載されていて、心底『ドキッ!』としました。
I was really thrilled.
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ちなみに、私、今年のゴールデンウイークの9連休の全日、毎日12時間以上、コーディングしていました。
By the way, I was coding for more than 12 hours every day during the entire 9-day Golden Week holiday this year.
しかし、これは、『「遊び」とか「趣味」』です。
However, this is a '"fun" or "hobby".
『楽しかった』から、そう定義して良いと思い込んでいます。
I think that there is no problem to feel fun to do it.
でもって、現在、このコードによって私の頭の中に蓄積された『ノウハウ』は、現在、3つの案件に展開中です。
In addition, the "know-how" accumulated in my mind by this code is currently being deployed in three projects.
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私は、このことを公に言わないようにしています(時々、内々では言います)。
I am careful not to say this publicly (but privately).
コンプライアンス的に問題となる蓋然性が高いからです。
This might be occured as complience problem with high probability.
ですので、原則として、沈黙を続けています。
So, principle, I keep it silence.
特に若いエンジニアには、語らないようにしています。
Especially to an youth engineers.
『だって、江端さんが・・・』などと言われたら、私のキャリアは、最終フェーズで崩壊です。
My career would collapse in the final phase if someone said to others, 'Because, Ebata-san...' and so on.
立食パーティで、皿に残った最後の一つを食べるのに勇気がいる、と言われます。
It is said that at a standing buffet party, eating the last one left on the plate takes courage.
なぜ、『言われます』なのかと言うと、私には、勇気が『いらない』からです。
"It is said" is because I don't 'need' courage.
むしろ、廃棄食材問題に貢献している勇者として、片っぱしから食べまくってます。
Instead, as a braver contributing to the waste food problem, I eat it from one side of the table to the other.
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ところが、リモート会議で、退出コマンドを押す時には、私は勇気がいります。
However, in a remote meeting, it takes courage for me to press the leave command.
他の誰かが退出したことを確認しないと ―― それが一人でもいいのですが ―― 退出コマンドが押下できません。
Without confirmation that someone else has exited -- it might be OK for even one person -- I can not push the exit button.
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何が言いたいかというと、『人間の弱点は、人それぞれだ』ということ。
I want to say, 'Human weakness is different for each person.'
そして、『江端は結構なヘタレである』ということです。
And that 'Ebata is pretty cowardly.'
だから、皆さんは、もっと江端に優しくしても、いいと思うのです。
So, I think you all could be more gentle with Ebata.