新入社員の3年間以内の離職率だそうです。
この値を聞いた時は驚いたのですが、ちょっと調べてみると、30年以上も前から同じ傾向のようです。大卒30%、高卒50%、中卒70%で、安定しています。
まあ、私自身が、大学時代の友人の多くから、私が入社3年後も離職していなかったことを意外に思われていたようでした。
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こう見えても、私は下町工場の社長の子息。
下請け会社の悲惨な苦労を、目の当たりにしてきた当事者の家族です。
新入社員の頃には、勿論たくさんの嫌なことはありましたが、零細企業の地獄に比べれば、大手電機メーカ会社は天国みたいな所だと思います。
今でもそう思っています。
少なくとも、不法な暴力行為で問題解決図ることを生業とする、反社会組織の構成員が、工場に詰めかけたり来たりしませんからね。
私が末期のガンになったら、『ダイナマイトかかえて事務所に飛び込んで爆死しても構わん』と思うくらいの憎悪と怨念は、今でも残っています。
私のガンが確定したらご連絡致しますので、その折には、爆破ご希望の事務所を私にお報せ下さい。
閑話休題。
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さて、離職には色々理由はあると思います。やむなく逃げ出す必要もあるでしょう。逃げ出さないと、心や体が壊される場合もあります。こういう場合は一刻も早く逃げだした方が良い。
そのことについて、私はとやかく言う立場にはありません。
ただ、私としては、『会社に不満があって離職するのであれば、きちっと復讐してこい』とはアドバイスしたいです。
「殴る、蹴る」などの暴力による個人的制裁なんぞは、ナンセンスです。
それが反社会的行為であるとか、自分が刑罰の対象になるということではなく、それでは、酷く手緩い(てぬるい)からです。
どうせ、やるなら、その会社を倒産に追い込むようなネタを掴んで、そして、確実に完璧に会社を「潰し」てこい。
この程度のことができないなら、まだ離職するには早い、ということです。
―― というマインドで、20年以上、離職せずに仕事を続けている人間が、少なくとも、ここに一人います。
昔、「いきなり最終回」という本がありました。
コミックの最終回だけを集めた本です。
これが、興を削ぐものか、あるいは効率的であると評価するかは、当然、その人の考え方に因るとは思います。
私の場合、「問題なし」です。むしろ、好きな方。
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裁判所の判決文の場合、基本的に先ず結論から述べられます。
「主文、被告を死刑に処す」という、アレです。
判決文は全体的に長く、それを全部読み上げなければならないので、結構な時間がかかります(2~3時間も普通にある)。
そんなの、聞いている側からすれば「で!どっちなの!」と聞きたいでしょう。
まず結論を述べて、その後に理由を述べるという方が、被告も原告も傍聴人にも、利益があるという考え方なのです。
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裁判と創作を同一に論じることは、かなり無謀な話ではありますが、私は「下巻」から読み出すことができる人間です。
下巻を読み終えて、上巻を読んでいると「ああ、そういうことね」という風に、話がつながるという感じも、結構好きです。
映画でも、YouTubeでラストシーンを視聴してから、DVDを借りに行くというのは、普通にやります。
要するに私は、「判決」を先に聞いて、安心したい性格なのです。
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先日、図書館に、現在ベストセラーの本(上下)の予約をかけたのですが、
上巻の待ち行列が354人、下巻が223人となっていました。
過去の経緯からすると、多分下巻の順番の後、1月後に上巻が来ることになりそうです。
そもそも、上巻と下巻の待ち行列が、こんなに違うのは、「まず上巻を読みたい」と言う人が多いからだと思います。まっとうなスタンスです。
しかし、上巻→下巻というような「縛り」を自らに課すと、チャンスを逃すことも多いだろうとも思えます。
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正しい感動を得る為に、正しく物事を進めるのは大切ですが、とても時間がかかります。
短い時間で、沢山のことをやりたいのであれば、中途半端な感動を得る為に、中途半端に物事を進めることも、大切ではないかと思うのですよ。
例えば「不完全な知識を承知の上で、技術コラムを執筆して、リリースする勇気」とか。
人から文句を言われない完全なコラムを書くには、一本あたり20年くらいの時間は必要だと実感しています(本当)。
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今のように情報が氾濫し、かつ簡単に入手できるような時代にあっては、「正道」より「詭道」の方が、重要な場面が多いような気がします。
本日の日記は、本当の忘備録です。せっかく計算したのに無くすのがもったいないので、以下に残します。
Today's diary is a really reminder. I think it was a waste to have to eliminate the calculation. I leave the result as the follow.
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ちょっと気になって、事実婚の人口を調べてみました。
I tried to examine the population of the fact marriage.
データ絶無でした。
There is no data.
いーかげんな意見は沢山あったのですけどね。
I could find out a lot of ambiguity, though.
『たった1%なんていっている人がいる。これは政府の陰謀だ」
"Someone said that "the radio is only 1%, It is a government scheme"
『分かるだけないだろうが。1~2割に決まっているだろう」
"Who knows that, but it should range from 10% to 20%"
事実婚を届け出る手段がないのですから、データがないのは当然で、国勢調査でも出てくる訳がありません。
Since I do not have means to notify the fact marriage, no data is natural, there is no reason to come out in the census.
しかし、そうならそうで、自分で計算しようとは思わないのかと、不思議です。
I wonder why the above person try to calculate it by theirselves.
人を説得するものでなくとも、少くとも自分は納得できるだろうに、と。
The result make you satisfy yourself, even if it is not correct.
「分からなければ、計算してみる」ということで、今回も挑戦してみました。
Senior researcher Mr.Ebata's policy is "If you do not know, try to calculate". I tried on the challenge on this time.
手段は「電卓」。精度は「ザックリ感が分かれは良い」とし、細かいことは無視しました。
I use "calculator". "Roughly values are good," and I ignore the details.
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ネット上で拾ったデータをかきあつめて、引き算で算出するという方法にしました(というか、それしかない)。
I use the way to gather some data from the internet, and to calculate by subtracting.
■我が国の2010 年における「シングル・マザー」の総数は、108万2千人(http://www.stat.go.jp/training/2kenkyu/pdf/zuhyou/single4.pdf)
The total number in 2010 Japan's "single-mother" is 1,082 thousand.
■我が国の2010年における「シングル・ファーザー」の総数20万4千人(http://www.stat.go.jp/training/2kenkyu/pdf/zuhyou/singlef2.pdf)
The total number in 2010 Japan's "single-father" is 204 thousand.
■婚姻件数は3290万2千組(6580.4万人)
The sets of marriage number is 32.9 million.
■共稼ぎは1429万7千組、専業主婦世帯は1495万2千組(厚労省『国民生活基礎調査』(平成22年度))
The twin-track is 14.297 million pairs, and the full-time homemaker households is 14.952 million pairs.
ここでちょっと電卓叩いてみました。
I tried to calculate a little here.
===============
形式婚人口(女性)に対するシングルマザー人口の比率は、3.3%
The ratio of the single mother population to format marriage is 3.3%
形式婚人口(男性)に対するシングルファーザー人口の比率は、0.6%
The ratio of the single father population to format marriage is 0.6%
===============
数値としては小さい。
The number is small hopelessly.
シングルマザー、ファザーに対する保護が十分でない理由は、この比率の小ささもあるかもしれません。
The reason for this population's support is not sufficient, might there be small as this ratio.
(続く)
To be continued.
I set two displays in the pole which I installed in the thrust stick in the kitchen.
そのディスプレイで、連休に入ってから、実家でずっとNHKの動画ニュースを連続再生モードで見つづけています。
I continue watching movie news of NHK with consecutive reproduction modes all the time at the country house during this long vacation with the display.
そのニュースで、「首相」「外務大臣」「市長」が、米国議会や国連で、英語で演説をしているのを目にしました。
In the news, I saw the "prime minister" "Minister of Foreign Affairs" "mayor" made a speech in English in American Congress and the United Nations.
"Do the times finally caught up with me?"
感慨ひとしおです。
Deeply moving.
分っています。彼らが、私のコラムなんぞ読んでいないことは。
I know well that they have not read my columns at all.
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インタビュー(会話)の英語は、まだまだ難しいと思いますが、今はこれでいいんです。
English by the interview (conversation) does not come up still more, but it is good in this time.
政治家の皆さん、がんばって下さい。
All politicians, please do your best.
日本の子ども達に
Please show you who
"are embarrassed but do not escape"
を見せてあげて下さい。
the children in Japan.
20年以上も前の話になるかと思います。
This was the story of more than 20 years ago.
居酒屋で昼のランチを食べていた時のことです。
When I had a lunch service at a restaurant,
となりの座敷で、20人くらいの、定年後のくらいの歳のオッサン達の集まって、昼から酒をかっくらっていました。
About twenty old men (who seemed to be retired) were drinking even in the afternoon.
で、その中に、かしこまって、うやうやしくおっさん達にお酒の酌をして回る、若者が一人。
And I noticed a young man who was serving sake with please respectfully.
あまりの違和感に、思わず、若者の顔を見てしまったのですが、何か覚えのある顔でした。
I felt too odd, and looked at the young face. It was something face in my mind.
―― あ、あのポスターの顔だ
"Well, it is the campaign poster"
市議会議員かなんかの選挙中で、その若者の顔のポスターに見覚えがあったのでした。
I had a memory of his face in the poster during the campaign of city councilor.
『なるほど、あのおっさん達は「後援会幹部」といったところか』と思いながら、私はランチを食べていました。
I continued my meal with thinking "the old men are leaders of his supporters' group, of something"
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揶揄するつもりでもなく、軽蔑するわけでもなく、
I have intention of neither making fun of him nor disrespecting him,
―― 選挙とは、つまるところ、そういうもんだよな
"This is an election, after all"
と、深く納得したのを覚えています。
I remembered that I could deeply understand the situation.
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私が、彼くらいの若さの時には、同僚や会社やネットに、毎日、喧嘩売って歩いていたような気がします。
When I was young like his same age, I thought that I was raising a quarrel with coworkers, company and the Internet.
つまり ―― 器が小さい。
In short, I was petty-minded.
そのことだけを考えても、政治家を志す人の「器の大きさ」というのは、私より格段上だなぁ、と、今さらながら思うのです。
Just thinking of it, I think now that a person who wants to become a politician is more open-minded than me.
データ通信専用(音声なし)のスマホを使っています。
I am using a smartphone for data communication only(no voice).
使い放題、超低速、月額500円のデータSIMですが、YouTubeもそこそこ楽しめます。
I use a data SIM of 500 yen per month, low speed data communication, however, you can enjoy YouTube so much.
とは言え、
But I thought
―― スマホといっても、所詮は持ち歩けるパソコン
Even if it is said to be a "smart" phone, it is mobile personal computer, after all.
という認識でした。
今日の今日まで。
until today's morning.
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本日、親戚の結婚式に出席する為、Googleマップのカーナビ機能を使って、
Today, to attend relatives' wedding ceremonies, I used a car navigation function of Google map,
本気の本気でビックリしました。
I was surprised seriously and seriously, for example,
本気と本気が本気で本気の本気へ本気な本気は本気を本気 ―― (老倉育 風)
Seriously and earnestly seriously seriously seriously Seriously serious really seriously - ("Sodachi Oikura" style)
という感じでした。
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私、カーナビ創成期にカーナビに関わって以来、
Since I was involved in car navigation in the car navigation founding period,
その趣味が講じて、GPSに関する発明を2、3個出願したくらい、位置情報技術が大好きなエンジニアです。
I am an engineer who loves location information technology to had filed a couple of inventions on GPS.
しかし、GPSアプリケーションの方は、長らく、スッポリ見落していました。
However, I have escaped my notice of application of GPS (like car navigation).
超低速、月額500円のデータSIMで、どうして、これだけ自然なリルートやバードビュー表示、自動地図拡大や縮小ができるのか ―― 今でも魔法を見ていたかのようです。
Ultra low speed, data SIM of 500 yen per month.
Why can it realize functions of natural rerout, bird view display, auto map expansion and reduction ?
It seems like a magic.
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という訳で、本日の結論です。
So, today's conclusion.
―― スマホは、カーナビである
"Smartphone is a car navigation system"
スマホについては、これで、必要かつ十分です。
For me, the above is necessary and sufficient.
(Continuation from yesterday)
それはさておき。
Apart from that.
SORACOMデバイスをラズパイに装着して、実家用のセキュリティシステムを作っていますが、当然ですが「実家」は、なんでも揃う、自宅の「私の部屋」では、ありません。
I installed a SORACOM device in a Raspberry PI and made a security system for my parent's house. Needless to say, the parent's house is different from my room in my house, naturally.
(Step1)まず、HDMIのインターフェースの形状が違って、ディスプレイに繋がらかったため、電気屋に変換器を買いに行きました。
(Step1) Firstly, because the shape of the HDMI interface was different, I could not connect the Raspberry PI to the display, so I went to buy a converter in the electric shop.
(Step2)ラズパイにキーボード、マウス、ディスプレイを繋ぐと、電力過負荷(?)で、ラズパイがダウンしてリブートの無限動作を始める(システムが破壊されかねん)。
(Step2) When connecting the keyboard, mouse and display to the PI, the power overload (?) causes the PI to go down and start the infinite motion of the reboot (the system might be destroyed).
(Step3)USB電源を変換しても改善しないために、パソコンからSSH環境を作って、WiFiモバイルアクセスポイント経由でSSH通信を行い、各種のアップデートをしながら、PPP環境構築を作り、ラズパイ側にSSHサーバ環境をつくり、
(Step3) Not to improve the situation, even if the USB power supply was converted, I made SSH environment in the personal computer, and SSH communication was carried out via the WiFi mobile access point, making various PPP environment with building while updating variously , I created an SSH server environment on the the PI.
(Step4)そこで、自宅から持ち込んだパソコンに、SSHのクライアントをインストールしましたが、パソコンとラズパイを直結するLANケーブルがないので、実家を宛先としてAmazonに発注し、
(Step4) So, I installed SSH client on my personal computer, since there is no LAN cable that directly connects the personal computer and the PI, I ordered the cable to Amazon, addressed to my parents' house,
(Step5)Ubunts16.04から固定アドレスを設定の仕方が、見たこともない設定に変わっていて(eth0が出てこないて、どの世界のバカが決めた仕様?)、怒りで我を忘れそうになる。/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rulesなるものを作り(誰だ、この気持ち悪い設定ファイルを作り出した野郎は?)
(Step5)The way of setting fixed address from Ubunts 16.04 has changed to a setting I have never seen before (who decided the crazy setting of "No eth0". I seemed to forget me with anger. Who made this absurd setting file of "/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules".
(Step6)そこで、自宅から持ち込んだパソコンに、SSHのクライアントをインストールしましたが、Amazonで購入されたケーブルを使ってみたのですが ―― この結果、今の時代、クロスもストレートも関係なく自動設定されることを知り、
(Step 6) So, I installed SSH client on my personal computer. I tried using a cable purchased at Amazon, and as a result, I knew that it was automatically set regardless of cross and straight.
―― いや、知っていたんだけどさ。上手く動かないと、何かにすがりたくなるよね。
"Well, I knew it. However, if it does not work well, we will want to cling something"
(Step7)SORACOMを使って、パソコンからSSHでラズパイへのログインを試みましたが、中継サーバの構成が分からず、結局、当初の目的を達成できないまま、タイムアップ。
(Step7) I tried logging in the PI from SSH using SORACOM, however, I could not figure out the configuration of the relay server, and eventually time up was coming without achieving the original objectives.
-----
で、私が何を言いたいかというかと、私は、
So, what I want to say, are
●アホな駄文を量産するライター(というかコラムニスト)でもあるのですが、
"I am a writer (or a columnist) who makes mass produces stupid squirrels,"
同時に、
At the same time,
●1円にもならん、システム構築に血道を上げる、エンジニアでもある
"I am also an engineer to attentive to system construction not for money
ということですよ。
このパワーの1%でも、「人脈」とか「心づかい」とか「思いやり」とか、そういうものに注げたのであれば、私は、多分、
If even 1% of this power is poured into such things as "personal connections", "heart" or "compassion",I, maybe, will make me a person who can say
―― 世界は、この俺の手の中にある(*)
"- The world is in my hand"
(*)シュタインズゲート第23話「境界面上のシュタインズゲート」
(*)Stein's Gate Episode 23 "Stein's Gate on the Boundary"
と、言える人間になっていたはずだ、と、かなり真剣に信じています。
I believe it quite seriously.
次女の学校(高校)では、
In the second girl's school (high school),
■先生が、自腹を切って、サイモン・シンさんの本を生徒に買い与え、
- The teacher spent his private expense and bought the book of Simon Lehna Singh to the students,
■NHKスペシャルの「映像の世紀」を見せ、
- showed the "Century of Image" of NHK Special,
■「不思議の国のアリス」の著者でもあったルイス・キャロルの数学の問題を宿題にする
- made homework assignments for Lewis Carroll's math problem who was also the author of "Alice in Wonderland"
ということをやっているらしい話をしました。
I have already told the above.
I thought
―― その学校は桃源郷か?
"Is your school Taoyuan?"
とも、思いました。
しかし、在学中の子どものビューと、保護者である大人のビューが違っているのは当然です。
However, it is natural that the view of a child in school is different from the view of an adult parent.
「事象の局面だけ切り取って、分かったように語る」というのは、大人の振舞いではありません。
It is not an adult's behavior to "cut out only the phase of an event and tell someone"
「人間は分かりあえない」をスタートとして、少しづつ分かりあうプロセスを試みるのが、大人というものです。
Starting with "I can not understand each other," adults are trying to understand each other little by little.
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まあ、多分、私も、高校生の頃には分からなかったことが沢山あるのだろうと思いますが ――
Well, maybe I think there are a lot of things I didn't know when I was a high school student
今なお、私は『あんな高校なんか、燃えてしまえば良かったのに』と思っている大人です。
However, still, I am an adult who is thinking, "I wish I had burnt that high school."
本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。
Today, new my column is released, so I take a day off.
世界を「数字」で回してみよう(63) 番外編:
1ミリでいいからコロナに反撃したいエンジニアのための“仮想特効薬”の作り方
Let's turn over the world by number (63). Extra:
How to make a "virtual silver bullet" for engineers who want to counterattack Corona, even kicking against the pricks
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The theme of the previous column was "despair" and "resignation."
現在、各国政府が行っている「封じ込め戦略」は、なかなか出口の見えない闘いです。
Currently, the "containment strategy" that is being implemented by the governments of each country is a battle that we cannot see the exit easily.
見えない敵が暴れ回り、悔しくても、辛くても、できることは「雌伏」だけ。
Invisible enemies rampage, and even if we are frustrated or painful, the only thing we can do is "endure".
このような、専守防衛に徹するだけの闘いは、個人にとっても社会にとっても、大きな不安とストレスになります。
This kind of struggle to dedicate to exclusive defense causes great anxiety and stress for both individuals and society.
経済をたった1日止めるだけでも、簡単に金融不安になりかねない現代社会で、実質2ヶ月以上の停滞が続いています。
In today's society, even if the economy is stopped for only one day, financial instability can easily occur. However it has been stagnant for more than 2 months.
これで不安にならない人間がいるとすれば、それはもう「人間」ではない何かでしょう。
If there are people who aren't anxious about this, it's something that is no longer "human".
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比して、今回のコラムのテーマは、「反撃」と「希望」です。
In contrast, the theme of this column is "Counterattack" and "Hope".
専守防衛でなく、具体的な反攻の実施例を提示しました。
We presented specific examples of counterattacks, not dedicated defense.
―― 新型コロナウイスルを、ズタズタに切り裂く"siRNA"の塩基配列は、もう分かっている
"The base sequence of the "siRNA" that cuts the new coronavirus into pieces is already known"
―― やつら(COVID-19)を、殲滅する設計図は、私たちの手の中にある
"The blueprint for destroying them (COVID-19) is in our hands"
これは、私にとって大きな希望です。
This is a great hope for me.
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The masterpiece "Bye bye Jupiter" by the late science fiction writer Sakyo Komatsu-sensei, is that
太陽に突進してくるブラックホールに対して、人類の一部が ―― 正確に言うと、宇宙開発に携わる現場のエンジニアが ―― 驚くべきアイデアで対峙する
Part of the human race ――To be precise, the field engineers involved in space development ―― confronts the black hole rushing to the sun with an amazing idea
という、壮大なSF小説です。
a magnificent science fiction novel.
当初、200億人の人類に対して、最大1億人の脱出計画(しかも「とりあえず脱出のみ」という計画)しかなかったところに、あるエンジニアから、「ブラックホールとの闘い方」が提示されます。
At first, there was a plan to escape up to 100 million people to 20 billion human beings (and a plan to "exit only for the time being"), but one engineer presents "how to fight against black holes" .
それによって、現場に活気が戻り、その「闘い」が、人類の最後の切り札となります。
As a result, vitality returns to the field, and the "fight" becomes the last trump card of humankind.
―― 今までは、何しろ、逃げる以外に手の打ちようがなくて、誰と誰がどれだけ逃げ出せるか、誰を逃がして誰が残るかという問題だけだったが、
Until now, I had no choice but to escape, and t was just a problem that "Who and who can escape" and "Who will escape and who will remain"
―― ただ、受け身の立場としで右往左往するだけではなく、あの"黒い怪物"にたとえ一太刀でもきりつける事ができそうだとなったら、またはりきる奴も出てくるだろう
However, as a passive person, going right and left, If we can use a single sword that cut against that "black monster", someone will stand-up again.
―― たとえ無駄でも、"X"野郎に一矢むくい、横っつらの一つでもはりとばしてやれるとなるとな・・・
Even if it's in vain, if we can get a blow in the "X" bastard, and knock him.
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まだ、我々は負けていません。
We haven't lost yet.
専守防衛だけではない、積極的攻撃の闘いは、これからです。
The battle for aggressive attacks, not just defense, will start now.
「たとえ無駄でも」 ―― ではありません。
"Even if it's in vain" is NOT
私たちは、"COVID-19"を、一つ残らず、この地球上から抹殺するのです。
We will wipe out all "COVID-19" from this planet.
"るろうに剣心 the final"を見に行ってきました。
I went to see "Rurouni Kenshin the final".
大変、楽しい映画でした。
It was a very enjoyable movie.
ただ、映画視聴後の長女とのディスカッションにおいて、
However, in a discussion with my senior daughter after watching the movie,
―― 今の私は、いわゆる「原作厨」という醜悪な存在になりかけている
I am now on the verge of becoming what is called an "original kitchen", an abomination.
ようですので、感想は差し控えたいと思います。
I'd like to refrain from giving my impressions.
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1年ぶりの久々の映画視聴において、もっとも感銘を受けたのは、
It's been a while since I've watched a movie, but what impressed me the most was
映画 『地獄の花園』の予告編でした。
This was the trailer for the movie "Hell's Garden".
私、好きなんですよ ―― 「下妻物語」のノリが。
I like the "Shimotsuma Monogatari" style.
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ちなみに、「実写版 るろうに剣心」を見たのが、ロンドンからの帰国のフライトで、「下妻物語」を見たのが、シンガポールからの帰国のフライトでした。
Incidentally, I saw "Live-action Rurouni Kenshin" on the flight back from London and "Shimotsuma Monogatari" on the flight back from Singapore.
私のブームのスタートのきっかけは、飛行機が多いようです。
It seems that the start of my boom often begins with airplanes.
今となってなっては、当然のように存在している、OSS(オープンソースソフトウェア)ですが、その起源は、fetchmail、emacs、そして、Linuxに遡れると思います。
OSS (Open Source Software) is now a commonplace, but its origins can be traced back to fetchmail, emacs, and Linux.
I think the first argument (or rather, column) that presented OSS as "not just a bona fide source code disclosure, but a good software development model" was Eric Daymond's disclosure, "The Cathedral and the Bazaar".
今日、これを読み直してみたのですが、ここには、OSSのビジネスモデルに関する言及はなかったようです。
I re-read this today and did not find any reference to the OSS business model here.
However, various business models have now been realized and are already well established.
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まあ、OSSが、当初、どれだけ酷い取り扱いをされてきたかについては、こちらの記事の、
Well, to see how badly OSS was treated in the beginning, please refer to this article.
'Nowadays, even people who are not familiar with IT know the term, OSS (Open Source Software) -- when this concept was announced to the world, IT engineers around the world (myself included) gasped and said, "Isn't that stupid?'
'プログラムのソースコードは、ソフトウェア技術の集大成です。そのソースコードを誰でも見られるようにオープンにしたら、自分の仕事をわざわざ他人にくれてやっているようなものです'
'The source code of a program is the culmination of software technology. If you make that source code open for anyone to see, it is like giving your work all the way to someone else.
あるいは、
Others include,
At that time, when I was compiling the Linux kernel, my boss said to me, "Ebata! Don't play with a toy OS! I was scolded by him.
などを、読んで頂ければ、分かるかと思います。
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で、最近、私は思うのですが
And lately, I think...
―― ソースコードが開示されたところで、所詮、他人の書いたコードは、自分には読めない
"Even if the source code is disclosed, I can't read the code written by others after all"
という、『オープンソース ≒ クローズドソース論』を、主張したいと思います。
I would like to argue that a theory of "Open Source is nearly equal to Closed Source".
I know well, that,
―― オープンソースコードの理解にかかるコストは、オープンソースコードをスクラッチから作り直す程度のコストに匹敵する
"The cost of understanding open source code is comparable to the cost of rebuilding open source code from scratch"
のです。
今回、これを逆の方向から理解できたのが、今朝の深夜でした。
It was late this morning that I was able to understand this from the opposite direction this time, by the fact of
『他人の100行のコードは理解できないのに、5年前に書いた自分の1000行のコードを、一瞬で思い出すことができた』
'I couldn't understand a hundred lines of someone else's code, but I could instantly recall a thousand lines of my own code that I wrote five years ago.'
からです。
つまり、『オープンソースコードは、その開発者とセットになった時、その価値を最大限に発揮する』ということです。
In other words, 'open source code maximizes its value when it is paired with its developers.
実際のところ、他人のオープンソースを使っていてバグが生じていたとしても、それをデバックする気持ちなど全く発生しません。
As a matter of fact, if I am using someone else's open source and a bug arises, I have no desire to debug that code at all.
このような場合、私の対応は、(1)運用で対処する、(2)そのコードの利用を断念する、(3)そのバグが、学会のワークショップで出てこないことを祈る、の3つ程度です。
In such cases, my response is about three things: (1) deal with the problem in operation, (2) abandon the use of the code, or (3) hope the bug does not come up in a workshop at a conference.
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もちろん、この経験は、これまで検討されてきたOSSの開発モデルやビジネスモデルを、1mmも否定するものではありません。
Of course, this my experience does not negate a single millimeter of the OSS development and business models that have been discussed.
しかし、私にとって、私のOSSとは、
But for me, my OSS is about
『過去の私と現在の私の間で行われる、共同開発』
"Collaborative development between me in the past and me in the present"
という意義が、一番大きいです。
is the most significant.
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シュタインズゲートゼロ第18話の、レスケネン教授の
Professor Leskenen's line from Steins;Gate Zero episode 18,
「これは、私と、私による合作なんだよ ―― 時を越えた」
"This is a timeless collaboration between me and me"
は、OSS開発の意義として、加えられるべきであると思います。
should be added to the significance of OSS development.
WSL2が凄い ―― と、今、実感しています。
WSL2 is awesome -- and now I realize it.
WSL2は、Windows BoxでLinuxを使えるようにしたものです。
WSL2 is a Windows Box that allows you to use Linux on your Windows Box.
私、これ、長い間、WindowsをホストOSとする仮想マシン(ゲストOS)だと思ってきました ―― まあ、間違っていないのですが。
I have long thought that this is a virtual machine (guest OS) with Windows as the host OS -- well, I am not wrong.
で、ゲストOSは、かならずホストOSの性能に「足を引っ張られる」と決めつけていました ―― これも、一般的には間違っていません。
So, I assumed that the guest OS would always be "dragged down" by the performance of the host OS -- which is also generally not wrong.
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しかし、昨年、制作を依頼した担当者から『WSL2を使えば、Go言語のパフォーマンスが向上する』と連絡があったんです。
But last year, the person in charge of commissioning the production contacted me and said, 'If you use WSL2, you can improve the performance of the Go language.
疑いながらも、実際に使ってみると、驚くような性能アップを確認しました。
Despite our doubts, I actually used the system and confirmed the surprising improvement in performance.
―― これ、ホストとゲストの関係じゃないぞ
"This is not a host/guest relationship"
と、ようやく気がつきました。
I finally realized that.
I looked into it, and I was right.
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まあ、これだけでも凄いと思うのですが、Windowsの環境のディレクトリ構造をそのままで、"sudo apt install"等が使える、という、幸せに浸っております。
Well, I think this alone is great, but I am happy that I can use "sudo apt install" etc. without changing the directory structure of the Windows environment.
Linuxでの開発の記事の内容を、Windowsでそのままできて、コーディングはWindowsのvscodeそのままで問題なし ―― 天国かよ。
I can do the content of the article on development on Linux as it is on Windows, and coding is no problem with the Windows vscode intact -- is this heaven?
I was able to do "sudo apt" and "wget" and install the linux version of java.
WordやPowerPointから離れることができず、しかし、Linuxでの開発も必要という研究者にとって、これは最高の環境です。
For researchers who can't get away from Word or PowerPoint, but still need to develop on Linux, this is the perfect environment.
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で、まあ、何が言いたいかといいますと、
So, well, what I'm trying to say is,
ITエンジニアが『ゲスト』『ホスト』『幸せ』『天国』『最高』という言葉を使っている時は、IT開発環境の話をしているのであって
When IT engineers use the words 'guest', 'host', 'happy', 'heaven', and 'best', they are talking about the IT development environment.
―― 下世話ことをしゃべっている訳ではない
"They are not talking about juicy story"
ということを知っておいて頂きたいのです。
I want you to know that.
昨日から長女が帰省(?)していまして、で、憲法記念日のニュースを聞きながら、こんな会話をしていました。
My eldest daughter has been back home(?) since yesterday. We were having this conversation while listening to the Constitution Day news.
長女:「時代に合わせて、憲法も改正すればいいんだよ」
Eldest daughter: "We can amend the Constitution to keep up with the times."
私:「ほう、"改正派"か。ちなみに、私は"条件付き護憲派"だが」
Me: "Oh, so you are a 'pro-amendment.' By the way, I'm an 'anti-amendment.'
The conversation led to, well, what we discussed the following.
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私:「・・・という訳で、じいちゃん(私の父)と、ばあちゃん(私の母)が逝くまで、憲法改正を阻止できれば『勝ち』だと思っていたので ―― この勝負、すでに、『私の勝ち』で確定しているんだ」
Me: "... That's why I thought that I would win if I could prevent the amendment of the Constitution until Grandpa (my father) and Grandma (my mother) passed away. Therefore, I had already won the game.
長女:「じゃあ、もう改正してもいいんじゃないの?」
Eldest Daughter: "So, you could admit the amendment, couldn't you?"
私:「最近は、『私が死ぬまで阻止できたら"完全試合"だな』とか考えている」
Me: "Lately, I've been thinking, 'It would be a 'perfect game' if I could prevent it until I die."
憲法改正を『勝ち負けで論じる』というのも、どうかしていると自分でも思うのですが ―― だからこそ、私は「条件付きの"護憲派"」なのです。
It is crazy of me to "discuss constitutional amendments based on winning or losing"?that is why I am a "conditional constitutionalist."
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繰り返します。
I repeat it.
(1)私は、憲法改正は論理的にも現実的にも正しい、と思っています。
(1) Amending the Constitution is both logically and practically correct.
(2)しかしながら、私は、憲法改正を、私が生きている間に見たくない、とも思っています。
(2) I also do not want to see a constitutional amendment in my lifetime.
『分かってくれ』とは言いませんし、『ムチャクチャを言っている』という自覚もあります。
I don't say, 'You have to understand,' and I'm aware that I'm saying, 'I'm messing up.
神も、仏も、聖書も、コーランも、仏典も、何も信じてはいませんが ――
I don't believe in God, Buddha, the Bible, the Koran, the Buddhist scriptures, or anything else, but--
それでも、私は、我が国の平和憲法の『前文』に感動し、子どものころから何度も読み直している、(ちょっと変わった)日本国民の一人です。
Nevertheless, I am one of the (somewhat unusual) Japanese citizens moved by the "Preamble" of our Peace Constitution and have reread it many times since childhood.
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日本国憲法 前文
The Constitution of Japan
日本国民は正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民と協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。
We, the Japanese people, acting through our duly elected representatives in the National Diet, determined that we shall secure for ourselves and our posterity the fruits of peaceful cooperation with all nations and the blessings of liberty throughout this land and resolved that never again shall we be visited with the horrors of war through the action of government, do proclaim that sovereign power resides with the people and do firmly establish this Constitution.
そもそも国政は国民の厳粛な信託によるものであって、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基づくものである。われらはこれに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
Government is a sacred trust of the people, the authority for which is derived from the people, the powers of which are exercised by the representatives of the people, and the benefits of which are enjoyed by the people.This is a universal principle of mankind upon which this Constitution is founded.We reject and revoke all constitutions, laws, ordinances, and rescripts in conflict herewith.
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。
We, the Japanese people, desire peace for all time and are deeply conscious of the high ideals controlling human relationship, and we have determined to preserve our security and existence, trusting in the justice and faith of the peace-loving peoples of the world.
われらは平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めている国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思う。われらは全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免れ、平和の内に生存する権利を有することを確認する。
We desire to occupy an honored place in an international society striving for the preservation of peace, and the banishment of tyranny and slavery, oppression and intolerance for all time from the earth.We recognize that all peoples of the world have the right to live in peace, free from fear and want.
われらは、いずれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであって、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従うことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立とうとする各国の責務であると信ずる。
We believe that no nation is responsible to itself alone, but that laws of political morality are universal; and that obedience to such laws is incumbent upon all nations who would sustain their own sovereignty and justify their sovereign relationship with other nations.
日本国民は、国家の名誉にかけて、全力をあげて崇高な理想と目的を達成することを誓う。
We, the Japanese people, pledge our national honor to accomplish these high ideals and purposes with all our resources.
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この美しい憲法(の前文)の理念を毀損する可能性が1mmでもあることなら、私は"それ"を見ることなく、逝きたいのです。
If there is even the slightest possibility of damaging the principles of this beautiful Constitution (preamble), I would like to pass away without seeing "it."
甚だしく非論理的で、観念的で、感情的な物言いです ―― ですので、皆さんは、私を盛大に嗤ってやって下さい。
It is a highly illogical, conceptual, and emotional statement.?So please laugh at me.