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2013-07-02 丸め誤差

昔、fjというニュースグループがあり、そのサブグループに、色々なコンピュータ言語を扱うものがありました。

ある日のこと、「コンピュータによる積分計算結果が論理値と合わない理由」について尋ねている質問がありました。

私は直ぐに、コンピュータでの計算結果で避けられない「丸め誤差」というものであると気がつきました。

(小数点以下の極めて小さい単位で値を丸めて計算した結果、計算結果と正しい値がわずかにずれる現象のこと)

-----

「ま、誰かが指摘するだろう」と放置しておいて、数時間後に見てみると、大量のコメントが付いていました。

しかも、その内容が、まあなんというか「下品」。

「丸め誤差」であることだけを教えて上げれば良いのに、

『そんなことも知らないのか』『これだから素人は・・・』というような、問題とは無関係なコメントが、―― いいですか、20個以上も連続して投稿されていたのです。

-----

「丸め誤差」を知らない人が、「丸め誤差」を知らないことは、別に何も悪い訳ではありません。それを、まるで人格批判のように責める、この果てしない『下品さ』

しかも、一定数のコメントが付いたのを確認してから、そのような批判を始めるところなど、現在のツイッターの「炎上」というやつにソックリです。

多数のコメントが出た「後」で、その尻馬に乗って、人の悪口を言うことは、目立たないし、さぞ気持の良いことなのでしょう。

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私は、このような人間が「嫌い」です。

できれば、あなたにも「嫌い」になって欲しいですが、それは私の我儘(わがまま)でしょう。

とりあえず、私は、そのようなツイートを読みたくないので、そのような人のフォローを、取り消すことにしています。


2014-07-02 ―― 多分、世の中の多くの人は、このことを知らずに一生を終えるんだろうなー

会社で「安全」に関する業務を行うことになって、かれこれ1年近くになります。

I have worked about safety missions for almost a year.

この1年で、私は「安全」を実現する為の「整理・整頓」というのが、極めて理に叶った体系的な「技術」であることを理解しつつあります。

In a year, I become to understand that neatness to realize safety is a logical reasonable and systematical technology.

でもって、あたらめて思うのです。

And I think again,

―― 多分、世の中の多くの人は、このことを知らずに一生を終えるんだろうなー

"Maybe a lot of people in the world don't know the fact and become to end their life."

と。

いえ、私もこんな業務をすることがなければ、絶対に「知らないまま」一生を終えるはずだった、という絶対的な自信があることと、

Of course, I am concerned that I am going to finish my life without knowing the significance absolutely, if I do such a business.

「まあ、別段知らなくても、人生の大部分は困らんしなー」という感じも、理解できるのです。

I can understand that "there seems to be no problem without knowing it"

(続く)

(To be continued)


2015-07-02 『児童虐待の相談を受け付ける児童相談所の受け付け電話番号が、10ケタから3ケタの「189」に変わりました』

先程、ニュース記事で、以下の内容を見つけたので、差し替えることにしました。

Just now, I found the following news header in the Internet, so I decided to replace today's diary with it.

『児童虐待の相談を受け付ける児童相談所の受け付け電話番号が、10ケタから3ケタの「189」に変わりました』

The reception desk phone number of the child consultation centre, which can accept the call of child abuse, has been changed from 10digit to 3digit "189".

-----

先日、帰宅途中、成人男性の大声と、物の壊れる音と、子どもの泣き声が聞こえました。

The other day, I heard the the sound that a loud adult male's voice, broken object and crying of the child.

びっくりして、その家の前で聞き耳立てていたのですが、その後、何も聞こえなくなったので、その時は警察には電話しませんでした。

I was surprised, and stood and listened for sounds in front of the house. After that I could not hear anything, so I didn't call the police at that time.

しかし、「189(イチハヤク)」という虐待専用の通報メカニズムを作って貰ったのですから、これからは、躊躇わずにバシバシ電話しますよ。

But the government had made the report mechanism for special case of the abuse, just calling "189". From now, I am never going to hesitate to call the policy.

匿名通報も可能だそうです。

The anonymity report seems to be possible too.

たった今、「虐待」という宛先で、携帯電話にも登録しました。

Just now, I have just registered the number "189" in my cell phone, whose index name is "abuse".

さあ、皆さんも登録しましょう、今すぐに。

Let's register it everybody just now!!

-----

江端の通勤途中にある、全ての住民の皆さんは、

I hope that all inhabitants on Ebata's way to work, don't forget that

『この江端の監視下にある』

"All of you are under the observation of Ebata"

ということを、肝に命じておいて下さい。

私は、子どもの虐待に関しては、1秒だって躊躇いません。

According to the child abuse, I do not hesitate even for one second.

誤報だった場合であっても、喜んで謝罪の土下座に参上するくらいの気持ちがあります。

Even if it is the false report, I am going to visit you with my kneeling of the apology, with pleasure.


2016-07-02 江端個人にのみ適用される「江端法」が存在し、この法律は極めて厳しく施行されています。

「「北極ラーメンもどき」の作り方」という動画をアップしました。(ヒット数はほとんどありませんが)

I uploaded the video clip "how to make a ramen like Hokkyoku-ramen" on Youtube, (Few page view count though).

今回、このようなビデオクリップを作ったのは、ビデオクリップの作り方の簡単な講習会をする為 ―― も、あるのですが、正直に言えば、以下のような理由です。

The reason why I tried to make this video clip at this time, is for preparation of a workshop of making video clips, however, to tell you the truth, I have another reason.

-----

私には、

In my mind, there is a private law, whose an article,for example is

「体重が67kgを切った日に限り、北極ラーメンを食べに行っても良い」

"Ebata can be allowed to go to have Hokkyoku-ramen when his weight becomes less than 67kg"

という、

―― 日本国憲法の直下に位置する

The law is located under the Constitution of Japan, and

江端個人にのみ適用される「江端法」が存在し、この法律は極めて厳しく施行されています。

this law have been managed extremely strictly.

しかし、隣国のことざわに曰く、「上有政策、下有対策」の通り、この法律にも抜け穴はあります。

However, the proverb in nearby country says, "there are measures wherever there are policies". This my private law also have a loophole.

私は、規定の体重に至らなければ「北極ラーメン」を食べることはできませんが、「北極ラーメンもどき」には、その法律の効力は及びません(限定解釈)。

I cannot have "Hokkyoku-ramen" without returning to specific weight, however, the effect of the law is beyond the reach of "Hokkyoku-ramen mock".

つまり「自分で作れば良い」のです。

In short, "DIY" has no problem.

と言う訳で、目下の私の目的は、家庭で簡単に手に入る材料を使った「北極ラーメンのコピー」を作ることです。

Therefore, one of the my purpose of the moment, is to make "knochoff of Hokkyoku-ramen" using ngredients available at home.

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とか言っていますが、本当は、私はこの目的を達成したいとは思っていないんです。

To tell you the truth, I am not so interested in accomplishing the purpose.

例えるなら、高い山を見上げながら、そのふもとで、酒を飲んでくだを巻く ―― そういう、オッサンくらいの気持でいます。

For example, I am just an old man, who is drinking during the day, with viewing a high mountain.

『お、俺が、そ、その気になりゃ、あ、あんな山、か、簡単に登れるんだぞ』

"Whenever I...I want, s.. standing on the s..summit is a piece of cake"

と、ろれつの回らない口調で、独り気を吐く、―― 私は、そういう、みっともないオッサンがいい。

I am shouting alone drunkenly ---- I want to be a such ugly old man.

-----

真面目な話 ――

Seriously,

「上」を目指すくらいならともかく、「てっぺん」を目指す生き方は、自分を苦しめますよ。

Apart from aiming "high", the life for aiming "top" suffers yourself.

そんなことは、やめた方がいい。

I think you should stop it.

どれくらい自分を苦しめるかというと、

How much you suffer is, for example

『自分を、ホームからレールに落としてしまうくらい』

"you make you drop from the home to the rail."

です。

本当です。

It is true.


2017-07-02 ―― 70年間も騙されれば、もうたくさんだ

ITメディア系の記事で、

In an article on IT media, some people say

やれ、「AIで仕事がなくなる」

"Our work is gone by AI"

やれ、「プログラミングができないと、食えなくなる」

"If we can not program, we will not be able to live."

とまあ、よく、まあ、これだけ、いい加減なことが言えるもんだ、と思います。

Well, I think why they can talk such stupid things without shame.

-----

さて、私が知る限り、戦後(1945年)から、70年間ずっと言われててきたことの一つに

Well, as far as I know, after the war (1945), one of the things that has been told for seventy years is

「『英語』ができないと、仕事がなくなる/食えなくなる」

"If you can not speak English, you will lose your job / you will not be able to eat it."

が、あります。

-----

AIや、プログラミングや、そして英語で、危機を煽る奴らに対して、

They who are using the words " AI", "programming", and "English", and inspiring fear

今の私は、こんな気持です。

I feel like this now.

―― 国際化を掲げる政治屋/資本家/知識人たちを信じたばかりに、俺たちは苦しんできた

"We have suffered from politicians / capitalists who are shouting "internationalization"

―― 70年間も騙されれば、もうたくさんだ

"It is enough to have been deceived for 70 years"

(A parody of "Shuri", Korean Movie 1987)


2018-07-02 『そのチームや選手への愛があるから良いのだ』 という弁明と、『"しつけ"という名の、愛のある虐待』との差が、私には分かりません。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

まあ、それはさておき。

Let us go back to the board.

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地元のプロ野球チームのラインナップを暗記する ―― はっきりいって、あれは苦痛でした。

Learning "the line-up of local professional baseball team" by heart -- it was really painful for me.

私は、人の名前を覚えるのが苦手です。

I am not good at storing other's name in my mind.

今ですら、娘の名前を簡単に間違えて呼ぶくらいです。

Now I sometimes call wrong my daughter's name.

全くの赤の他人の、打順やら守備なんぞを覚えて、どうする ―― 小学生とは、そういう理(ことわり)が通る世界ではありません。

Why should I learn the line-up or positions of complete stranger ? It cannot be helped that Junior school boys asked the reason.

そもそもが運動音痴でしたので、スポーツ嫌いというのも、背景にはあったと思います。

To begin with, I had a poor ports ability, so generally I didn't like sport games

しかし、高校を卒業してから、テニス、スキーなど『自分でやるスポーツ』が好きになったことは、ご存知の通りです。

After high-school graduation, you know, I came to like "sports that I do myself" like tennis and skiing.

ですが、相変わらず『他人のやっているスポーツ』に興味がない点については、変わりありません。

However, as usual, I don't care of "sports that others do themselves" at all,

さらに言えば、『他人のやっているスポーツ』については、原則として、一切の所感を口にしない ―― ということが、私の矜持です。

In addition, as a general rule, I do not say anything regarding "sports others are doing". That is my policy.

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ただし、例外もあります。

However, there are some exceptions.

それは、

For example,

―― 自分と1mmも接点のない人たちの、人生を賭けたプレーに対して、

"For complete stranger's playing for their best"

―― ポテトチップスを食べながら、ビールを飲みながら

"While eating potato chips, drinking beer,"

―― よくもまあ、あんなにも、えげつない非難の言葉を口にできるものだ

"they can heckle them with delirious deprecative words

ということです。

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『そのチームや選手への愛があるから良いのだ』 という弁明と、『"しつけ"という名の愛のある虐待』との差が、私には分かりません。

I don't know the difference between the excuse of "No problem because they are from "love"" and of "Loveful abuse named "training""

頭の悪い私に、誰か丁寧に教えて頂ければ、嬉しいです。

I would be happy if anyone carefully tell me with my bad head.

『論理が飛躍しすぎている』というのであれば、それも含めて、私に説明をお願いします。

If someone tell me "it is terrible logical leap", please explain to me including the logical leap.


2019-07-02 まあ、例え5年間かかったとしても ―― ベトナム戦争(*)よりはずっと短い。

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

ちなみに、米国が「核兵器」ではなく、航空機を使って猛毒の薬剤をばらまいた理由は、ソ連(今のロシア)の報復を恐れたからです。

By the way, the reason why the US had sprayed the toxic chemicals from airplanes, was a threat of reprisal from the Union of Soviet Socialist Republics(USSR), (Russia, in present)

あの頃は、米軍がベトナムで核兵器を使用したら、ソ連(今のロシア)が、核爆弾を搭載した爆撃機をワシントンに飛来させられる状況にあったからです(*)。

At that time, if the US used atomic weapons in Viet Nam, the USSR could make bombing planes come flying to Washington, DC.

(*)ICBM(大陸間弾道ミサイル)もあったようですが、当時は、戦略爆撃機がメインに考えられていたようです(米軍の北爆の開始が1964年)。

(*)Though both nations had intercontinental ballistic missiles(ICBM) in those days, strategic bombers might have been main weapons.

それはさておき。

Set it aside.

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掃討作戦開始 ――

An exterminatory operation has started.

まずは、西側の庭(全体の1/4くらいの面積)から作戦を開始しました。

At first, I got to work on the west area of the garden( a quarter area) .

オーソドックスに、除草をした後に、土壌に日光を届かなくする除草シート(黒のビニールシート)を敷設して、さらにその上に砂利(ジャリ)200kgをばら撒きました。

Normally, I spread a black weedkilling sheet on the garden which could cut rays of the sun, and threw gravels, whose total weight was about 200kg, on the sheet.

太陽光線が届かない土壌にしてしまえば、どんな植物だって生えてくることはできません。

Any weed cannot come out on the soil that is covered to protect from the light.

土壌を汚染しない、エコな「枯葉作戦」です。

This is ecological dead plant operation, without soil pollution.

問題は、200kgの砂利の運搬の方でした。

The problem was to how to carry the 200kg gravels.

20kg入りの袋を10個購入して、この一つ一つを抱き抱えながら詰み込み、自動車で運びましたが、「腰」をやられないか、ヒヤヒヤしながらの作業でした。

I bought ten of 20kg gravels package, and I carried in and out the car with getting my arms. I was always worried about my "strained back".

200kgの砂利でも、高々5m^2の土地の埋め尽すことができず、唖然としました。

However, I was surprised that even 200kg gravels could not bridge the five square meter.

ですので、この実家での「枯葉作戦」、5ヶ年計画くらいの長いスパンで、ノンビリとやっていくことにしました。

So I decided to keep this operation about for five years freely.

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まあ、例え5年間かかったとしても ―― ベトナム戦争(*)よりはずっと短い。

Even if five years are needed, it is shorted than the period of Vietnam War.

(*)諸説あるが、ここでは、1955年11月1日~1975年4月30日の20年間の説を採る。米国の完敗で終結。

(*)I adopt "for 20 years" from Nov.1st, 1995 to April 30th, 1975. Complete defeat of the US.


2020-07-02 ―― 被写体に未成年らしき人間が映っている写真

同僚:「その人は結婚しているのか?」

Colleague: "Is the person married?"

と聞かれることがあります。

may ask me sometimes.

江端:「知らん。聞いたことないし、興味もない」

Ebata: "I don't know. I've never heard of it and I'm not interested."

と、私は答えています。

has answered.

これ、フリではなく、私は心底、他人に興味がなく、さらに言えば、その人の「結婚」なんぞに、全く興味が湧かないのです。

This is not pretending, and I'm really not interested in other people, and moreover, I'm not interested in that person's "marriage" at all.

そういう感性を、どっかに置き忘れてしまったかのようです。

It seems that I have left that kind of sensibility somewhere.

その人間の「家族」に至っては、本当にどーでもいい。

When it comes to the human "family," I really don't care.

飛行機の中で、子どもや孫の写真などを見せてくる外国人は、少なくなかったです。

There were many foreigners showing me photos of children and grandchildren on the plane.

こんな時、私は、「彼らの期待通りの反応をして上げられなくて、申し訳ない」という気持になります。

At times like this, I feel like "I'm sorry I didn't get the reaction you were expecting".

―― 被写体に未成年らしき人間が映っている写真

"A photo of a human subject that appears to be a minor"

以外の感想、一切なし、です。

I have no other impressions.

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最近、Webブラウザに「婚活サイト」の広告がよく出てきます。

Lately, I've been seeing a lot of ads for "marriage activity sites" in my web browser.

まあ、最近はターゲティング広告が殆どですので、ある広告を見れば、芋づる的に同じような広告が出てきます。

Well, these days most of the ads are targeted, so if I look at a certain ad, a similar ad will appear easily.

例えば、エロサイトの広告が頻繁に出てくる場合、その人がエロサイトの広告を見ていることの証拠となります。

For example, if I often see ads for erotic sites, it's evidence that I am watching ads for erotic sites.

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ということは、私が「婚活サイト」の広告を良く見ていることになりますが ―― まあ、見ているかもしれません。

This means that I often look at ads on "marriage hunting sites", well, maybe you are.

Marriage is, a as desktop/numerical simulation, very interesting field

(続く)

(To be continued)


2021-07-02 「自分の公約の達成度を円グラフで記載していた」、39歳の理系出身者の方に投票しました。

「世界を「数字」で回してみよう」の連載を開始してから、私は政府因り ―― 政府を擁護する ―― 考え方をするようになってきました。

Since starting the "Let's Run the World by the Numbers" series, I have come to think something from government policy.

やはり、『日本全体を"数字"で見る』ために、各種の資料を読み倒して、計算しつくして、考え続けていくと、いつのまにか、政府案に近づいてきてしまうのです。

After all, when I read all kinds of data, do all kinds of calculations, and keep thinking about it in order to "see the whole of Japan in numbers," I will find myself getting closer to the government's plan.

もちろん、政府には批判されてるべき点は数多くあるのですが、現在の行政システムの枠組みの中では、『これ以上の対応は無理だろう』と、私ですら思ってしまうことが多いです。

Of course, there are many things that the government should be criticized for, but within the framework of the current administrative system, I often think, 'It would be impossible to deal with this any further'.

例えば ――

For example,

1億2600万人のワクチン接種のスケジューリングの最適解なんて、世界中のスーパーコンピュータをかき集めても、全く答えを出せない問題です。

The best solution for scheduling the vaccination of 126 million people cannot be found by gathering all the supercomputers in the world.

ちなみに、私は、AI信奉者が「なぜワクチン接種計画にAIを使わないのだ?」とか叫んで、『思いっきり恥をかけばいい』と思っています。

Incidentally, I hope AI believers will be embarrassed to the hilt when they shout, "Why don't you use AI in our vaccination programs?

それはさておき。

That aside.

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責められるべきは、行政庁よりは、むしろローメーカー(法律起案者)つまり「政治家」です。

It is the lawmakers, or "politicians," who should be blamed, rather than the administrative agencies.

違法と合法のギリギリの間(はざま)で、行政の尻を叩くのが、政治家の仕事です。

It is the job of politicians to beat the government's ass in the area between illegal and legal.

世の中には、政治家に「正義」とか「清廉」とか「感じ良い」とかを求める有権者が多いです。

There are many voters in the world who want politicians to be "righteous," "clean," and "pleasant".

しかし、私としては、「上手くやってくれる人なら、誰でもいい」( + 浮気やら、不倫やら、汚職やらをやらないか、やるなら、マスコミにバレない程度の工作ができる知性がある) です。

However, for me, it's "anyone who can get it right" (+ either they don't cheat, have an affair, or do corruption, or if they do, they have the intelligence to do so without the media finding out).

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さて、今回の東京都議会選挙ですが、先日、期日前投票にいってきました。

As for the Tokyo Metropolitan Assembly election, I went to vote the other day.

「自分の公約の達成度を円グラフで記載していた」、39歳の理系出身者の方に投票しました。

I voted for the 39-year-old science graduate who "used pie charts to describe the degree to which he had achieved his commitments.

ようやく、「数字で語れる政治家が出てきたか」という予感で、ちょっとウキウキしてしまいました。

I was a little excited at the prospect of finally having a politician who could speak in numbers.


2022-07-02 「コーディングの悪夢で不眠症にならないような人の語る人工知能(技術)」

"Why is the bus running on the bridge of railway!?" This phenomenon is annoying me this weekend.

昨夜は、夢の中でデバッグが出てきて、4回目が覚めて、疲労困憊です。

Last night, I woke up for the debugging in my dream four times, and I was exhausted.

先程、ダイクストラ関数で使っているコストパラメーを未修正であることに気がつきました。

Just now, I noticed that I didn't modify the cost parameter of the Dijkstra function.

ようやく、バスの暴走が防げるこを確認しました。

Finally I confirmed that I could prevent the bus from running out of control.

さあ、今日は、「乗り換え」の実装を完了するぞ。

Well, today, I am going to complete to implement "transferring at the station".

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最近、分かってきたのですが、私の不眠症は、コーディング(デバッグ)が佳境に入っている時と、強い相関関係があるようです。

Recently, I come to know that my insomnia is strongly related to heavy coding(debugging).

一方、コラム執筆とは、強い相関はないようです。

On the other hand, it seems to have nothing to do with writing columns.

不眠症発祥時に見る夢の中に出てくるものは、大体「プログラムのコード」か「データベースのリスト」です。

What appears in my dream during my insomnia are "programming code" and "lists of database" in many cases.

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まあ、要するに、ですね

In short,

「コーディングの悪夢で不眠症にならないような人の語る人工知能(技術)」

"the opinions that a person says about Artificial Intelligence without insomnia by coding"

など、私は、1mmも信じていないわけです。

is absolutely not believed.


2023-07-02 パワハラに自覚のない上司が、『サラリーマン生活最後の日に、仕事人生の全部を否定されるような報復を喰らう』 ――

『江端智一 裏サイト』―― とまでは言わないまでも、社内に『私(江端)のことについて語っているスレッドがある』という噂は聞いていました。

I had heard a rumor that a thread in the company talked about me (Ebata), not to mention "Tomoichi Ebata back site."

10年くらい前、後輩からそのサイトのURLを教えてもらって、10秒ほど見ました。

About ten years ago, a junior colleague gave me the URL of that site, and I looked at it for about 10 seconds.

その直後、そのURLを含んだ後輩のメールごと消去しました。

Immediately after that, I erased the entire email containing that URL.

―― 怖かったから

"Because I was scared."

です。

その10秒の間に目にしたメッセージの中に、

Among the messages I saw during those 10 seconds,

『あ、今、動いている、"生江端さん"を見た』

"Oh, I just saw a live Ebata-san in action."

というフレーズが見えた時には、正直、凍りました。

I froze when I saw the phrase.

私は、レッドリストに記載されている絶滅危惧種じゃないんだから。

I am not an endangered species on the Red List.

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多分、このサイト(スレッド)には、『膨大な量の、私のうわさ(悪口を含む)が記載されているのだろうな』と思っています。

I think this site (thread) probably contains many rumors (including bad words) about me.

良い話も記載されているかもしれませんが。

There may be some good stories about me listed, though.

さすがの私も

As you can imagine,

―― そんなサイトを直視できるほどの心臓はない

"I don't have the heart to look directly at such a site."

ということです。

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あ、でも、サイト(スレッド)の運営は続けてもらって結構です。

Oh, but you are welcome to keep the site (thread) running.

私の退職の日に、そのハードコピーを印刷して、綺麗な封筒に入れて、江端に手渡すというのは ―― なかなかに、良いイベントのように思えます。

On the day of my retirement, printing a hard copy, putting it in a beautiful envelope, and handing it to Ebata -- seems like a good event.

パワハラに自覚のない上司が、『サラリーマン生活最後の日に、仕事人生の全部を否定されるような報復を喰らう』 ――

A supervisor unaware of their power harassment "will be retaliated against on his last day as a salaried worker, as if denied his entire working life."

というイベントは、陰湿な我が国の国民性に好適な『報復システム』となり得ると思います。

I believe this event could be a "retaliation system" suitable for the insidious nature of our nation.