結婚式というイベントを不合理と考える人は多いと思います。
実際、不合理です。
二度と顔を会わせたくない親戚や、死んだ後に墓石を倒してやると誓った上司まで、招待しなければならないという話に、愕然としたことがあります。
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『結婚式をやらない』と誓った人は、絶対的、圧倒的な意思で、結婚式を実施しては*なりません*。
たとえ、伴侶と離婚することになっても、結婚式を行ってはなりません。
何故か。
仮に「友人だけを集めて、内輪の・・・」と言った瞬間から、この意思が崩壊を開始するからです。
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♂:「友人だけには、本当に招待したい友人だけにしようね」
♀:「でもAさんは、Bさん一緒でないと招待できないわね」
♂:「助手のBさんを呼ぶのに、ゼミの教授を無視することはできないよなあ」
♀:「お世話になったしねえ」
♂:「でも教授だけ、若い人の中に呼んでも・・」
♀:「それに、教授は、『親をないがしろにするな』って普段から、俺たちにうるさかったよわよね」
♂:「じゃ、両親だけは呼ぼうか」
♀:「両親が親戚にしゃべるわよ」
♂:「あ、そうすると、私の子供の結婚式には招待したのに、どうしてあなたのところは私を呼んでくれないの、という話に・・・」
♀:「当然、なるでしょうね」
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これが、私が、結婚式の「負のリンク多重問題」と名づけているものの正体で、「既存の結婚式」から逃げられない大きな理由の一つです。
先日、後僚より、研究所で管理職に昇格する条件の一つとして、
『勤続年数分の特許出願が必要である』
との話を聞き、
「なんだとーーー! じゃあ、私は、もう所長・・・いや、社長になっていたって、いいくらいじゃないか!!」
と叫んでいました(先日の昼食会。アルコールは入っていなかった)
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いや、そりゃね。私だって、分っていますよ。
「必要条件」と「十分条件」の違いくらいは。
我が家にはリビングに2台のデスクトップマシンがあって、大抵の場合、待ち行列なしで利用可能状態にあります。
ところが、娘(長女)が、私に「ノートPC」を貸して欲しいと言い出しております。
嫁さんは難色を示しています。YouTubeを再現なく見続けて、勉強をしなくなると主張しています。
しかし、私は、娘に向って、何度も深く頷いて言いました。
―― うん、うん、分かるぞ。「スケベ」なホームページが見たいんだよな。うん、そういう年頃だ
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娘から「パパの基準で、私を測るな」と怒られました。
なお、本件、結論は出ずに、本日の所は留保となりました。
昨夜、「補稿: iPS細胞を使って「同性間ベビー」を作ることは違法か」を掲載しました。
Last night, I opened the article "Appendix: Making same-sex baby by iPS cell go against the law?" on my web site.
ご一読下さい。
I appreciate to you to read it.
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原稿がリリースされた、まさに日、夕食を食べに工場の食堂でカレーライスを食べている時に、突然思いつきました。
The idea came up to me suddenly when I had a curry and rice in the factory cafeteria.
―― あれ? これなら、いけるんじゃないの?
"Um! Is it possible?"
一応、法律の条文もチェックしてみたのですが、特に問題はないように思えます。
For confirmation, I tried to read the letter of the law, and I could not find any problem about the issue.
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多分、「江端は、こういう反モラル的な方法を情宣して、いったい何をたくらんでいるのか」と、訝しがる方もいらっしゃるとは思いますが、私は、
I think some persons doubt "what does Ebata want to set up with unethical behavior".
But I don't think that it is bad actions
―― 子どもが欲しいと考えるカップルに、子どもを授ける方法を教えること
to tell how to get their baby for all kinds of couple.
が、悪いこととは、どうしても思えないのですよ。
例えば、不妊で苦しんでいる人や、性同一性障害で苦しんでいる人に、「それは、自然の摂理が命じるものであるのだから、諦めろ」と言う側には、立ちたくないだけです。
For example if I face the person who suffer from agenesis or gender identity disorder, I want to save them as far as I can.
それに、もしかしたら、少子化問題にも資するかもしれませんよ。
In addition, this issue is going to be effective in reversing the decline in the nation's birthrate.
だって、今までは、ヘテロ(男女)間での子どもしか作れなかったのですが、これが、
However human being should select just one pattern of hetero, in order to have a baby, it might be possible to have other patterns as follows.
■ヘテロ(男女)
- Hetero (a man and a women)
■ホモ(男男)
- Homo (a man and a man)
■ホモ(女女)
- Homo (a women and a woman)
■ユニ(自己クローン)
- Uni(self clone)
と3種類も増えるのですから。
(Continuation from yesterday)
私はティーンの頃、自転車にテントを積んで寺社を回ったり、狂ったように本を読んだり、無線機の調整をしたり、と ―― はっきりいってモノトーンの青春を送ってきたような気がします。
When I was a teenager, I went around temples and shrines by my bicycle with loading a tent, read books frantically, and do adjustment of radio. They were monotone bloom of youth.
青春時代に、もっと華やかなイベント(男女交際)をしておけば良かったと後悔することもあります。
I sometimes regret that I should have done a more gorgeous event (man and woman association) in the youth.
しかし、それは順番が逆なのです。
However, it is opposite.
「誰もが望めば男女交際することができる」という訳ではありません。
It's not that "if anyone hope, romantic overture can start"
男女交際というイベントは、誰かを好きになり、その誰かが自分を好きになってくれないと、発動しないものだからです。
The event of romantic overture starts under the condition that we love someone and the someone love us.
これだけでも十分難しいというのに、さらに付帯的な発動条件がいくつもあります。
Though this event is too difficult, you need to execute several accidental conditions to generate this event.
■自分の近辺に、見目のよい異性(同性の場合もありますが)が常駐しており(自分の席の近くにいる、とか)、
- A handsome person of the opposite sex (sometimes same sex) is nearby you (around your seat).
■趣味や物事への見解が一致または類似してて、
- His or her hobby and policy is same or similar of yours.
■そして屋外活動(デートのこと)をすることに、一定の理解と資金を提供してくれるスポンサー(保護者のこと)があり、
- There are sponsors(like parents ) who can understand your association, and give some money for your activity(like date).
■さらには、日々の勉学をこなしつつ、かつ一定の成果(成績の維持向上)を示すことも、
- In addition, you should keep or increase your performance(school record) by daily study.
必要になります。
You need to pass through the above severe conditions everyday.
寺社を回ったり、読書したり、無線機の調整をすることと比較すれば、恋愛イベントの発動確率が ―― 恐しく低い ―― ことは明らかです。
In comparison with going around temples and shrines, reading books and doing adjustment of radio, it is clear that the probability of starting the romantic overture is awfully low .
「リア充」なる用語を付与される人々が、「圧倒的勝利者」であることは、その絶望的な確率の中にあって恋愛イベントを発動させようとした勇気、それ一つだけを取り出してみても、明らかなことなのです。
It is apparent that the people who are called "Riajyuu(full and fruitful life) are overwhelming winners, for a reason of picking up their courage of declaration of love, and trying to start the event.low
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それでも、安定化電源を買って貰った時の嬉しさや、モールス信号から「NAHA OKINAWA(那覇市沖縄)」と読み取ったときの感動 ―― が「ある」青春は、
Even so, the bloom of youth, which has only a pleasure of having my parents buy me a stabilized power supply and an excitement of reading Mores code of "NAHA OKINAWA", was far superior to the bloom of youth which had not anything.
それが「ない」青春よりは、ずっとマシだったと、私は思っています。
I believe that.
最近、人工知能が書いた小説が、ある小説の賞の予選を通過した、とか言う話が話題になっております。
Recently, I heard a topic that an Artificial Intelligent(AI) wrote an novel and, the novel passed the preliminary of an award.
ちょっとその話題からはズレるのですが、
To Jump the track, however,
私がティーンエイジャの頃に、すでに「コンピュータに小説のストーリーの組み合わせをさせていた」という話がまことしやかに囁かさていました。
When I was a teenager, there was a rumor that a computer had made a decision of the story combination.
「ハーレクイーン」です。
It is "Harlequin".
ハーレクインは、カナダ・オンタリオ州トロントに本社を置く出版社で、主に、女性のミドルエイジャー向けの恋愛小説を出版しています。
"Harlequin Enterprises Limited" is a publishing company in Toronto Canada, and they publish romantic novelette for middle-aged women mainly.
ハーレクイーンの本は、シナリオはパターン化されていて、落とし所も同じ、と言われていました。
It was said that the scenarios of "Harlequin" book were developed a certain pattern, and the endings were almost same.
と、いっても、私はこれまで、一冊も読んだことがないので、評価できる立場にはないのですが。
Unfortunately, I have never read the books ever, so I cannot talk about the books, indeed.
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最近、執筆に疲れてくると、無料のコミックサイトに飛んで、パソコンでコミックを読んでいます。
In these days, when I feel tired, I go to free comic magazine web site, and read them.
その中には、「ハーレクイーン」のシリーズがあって、 ―― これが実に面白いのです。
In the comics, there are some "Harlequin" comic book, and to tell you the truth, they are very fun.
なんというか、「時代考証や場面状況描写のしっかりした恋愛小説の水戸黄門」、という感じなのですよ、本当に。
Let me say, it is "one pattern romantic novelette with solid history evidences, backgrounds and setting".
(To be continued)
Previously, I told you the story of "the continuous duty time of Raspberry-PI might be excellent."
ところが、先日、私が嫁さんの実家に設置してきた「ラズパイ見守りシステム」が全部ダウンして、リモートからのアクセスが全部途絶えてしまいました。
However, the other day, the "monitoring system by Raspberry PI" has been broken down, and I could not access the system from a remote place.
―― ラズパイ最強伝説もここまでか
"I am sorry, but the legend of Raspberry's force ends"
と思っていたら、今、実家に帰省している嫁さんからの連絡で、鹿児島の方で、ラズパイの他、ハブも含めた全部のコンセントが切断されるという、
After all, when I told my wife returning to her country home, I knew all outlets of the system including Raspberry and Ethernet HUB have been pull out.
「想定外」の「全電源喪失」が発生していました。
This is really "lost all powers" under "unexpected circumstances".
まあ、見たこともないプラスチックケース(ラズパイのこと)や、その近くにある、金属製の箱(ハブ)のLEDが、ピカピカと光っているだけですから、
Well, if watching blinking LED of plastic case (Raspberry PI) and metal box (Ethernet HUB), the thought of
『コンセントを切り忘れてしまったのだな』
"They(Ebata's family) might forget plugging out"
と思ってしまうことは、自然なことです。
is natural enormously.
それに、節電の点からも望ましく、機器の高温化による、火災の避けるという点でも、
The "plunging out" is good for power save, and prevention of fire accidents due to high heat of machine
―― この処置は『全く正しい』。
"This action is "absolutely right""
この監視システムの構築は、私が、町田(東京)で周到な準備をして、完全な作業マニュアルを作成して、それを<長女>に渡して、<長女>にシステムを組み立てて貰ったものです。
Constructing this monitoring system was that I made a temporary construction carefully at Machida (Tokyo) and created a complete work manual, and gave it to my daughter, and finally I asked her to assemble the system.
その後、私は、町田からリモートから管理(遠隔管理)を続けていましたが、「コンセントを抜くな」という警告のメッセージを残すように<長女>に指示をしなかったのは、私の過失です。
After that, I kept remote management from Machida (remote management), however, Ii is my fault that I did not instruct her to leave a warning message saying "Do not pull out the outlet".
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機械のLEDの電源が点滅している状態にあれば、
If the machine's LED lights are flashing,
『そういうモノには手を出さない』
"We will not put up with such things."
というのは、あくまで、私達、システムエンジニアにとっては自明の知識です。
It is self-evident knowledge for us, as system engineers.
しかし、それは、私達以外の人間にとっては、自明の知識ではありません。
However for human beings other than us, it is not self-evident knowledge.
私は今、
Now I am biting the meaning of the following words powerfully,
―― 暗黙知
"Tacit knowledge"
という言葉の意味を、力強く、噛み締めています。
(Continuation from yesterday)
長女:「じゃあ、パパ自身は、自分の人生をどう生きているの?」
SD:"Well, how do you live your life?"
江端:「パパは、目の前にある問題を解決する為だけに、毎日ただ走り回っているだけだよ。『叶えたい夢』なんて、特にないよ」
Ebata:"I am just running about to finish the job before me. I don't have any special "future dream".
長女:「人生に目標なんかなくてもいいの?」
SD:"Purposes of life are not indispensable, are they?"
江端:「なくてもいい。『人生の目標』なんぞは、自分を苦しめるだけだと思う」
Ebata:"Unnecessary is O.K. Such purposes are going to make you suffer"
長女:「パパって、結構、色々なことをアクティブにやっていると思うけどなぁ」
SD:"I think you are doing many works actively at the same time."
江端:「色々なことに首をつっこんでいるだけだ」
Ebata:"I just involve a lot"
長女:「なんで、わざわざそんな面倒なことを・・・」
SD:"Why do you want to do such difficulties so much?"
江端:「『苦労』というのは結構な苦痛だけど、『暇』というのもそこそこ苦痛だから」
Ebata:"Certainly, "burden" gives me keen pains, however, "off hour" is also painful.
長女:「・・・」
SD:"..."
江端:「もちろん、『暇』の考え方には、かなりの個人差があるから、自分でコントロールしないとダメだけど」
Ebata:"Of course, it differs greatly in individuals. So we have to control "off hour" by ourselves."
-----
長女:「私は、あまり色々なことはしたくないなぁ。色々なことをすれば、人と関わらなければならないし、人と関わると、人から傷つけることも多くなるから」
SD:"I don't want to do much. If I do something, I have to be involved by others. If I am involved by others, I may be hurt by the others.
江端:「それも、一つの選択だと思う。でも『人と関わらない生き方』なんて、山ほどあると思うけどな」
Ebata:"It might be good. However, I think there are a pile of way of "living alone"."
長女:「そう?」
SD:"Really?"
江端:「パパの生き方は、その典型例の一つだと思っている」
Ebata:"I think that my life is an example."
長女:「そうかぁ?」
SD:"REALLY?"
江端:「パパにとって、会社や町内会という組織は『システム』だし、そこに属する人間は『システム構成要素』であって人ではない。―― そして、これが一番大事なところだけど」
Ebata:"For me, both a company and a neighborhood association are just "systems", and the persons who involve the system, are just "system elements. In addition, this is the most important point..."
長女:「?」
SD:"?"
江端:「パパは、自分で『システム』や『システム構成要素』をコントロールできないし、コントロールしたいとも思ったこともない」
Ebata:"I have never thought that I can control the "systems" and "elements" and I want to control them."
長女:「はあ」
SD:"Uh-huh"
江端:「パパが、人として真摯に真剣に接しているのは、ぶっちゃけ『お前たち(家族)だけ』だ」
Ebata:"I can tell you that it is "you" I have contacted sincerely and seriously."
長女:「・・・」
SD:"..."
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江端:「しかし、それでも『システム』や『システム構成要素』が、私の問題解決を邪魔するモノとして存在することもある。そんな時は・・・」
Ebata:"However, sometimes, the "systems" and "elements" becomes my obstacles against resolving my problems. In that case..."
長女:「そんな時は?」
SD:"In that case?"
江端:「『逃げる』か『壊す』」
江端:" "Run away from it" or "destroy it" ".
本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。
Today, new my column is released, so I take a day off.
世界を「数字」で回してみよう(57) 働き方改革(16):
デジタル時代の敬老精神 ~シニア活用の心構えとは
Let's turn the world by "Number"(57) : Work style reform(16) "
Respect old spirit in the digital age --- Preparedness for senior use
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When I reviewed my diary, I found this(part2) and I don't think I have to write the same again.
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ですので、今日は、もう一つの問題提起をしてみたいと思います。
So I would like to pick up one more question today.
今回のコラムには書かなかったのですが、町内会には、"IT"以外にも問題があります。
Although I did not write in this column, there are problems in the neighborhood association other than "IT".
日本語に不自由な外国人の居住者 ―― つまり"言語"の問題です。
Residents of foreigners who can not speak Japanese --- It is the problem of "language".
For Japan, which will actively accept foreign workers, it is self-evident that the neighborhood association will also have to accept people whose language is not native.
(To be continued)
(Continuation from yesterday)
私が悩んでいる時に、以前、コラムの執筆でお世話になった医師の方 ―― 「轢断のシバタ先生」からメールを頂きました。
When I was worried, I received an e-mail from a doctor whose name "Dr.Shibata, as a transgressor". who helped me in writing the column
ご本人のご許諾を頂いて、以下に全文を公開します。
With his consent, we will disclose the full text below.
===== ここから =====
===== From here =====
私は、シミュレーションに賛成です。
I agree with simulation.
理由は、
The reasons are followings,
■集団免疫獲得までの時間を、シミュレーションで算出したい
- I want to calculate the time until the acquisition of population immunity by simulation
■永遠に指数関数の持続するネズミ講や感染症は存在しない。いずれ必ず定常化または消滅する未来が示されることになる
- There is no rodent or infectious disease that has an exponential function forever. A future that will always be steady or disappearing will be shown
■ゴールが見えれば、みんなきっとがんばれる
- Coming to see the goal, everyone will do their best
■最悪な結果が出たら、それを起こさないように対策が立てられる
- If the worst result comes out, measures can be taken to prevent it from happening
■総合的に社会的利益に資する
- The simulation contributes to social benefit comprehensively
です。
一応、シミュレーション反対の意見も私の中にあります。
For now, there is an opinion against simulation in my mind.
■たぶん、ダイヤモンドプリンセス号(からの感染)が日本に拡大されるので、甘く見積もっても日本人の1割、1000万人超の感染者が発生しても不思議は無い。
- Maybe the Diamond Princess (the infection) will be spread to Japan, there is no wonder if more than 10 million infected people, 10% of Japanese people, are estimated to be sweet.
■2週で2倍、20週で1000倍、現在、どうせ1万人は感染者が居るはずと考えると、1000万人突破まで集団免疫効果を勘案しなければで5ヶ月で到達する可能性も捨てきれない
- 2 times in 2 weeks, 1000 times in 20 weeks, At present, 10,000 people should be infected. Unless the population immunity effect is taken into account to exceed 10 million people, the possibility of reaching in 5 months can not be thrown away
などが詳細なシミュレーション付きで突きつけられたら、きっと大炎上になるだろうなぁ・・・
If it is hit with a detailed simulation, it will surely be a big flame ...
■「オリンピックの時期に患者1000万人突破大台」とか、数字でもろに出したら、政府とか、へんな団体にいらん目を付けられるのは、めんどくさいだろうなぁ・・・
- If he put it in the numbers, such as "the number of patients surpassing 10 million during the Olympics", it would be troublesome to be managed by the government and strange organizations ...
■私の身ばれはバッチリ防いでくれているけれど、江端さんは大丈夫かなぁ・・・
- Mr.Ebata will protect my personal information, but I wonder if Ebata himself is OK...
が、私の中の反対派の意見です。
This is the reason for my dissent.
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正直、オリンピックは勝手に潰れると思って居ます。
Honestly, I think the Olympics will collapse on its own.
誰のせいでも無く、仕方なく、当たり前に、やめましょうと言うことにならざるを得ないと思います。
I think that this will collapse inevitably naturally.
しかし、今の瞬間にインパクトのある数字をたたきつけると、「国会で野党に読み上げられる」可能性があります。
However, if Mr.Ebata hit a high impact number at this moment, there is a possibility that "the figures will be used by the opposition in the Diet."
"Japan should die" will be returned.
政府から「江端さんにオリンピックを潰された」みたいな空気になることが無いとは言い切れない恐ろしさがあります。
The government may be remorseful that Mr. Ebata has crushed the Olympics.
世界の50億人くらいから、「オリンピックを潰した男」と、図表入り、顔写真入りでSNSで注目される可能性が、わずかながらに、存在します。
From around 5 billion people around the world, there is a possibility slightly that "men who crushed the Olympics" will be attracted attention on SNS with figures and pictures.
(万一そうなったらYouTuberとして生活できそうな気がしないでも無いですが)
(If it happens, I feel like Mr.Ebata can live as YouTuber)
数字無しでも、EE Times Japanの読者であれば、私の言いたいことはきっと伝わります。
Even if Mr.Ebata doesn't use the numbers, I'm sure EE Times Japan readers can understand what I want to say.
-----
私は卑怯ですので、ここで、シミュレーション実行にノーと言えません。
I'm sneaky, so I can't say "No" for Ebata's simulation here.
江端家を守るのは、おそらく奥さんが最終防衛ラインです。
Mr.Ebata's wife is probably the last line of defense to protect the Ebata family.
奥さんにダメ、といわれたら、私はすっぱり諦めます。
If she tells Mr.Ebata "No", I will give up.
このご時世、社会正義より、奥さんと娘さんの平和のほうが大切です。
In this age, peace for wife and daughter is more important than for social justice.
絶対に私や社会正義などに遠慮することなど無いように、と奥様にお伝えください。
Please tell your wife that never withhold me or social justice.
===== ここまで =====
===== To here =====
This email was received immediately after this diary, but now I reread it,
『シバタ先生、かなり的確に未来予測されているなぁ』
"Dr.Shibata could predict the future accurately"
と、
and
『"オリンピックを潰した男"になりそこねたなぁ』
"I failed to become the man who crushed the Olympics
という感想です。
I had the above impressions.
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ところが、後日、『"オリンピックを潰した男"になる可能性は、ほとんどなかった』ということが、別の方からのメールで判明することになります。
However, at a later date, a mail told me that there is no possibility of "man who crushed the Olympics."
(To be continued)
「尊皇攘夷」さえ成しとげていれば ―― 太平洋戦争も、バブル崩壊も、福島原発事故も、そしてコロナ禍も発生せず、年間GDP0.01%の成長を続けながらも、平和な国家を維持できたはずである
If only the "Emperor and Expulsion of the Barbarians" had been accomplished, Japan could have avoided the Pacific War, the bursting of the bubble economy, the Fukushima nuclear accident, and the corona disaster, and maintained a peaceful state with an annual GDP growth rate of 0.01%.
そのように結論付けた日本国政府は、夷狄を打ち払い、日本の「1000年鎖国」達成する為の、対戦型アンドロイド兵器を、今から170年前の江戸時代末期に送り込む計画の実施に着手した。
Having come to this conclusion, the Japanese government began to implement a plan to send anti-Android weapons to the end of the Edo period, 170 years ago, for the purpose of defeating foreign enemies ---- In order to achieve Japan's "1,000-year isolation.
―― という映画の構想を、私は聞いたことがありません。
I've never heard of this movie idea.
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私達は、歴史改竄を目的として「未来から現在に送られてくるアンドロイド」の映画を見ることはできても、「現在から過去に送り込むアンドロイド」は受け入れることができません。
We can watch movies about androids being sent from the future to the present for the purpose of falsifying history, but we cannot accept androids being sent from the present to the past.
私達の視点は、いつでも「現時点の自分の生きている世界」が基準です。
Our perspective is always based on the world we live in at the moment.
私たちは、「現在と異なっている自分達の世界」を考えることが「面倒くさい」からです。
We are "bothered" by the idea of our world being different from the present.
不幸な過去の上に成り立っている現在であっても ―― 私達は、過去を改竄してまで「現在と違う世界」を作り出したい気力がないのです。
Even though the present is built on an unhappy past -- we don't have the energy to falsify the past to create a "different world" from the present.
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例えば、太平洋戦争によって、300万人以上が死亡し、日本というシステムはほぼ壊滅しました。
For example, the Pacific War killed more than 3 million people in our country and almost destroyed the Japanese system.
しかし、太平洋戦争を回避したら、今の日本はどうなっていただろうか、という、小説もシミュレーションも映画も、私は目にしたことがありません。
However, I have not seen any novel, simulation, or movie that shows what Japan would have been like today if the Pacific War had been avoided.
つまるところ、そういうことをやったとしても、どうせ過去は変えられないのだから、無駄な試みということであり ―― やるだけ無駄なのです。
Even though the present is built on an unhappy past -- we don't have the energy to falsify the past to create a "different world" from the present.
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「未来の子供の為に」という言葉の下で、夷狄殲滅が論じられ、太平洋戦争が開戦され、不動産の異常な価値向上が作り出され、原子力エネルギーの研究開発が行われ、今は、外出自粛がされています。
For the sake of the children of the future, barbarian extermination was discussed, the Pacific War was started, the abnormal increase in the value of real estate was created, research and development of nuclear energy was carried out, and now people are refraining from going out.
でも、「未来の子供たち」はどう思うのでしょうね?
But what will the "children of the future" think?
過去の人間から見た「未来の子供たち」である私達は、「過去の大人達の決定」に対して『よくやってくれた!』と思っているでしょうか。それとも『いらんことしてくれやがって・・・』と思っているでしょうか。
Do we, the "children of the future" from the perspective of the people of the past, think that the decisions of the "adults of the past" were "well done! Do we, the "children of the future" from the perspective of the past, think, "Well done! Or do we think, "They did something we didn't want?
「未来の子供たち」である私たちは、ぶっちゃけ『どーでもいい』と思っています。
We, the "children of the future," honestly "don't give a damn.
私達には、過去を賞賛したり憎悪したりする暇はないんですよ。
We don't have time to admire or hate the past.
現在の日々を生きることに一生懸命で、そんなこと考えている時間も発想もないのです。
We are so busy living in the present that we don't have time or ideas to think about such things.
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という訳で、「未来の子供の為に」という言葉を乱用する奴 ―― 例えば、カルト宗教の教祖、国会の質問をする野党議員、町内会のジジイなど ―― を見ていると、私は、非常に不愉快な気分になるんです。
That's why I feel very uncomfortable when I see people who abuse the phrase "for the sake of future generations" -- for example, cult leaders, opposition party members who ask questions in the Diet, and old men in neighborhood associations.
米国の前大統領、トランプ大統領に関して、日本のマスコミは、連日、
With regard to the former U.S. President, President Trump, the Japanese media has been reporting the following news day after day.
―― 明日にでもトランプ大統領が罷免・弾劾される
"President Trump will be removed from office and impeached tomorrow"
てなニュースを流し続けていました。
結局、彼は罷免も弾劾もされず、司法による起訴もされていません(民事に関しては知らんが)。
After all, he has not been removed from office, impeached, or prosecuted by the judiciary (Though I don't know about the civil trial).
つまり、日本のマスコミが流していたニュースは、ことごとく、的を外していた ―― というよりは、
In other words, the news that the Japanese press was spreading was, at every turn, missing the point -- or rather,
『日本人にウケの良いニュースを流し続けていた』
"They kept on releasing news that was popular with the Japanese"
ということのようです。
なぜなら、トランプ大統領は、日本人(私を含み)に、評判良くなかったですから。
Because President Trump was not well-received by the Japanese people (including myself).
ちなみに、マスコミが、これらのニュースの内容や結果に対して『自己批判をした』という話は、寡聞にして知りません。
Incidentally, I don't know of any story of the media 'self-criticism' of the content or results of these news items.
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ですので、今回の、ロシアによるウクライナ侵攻についても、『日本人にウケの良いニュースを、優先的に流し続けているかもしれない』と考えておいた方が良いかもしれません。
Therefore, it may be a good idea to consider that "news that is popular with the Japanese people may continue to be broadcast on a priority basis" with regard to the Russian invasion of Ukraine.
特に、「ウクライナ軍優勢」の話は、特に注意した方が良いと思います。
In particular, we should pay special attention to the "Ukrainian military superiority" story.
そのニュースは、私たち日本人に「ウケが良い」からです。
This is because the news is "popular" among us Japanese.
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私は、後で恥をかくのが嫌いなので、あまり政治的な発言はしないようにしています。
I try not to make too many political statements because I don't like to be embarrassed later.
政治的な発言をすると決めるときは、後になって他人のせい(例:ネットニュース等)にすることがないように、自分なりの判断基準を決めておきます。
When I decide to make a political statement, I set my own criteria so that I do not later blame others (e.g., Internet news, etc.) for my decision.
My own criteria are, for example, self-interest or a comparison of where the news source originates.
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I watched "BS World Documentary 'The Queen and the Coup'".
めちゃくちゃ面白かったです。
It was so much fun.
米国政府が、英国政府に黙って『エリザベス2世の名前を使って、当時のパーレビ国王の国外脱出を思い留まらせた』という陰謀が、丁寧に説明されていました。
The conspiracy, in which the U.S. government, without telling the British government, "used the name of Elizabeth II to discourage the then King Pahlavi from fleeing the country," was carefully explained.
政敵を倒す為に、賄賂を使って、偽情報(今で言うとこのフェイクニュース)をバラまくという話などが満載で、『映画より面白い』と思いました。
I thought it was 'more interesting than the movie' because it was full of stories about bribes and spreading disinformation (now called this fake news) in order to defeat political opponents.
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米国のインテリジェンスによる国家転覆の話は、パっと思い出せるものでは、グアテマラ、キューバ、チリ、ニカラグアがあります。
Stories of state overthrow by U.S. intelligence that I can quickly recall include Guatemala, Cuba, Chile, and Nicaragua.
ベトナムの軍事侵攻で派手に転けてから、米国は表立っては、軍事侵攻はやらず(思い出したようにやっていますが(例 湾岸戦争、イラク戦争))、基本的には、インテリジェンスで、近隣国家に、ちょっかいをかけ続けています。
Since its spectacular military invasion of Vietnam, the U.S. has not overtly launched military invasions (although it does so when it remembers (e.g., the Gulf War and Iraq War)), but has basically continued to meddle with neighboring countries through intelligence.
ロシアだって、相当な規模と能力を持つインテリジェンスを持っているだろうし、サイバー攻撃では世界トップクラスでしょう。
Even Russia would have intelligence of considerable size and capability, and would be one of the best in the world at cyber intrusion.
ですから、
So I think,
―― 何やってんだ?
"What is Russia doing?"
と思います。
インテリジェンスでもサイバー攻撃もやらずに、いきなり他国に武力で流れ込んだのだとしたら ―― もう文句のつけようのないほどの『バカ』だと思います。
If they suddenly flowed into another country by force of arms without doing any intelligence or cyber attacks -- I think they are now unquestionably 'stupid'.
多分、試みたけど、上手くいかなったのかな、と思っています。
Maybe they tried, but it didn't work out, I think.
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『1940年のヨーロッパの戦争映画』のような酷い風景や人々の境遇を、2022年の現在に再現する―― その前世代的なアプローチに、私は、心底うんざりして、腹を立てています。
I am truly disgusted and offended by the pre-generational approach of recreating the terrible landscapes and conditions of people in the present day, in 2022, as in "European war movies of 1940."
あの「無礼な後輩」が、言っていましたが、
As that "rude junior" said...
―― 『宇宙戦争』とまでは言わないまでも、『サイバー戦争』くらいのことが、できんかったのか
"Couldn't they have done something more like "cyber warfare", if not "space warfare"?"
本当にその通りだと思いました。
I do agree with him.
私には、多くの「欠点」がありますが、同程度に多くの「弱点」があります。
I have many " drawbacks", but equally as many " weaknesses".
その一つに、
One of them is
―― 沈黙に耐えられない
"I can't stand silence."
があります。
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恋人たちがデートで黙って食事をしている様子を見ると、色々なことを考えてしまいます。
When I see lovers eating in silence on a date, I think about many things.
彼らは、
(1)会話の必要すらないくらい心が通じあっている
(1) They are so much in tune with each other that there is not even a need for conversation.
(2)食事とは、食を楽しむものであって、会話をすべきではないという、ポリシーが共通している
(2) They share the policy that meals are for enjoying food and not for conversation.
(3)すでに、デートのプロセスでしゃべりすぎて、しゃべるネタが尽きた
(3) They have already run out of things to talk about, having talked too much in the dating process.
(4)妥当なネタが思いつかない
(4) They can't come up with a suitable story.
のどれかか、あるいは、私の思いもつかない何かなのか、さっぱり分かりません。
I have no idea if it is one of these or something else I can't think of.
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I wrote in this diary before, "-- Silence is violence in a presentation. Do you understand that?"
同じように、デートの途中の沈黙もまた、暴力のように感じるのです。
Likewise, to me, the silence in the middle of a date also feels like violence. so I think
『デートの相手に、暴力ふるったらアカンだろうが』
"Don't be violent with your lover you're on a date with"
と思うのですが、しかし、どうも、この「話題」というのは、昨今の若い世代を越えて、人類史における大きな課題のようなのです。
However, apparently, "topic" seems to be a major issue in human history, beyond the recent younger generations.
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世の中の多くの人が、話題そのものに苦慮してる状況は「デートでの話題」でググッれば分かります(7220万件ほどヒットします)。
You can Google "dating topics" to see how many people in the world are struggling with the topic itself (you'll get about 7.2 million hits).
そして、「話題の枯渇」が引き起こす最悪のケースが「セクハラ、パラハラ」です。
And the worst case of "topic exhaustion" is "sexual harassment and para-harassment.
話題に詰まると、相手の年齢や恋人の有無、出身地、仕事の内容などのネタに転がりんでしまうのは、「お約束」です。
When you get stuck on a topic, it is "routine" to fall back on topics such as the other person's age, whether or not he/she has a girlfriend, where he/she is from, and what he/she does for a living.
食料やエネルギの枯渇が戦争を引き起こすように、話題の枯渇はハラスメントを発生させるのです。
Just as the exhaustion of food and energy causes wars, the exhaustion of topics causes harassment.
私の場合、普段から、ネタを捻り出す練習(このブログとか)をすることで、そのような方面に向かわないように心掛けているつもりですが、上手くコントロールできているかどうかは分かりません。
In my case, I usually try to avoid going in that direction by practicing to come up with stories (like this blog), but I am not sure if I am controlling it well.
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ところが、これはこれで、また、別の問題を発生させるのです。
This, however, creates another problem.
―― 江端が一人がしゃべっている状況の発生
"A case of a situation where Ebata speaks only"
です。
いわば「1000本ノック」のような状況です。
It is a "1,000 knocks" situation, so to speak.
これ、「沈黙」と同程度に悪い状況です。
This, is a situation as bad as "silence".
会話はコミュニケーションですので、キャッチボールのように、会話の回数や時間は、等分でなければなりません。
Since conversation is communication, the number and duration of conversations, like a catch-all, must be equally divided.
その為には、話題のネタは、相手が新しいネタに展開できる程度の量と内容にしなければなりませんが ―― これが、なかなかに難しいのです。
In order to do this, the topics of conversation must be of sufficient quantity and content that the other party can expand on them with new material -- which is quite difficult.
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このような状況を総括すると、
To sum up the situation,
「飲み会に出席しない」「デートをしない」、
"I don't attend drinking parties" or "I don't go on dates"
転じて、
in addition,
「仲間を作らない」「友人を持たない」「恋人を諦め、結婚を人生のスコープ外とする」
"I make and have no friends," "give up on lovers, and take marriage out of the scope of their lives"
というのは ―― これはこれで、なかなか理にかなったな戦略ではないかなぁ、と思うことがあります。
Sometimes I think this is a strategy that makes a lot of sense.
NHKの「四大化計画 世界は3つで語れない」という番組が、(多分番組編成の影響?で)、我が家のHDDレコーダに録画されていました。
NHK's program, "The Four Great Plans: We cannot The World in Three Parts," was recorded on our HDD recorder (probably due to a missed program operation). The program is left on our HDD recorder.
今回が初見でしたが、『超ド級の衝撃映像ぞくぞく!世界のハードワーク特集』は、凄く面白かったです。
It was my first time seeing the program, but "Super Duper Shocking Footage! The World's Hardest Work" was very interesting.
もう定番化決定です。
I have already decided to make it a regular program.
私たちの社会インフラが、どれだけの人の努力によって支えられているかを、再度思い知らされる内容でした。
It was a reminder once again of how much of our social infrastructure is supported by the efforts of so many people.
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I participated in the Hanshin-Awaji Earthquake (January 17, 1995) as a volunteer for only three days, and I have summarized my experiences in this column.
その後、ガス会社に努めていた大学の後輩から、『40日間、現場のプレハブで雑魚寝して、それ以外の時間以外は、泥まみれになりながら、ずっと土を掘って、配管工事をしていた』という、リアルな災害現場の活動を聞かされました。
Later, a junior college student who worked for a gas company told me about real disaster site activities: 'For 40 days, we slept in prefabs on site, and the rest of the time, we were covered in mud, digging in the dirt all the time and working on piping.
それを聞いて、私は、
When I heard the above, and I remembered,
―― 偉そうにコラムなんか書いていた自分が、とてつもなく恥かしくなってきた
"I was incredibly ashamed of myself for writing such a pompous column."
ことを覚えています。
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もちろん、このような羞恥心は大切だと思いますが、それでも、自分の無力さに萎縮してボランティアを取り止めるよりは、ずっと良いのです。
Of course, this sense of shame is essential, but it is still much better than withdrawing from volunteering because your helplessness so deflates you.
Even a tiny contribution is far better than zero. "Good" is "good," even if it is "hypocritical good."
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で、今になって、開き直って考えているんですが、
And now, I'm thinking about reopening it, and I?have a feeling that this is the case,
―― みんな、もっともっと語って、記録を残そうよ
"Let's all talk more and more and keep track!"
という気持ちになっています。
私のような、ちょっとしたボランティアの活動の報告だけでも、役に立つことがある(かもしれない)のです。
Even a small report of a volunteer's activities, such as mine, may (or may not) be helpful.
「その時の状況、その時の気持ちを、その時できる力だけでいいから、できるだけ残そうよ」と思うのです。
I think, "Let's preserve as much as we can of the situation and the feelings we had at the time."
人の記憶は当てになりません。
People's memories are unreliable.
写真や映像は状況を伝えますが、"心"を伝えることは難しいです。
Photographs and videos can convey the situation, but it is difficult to describe the "heart."
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「自分のことを語るのは、恥しい」というのは、当然だと思います。
I think it's fair to say that "it's embarrassing to talk about yourself."
しかし、それでも語り続けることが、誰かの役に立っているかもしれません。
But still, continuing to tell the story may be helpful to someone.
また、「自分の気持ちが上手く表現できない」というのも、分かります。
I also understand that "you cannot express your feelings well.
言語化という作業は、誰にとっても、本当に難しいのです(面倒くさいし、誤解されることもありますし)。
The verbalization task is challenging for everyone (it is annoying and misunderstood).
それでも、『40日間、現場のプレハブで雑魚寝して、それ以外の時間以外は、ずっと土を掘って、配管工事をしていた』が、たとえ個人のメモであったとしても ――
Even if? 'For 40 days, we slept in prefabs on site, and the rest of the time, we were covered in mud, digging in the dirt all the time and working on piping' was just private notes,
その40日分の記録とその公開は、何かの役に立ち、誰かの心を揺さぶるかもしれません。
The record of those 40 days and its publication may be helpful and even touch someone's heart.
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あらためて、『国語の勉強は大切で、そして、特に作文は大切だ』と、今、実感しております。
Once again, I realize now that 'studying Japanese is essential, and writing essays is especially important.
加えて、自分の日記を世間に公開する「ふてぶてしさ」...もとい「度胸」の育成ですね。
In addition, we also need to cultivate the "frumpiness" of publishing my diary to the world.
大丈夫です。
Don't worry.
あなたの(そして私の)メモなんぞ、あなたや私が死んだ後、1年以内に、プロバイダへの料金不払いで、全部削除されますから。
Someone will delete your (and my) notes within a year after you or I die for non-payment of fees to the provider.