0207|09|
2007|09|10|12|
2008|01|02|03|
2009|01|05|08|10|11|12|
2010|01|02|03|04|09|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|05|

2013-07-13 連戦連勝の人生

昔、「アムウェイ」という、マルチ商法の集会に出席させられたことがあるというお話をした記憶があります。

その集会で、私は、

「その商法は、人間の人口が無限大の場合のみに成立する。高々100億人にも至らない地球上の人口ではお話しにならない」

「足し算と引き算ができる人間であれば、殆どの人が損をすることになることは、簡単に分かるはずだ」

と言って、集会の主催者の顔を潰した、というお話もしたように思います。

-----

「ギャンブルに絶対勝つ方法」で検索すると、結構な数ヒットして面白いです。

高校できちんと確率の勉強をしていれば、こんなことを書いて恥をかくこともなかっただろうに、と思います(気の毒とは思いませんが)。

そもそも「胴元」という概念が入っていないのも変ですし、それでも絶対勝てるというのであれば、フェアでない条件(要するに不正)が入っていることです。

どんな複雑な方法であり、それが数式で示すことが困難であったとしても、

「乱数を使ったシミュレーションプログラムを、ちょろっと(数億回くらい)回せば、すぐに分かることです。いま、ここで、お見せしましょうか?」

と、パソコンを取り出すフリをするだけで、大抵、そのような怪しげな人間は追い払えました。

エンジニアやっていて、プログラミングの経験は、こういうことでも役に立っていたんだなぁ、と、ふと、思っています。

-----

「ギャンブルに絶対勝つ方法」は「ギャンブルをやらないことだ」とは、よく言われていることです。

払い戻しが100%を越えるギャンブルは、存在し得ないからです。

ということは、ギャンブルに一度も勝ったことがなく、親父に連れられた12歳の時に入ったパチンコ屋が、最後の「賭場」だったことから鑑みて、

私は「100%ギャンブルに勝ち続けていて、その連勝記録を、今なお更新中である」と言っても、いいんですよね。

―― 書いていて、虚しいですが。


2014-07-13 ―― ちょっとクールじゃないですか?

It is a continuation from yesterday.

で、ここで登場するのが、今、私がお借りしている、

Now I am going to introduce you to

"AktblitzIII", a big data handling software,

です。

I borrow now.

-----

例えば、私が29歳女性の未婚率を60.7%として、29歳女性のオブジェクト(50万個くらい)を乱数を使って生成した場合、そのオブジェクトの未婚、非婚の比率は、6:4くらいになっていなければなりません。

For one case, when I make about 500 thousand object for twenty-nine years women, whose unmarried rate is 60.7%, the ratio of unmarried: married must be around 6:4?

シミュレータの出力値を書き出しておいて、「AktblitzIII」で、ちょいちょいと操作すると、これがたちまちに分かってしまうんですよ。

When I write down the output of the simulator, and read them by "AktblitzIII", I can get the result easily.

先日も、「日本の全女性が未婚になる」という、どえらいバグも、早々に「AktblitzIII」で潰すことができました。

The other day, though I made the heavy bug, "all Japanese women become single", I could delete it hurriedly.

これから、ビッグデータだけではなく、こうした大量のオブジェクトを取り扱うシミュレータのバグを見つけるのにも、こういうツールが役に立つようになると思うのです。

Now, I think that these tools become more useful for not only data handling but also debug of simulator and others.

-----

まあ、ここで私が何をしているかというと「宣伝」です。

Well, what I am doing today's diary, is an advertisement.

はっきり言えば「回し者」です。

"It is a secret agent" if I say clearly.

このシリーズの執筆の為に、便利なツールを、無償で貸して貰っているので、少しくらいは拡販に協力しないとなー、と思いまして。

For this series, I borrow this convenient tool free of charge, I hope I cooperate with enlargement of sale a little.

それに、本当に凄いんですよ、このツール。

In addition, it is really great isn't it?

数百億のオーダのデータ処理が、スパコンではなく、パソコンでできるようになってきています。

Tens of billions data handling comes to be possible with not a super computer, but a PC.

政府の経済予測、政策、防衛問題に対して、数値を使って、ガチンコ対決できる可能性が出てきたのです。

We become to be able to fight against the government policy, economic, and defense by numerical value.

-----

政府おかかえのテクノクラート達に対して、

Against technocrats of government,

自宅のパソコンだけを武器とした「たった一人の反乱」って、

"Only one revolt" with only a home PC as a weapon,

―― ちょっとクールじゃないですか?

is cool isn't it?


2015-07-13 週末は、そのLinuxシステム丸ごとのクローンを作っていました。

最近、「Linuxのデスクトップ環境を使い始めている」という話をさせて頂いています。

Recently, I often write about a new desktop environment by Linux OS in my diary.

今も、少しずつ環境を整えつつあります。

Now I am developing the environment little by little.

その一方で、私は、過去において、両手を軽く越える数のシステムを破壊してきましたので、システム全体をバックアップすることに関しては、病的といっても良いです。

On the other hand I have already destroyed more than ten systems since then, so I have a nervous disposition about system backup.

なので、この週末は、そのLinuxシステム丸ごとのクローンを作っていました。

Therefor I have made a clone of the whole original Linux system last weekend.

-----

ところが、このクローン作成を試みている最中に、マスタ側にディスクエラーが発生して、処理を進めることができませんでした。

But I could not continue the task because the disk errors happened in the master disk.

そこで、エラースキップをするようにしたら、山程のエラーの表示が出てきましたが、それでも、今朝、処理の完了を確認し、クローンの方のシステムも立ち上がることを確認しました。

So I tried to skip the errors, but I found a lot of error messages on the display.

これがどういうことかというと、

This means,

—— マスタシステムに(システムクラッシュの)爆弾が仕込まれていて、そのクローンにも爆弾が仕込まれている

"The Mater system has a big bomb that is going to crash the system itself, and the clone system also have the bomb.

ということです。

-----

このような場合は、私は「『爆弾を含んだシステム』を使い続ける」こととしています。

In this case, I suppose to continue using the system including the bomb.

なぜなら、その爆弾を取り除こうとすると、大抵の場合、その爆弾以外の原因で、システムをクラッシュさせることになるからです。

Because when I try to remove the bomb, I always crash the system on the ground of other reasons except for the bomb.

仮にクラッシュしたとしても、クローンの方に切り替えて使い続けます。

Even if it is crashed, I am going to start using the clone system.

「問題は、問題になるまで、問題にならない」です。

It is said that "a problem does not have the problem until it becomes the problem"

-----

うん、全く本質的な問題解決になっていないんですけどね。

Yes. I know well that this is not any fundamental solution.

所詮は、私の個人のパソコンシステムの話ですから。

After all, this is the story about my personal computer.


2016-07-13 ただ、このような改竄は、稚拙すぎます。

最近、計測データの改竄事件が、世間を騒がせています。

These days, the affairs of tampering of measurement data are making a sensation.

自動車の燃費、排気ガスの成分などが多いようです。

The data are, "rate of fuel consumption", "nitrogen dioxide contained in automobile exhausts", for example.

この「改竄事件」については、「ソフトウェアによる改竄」というフレーズが出てきます。

We hear the phrase "tampering by software" in these affairs.

これ、非常に重要な意味を持っています。

To tell you the truth, this phrase is very important to understand these affairs.

-----

データの改竄そのものは、多分、そんなに難しくありません。

Making "tampering of measurement data" is not difficult indeed.

例えば、実測データ(基準値を満たさないデータ)から、一律で値を引き算(または足し算)をすれば足ります。

It is enough to add or subtract a certain value to the measured data(that fails to meet the standard), for example.

私なら、この引き算する値に、乱数をかけ算して、データにバラツキを与える程度は付け加えるでしょう。

For me, I will add a process to multiple the vales to random digits

-----

ただ、このような改竄は、稚拙すぎます。

However, such tampering is too childish.

なぜなら、そのような単純な引き算を行った場合、他のデータ(例えば、エンジンン回転数とか、燃料混合比)の開示命令を受けたら、簡単にバレてしまう可能性があるからです。

Because there is a possibility of easily discovered, just performing such a simple subtraction. when the disclosure instructions of other data (for example, engine emissions rotational speed, fuel mixture ratio) received.

特に、動特性(アイドリングから、いきなりアクセルを踏み込むような状態)の時系列データを見れば、この矛盾は、さらにはっきりっとしてきます。

In particular, when watching the time-series data of dynamic characteristic (for example, from idling to acceleration suddenly), some engineers can find this discrepancy easily.

つまり、あるデータを改竄する為には、他の部分のデータも合理的に説明できるように、全てをバランスよく改竄しなければならないのです。

In order to tamper with specified data, You need to tamper with all data including other parts, well-balanced.

ところが、このような統一性を保持するデータ群を作り出すのは、驚異的に難しい。

However, it is surprisingly difficult to create a group of data that holds such uniformity.

物理学に則った自動車の物理的な動特性を全て勘案して、データの改竄を試みることは、人間の頭脳だけでは無理です。

I think it is impossible for only the human brain to make tampering data, in consideration of all the physical dynamics of the motor vehicle.

-----

ですから、本当に「美しい」改竄データを作り出したいのであれば、コンピュータの中に、一台、自動車を作るのがてっとり早い。

In order to create "beautiful" tampering data, it is quicker to make a car in a computer.

―― 仮想自動車

It is a "virtual car".

です。

(続く)

(To be continued)


2017-07-13 ―― 私を除いて

本日は、コラムがリリースされた日なので、日記はお休みです。

Today, new my column is released, so I take a day off.

Let's turn the world by "Number" : Work style reform(1) "

Boss's going home is the strongest 'method to reduce overtime work' from the annoying section about 'working style reform'"

-----

新テーマ「『働き方改革』を数字で回してみよう(適当)」が始まりました。

The new theme has started, whose title is "Let's turn "Work style reform" by "Number".

このシリーズについては、別途の新シリーズとして始めるという話もあったのですが、いつもの通り「数字に語らせる」というやり方で進めていきたいと思っています

A staff said "how about starting a new series", however we decided to the concept of "Numbers talks" as usual.

それにしても、このシリーズ「世界を「数字」で回してみよう」は、すでに41回目になります。

Anyway, this series "Let's Turn the World with Numbers" has already been the 41st time.

そして、これまで、私の文章構成に文句を言ってきた人(例:『こんなダラダラ文章を書く人に働き方改革を語らせてはイカンと思う』等)は、沢山いましたが、

And, until now, there were a lot of people who complained about my writing composition.(Example: "I think that it is not good to let this person write about "work style reform")

私の計算結果やシミュレーション結果に、正面切って喧嘩を売ってきた人は、ただの一人もいません。

However, there is no one alone who has faced fighting against my calculation and simulation results.

正確に言うと「いた」のですが、完全にトンデモ理屈(例:グラフの読み方を勘違いしている、標準偏差とか分散の意味が分かっていない、等)で、反論ポイントが見つけられず、放置したことは何度かあります。

To be exact, there are several times I found the persons, however they had a completely crazy theory and I let them alone(eg, they seemed to misunderstand how to read the graph, meaning of standard deviation or dispersion)

しかし、これは「良くない」ことです。

But this is "not good".

特に権力側(国家とか企業とか)の報告書には、数字を使って ―― どうせ、国民には分からないだろう ―― と、高をくくって、その場を乗り切ろうとするものがあります(古くは、御用学者が作成した、公害裁判に提出された報告書など(公害の被害を軽く見積る計算やグラフ等))。

Especially in the report of the power side (national or enterprise), they seemed to think that "anyway, one in the lower rank can not understand the numbers" in order to survive the spot(In the old days, a report submitted to a pollution trial, by a scholar of science (calculation, graph, etc mildly estimating the damage of pollution)).

「数字を使っている時点で、もうこいつには、『後ろめたい』ところがあるんだ」 ―― と、この程度の気持ちで、厳しくチェックするようにしましょう

Let's check it strictly with this feeling with "this guy must feel guilty when using numbers"

―― 私を除いて

"except me"

-----

ありがたいことに、私には、私の著作の熱心なファンの方がいるのですが、

Thankfully, I have an enthusiastic fan of my writing;

それでも、15年も前のことを、

Nevertheless, this was a thing of 15 years ago,

「そんな、米国式のビジネススタイルでたたき上げられた江端さんが、出国前の江端さんに戻るのに、ふた月もかかりませんでした」

"It took less than two months, Mr.Ebata, who was set with American style business style, returned to Mr. Ebata before leaving Japan, ."

と、私の一挙手一投足を、冷静に観察していた後輩がいたという事実に、ちょっとビックリしました。

I was surprised at the fact that there were juniors who were observing calmly every single I had made.


2018-07-13 長女:「さっきから、パパの偉そうな物言いに、本気でムカムカしていたからさぁ。いやーすっきりした! ありがとう、<次女>! これで、気分よく眠れるわぁ」

(昨日の続きです)

(Continuation from yesterday)

―― という話を、娘たちに語っていた時、長女は、ソファーに転がりながら、明らかに不愉快な表情をし、次女は、私に語り始めました。

When telling the story to the girls, the senior daughter(SD) rolled on the sofa with unpleasant expression apparently, and the junior daughter(JD) began to speak to me.

次女:「パパ。学生に対して、その要求はちょっと高すぎるんじゃない?」

JD:"Daddy, is not that a bit too hight for a student?"

江端:「そうは思わない。プレゼンテーションとは、『自分の考えを、できるかぎり、正確に、詳細に他人に伝える』ことが目的とするものだから」

Ebata:"I do not think so, because the purpose of presenting is to" tell others about my thoughts as accurately as possible"

次女:「まあ、それはそうだけど・・、」

JD:"Well, that's right, but ..."

江端:「発表資料に書いていることを読み上げるだけなら、学会の会場に集る必要なんかないだろう。資料を読めば、それで済むんだから」

Ebata: "If they just read what you have written in the presentation materials, we don't have to gather at the conference venue. If we read the material, that is enough"

次女:「うーん・・・」

JD:"Well ..."

江端:「パパは、プレゼンテーションというのは、『一人芝居』だと思っていんだよ。わずかな時間の間に、笑いや感動を込めて、自分の主張を分ってもらう場だと思っているんだ」

Ebata: "I think that presentation is like a "one-theatrical performance". It's a place and time to explain my idea to others with laughter and emotions in a few hours."

次女:「まあ、それは分からなくはないけど、この前も、大学の学部紹介で、下を向いて、小さい声で原稿を読み上げるだけの大人(大学教授?)には、心底ウンザリしたからね」

JD: "Well, I understand it. The other day, when I have to hear the presentation of university professor with reading paper and small voice, he really annoyed me.

江端:「な、そうだろう」

Ebata: "Well, I guess so."

次女:「少なくとも『あの学科だけは行きたくない』という気持ちになった」

JD:"I decided not to go the college faculty at least"

江端:「だから、演出以前に、セリフもろくに言えない『一人芝居』なんて ―― はっきりいって『聴講者に苦痛だけを与える暴力』だと思っている」

Ebata: "Therefore, I think that "one-theatrical performance" is "violence that gives audience a pain only", if the performer can not be briefly spoken before the performance"

-----

次女:「なるほど。パパの言い分は分かった。ところで、パパは、学生のころ『国際学会』で『英語』で発表したことあるの?」

JD: "I see, I understood the claim of you ... By the way, did you have a presentation in English at the International Conference" when you were a student? "

江端:「はい?」

Ebata:"Yes?"

次女:「いや、『はい?』じゃないよ。そこまで言い切るパパは、学生の頃から、国際学会で、さぞかし見事な『一人芝居』を成してとげてきたんだよね?」

JD:"What did you say? Did you make a splendid "one-theatrical performance" when you were a college student because you are criticizing them ?

江端:「いや、パパが発表してきたは、オフィシャルランゲージが日本語の国内発表だけだったな。学生の頃、パパが研究チーム立ち上げたところで、国際学会へのコネクションとかも全然なかったし・・・」

Ebata: "No, I had just attended a domestic conference with Japanese only. As a student, I launched a research team,and there was no connection to the international conference at all.

次女:「では、こう質問しようか。『パパは、もし条件さえ揃ってれば、国際学会でパパの言う理想のプレゼンテーションを成し遂げれた』と言い切れる?」

JD:"Let me change the question. "Dad, if you had even the conditions, could you have achieved the ideal presentation at the international conference?"

江端:「えーっと、それは、ぶっちゃけ無理だったな。パパの学生時代の英語、今以上に壊滅的だったし・・・」

Ebata: "Well, it was impossible for me, my English proficiency at the college, was more devastating than now ..."

次女:「では、もう一つ質問。『パパは、もし条件さえ揃ってれば、単独で、国際学会にエントリするだけの勇気があった』と言い切れる?」

JD: And another question. "Dad, if you had even the conditions, could you have entered an international conference?"

江端:「ないな。うん、ない。当時のパパには、英語で発表するという発想は1mmもなかったと思う」

Ebata: "No way. Well it was impossible. I think that there was absolutely no idea of presentation in English at that time. "

次女:「じゃあさあ、今回、パパの批判している学生は、『パパよりも遙かに気概もある、知的レベルの高い学生』と言えるんじゃないの」

JD:"Well, Do the students, you criticize, have "more high intelligence with spirits that you at the time ?"

江端:「・・・認める。彼らは、当時のパパより有能で、そのうえ立派だ」

Ebata: "Well... I admit. they are more competent and spiritual than me at the time, ."

-----

その時、長女が、突然、雄叫びを上げました!

At that time, the SD suddenly raised a shout!

長女:「よっしゃー!! 良く言った、<次女>!! ああ、すっきりしたぁーーーー!」

SD:"Good job! !!. Oh, I feel better!!"

江端:「ど、どうした?」

Ebata:"What's happened?

長女:「さっきから、パパの偉そうな物言いに、本気でムカムカしていたからさぁ。いやーすっきりした! ありがとう、<次女>! これで、気分よく眠れるわぁ」

SD:"From a little while ago, I was seriously screaming about what you looked like to be great. Well I was cleared! Thank you, !! I will feel comfortable sleeping. "

と言いながら、長女は、私の目の前を颯爽と通り過ぎて、二階の自分の部屋に消えていきました。

While saying that, the SD passed by in front of me and disappeared in her room on the second floor.


2019-07-13 この延長で考えると、仮に「汎用量子コンピュータ」の運用が開始されたとしても、知性の発生は見込めないでしょう。

最近、老眼の進行が早くて、本当に困っています。

Recently, the progress of presbyopia is so fast and I am really in trouble.

本が読めないのは仕方がないとして、パソコンの画面すらボヤけて見えることには、心底に困っています。

It cannot be helped that I cannot read books, but I am really in trouble that I cannot clearly see even the screen of the computer.

パソコンは、もはや、私の体の一部 ―― というか半分といっても過言ではありません。

It is no exaggeration to say that personal computers are no longer part, moreover half of my body.

情報を入手して、各種の思考(計算)を行わせて、自分の意見や、自分のコンテンツ(文章や計算結果)、そして、自分で作った絵や音楽を出力する装置です。

PC is a device, to get information, let me do various thoughts (calculations), and outputs my own opinion, my own content (text and calculation results), and my own pictures and music.

そして、パソコンと私は、ほぼ100%、「視覚」という情報のみで繋っています。

And PC and I, almost 100%, is connected only with the information "vision".

私は、世の中に怖いものが沢山ありますが、その中でも、視覚情報を失うということは、本当に怖いのです。

I have a lot of scary things in the world. Among them, it is really scary to lose visual information.

-----

今、世界中で「人工知能」なる、理解不能な概念が流行っています。

Now, the unintelligible concept of "artificial intelligence" is spreading around the world.

私は、2年間の連載中、ずっと言い続けてきましたが、現在のコンピュータアーキテチャ(ノイマン型)からは、知性を産み出すことはできません。

I have continued to say all the time during the two-year series, that "the present computer architecture (Neumann type) can not produce intelligence".

In fact, with an increase of 4700 trillion times in computing power, we can not confirm any intelligence.

この延長で考えると、仮に「汎用量子コンピュータ」の運用が開始されたとしても、知性の発生は見込めないでしょう。

In this extension, even if the operation of the “general purpose quantum computer” is started, the birth of intelligence will not be expected.

-----

私は、可能性があるとすれば、「バイオ(生体)コンピュータ」という新しい分野だと、思います。

I think that it is a new field called "bio (living body) computer" if there is a possibility.

ところが、この「バイオコンピュータ」は、新技術である上に、山ほど倫理上の問題にぶち当たると思います。

However, this is a new technology, and in addition, I am afraid that this "biocomputer" will face a great deal of ethical issues.

ですので、ダイレクトに「バイオコンピュータ」を開発するのではなく、

So instead of developing a "biocomputer" directly,

先ずは、脳と直結可能な人工知覚デバイス ――

First, an artificial sensory device that can be connected directly to our brain,

人工眼球、人工耳、人工声帯、人工舌

Artificial eye, artificial ear, artificial vocal cord, artificial tongue

の開発から着手すれば良いと思います。

should be the first target.

これなら、倫理上の問題もありません。

There is no ethical problem with this technology.

もし、これらのデバイス開発が批判されたとしても、車椅子も、補聴器も、眼鏡も批判対象とされなければなりません。バランスが取れないからです。

Even if these device developments are criticized, they should criticize wheelchairs, hearing aids and glasses. It is because they can not get balance.

-----

私の目が使いものにならなくなる前に、是非とも、人工眼球の開発をお願いしたいのです。

I would like to ask you to develop an artificial eyeball before my eyes become useless.

というか、先ずは、私が考えてみるべきですね ―― 「隗より始めよ」です。

First of all, I should think about it. That is "Whoever suggest should start."


2020-07-13 とすれば、議員は、別に国会で「日本語」でしゃべらなくてもいいわけです。

国会議員には、自分の発言に対しても、責任を持たなくてもいい、という権利(刑事罰、民事罰の対象外)が保証されています(憲法第51条)。

Members of Parliament have the right to not have to be held accountable for what they say (criminal and civil penalties ) is guaranteed (Article 51 of the Constitution).

我が国の最高ランクの意志決定の為の会議「国会」(正確にいうと、法律を制定する為の会議です)は、野次が酷いことで有名です。

Our nation's highest-ranking decision-making council, the "Diet" (or more accurately, the council that makes laws), is notorious for its horrible field trips.

特にセクハラ関係が酷いのはご存知の通りですが、技術者としての私から見た場合、技術に対する誤解(「歴史認識」ならぬ「技術認識」が酷いと思うことがあります。

As you know, the sexual harassment relationship is particularly bad. From my point of view as an engineer, I sometimes think that the misunderstanding of technology (not "historical perception" but "technological perception") is terrible.

とは言え、憲法第51条は、とても大切な決まりであるとは思います。

Nevertheless, I think Article 51 of the Constitution is a very important rule.

-----

ちょっと調べてみただけですが、国会におけるオフィシャルランゲージ(公用言語)の規定は、見つけられませんでした。

I did some research and it seems that there is no provision for official language in parliament.

とすれば、議員は、別に国会で「日本語」でしゃべらなくてもいいわけです。

If this is the case, then members of the Diet do not have to speak "Japanese" in the Diet.

どの国の言葉でも構わないのです。

It doesn't matter what language you speak.

とは言え、日本語でなければ、「我が国」の「義務教育」に取り入れられて、最低6年間、最長12年間は学んできた言語であれば、社会通念からいって、その言葉の使用を許されても良いと思います。

Nevertheless, if it's not Japanese, if it's a language that has been adopted into the "compulsory education" of "our country" and has been studied for at least 6 years and up to 12 years, then from a socially accepted perspective, I think it's okay to be allowed to use that language.

ならば、議長権限で、

Then, by the Chairman's authority,

「ただいまから、言語を、日本語から英語に変更します」

"Right now, I'm going to change the language from Japanese to English"

と宣言できるのではないか、と思っています。

I think they can declare that.

少なくとも、これを違法とする法律もないように思えます。

At the very least, there doesn't seem to be any law that makes this illegal.

How about if the yapping is so bad that the Speaker can declare a change in the official language, when the decency of the parliament has deteriorated.

この決まり一つあれば、―― 仮に、その宣言を発動しなくても ―― 野次っている人の野次が激減すると思うのです。

I think that this one rule - even if we don't invoke that declaration - would drastically reduce the number of people yapping in the field.

野次っている人が、いきなり沈黙すれば、そのその人自体も恥しいはずですから。

Because if the person who is yapping is suddenly silent, he or she should be ashamed of themselves.

-----

憲法第51条を遵守し、国会の品位を維持し、しかも、日本人の英語教育への強い動機付けにもなる。

Article 51 of the Constitution shall be observed. The dignity of Parliament would be kept. Moreover, a strong incentive for the Japanese to teach English would be provided.

是非、検討して頂きたくお願い申し上げます。

I would like to ask you to consider this.


2021-07-13 「勉強しているのに頭が悪い人」 ―― という記事の題目を見ただけで、ムカついています。

「勉強しているのに頭が悪い人」 ―― という記事の題目を見ただけで、ムカついています。

Just looking at the title of the article -- "People who study hard but are dumb" -- makes me angry.

------

そもそも「頭が悪い」って、どういうことだろう ―― と自分の日記を見直してみると、私も、山のように「頭が悪い」という言葉を使っていました。

I wondered what it meant to be "dumb" in the first place -- and reviewed my diary. I also had used the word "dumb" many times.

私の場合、『思想なき反社会的活動をかっこいいと信じている奴』とか『観念的で不合理な主張を繰返す奴』とか、『他人に愛国心を押しつける奴』などの人間を、一律に「頭が悪い」と言っているようです。

In my case, I seem to be uniformly calling people 'dumb', who 'believe that anti-social activities with thinking as cool', 'repeat idealistic and irrational claims', or 'force patriotism on others'

私の使う「頭が悪い」は、勉強している/していないということとは無関係に、『まともなコミュニケーションができない人間』ということで、一応、説明できるようです。

My use of "dumb" seems to be explained in a manner of speaking as "a person who is unable to communicate properly," irrespective of whether or not they have studied.

-----

比して、「勉強しているのに頭が悪い人」 というフレーズで使われている「頭が悪い」は、「成果が出せない」と言う意味で使われているようです。

In contrast, "dumb" in the phrase "people who study hard but are dumb" seems to be used to mean "unable to produce results.

そういう意味であれば、「勉強しているのに頭が悪い人」とは、ズバリ私のことです。

If that's what they mean, then "people who study hard but are dumb" is exactly what I am.

だから、私は、ムカついている ―― ようです。

So I guess that the phrase has made me angry.

------

私は、本当に、本当に、本当に「勉強しているのに頭が悪い」です。

I'm really, really, really one of "people who study hard but are dumb".

特に、英語とか、法律とか、仕事については、おそらく、びっくりするほどの時間、勉強し続けてきたと思いますが、本当に「成果(成績とか、金とか、地位)に結びついていません。

Especially in English, law, and work, I've probably been studying for an astonishing amount of time, but I haven't really seen any "results" (grades, money, status).

そして、長い月日を経て、私は、ようやく「勉強しているのに頭が悪い自分」を、ハッキリと認め(諦め)ました。

After a long period of time, I finally admitted (or gave up) that I was dumb even though I was studying hard.

つまり、私は『成果を得るための手段としての勉強』を諦めたのです。

In other words, I gave up "studying as a means to an end".

-----

じゃあ、どうしたか、というと ―― 格好つけて言うのであれば、

So, if you're asking me what I did... -- If I may be so bold as to say, I changed my policy of

『勉強そのものを楽しむ』

"Enjoy the study itself"

に、変更したんです。

簡単に言えば、『"成果"という概念のない勉強』への切り替えです。

To put it simply, it's a switch to studying without the concept of "results".

それは、受験とか資格試験とかとは異なり、勉強の方向(偏向)や、勉強にかける時間を、私の『裁量』のみで決定する勉強です。

Unlike examinations or qualifications, it is a study where the direction (bias) of the study and the time spent on the study are determined solely by my "discretion".

-----

In the same way that "those who are not loved by English will never be loved no matter what they do.

『勉強しているのに頭が悪い人』は、これからも、ずっと、死ぬまで「頭が悪い」ままです。

If you're not smart enough to study, you're not going to be smart enough until you die.

無駄な努力は止めませんか? ―― 私は、止めましたよ。

Why don't you stop wasting your efforts? -- I have stopped it.

-----

きっと、「勉強をして頭のいい人」には、私には見えないような「素晴しい世界」が見えているのでしょう。

I'm sure that those who study hard and are smart can see a wonderful world that I cannot.

比して、「勉強しているのに頭が悪い私」は、物事を俯瞰して眺めることができず、それ故、社会の問題点にぶつかり続けて、そのことに文句を言い続けるコラムを書き続けています。

In comparison, "I, who study hard but am dumb," cannot see things from a bird's eye view, and hence I keep writing columns where I keep running into problems in society and keep complaining about them.

あるいは、週末に、5000円程度のオンボードコンピュータに、あるいは月額500円のクラウドサーバに、チンケなITシステムを、苦労して、搭載し、その小さな完成に喜んででいます。

Or, on the weekend, I painstakingly put a crappy IT system on a $5,000 on-board computer, or on a $500/month cloud server, and I can feel happy with that little piece of success.

こんな、「勉強しているのに頭が悪い私」の見苦しい日々は、私の死ぬその日まで続くでしょうが ――

Though these not-so-beautiful days of "I study hard but I'm dumb" will continue until the day I die,

私は、それでいいです。

I'm fine with that.


2022-07-13 『ええ、毎日、目が眩むほど幸せです。あなたは違うのですか?』と、気の毒そうな顔をして相手を見てやれば、大体、呆然として立ちすくんでいました。

さて、昨日の「統一教会」ですが、私が学生の頃のキャンパスでは「原理(げんり)」または「原理研(げんりけん)」と呼ばれていました(今は、CARPと称しているようです)。

About the "Unification Church" of yesterday's diary, they were called "Genri" or "Genri-Ken" in the college campus. (Now they seem to call them "CARP")

この2つの関係については、各論あるようですが、私にとって両方とも同じ"カルト"です。

There seems to be several arguments about the relationship between them, however, I think that they are both "cult".

これまで、この認識を変える必要を感じたことは、一度もありません(すっかり、忘れてはいましたが)。

I have not felt the necessary to change my recognition at all (though I have forgotten them for a long time).

-----

Kyoto has been a sort of college town, so there were a lot of swarming "Genri" around the town.

やつらは、なれなれしく話かけてきて、大体、切り口は、いつも同じ、

They talked to me in an over-familiar manner, and the start of talking was always

『あなたは、今、幸せですか』

"Are you happy now?"

でした。

ただ、私も、『普通の学生』と言い切れない身の上でしたので、この手の奴等をあしらうことは、造作もないことでした。

On the other hand, I didn't think that "I am an normal student". So it was easy to handle these guys.

「怒号のやりとり」くらい、普通にできなければ、自治寮では生活できません。

"Angry shouts" in the public streets, was a piece of cake for a student who was living in a self-governed dormitory.

―― で、実際に、往来で怒鳴り返してくることのできる学生(私)に、驚いていたようですが。

They seemed to be surprised at a student who could counter-attack with angry shouts in public space.

-----

で、そのうち、私も面倒になってきて、

After those days, I felt to be annoyed by them. So I changed the strategy.

『あなたは、今、幸せですか』

"Are you happy now?"

『ええ、毎日、目が眩むほど幸せです。あなたは違うのですか?』

"Of course, Yes, I am dazzlingly happy every day. Are you not?"

と、気の毒そうな顔をして相手を見てやれば、大体、呆然として立ちすくんでいました。

with looking at them with a concerned expression. Mostly they stood there stunned.

覚えている限り、勝率100%でした。

As far as I remember, the win rate was 100%.

-----

ふと、今思い出したのですが ――

Suddenly, I remember now--

下宿に入り込んできたカルトグループに対して、下宿の中に「部外者は出ていけ!」というビラを数十枚張りまくって、排除を始めたことがあります。

I once started to eliminate a cult group that had entered my boarding house by putting up dozens of flyers "Outsiders, get out!

さらに、部屋にやって来た奴と、下宿の全員に聞こえるように、夜中の2時頃に1時間近く、怒号の応酬を行い続けたこともあります。

In addition, I was loud shouting match with a guy who came to my room for nearly one hour around 2:00 AM, to make the group members keep hearing the rage contents.

私は、下宿から全員を追い出すまで、攻撃の手を緩めませんでした。

I did not relent in my attack until I had removed everyone from the boarding house.

今思えば、やつらは「原理」ではなく「オウム」だったような気がします(そんな服装していた)。

Looking back, I think they were "Ome" not "Genri" (they were dressed like that).

-----

この時の成功体験が、

I think that the successes of this time, became a method of mine, like

―― 何かの問題が発生した場合は、「鎮火」ではなく「炎上」に持ち込む

"If something goes wrong, make it to 'flame-out' instead of 'extinguish'"

という、私のメソッドとして確立したような気がします。

-----

大学のカルトサークルについては、

As for college cult circles,

the Episode 5 of "Shijohan Shinwa Taikei" is also a good reference (jump to YouTube).


2023-07-13 ―― しょぼい表現者であったおかげで、私は、SNSなんぞに命をかける必要がない

著名な芸能人の方が自殺された、というニュースを見ました。

I saw on the news that a prominent celebrity had committed suicide.

どうやら原因の一つには、SNSによる誹謗中傷があったようです(が、現時点では、確信できるニュースソースはないようです)。

One of the causes was slander via social networking sites (but no news source seems to be certain at this time).

芸能人を含めて『表現者』と言われる人々にとって、SNSは不可欠なツールなのかもしれません。

Social networking may be indispensable for those considered "expressionists," including entertainers.

仕方なくSNSを使っている表現者の方もいるかもしれません(というか、所属事務所から業務命令されたら、逆らえないでしょう)。

Some expressionists may have no choice but to use social networking sites (or perhaps they would not be able to disobey if their office gave them a work order).

-----

I guess I am what you call a "little guy" who can write a column with this kind of content.

それでも、

However,

―― しょぼい表現者であったおかげで、私は、SNSなんぞに命をかける必要がない

"Thanks to being a small-time expressionist, I don't have to put my life on the line for social networking sites."

という、幸運を実感しています。

So, I feel fortunate.